写真1 写真2
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春がきた。ここは、宇都宮市の北西部、宮山田町山田、フキノトウが周りを気づかうように丸い頭をもたげ(写真1・2)、フクジュソウが咲き、アカタテハが飛び、杉花粉が飛ぶ寸前。
フキノトウはフキの若い花茎。この花茎が伸びて先端に散房状の花をつける。花は雄株が黄白色、雌株が白色。花が咲いた後に葉が出る。長い葉柄の先に楕円形の巾15~30㌢の葉をつける。フキは多年草で、地下茎を伸ばして繁殖する。
フキノトウは、テンプラなど食用のほか、せき止めやたん切りなど薬用にも使われる。
学名:Petasites japonicus キク科
引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』48-49頁、株式会社山と渓谷社、1983
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年2月27日 撮影地:宇都宮市宮山田町山田