おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

頭 を もたげた フキノトウ  春 を 告げる

2011年03月04日 00時00分00秒 | 植物
写真1   写真2

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 春がきた。ここは、宇都宮市の北西部、宮山田町山田、フキノトウが周りを気づかうように丸い頭をもたげ(写真1・2)、フクジュソウが咲き、アカタテハが飛び、杉花粉が飛ぶ寸前。
 フキノトウはフキの若い花茎。この花茎が伸びて先端に散房状の花をつける。花は雄株が黄白色、雌株が白色。花が咲いた後に葉が出る。長い葉柄の先に楕円形の巾15~30㌢の葉をつける。フキは多年草で、地下茎を伸ばして繁殖する。
 フキノトウは、テンプラなど食用のほか、せき止めやたん切りなど薬用にも使われる。
 学名:Petasites japonicus キク科
 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』48-49頁、株式会社山と渓谷社、1983
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年2月27日 撮影地:宇都宮市宮山田町山田
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