おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

街の公園に下りてきたヤマガラ <住宅街の野鳥8>

2012年11月30日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 赤い木の実をくわえたヤマガラ


写真2 ヤマガラ、なに、思う。


写真3 ヤマガラ。枝基部で餌探し。ここにいたシジュウカラはヤマガラが飛来して去る。この幹の上部ではコゲラが採餌。


写真4 シジュウカラ。ヤマガラやコゲラといっしょに飛来


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1.野鳥の小さい群
  晩秋、陽は西に傾き、影が長くなり始めた刻、拙宅近くの公園を歩く。野鳥の小さな群れが飛来。葉はすっかり落ち、赤い実も少なくなった木に止まり、忙しく採餌。
 3種の鳴き声が聞こえる。コゲラ、シジュウカラの鳴き声は判る。しかし、残りの鳴き声は判らない。
 11分ほど筆者の周りの木々を忙しく飛び回り、去る。

2.美しいヤマガラ、初見
  同定できない鳴き声の鳥、とにかく姿かっこう、羽色、体色を注視しつつ撮る(写真1~写真3)。とにもかくにも忙しい鳥たち、注文どおりに止まってくれない。
 件の鳥は、腹と肩が茶色、頭と頸が白と黒、羽は灰色のかかる青色。パッと見で美しい。意識して見るのは初めて。
 後日、職場の先輩、日本野鳥の会のメンバーに聞くと次のよう。
   その鳥はヤマガラ。
   冬になると山から里や低地に下りてくる。
   異種がいっしょに飛び回るのを混群という。餌探しに苦労せず、敵から身を守れる。
   シジュウカラ、ヤマガラなどカラ類は人なつこい。
   ヤマガラは、かつてオミクジを引く芸などを仕込まれた。
 学名:Parus varius シジュウカラ科
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月24日 撮影地:埼玉県久喜市
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なに なさってんですか73 枯れ枝を拾ってます

2012年11月29日 00時00分00秒 | 農業


写真1 葉色は変わり、青空を望め、木漏れ日、落ち葉いっぱいの平地林。枯れ枝を拾う青年、なんのため?


写真2 青年と少し離れた所で草や笹を刈る有機農業実践の秋山氏。右の機械はハンマーカッター、草や笹を刈る


写真3 ビニールシートの下で2年間堆積発酵させた落ち葉は絶好の腐葉土となる。手に取る秋山氏も満足気、気持ちよさそう


写真4 ビニールシートの下は1年間堆積発酵させている落ち葉。カブト虫の幼虫が多い


写真5 枝葉の先に青空、落ち葉の上に木漏れ日、爽快


写真6 落ち葉さらいが行われる平地林。この時季、紺碧空が広がる平地林地域、北関東


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1.落ち葉さらいの準備
 11月、冬したく始まる
 その一つは平地林
 枯れ枝を折る音、モーターの音
 枝折り音の方へ進むと男性1人、若い(写真1)

 こんにちわー、なに、なさってんですかー
 突然でびっくりの様子
 次のように教えていただく
   木々の下草や笹を刈りやすいように、邪魔になる枯れ枝やゴミを拾い集めている
   落ち葉を集めるために草や笹を刈る

 モーター音の主は平地林の持ち主秋山氏
 草刈機で草や笹を刈っている(写真2)
 氏は野菜を有機農法で栽培し、都内の有名レストランや生協などに販売

2.落ち葉などを2年間堆積発酵させる腐葉土
 秋山氏にも次のように教えていただく
   草や笹を刈った跡に葉が落ちる
   葉が落ち切った頃、落葉、草、笹をいっしょに浚う
   2年間寝かせ、堆積発酵させて完熟腐葉土を造る
   完熟腐葉土は土のよう(写真3)
   他に1年目のものがある(写真4)
   腐葉土にはカブト虫の幼虫がいっぱい

3.平地林開発は古から
 北関東は平地林が多い
 田や畑の隣に平地林
 住宅やゴルフ場の隣に平地林
 平地林の開墾は、7世紀、聖徳太子の頃、既に始まっていたであろう
 さらに、高度経済成長期以降の宅地化やゴルフ場化
 その結果、取り残されたような、浮島のような平地林
 今も開発業者から狙われている

 他方、平地林は有機農法には貴重、腐葉土造りに必要
 安全安心な農産物生産に、さらに住民の快適な生活環境に必要不可欠
 秋山氏管理の平地林を歩くと、落ち葉がクッションとなり快適
 この平地林ではコゲラが営巣・抱卵していた(弊ブログ2012年06月14日
 平地林を大切に管理し維持しましょう!!

