Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

タイから成田へ

2007-04-16 22:42:06 | Weblog
タイから成田へ              2007年4月14日

カンボジア・プノンペン空港からタイ・バンコク空港は1時間
ちょいで到着します。それでも国際線、食事が出ます。バン
コク空港に降り立ったのは4月12日でしたが、この日はタイ暦
のお正月1日で街はお祭りムード。気温が30数度でお正月と
言うのが日本人にはピンと来ませんが、

お正月なのに仕事先の副社長が空港に迎えにきてくれました。
バンコク新国際空港は最近開港した大型空港で、その広さは、
嫌になるぐらいでかいです。市内から車で30分程の所に、この
ような空港を作ることが出来る国は羨ましいですね。走って
いる車はトヨタが圧倒的に多いです。

市内に入ると街のそこここで、通る車に水をかけています。
トクトクだと囲いが無いので、水は乗客にかかります。因み
に、この3輪自動車で客を乗せて走る車は、東南アジアの
どこでもトクトクあるいはトウクトウクと呼ばれます。水を
かける方は、トクトクの乗客を狙ってかける、水鉄砲でかける、
クリームのような、泥のようなものを顔に塗る(これは主に
歩行者に対して)。この時期、欧米からの観光客が非常に多い
タイですが、若い欧米人の中にも顔に塗られている人達が多く
居ました。

夕方、仕事の話を済ませ、食事に連れていって貰いました。
私の希望でタイ料理の店にして貰いました。スープのトム
ヤンクンは外せません。それと海老の塩焼き、野菜のタイ風
炒めともち米のご飯、タイヌードル、鶏の照り焼きを頂きま
した。気が付いたことに、この店に来ている日本人ビズネス
マンは若い家族連れが何組か居ました。以前はおっさんばかり
だったと思います。

ホテルはスイス系のNovotelでした。部屋はDiscountで110$、
インターネットは有料で24時間パックで約1900円、タッケー。
フロントに申し込んでIDとPWを貰い、それを打ち込むと繋が
ります。翌日23時10分発の深夜便で成田に向かう5時間ちょい
で到着。朝の一番機みたいなもの。空港の職員が出揃って無い
ところに到着したらしい。入国チェックで日本人窓口と外国人
窓口があるが、外国人窓口の数が客の数に比べて足りない。
外国人が長蛇の列になる。ああいう区別は無い方が平準化する。

じゃー日本人は早くて良かったねと来る所だが、そうは問屋が
卸さない。チェックイン荷物を引き取る、あのコンベイヤーが
廻ってそこへ荷物が投入され、客が引き取って行く装置が、
もう大型ジェット機の客数に対応していない。日本人として
恥ずかしいです。つまり外国人客の入国が大幅に遅れてる。
しかし荷物はどんどんベルトの上に投下されるが、引き取る
人が少ないので、回転ベルトの上の荷物が満杯になる。すると
投下する荷物を停める。空港職員が必死になって回転ベルトの
上の荷物を下に下ろす。ベルトの上にスペースが出来ると、
荷物を投下する。こんな具合だから、飛行機で運んできた荷物
を全部回転ベルト上に投下するまでに、長い長い時間がかかる。

だから、入国手続きが早かった日本人でも、荷物を引き取れな
い、自分の荷物が来ない状態で待たされる。と言う訳です。
別の言い方をすれば、あの回転ベルト装置が倍くらいの能力が
有ればだいぶ良いかな。根本的には、東京には成田くらいの
空港がもう一つ必要になっていると思います。関係官庁、しっ
かりしろよ。ついでに海の港のことを言うと、日本の港は、
既に世界の大勢から遅れてきており、日本着の荷物が、香港
とか釜山で一旦卸されて、日本の各港に、小型船で運ばれる
形が多くなりつつあるようです。世界を結ぶ大型貨物船が日本
の港には入れない。素通りする時代になりました(貨物の何%
かですが)。

あー、JALさんとANAさんは、日本のお客さんを香港かソウル
に運んでください。あとはこちらで超大型機で運びます。え?
不便じゃないかですって?だって成田にはこの飛行機降りる
こと出来ないじゃないですか・・・こんなセリフ、私が生きて
るうちには聞きたく無いですね。