おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

公園の浮島でカワウが営巣

2013年01月31日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 2013/01/04 巣はまだ小さい、造り始めたばかり。抱卵できない。


写真2 2013/01/19 抱卵中の巣もある。


写真3 2013/01/26 巣は大きくなり、抱卵中。


写真4 2013/01/26 浮島下で枯枝をくわえても、浮島から離れ、水面滑走して離水し、巣へ飛び運ぶ。


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1.黒いギャング、カワウ
 河川湖沼における漁業、いわゆる内水面漁業に携わる皆様には非常に厄介な鳥、カワウ。
 たとえば、放流したアユを盗り、営業に悪影響を及ぼす。
 埼玉県比企郡小川町下里の高齢者は嘆く、カワウが当地を流れる槻川の魚を食べ尽くし、魚がいなくなった、と。

2.水面滑走離水で巣材を飛び運ぶ
 そのようなカワウが拙宅近くにある公園の浮島に営巣(写真1~写真3)。
 浮島の下に潜り、あるいは護岸の枯枝を折るなどして巣材を嘴にくわえて運ぶ(写真4)。
 運び方には次のような特徴がある。
  浮島の下に潜って巣材(枯枝)をくわえても、そのまま浮島の巣に上がらない。
  いったん、浮島から離れた水面へ行き、そこから水面を滑走して離水し、
  巣へ飛び運ぶ。その一部が写真4。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影地:埼玉県久喜市
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特産品ヨシズを防風・防寒に使用

2013年01月30日 00時00分00秒 | 農業

写真1 ヨシズ(葦簀)を使い、家庭菜園のミカンを被っている


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1.農山漁村歩きはキーワードをパートナーにすると楽しい
 冬、「ふせぐ」をキーワードに農村を歩くと様々な事象、文化に遇う、楽しい

 キーワードはふせぐだけではない、春夏秋冬の特徴はあるが様々
 たとえば次のよう
   たがやす、まく、そそぐ、そだてる、かる、ぬく、きる、とる、はたらく、ほす
   かける、えらぶ、うる、かう、かりる、かす、もらう、あげる、まつる、たのしむ

 キーワードの主体や対象も様々
 キーワードによっては、様々な行為・漢字を含む
 上のようなキーワードを使い、農山漁村歩きを、弊ブログをまとめる予定

2.寒風をふせぐ・防ぐ材料-ヨシズ-
 冬のキーワードは防ぐ
 寒風や霜、雪を防ぐ材料・方法に着目しつつ歩く

 東武日光線藤岡駅に降りて渡良瀬遊水地へ向かう
 途中で目に入ったのがヨシズ

 当地は、遊水地で刈るヨシ(葦)を材料に編むヨシズ(葦簀)が特産品
 そのヨシズを防風・防寒に使っている(上の写真)
 使っているのは、2011年までヨシズを編んでいたT氏宅
 T氏夫妻は高齢となりヨシズ編みから退き廃業

 ヨシズは暑さ防ぎに使われるのが一般的
 防風・防寒に使うのはT氏夫妻の特徴
 管見のかぎり、当地でも防風・防寒ヨシズを目にしてない

 引用・参考文献等:弊ブログ2011年02月25日同年01月09日同月08日同月07日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年01月03日 撮影地:栃木県栃木市藤岡町
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真白き富士の峰に感動

2013年01月29日 04時49分00秒 | 景観

写真1 青空に冠雪富士山(標高3,776m)


写真2 大山(おおやま・標高1,252m)


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 JR東海道線平塚駅の西口跨線橋からビル越しに望む冠雪富士山に驚く、大きい。
 こんな近くに見たのは初めて。ビル越しでなく、真正面に見たい、撮りたい。
 運よく、今日の仕事先は神奈川県農業技術センター。
 平成24年度神奈川県農業改良普及活動発表会に助言者として出席。
 同センター屋上から富士山と丹沢山系の大山を望む、撮る。満足、満足。
 屋上へのご案内に、あらためて御礼申し上げます。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年10月25日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年01月28日 撮影地:神奈川県平塚市

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春に備え、畦草を焼くノビヤキ

2013年01月28日 03時14分04秒 | 農村

写真1 ノビヤキの火は風下の枯れアゼクサ(畔草)を求めて走る(写真4で着火。9:40)


写真2 東北新幹線(写真中央を左右に走る。)を挟み、ノビヤキの煙がたなびく。羽黒山田楽茶屋から望む(13:35)


写真3 焼き終えた3本のアゼが黒く見える。右上は羽黒山


写真4 道路左のアゼ(写真3のアゼ)を焼き終え、右側のアゼにとりかかる(9:37)。左上は羽黒山


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 2013年1月27日日曜日、宇都宮市郊外に広がる水田地域の一部では、
 田んぼのアゼ(畦)を焼くノビヤキが行なわれていた。
 害虫駆除やアゼクサ(畦草)発芽促進のために、集落構成員の協働作業として行なわれる。
 2011年、2012年は、福島原発事故のために、協働作業として行なわない集落が多かった。
 今年2013年も行なわない集落がある。
 大寒(1月20日)を過ぎ、立春(2月4日)をひかえ、
 まだまだ寒さ厳しいなか、春に備える農耕行事、農耕文化の一つがノビヤキ。
 早く来い、春!!

 引用・参考文献等:当ブログ2012年02月06日2011年02月06日2012年12月13日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年01月27日 撮影地:栃木県宇都宮市
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新聞紙を被ったハクサイ <我が家の菜園50>

2013年01月27日 00時06分27秒 | 家庭菜園

写真1 紐で縛られ、その上に新聞紙を被せられたハクサイ


写真2 残雪のなか、紐で縛られて頑張るハクサイ


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1.農作物を護る文化-共有する手段・方法・行動-
 農作物を護る手段や方法は様々
 農作物が何かにより異なる
 季節-暑さ・寒さ・雪・霜・風など-で異なる
 利用できる資材により、利用する資材により異なる

 異なるといっても、農業者が共有する手段や方法ならびに行動はある
 すなわち農作物防護文化はある
 その文化は、農業者や関連企業などの創意工夫により新しい手段・方法・行動が登場して変容する

2.新聞紙を被せられたハクサイ
 我が家のハクサイは、まず紐で縛られた(写真2)
 次に、新聞紙を被せられた(写真1)
 この紐縛りはあちこちで見られる
 いわば防寒文化

 新聞紙での被覆は妻のアイディア
 管見の限り未観察

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年01月10日同月06日同月04日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2013年01月26日、写真2;同月19日 撮影地:埼玉県久喜市
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