おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

“俺、これ頼んでないよー” 大衆酒場常連さん

2013年08月31日 15時27分19秒 | 民俗

写真1 仲間8人と飲んでいた常連さん、自分の注文書を指差し、“俺、これ頼んでないよー”。大宮駅近く


写真2 “そんなことないよー”と集まるスタッフ


写真3 7人の常連さんのうち、残った2人。割り勘? 支払方法が気になる私


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1.飲み会での注文書は各自が持つ 
 飲み会の支払い方法は様々。会費制、割り勘、上司・先輩のおごりなど。
 過日、“なるほど”と感心する飲み会を見る。
 処はJR大宮駅近くの大衆酒場。競輪仲間の飲み会。
 7人がテーブルをはさみ、声高に競輪談飲。
 アルコールが進み、競輪仲間を見ると、残るのは2人(写真3)。
 帰った人たちの支払はどうした、どのような方法だ、と気になる私。
 見ると、注文書を挟んだ板2枚。なーるほど、各人が注文板をもつ。
 これなら、割り勘負けをしたとか、割り勘要員だとか、の不満はない。
 好きなアルコールとつまみを、さほど仲間に左右されず、ふところぐあいと相談しつつ飲める、楽しめる。
2.割勘負けしない公平な支払方法 
 日は変わり、同店で株仲間、“おカネもちのおじさんたち”といわれる8人が飲み会。
 帰ろうとした1人が注文板を差してクレーム、“俺、これ頼んでないよー”。
 ほどなく、他人の注文板を差していたことが判り、めでたし、めでたし(写真1・写真2)。
 上記2つのグループに出会い、飲み会で各人が注文書をもつのは一考の余地あり、採り入れてよいと思う。
 1枚の注文書で飲み会仲間全員が注文して割勘するのはムラ的・ユイ的方法? 
 すなわち、参加者全員が経費を、あるいは材料や労働力を平等に、あるいは公平に負担する。
 このムラ的・ユイ的方法から抜け出したのが個別の注文書?

 引用・参考文献等:当ブログ2013年05日26日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1・写真2;2013年08月28日 写真3;同年07月06日 撮影地:埼玉県大宮市

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アカボシゴマダラ 美しい されど外来種

2013年08月30日 05時04分30秒 | 昆虫

写真1 黒地に白の縞 赤の斑紋 美しい アカボシゴマダラ夏型


写真2 黄の口吻を伸ばすアカボシゴマダラ夏型 写真1と同一個体


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 2013年08月20日、アスファルト歩道に蝶1頭。
 歩み寄ると植込みに移る(写真1・写真2)。
 黒地に白い斑紋、縞状に見える。
 後翅に赤い斑紋。
 その名はアカボシゴマダラ
 07月14日以来の再会。
 処は量販店ダイエーの脇。
 さて、アカボシゴマダラは「独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース」に次のように記されている。
 本種は、人間によって自然分布域以外の地域に移動させられた外来種。
 移動先で定着または帰化し、その地域の生態系・農林漁業・人間の健康や日常生活などに対して影響を及ぼすことがある。
 「外来生物法」では要注意外来生物に指定されている。
 移入分布は、神奈川県、東京都区内で記録され、2010年以降は埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県と関東全域へと拡大  中。近年、静岡県、山梨県でも目撃情報がある。
 移入元は大陸中国と考えられ、侵入経路は“放蝶ゲリラ”による人為的放蝶と考えられている。
 侵入年代は1995年(埼玉県、一過性),1998年(神奈川県、繁殖・定着)、2011年(茨城県)。
 影響を受ける、競合する在来生物は、オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど幼虫期にエノキを利用する蝶類。

 引用・参考文献等:*独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース *当ブログ2013年08月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月20日 撮影地:埼玉県久喜市桜田
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あれ、なんだろうー 緑の山肌に白いカーテン

