Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

横浜根岸の丘散策

2007-04-20 22:03:51 | Weblog
春たけなわ横浜根岸の丘散策 2007年4月19日

慶応2年(1866)、日本で初めて造られた洋式競馬場跡、それを
利用して昭和52年(1977)にオープンした森林公園、その一角
にある競馬記念公苑、明治25年(1892)に開設された地蔵王廟
(南京墓地)など、春たけなわの根岸丘陵一帯を散策してきま
した。

昨日4月19日(木)午前10時、JR根岸駅前を出発⇒白滝不動⇒
馬の博物館。広い森林公園の中で適宜ベンチを見付けて昼食・
持参の弁当を食べる。⇒ポニーセンター⇒旧馬見所⇒地蔵王廟
を見学と言うコースでした。帰りも根岸駅まで歩いたので合計
7kmくらいでしょうか、結構あしに来ました。

天気は朝の心配を他所に晴れてきましたが、風が強かったです。
新緑は素晴らしく、咲き残りの桜も処々に有って花びらが風に
舞い、特に濃い桜色の八重桜が数本塊まって咲いていたのを
見た時は、なにか儲けものをしたような嬉しい気分でした。

日本最初の競馬場が横浜に作られたのは安政5年の五カ国条約
に基づく外国側の要請であったとのこと。そして最初の競馬は、
今の横浜中華街あたりの空き地で文久2年(1862)に行われていた
とは、驚きでした。昭和18年(1943)海軍により接収され閉鎖と
なる訳ですが、戦雲急を告げ競馬どころではなくなったのは
いたしかた無かったと言うべきでしょうか。皇族も訪れたと
言われる旧馬見所は前身が関東大震災で崩壊した後、昭和4年
(1929)にJ.H.モーガンにより設計され、翌年竣工したが、今は
廃屋となり寂しい。その周囲はなだらか傾斜の芝生と森林に
囲まれて、まさに春うららでありました。