ハッブル宇宙望遠鏡でとられたイメージで青で示された手前の銀河が巨大な重力レンズのように働き、背景の銀河からの光を引きつけ、アタカマ大ミリメートルアレイ(ALMA)によって電波でとられたイメージに見るように、その周りに赤で示されている。この並びは、アインシュタインリングとして知られる構成、遠い銀河が手前の銀河の周りのリングに正確に歪められている。重力レンズの歪曲の詳細分析では小さな暗い衛星銀河が歪みに加わっていることを示している。その小さな銀河は左側に小さな白い点で表されている。僅かな大きさに見えるが、このアインシュタインリングは、実際には差渡し何万光年である。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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