2013年08月29日 04時59分34秒 | 景観

写真1 深緑の山肌に白いカーテン


写真2 急傾斜面に白い放物線


写真3 緑の山肌に白い放物線


写真4 橋の向こうに白い放物線


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 私はJICA研修員といっしょにバスの中。
 和歌山県みなべ町立うめ振興館を訪ね、国道424号を阪和自動車道へ向かっている。
 川向こうの山に白い放物線(写真4)、複数。あれ、なんだー。
 ここは南高梅の特産地、みなべ町。また、06月から本日08月21日まで少雨と聞いた。
 そうかー、梅の木に水をかけてんだ
 阪和自動車道に上がりほどなく、車窓から白い放物線が飛び込む(写真3)。
 梅の木ではなさそう。さーて、なんだ。
 ここは和歌山、ミカン産地。そうだ、ミカンの木だ、スプリンクラーで水をかけてんだ。
 さらに、和歌山市へ走るバス車窓から、ときおりスプリンクラー散水が飛び込む。
 貴重な水は、山腹急傾斜を下から上へ、上から下へ(写真2)、山肌に白いカーテン(写真1)。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年08月28日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月21日 撮影地:和歌山県みなべ町・有田川町・他
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ザンビア式雨乞い “Clouds are forming,・・・・・・,thunder!”

2013年08月28日 04時48分22秒 | 民俗

写真1 ザンビア式雨乞いの最後、“・・・,thunder!”と唱和し手締め


写真2 雨が降りますように、ミカンが豊作になりますように、と口上を述べるサラさん(左から2人目)。写真3の続き


写真3 ザンビア式雨乞いの始まり。みなさん、ここは雨が少ないそうよ、と口上を述べるサラさん(左から3人目)。


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 今年2013年、和歌山県のミカン産地・有田川町域の06月、07月、08月は少雨。
 この3ヵ月はミカンの実が大きくなる時期で、水はとくに必要。
 また、樹勢を維持するためにも水は必要。
 それゆえ、今年は例年になく06月からスプリンクラーで散水。これまで6~7回散水。
 少雨の話を和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場で聞いたJICA研修員一同は、
 08月23日金曜日15時20分すぎ、ザンビアのサラさんの主導により雨乞い。
 そのザンビア式雨乞いは次のよう。
 まず、サラさんが、両手を擦りながら、
  みなさん、ここは雨が少ないそうよ、
  雨が降りますように、ミカンが豊作になりますように、などと口上を述べる。
 次に、参加者は両手を擦りながら、
  “Clouds are forming, clouds are forming,
   as it becomes dark,it starts showering“と唱和。
 その唱和を繰り返しながら拍手へ変わり、拍手テンポを速め、
 最後に、“thunder!”と唱和して手締め。
 雨乞いは霊験あらたか。
 土曜日、日曜日に降雨ありのFAXが届く。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年08日26日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月22日 撮影地:和歌山県有田郡有田川町

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8月下旬 稲刈り始まる 埼玉県早場米産地

2013年08月27日 00時00分00秒 | 農業

写真1 親子3人で稲刈り 右上に東武日光線・新古河駅の建物が見える


写真2 コンバインはキュウリやナスの敷き稈を出している、切り刻まないで
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写真3 グレンタンクの籾を軽4輪トラックへ移して自家乾燥機へ運ぶ


写真4 刈り田近くを東武日光線特急


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 2013年08月25日、日曜日
 埼玉県の早場米産地の一つ、旧北川辺町柏戸では稲刈り
 16:40、視界に3台のコンバインが入る

 そのうち1台はAさん宅のコンバイン(写真1~写真4)
 4月13日に田植えのAさん(弊ブログ2013年04月14日
 田植から約4ヵ月余で稲刈り
 籾は刈取り後1夜乾燥し、玄米にする

 当集落で稲刈が最も早いと言われているBさん(弊ブログ2013年04月14日Bさん)の田んぼは、2枚ほど既に終わっている
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月25日 撮影地:埼玉県加須市柏戸
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