Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

最近SWEDENの友と 

2011-08-20 12:12:21 | Weblog
 最近SWEDENの友と         2011-08-20

SKYPEで話すことが多くなった。彼はパソコンをやらない
ので、私はパソコンで彼の自宅の電話にかける。通話
料金が電話と電話より安いからなのだが、SKYPEの音質
が良くなって、電話と電話の通話と遜色ないからという
理由も大きい。勿論彼がパソコンを始めてSKYPEをd.l.
すれば無料で通話出来るのだが、これは相手が居ること
なので、無理押しは出来ない。

彼はパソコンはやらないが家を建ててしまう男なのだ。彼と
初めて会ったのは1970年ころだからもう40年も前のこと。
私がSWEDENの会社で働いていた時です。日本ではその
頃血液検査と言うものをそれ専門の会社が病院から請け
負って、血液や試薬をスポイトで吸い上げ混ぜ、撹拌し
温めたり冷やしたり比色したりして検査結果を病院へ報告
回答していました。それを全部機械が自動でやる設備を
SWEDENから輸入した時に、彼と羽田で再会しhotelに連れ
ていきました。彼はその装置の組み立てと据え付けのため
に日本に派遣されて来たのです。

彼はSTOCKHOLM近郊の本社へ毎日車を1時間運転して
通っていましたがSTOCKHOLM市街へは殆ど行った事が
無く、会社の仕事時間が終わるとVIKと言う住んでる村に
直行し、農業をしているお父さんを手伝いながら、自分の
家を建てました。私はその会社の日本支社に勤めていまし
たが本社に出張した時に初めて会い、すぐ彼の家に招待
されました。VIKは英語のBAYの意味で、Vikingも同系統
の言葉です。大工でもない彼が会社勤めの合間に建てた
家と聞くとなにかぼろ家を連想しますがとでもない。凄く立
派な家です。彼がプロに頼んだのは屋根瓦の下の一枚板
の鋼板を屋根の勾配に合わせて曲げる工程だけだったと
のことです。全部自分で出来る(但しその技術は自分で磨
く)仕組みと法制度になっているんですね。

彼はほどなく会社を辞め広い自分の土地に駐車場と倉庫
を作り、駐車場はSTOCKHOLMの人達の冬の車置き場
に貸し、倉庫は自分が働いていた会社と契約して、部品
倉庫にしている。会社からすると電話一本で必要な部品が
届く。私もその会社を数年後に辞めたがSWEDENの東側に
行くときは必ず彼の家に泊まりお世話になりました。その彼
が11月頃に日本に来たいとのことで楽しみです。