25年前の1991年4月7日、NASAは、高エネルギーの空について我々の知識を変革した天文衛星コンプトンガンマ線観測衛星(Compton Gamma Ray Observatory)を打上げた。その9年の寿命の間に、コンプトンは、最もエネルギーに満ちたガンマ線での初めての全天の調査を行い、何百もの新しい源を発見し、予想外にダイナミックな多様な宇宙を明らかにした。スペースシャトルアトランティスの後方のフライトデッキの窓から1991年4月7日にとられたこのイメージでは、コンプトンガンマ線観測衛星が、シャトルの遠隔操作システムによって解放されている。天文台には、ガンマ線実験装置(下、Energetic Gamma Ray Experiment)、コンプトン画像望遠鏡(COMPTEL、中央、Imaging Compton Telescope)、シンチレーション分光計実験(OSSE、上、Oriented Scintillation Spectrometer Experiment)装置、爆発と一時的源実験装置(BATSE、4隅、Burst and Transient Source Experiment)、の四つの機器が見える。
<出典>: 「NASA History」
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