Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

勉強会感染症

2007-12-02 11:03:38 | Weblog
勉強会感染症                  2007-12-02

ボランテイア通訳の勉強会で感染症について学びました。言語
に関係無しの勉強会だったので、日本語で知識を新たに、或い
は、正確にする勉強会でした。先生は横浜市大の先生でした。
生徒はボランテイア通訳の英語、スペイン語、中国語、タイ語の
人達が居ました。私は英語の人以外は余り知らないので、タガ
ログ語の人も、韓国語の人も居たと思います。

感染症とは病原体が体内へ侵入することにより起こる病気です。
病原体は何種類もあって、寄生虫、原虫、かび、細菌、ウイルス
その他と、いろいろ有るのでやっかいです。医学生でも無いボラ
ンテイアの通訳に2時間程で教える訳ですから、先生も大変ご苦
労なことだと思います。当然内容は、有名な、話題性のある感染
症についての話になります。

従って、AIDS,SARS,狂牛病に由来する新型ヤコブ病、O-157が
取り上げられましたが、インフルエンザ、B型肝炎、C型肝炎、鳥
インフルエンザについても説明がありました。新型ヤコブ病と鳥
インフルエンザについては、一歩手前の牛、鳥までは来てますが
幸い日本では人間にまで来ていません。それに引き替え、AIDS、
肝炎は確実にヒット、人間の側から見ればやられています。特に
衛生思想が高度に普及していると見られている日本でAIDSが
未だに増加していることは残念でなりません。防ごうと努力すれ
ば、防げる病気なのですから。肝炎ウイルスは、どうやって入っ
てくるのか判りにくい病原体だそうで、知らないうちに抗体ができ
ていることもあるとか。

やっかいなのはインフルエンザです。毎年必ず発生する。しかも
それには型があるので、ワクチンを作るには、発生するであろう
型を的確に予測し、それに対応するワクチンを時期に合わせて、
必要な量を作らなければならない。関係者は大変な努力を強い
られ、しかもこれが上手く行って当たり前、間違えればボロクソに
非難される運命にある。今年のインフルエンザに対しても上手く
行くことを祈るばかりです。

ボランテイア通訳として、実際に医者と患者の間に座って、話を
進めるに際して、本当に怖い感染症は、このインフルエンザと、
話題には全然上がらなかった結核でしょうね。これは確実に感染
する危険があります。通訳はどうやって防いだら良いのでしょうか。
私にはマスクを持って行くぐらいしか対策が思い浮かびません。
誰か判っていたら、教えてください。