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真5;2012年11月25日、写真6;2008年12月06日 撮影地:栃木県下野市
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トチオトメを食味 美味い!!

2012年11月28日 00時00分00秒 | 農業

写真1 若い農業経営者IS氏が摘み、筆者がいただいたトチオトメ


写真2 筆者にプレゼントするトチオトメを摘む若い農業経営者IS氏


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 北関東下野(しもつけ)の定路を久しぶりに歩く。時季は晩秋。7月15日の薬師寺八坂神社祇園祭(当ブログ2012年7月20日紹介。)以来。すっかり田や畑、平地林の様相は変化、秋模様、冬支度。
 途中、若い農業経営者IS氏に邂逅。氏はイチゴのトチオトメをビニールハウスで大規模に栽培。今月からトチオトメの出荷が始まり、いよいよ稼ぎどき、働きどき。それにもかかわらず、筆者の相手になってくださる。また、トチオトメを摘み穫り、筆者にプレゼント(写真1・写真2)。
 ビニールハウスの前で食べ味わう。美味い!! 感謝、感謝。
 皆様、トチオトメをご購入、ご賞味ください

 引用・参考文献等:当ブログ2011年06月21日同年07月05日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月25日 撮影地:栃木県下野市
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シマダテ 抜き穫った豆を畑に干す

2012年11月27日 06時21分19秒 | 農業

写真1 抜き穫ったまま、根を上に畑に干してある豆。その干し方をシマダテと呼ぶ。


写真2 切り妻型家屋の前畑に並ぶシマダテ。写真1と同じ。


写真3 秩父鉄道車窓から見るシマダテ。抜き穫った豆数本の根を縛り、その束をもたれ合わせ立ててある。


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 2012年11月11日、秩父鉄道羽生駅発07:32の三峰口行き電車に乗る。
 97分後、秩父駅近く、根を上にして畑に干された豆を撮る(写真3)。架け干しでなく、地干し。
 その干し方の名は、荒川贄川宿居住のI氏に聞くと、シマダテ。大豆、小豆、黒豆などを抜き穫り、天日に干す。
 1週間後、11月18日、シマダテを秩父山地の小鹿野町松井田に見る(写真1・写真2)。抜き穫った豆を、そのまま根を上に、10本ほどをもたれ合わせ立ててある。根を縛り束にしてない。
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2012年11月18日、写真3;同月11日 撮影地:写真1・写真2;埼玉県秩父郡小鹿野町松井田、写真3;埼玉県秩父市
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秩父往還・贄川宿 秋の縁側展を楽しむ

2012年11月26日 05時11分17秒 | 農村

写真1 縁側に並べられた絵を鑑賞、談話するギャラリー


写真2 縁側に腰掛ける2人、世間話し? ご主人はギャラリーに応対中。


写真3 子どもたちも秩父屋台ばやしを演奏する。


写真4 お客さん、うまいよー、奥さまにどうですか、いっぱい買ってください。


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 2012年11月11日は第23回贄川宿(にえかわじゅく)秋の縁側展
 職場の先輩・同僚3人と出かける

 旧秩父往還の左右に軒を並べる25戸
 縁側に絵画、写真、花、書、俳句、野の花アートなど(写真1・写真2)
 子どもたちも秩父屋台ばやしを演奏(写真3)
 各所に田舎の味と特産物の売店(写真4)

 我ら4人、そぞろ楽しむ
 詳しくはフォトチャンネル「第23回贄川宿秋の縁側展」をお開きください

 さて、本日2012年11月26日は弊ブログの誕生日、満2歳になる
 今後とも皆様のご支援をお願い致します

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年11月25日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月11日 撮影地:埼玉県秩父市荒川贄川
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