おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

鹿沼市板荷のアンバサマ 1  接待用のソバ打ち

2011年03月14日 00時00分00秒 | 民俗
写真1
写真2

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 2011年03月06日、日曜日、アンバサマの日。
 U家の奥様が、オモヤ裏の納屋でソバをうちながら(写真1)、次のように教えてくださる。
   今日は、アンバサマのヤクビトや見物人を接待するため、1㎏の蕎麦粉をぶつ。
   板荷に嫁に来て50数年、お祝いごとや年越しに多量のソバをぶつ。
   あとつぎの息子さんが、大きなメンバン(メンイタ・麺板)を買ってくれ、今使っている。
   ソバ切りは、機械をもっているが、包丁を使う。

 奥様のソバうちを写真に収めながら、筆者は、子供のころ、祖母や叔母がソバをうっていたのを思いだす。
 祖母は既に鬼籍。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年3月6日 撮影地:栃木県鹿沼市板荷3区
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