Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

開発教育ってなあーに?

2007-08-07 16:13:21 | Weblog
開発教育ってなあーに?          2007-08-07

開発教育は英語のDevelopment Educationを日本語に
直訳した言葉です。 開発教育は、1960年代に南の
開発途上国でのボランティア活動に出かけていた欧米
の青年たちによって始められました。最初は、開発途上
国への支援を促すための教育という色彩の強いもので
したが、その後、南北問題や貧困、環境破壊といった
問題が、先に工業化した国々との関係の中で構造的に
起こることを理解し、それらの問題の解決に向けて、一
人ひとりが参加し、行動していこうとする教育活動に変
化していきました。
特定非営利活動法人開発教育協会のHPより抜粋
http://www.dear.or.jp/

4日、5日の土日は、この協会主催の開発教育全国研究
http://www.dear.or.jp/zenken25_detail.html
集会のボランテイアをしました。会場が、私が普段ボラン
テイアをしている神奈川県地球市民プラザ(JR根岸線
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/eizen/ayumi06/ayumi6/tikyu.htm
http://www.k-i-a.or.jp/plaza/index.html
本郷台駅すぐ)であったためと、上手いことそのボラン
テイア募集のwebを見つけて申し込んだら即採用された
からです。

報酬は昼の弁当の現物支給と夜のパーテイが無料で
参加できることでした。実際に私が得たものは、こういった
世界との繋がり、特に南北問題とか環境問題に関わる諸
問題の解決に向けた教育に努力する若い人々と一緒に
仕事をし、合間合間にいろいろな話をし、協力し、最後の晩
にはビールを飲みながら楽しい時間を共有できたことでした。

実際に何をしたか:まず会場の設営と、終わってからの
撤収です。会場のあーすプラザは立派な建物です。ですが
そこでこの種の全国研究集会を開くとなると各会場を会議
の目的に合わせて設営しなければなりません。部屋は有り
ます。そこに参加者数を勘案して机と椅子をセットします。
会場の隅にひっそりと有る倉庫から机・椅子を出してきて
各会場に配置します。立派な空調設備も有りますが、効い
てない部屋も有るので、そこでは汗ダラダラです。会議の
種類目的によって、パソコンの電源を確保します。

会議が始まると:私の役割は誘導でした。参加者に会場を
教え案内する仕事です。会議のプログラムはここ↓でも見る
ことができます。
http://www.k-i-a.or.jp/plaza/news/20070804_kyosai.html

その会場ですが、大きな、あーすプラザの中の各部屋に
分散します。シンポジウムと最後の全体会はプラザホール
(映画の映写やお芝居もできるような観客席の有る大ホール
です)。各種分科会や研究発表会は、大会議室、中会議室、
ワークショップルーム、創作スタジオ、料理室(普段、世界の
料理を作って貰って試食する会が行われる関係で、ここには
立派な料理室があります)。研修室AとB、5階の映像ホール、
私もその存在を知らなかった調査室、まだ足りなくて、同じ
建物内の栄区民センターの中の会議室リリスAとリリスBと、
教える方もウロウロする位に沢山ありました。

参加した人たちは、北海道から九州まで、学校の先生で
あったり各種国際ボランテイアの人であったり、大学の研究
者であったりの300人程でした。殆ど全ての人が自費参加で
あり、所謂偉い人は誰も居なかったことです。そして素晴らし
いことは、ここで発表したいと言う研究テーマとかワークショ
ップとか自主ラウンドの事例報告が2日間の日程に収まり
切れないと理由で断られるくらい申込みが多かったそうです。

私はこういう活動が実って、共に生きることのできる公正な
社会が日本にも南の国にも出来る日が近いことを切に祈る
ばかりです。今回私は、通行人A位の役割でしたが、勿論
自分もなんらかの形で参加するつもりです。そしてこういう
活動を支えている若きボランテイア達に心からの敬意と大き
な拍手を送りたい。そして団塊の世代とやらの多くの連中に
叫びたい。お前らはどこに居るんだ。暇なら出て来いと。