中国初の空母 2012-09-27
産経新聞より【北京＝川越一】
中国メディアによると、中国が
ウクライナから購入し、改修、
試験航行を重ねてきた中国初の
空母「ワリヤーグ」を中国海軍
に引き渡す式典が２３日、遼寧
省大連の港で行われた。１０月
１日の国慶節（建国記念日）に
合わせ、近日中に正式に就役す
る見通しだ。沖縄県・尖閣諸島
（中国名・釣魚島）をめぐり、
習近平国家副主席ら最高指導部
が対日強硬姿勢を鮮明にする最
中だけに、対日圧力に利用する
可能性がある。
と有りました。当然圧力になり
ましょう。但し、以下の点が
有りますので、たいしたこと
ないなと考えます。①ワリヤ
ーグ、今は「遼寧」は、カジノ
船として造られ、完成後カジノ
として使用されず野ざらしに
なっていたものを中国が買い、
空母に改修、儀装した。
②どんな推進機が付いたのか、
速く走れるか？空母は艦載機
離艦の時、揚力を増すために
風上に向かって全速力で走航す
るが大丈夫か。
③離艦を上手く出来るように
ジャンプ台のように反ってい
るが、あれが風をまともに受
ける。あの反りが着艦の時は
難しくなりそう。これは実際の
空母艦載機の乗員に聞いてみ
たいです。
④基本的に重量のある中国の
飛行機（アメリカよりうんと
重い）が果たして、あの方式で
離艦出来るのか、楽しみに見て
います。ポチャンポチャンと
落ちないか。
アメリカはカタパルト（子供
のゴムパチンコ銃とほぼ同じ）
で飛行機を弾き飛ばして離艦
させるので初速がずっと速い。
但し、張子の虎でも、尖閣の
前にニューっと来られると
脅威ではあります。