またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

梅酒のお味見 久米仙&米焼酎あやめ

2008-05-13 | 果実酢・果実酒・梅仕事
ついに私の近所のスーパーにも
果実酒コーナーが登場した。

手持ちの果実酒を全てあらため、
買い足す瓶の容量と数を割り出さねば。

今日は2年前に漬けた久米島の久米仙と
昨年漬けた米焼酎あやめのチェックをする。

以前、久米仙のお味見をしたときの記事→こちら
あやめを漬けたときの記事→こちら



左:久米仙 35度
右:久米仙 43度

久米仙 3年古酒43度

35度のものより色が濃い。
くはっ。
これをストレートで飲むことはあまりないと思うが
さすが43度はアルコールがきついな。

すっきりとして甘すぎず、
酸味も以前に比べてずいぶん丸くなった。

後味の中でかすかに、梅の種の核の味がする。
梅干の天神さまを食べたときのあの味だ。

このままだと薬効臭さがでてきてしまいそうなので
これは完成として実をひきあげることにしよう。


久米仙 3年古酒35度

43度のあとだけに軽く感じる。
柔らかい味わいで、酸味もそうきつくない。
常温ストレートですいーっと入っていく。
これももう完成でいいかも。


久米仙は2つとも実をひきあげて
それぞれ2Lの瓶に移し変えた。


米焼酎あやめ35度。

昨年作ったきりクローゼットに仕舞いこんであり、
ある程度砂糖が溶けるまで揺すってはいたが、
その後ずっと手付かずのまま今に至る。

あやめに限らず、昨年漬けた酒は色が濃いものが多い。
紅をさした梅の実がいくつか混じっていたからかな。

純米酒で漬けた梅酒が美味しかったので、
吟醸香を持つ米焼酎でも試したわけだが、
これがなかなか面白い味わいだ。

焼酎特有のドライさや、かっとくる刺激が控えめで、
まず酸味、次に米のまるみや甘みを感じさせる。

とはいえ焼酎なので、純米酒で漬けたものよりは
やはり後味すっきりドライではあるけれど。

うまいです!

同じ1年もののホワイトリカーベースの
梅酒より、格段に飲みやすいな。
純米梅酒と違って冷蔵保管しなくていいのもよい。

*

A4の紙にベースの酒の種類と量、梅の量、
砂糖の種類と量、必要な容器の大きさなどを
せっせと手書きして、今年の梅計画を立てている。

自分でも何がなんだかわからなくなりつつ…。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぽるた)
2008-05-14 20:00:54
>後味の中でかすかに、梅の種の核の味
さすがですね~プルコさんの研ぎ澄まされた味覚

そっか、梅酒って完成させなくてはならないもんなんですね
私はせいぜい一瓶か二瓶しか漬けないので、翌年飲みきってしまう量。
梅を引揚げる作業って、一度もやったことがなかったです。

ともあれ三種の出来がいいみたいでホッとされたことでしょう。
特に米焼酎のは完成度が高そうですね




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Unknown (もにもに)
2008-05-14 22:59:18
梅の種類や状態、お酒の種類やアルコール度・・・
どれが違っても、違う出来になるんですね~。
飲み比べも出来ない私ですが、手間をかけて作ったお酒で、
うまい肴をつまむ・・・贅沢なひとときだと思います♪
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Unknown (こうめ)
2008-05-15 11:12:19
果実酒コーナーを見るとドキドキしますね~!
しかしながら色々な種類のお酒で漬けた梅酒、どれもクリアで美しい仕上がり!
それに前から思っていましたが、グラスがとても素敵です。ここらにセンスの差が出るっ(笑)

私も現在紙に色々と書きながら更に混乱しています。
夜、夫がそれを見つけて「うああ、そんな季節か…」とつぶやいておりましたっけ(負けない!)
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ぽるたさん (プルコ)
2008-05-15 23:13:34
ありがとうございます。
これは同じ条件で漬けて、度数だけ違うものを飲み比べたので
これは天神さまの味っ というのがわかったのだと思います。
たぶん単体で飲んでいたら、ん、こんなもんかな?と。

梅酒、調子にのってあれこれ漬け込んだはいいが
保管場所も確保せねばならず…。
梅をひきあげて液体だけにしますと、それまでの4L瓶から
2L瓶に入りきるので、かなりコンパクトになりまする。

米焼酎ベースが私の好みにハマってうれしいです。
今年はどうしようかとウロウロしていましたら、
「猫また焼酎仕込み 猫また梅酒」なる完成品を発見しまして
名前ともども大変気になりました…。
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もにもにさん (プルコ)
2008-05-15 23:15:45
つい欲が出てしまいまして、あれこれと試してみたくなってたまりません。

大事に飲んで、年をおうごとに味が変わっていくのを
たのしもうと思っているのですが、利き酒のように真剣に飲むと
いつもよりも酔いがまわるのが早くなってしまいます。なぜかしらん。

梅酒にあうおつまみ、やはり和食かなあ。
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こうめさん (プルコ)
2008-05-15 23:18:51
果実酒コーナーで行っては戻りとしている怪しい客であります。
昨年はペットボトル素材みたいなプラ容器も使ったのですが、
お酒を漬けるのはやっぱりガラス瓶のほうがいいのかもと
考えなおしました。なので今年はこまめに買い足すぞ~。

>お酒クリア
ありがとうございます。漬け込んだのが青梅だけなのと
果糖を使ったのが理由かと思われます。
ハチミツや黒糖も今年はやってみたいと思います。

グラスもありがとうございます。
ちまちまと買い集めて、1人、悦にいっておりまする。

紙に計画を書いているうちに、あれもこれもと考えが沸いてきて
ますます混乱してしまいますよね。

昇珠園さんにも予約のお願いを入れましたよ!
初十郎梅は袋漬けにするべきか、浅い容器で負荷を減らすか、
ああっ、梅干用の樽も、もう1つ買い足したいい。
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