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6月6日:消える太陽黒点

2016年06月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは何を意味するのだろう? 11年ごとに太陽黒点の数が増減する太陽活動周期(solar cycle)は振り子のようである。しかし今日の空白の太陽は太陽極小(Solar Minimum)でなく一時的である。太陽の可視光線の表面の下で、太陽の発電機(dynamo)は、未だ新しい太陽黒点を作るための磁気の塊を大量に生産している。現在の太陽活動周期は終わっていない。 予報官達は次の太陽極小は2019~2020年と考えている。太陽極小は多くの興味深い変化をもたらす。例えば、太陽の極紫外線の出力が減少し、地球の超高層大気は冷えて崩れる。このことは地球の周りに宇宙のゴミを貯め、太陽圏は縮み、星間宇宙を地球の方向に引き付ける。銀河の宇宙線は相対的に容易に内部太陽系を透過する。事実、宇宙線の波は既に進行中である。

<出典>:  SpaceWeather.com News」 -- 2016.06.04

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