おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

野鳥 ビンズイ  何 思う ?

2011年03月31日 06時53分00秒 | 野鳥

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写真の鳥は、タヒバリと違い、眼の後ろに白斑があるので、ビンズイ。
 ビンズイが思案している所は、東武日光線の板荷駅から日光方面へ進んだ山郷板荷3区、同線の土手の上端、線路の際。2011年3月21日紹介の用水路整備取材時に撮る。
 ビンズイは、夏山(繁殖期)冬里(非繁殖期)の漂鳥。山にいるときはキヒバリとも呼ばれる。体長約15cm、雌雄同色で、暗褐色の細い過眼線がある。繁殖期は縄張りをもち、非繁殖期は小群で生息。主食は、夏・繁殖期が昆虫類やクモ類、冬・非繁殖期が植物の種子。セキレイ科ゆえ、歩きながら尾を縦に振る。
学名:Anthus hodgsoni セキレイ科
参考・引用文献等:Website『フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」日本語版』(最終更新 2010年10月24日04:09)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年3月13日 撮影地:栃木県鹿沼市板荷3区
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紫の花 モクレン

2011年03月30日 00時00分00秒 | 植物
写真1
写真2

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 モクレンは中国原産の小高木。
 和名は漢名の木蓮であるが、花が紫色ゆえ、紫木蓮(シモクレン)の別名がある。ハネズ、モクレンゲのの別名もある。3月の終わり頃から4月の終わり頃まで花をつける。
 写真1の花弁の長さは、筆者の測定で98~114mm。
 蕾から開き始めた花弁の形は、赤貝の貝柱や赤唐辛子を連想させる(写真2)。
 学名:Magnolia liliflora モクレン科
 引用・参考文献等:①岡山理科大学総合情報学部植物生態研究室(波田研)HP、②Website『フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」日本語版』(最終更新 2011年3月22日 (火) 11:40);モクレン
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年3月27日 撮影地:埼玉県久喜市
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白い花 ハクモクレン

2011年03月29日 00時00分00秒 | 植物
写真1
写真2
写真3

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 ハクモクレンは中国原産。別名はハクレンゲ、ハクレン。3月から4月に直径約15cmの、香り芳しい花をつける。原産地では高さ15mほどの高木になる(写真1も高木になりつつある)。
 花弁は6枚、ガク(顎)は3枚。花弁とガクにさほど違いがないので、9枚の花弁があるように見える(写真3)。開いた花弁の長さは、82~97mm(写真2の花弁・筆者測定)。
 花の中心にメシベ(雌しべ)があり、その周辺を多数のオシベ(雄しべ)が取り巻く(写真3)。
 学名:Magnolia denudata モクレン科
 引用・参考文献等:岡山理科大学総合情報学部植物生態研究室(波田研)HP 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2011年3月27日、写真2・3;同月20日 撮影地:埼玉県久喜市
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農村の水15  コンクリート製堤体の洗堰

2011年03月28日 00時00分00秒 | 農村の水
写真1


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 河川に設えられた取水堰の構造は、時代の流れから仮分けすると3つのタイプがある。
 最も新しく機械化・自動化された堰が頭首工(弊ブログ2011年03月26日)。
 他方、最も古く、石や木枝などを積み上げる堰(弊ブログ2011年03月27日)。これを積上げ堰と呼ぼう。
 両者の間にあるのがコンクリート製堤体の堰。このタイプをコンクリート製堤体堰と呼ぼう。
 コンクリート製堤体堰はコンクリートが土木や建築に使われるようになってからの堰。
 わが国の近代産業生成・発展期の明治時代から造り始められた。

 写真1のコンクリート製堤体堰は、弊ブログ2011年03月27日に紹介した石積上げ洗堰の約200m下流で水を堰き止めている洗堰。
 写真の右に、取水口のコンクリート製柱枠が見える。

 ちなみに、1964(昭和39)年改正の河川法(新河川法)は、基礎岩盤から堤頂までの高さが15m以上をダム、未満を堰と定義。
 堰は固定堰と可動堰に分けられる。
 固定堰には、水が堰の上から常時越流する洗堰(あらいせき)がある。
 可動堰には、門扉を上下する引上堰(ひきあげせき・弊ブログ2011年03月26日紹介の邑楽頭首工。)と水中の構造物を起こしたり(立てたり)、伏せたりする起伏堰(きふくせき)がある。
 固定堰は水を制御しづらい。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年03月06日 撮影地:栃木県日光市小代
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農村の水14  石積上げ洗堰  原初構造の堰

2011年03月27日 00時00分00秒 | 農村の水
写真1

写真2

写真3


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 河川に設えられた取水堰の構造は、時代の流れから仮分けすると3つのタイプがある。
 最も新しく機械化・自動化された堰が頭首工(弊ブログ2011年03月26日)。
 他方、最も古く、石や木枝などを積み上げる堰がある。これを積上げ堰と呼ぼう。
 両者の間にあるのがコンクリート製堤体の堰。このタイプをコンクリート製堤体堰と呼ぼう。

 石積上げ堰(写真1)は、筆者が小学生の頃、近くの巾狭い川に石を積み堰き止めて魚を獲って遊んだ、あの堰を想い出させる。
 そのような堰が、現在の稲作りに使われている。

 写真1は、弊ブログ2011年03月13日に紹介したイタチがいた行川(なめかわ)の石積上げ洗堰。
 石を高く積み上げ、川の水を堰き止めている。
 この堰で水を独占するのでなく、低く積み、水はその上を常時洗いながら越えて行く(洗堰・あらいせき)。

 川の水は有限ゆえ、昔から関係者が話し合い、取水量は制限されている。
 石積上げの高さ、河原の導水路や田んぼ周りの水路の巾と深さなどを決めて。
 そのような互いの取り決めに基づく水使用の権利を水利権と呼ぶ。

 写真1の上方へ、行川右岸へ、堰から1本の溝・導水路が掘られている。
 その導水路を通った水の一部は、県道70号の下を通り写真2の水路へ流れ、写真3の狭い水路を流れ田んぼを潤す。
 県道70号は、弊ブログ2011年03月23日に紹介した長畑庵への道。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年03月06日 撮影地:栃木県日光市小代(写真1)・鹿沼市板荷(写真2・3)
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