おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

「とちおとめ」の初収穫・出荷

2015年10月31日 00時00分00秒 | 農業

写真1 摘みとられた「とちおとめ」


写真2 パートさん2人、「とちおとめ」を摘みとる。着果のないランナーと脇芽を摘みとりながら


写真3 真っ赤に熟れた「とちおとめ」、摘みとりを待つ


写真4 パートさん2人(写真2と違う)、「とちおとめ」を摘みとる
     着果してないランナーと脇芽を摘みとりながら


写真5 形の良い「とちおとめ」となるには、ハチに雄しべと雌しべの上をグルグル回ってもらわねばならない


写真6 社長さんも摘みとり。摘みとる人はすべて、ゴム手袋

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 2015年10月28日、石嶋いちご園は2016年度イチゴの初収穫・出荷(注1)
 定植して約8週間、55日後の「とちおとめ」(注2)
 パートさん4人、社長さん、計5人が午前8時頃から摘む(上の写真)
 午後、選別し箱詰め、予冷庫に入れる
 出荷は翌29日午前

 筆者も初物をいただく
 ひと噛みすると適度の甘味ひろがる
 近いうちに、「道の駅 しもつけ」にも並びます
 ご賞味ください

 注1 2015年秋~2016年春に収穫出荷
 注2 定植は09月04日(弊ブログ2015年09月05日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市町田


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秋に咲くサクラは先祖返り

2015年10月30日 00時00分00秒 | 植物

写真1 平地林は秋の色。2015年10月28日。栃木県下野市



写真2 秋に咲くジュウガツザクラ、花は八重。この樹は樹勢強く満開に近い
     梅畑に1本だけ植栽されている。2015年10月28日。栃木県下野市



写真3 ジュウガツザクラ。この樹は田んぼの畦に植栽され、樹勢弱く、花も葉も少ない
     2015年10月26日。埼玉県久喜市東大輪新田



写真4 秋に咲くフユザクラ、花は一重
     この樹は屋敷に1本植栽され、花、葉ともに少ない。2014年09月28日。栃木県下野市


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 秋の里みち歩き、サクラの花が目に入る(上の写真)
 サクラは春のはず、なぜ秋
 そのわけは次のよう(注1)

 我が国には数百種類のサクラが植栽あるいは自生
 大部分は春、我々を楽しませる
 しかし、秋の紅葉の頃咲くサクラも数品種ある
 たとえばジュウガツザクラ、フユザクラ(上の写真)
 
 そもそもサクラは秋に開花していた
 ヒマラヤ山麓から中国、日本などへ北上したサクラ
 寒暖差の厳しい北方の環境に耐えるために休眠・冬眠するようになった
 寒暖差小さく、暖かい春、冬眠から覚めて開花
 それゆえ、秋に咲くのは先祖返り

 注1 Website http://www.nodai.ac.jp/web_journal/adventure/vol5.html
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記


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干瓢つくりの後はホウレンソウ栽培

2015年10月29日 00時00分00秒 | 農業

写真1 ホウレンソウ播種。手押しの2条播き播種機を使用。2015年09月28日、初めて会うAさん


写真2 播種から約2週間、発芽。1畝に6条のホウレンソウ。2015年10月10日


写真3 播種から1ヵ月、収穫期。早播き(写真1の右上、発芽。)は収穫して裸地。2015年10月28日


写真4 Aさんの干瓢。お盆前、干す量は少ない

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 栃木県下野市域の農業経営
 典型作付けの一つは水稲+ユウガオ栽培・干瓢つくり+野菜
 野菜はホウレンソウ、ブロッコリー、タマネギなど
 
 水稲を刈り、干瓢つくりを終えてホウレンソウとブロッコリーをつくるのがAさん
 2015年09月28日に初めて会う、70歳代後半
 10月28日、ホウレンソウの収穫・出荷は始まっている

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

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神輿草  津波前 三陸の港に自生

2015年10月28日 00時00分00秒 | 植物

写真1 ゲンノショウコの果実は茶色に乾燥すると裂け開き、反り返って種子を飛び散らす
     その形状が神輿の屋根の反り返りを連想させるゆえに神輿草(ミコシグサ)の別名



写真2 裂け開く前の神輿草の果実


写真3 白花の神輿草。右下に蕾、右上に実をつけた紅茶色の神輿草


写真4 神輿草が自生していた岩手県大船渡市千歳(せんざい)の港(舟揚げ場)
     ⇒の箇所に自生。2008月10月23日。2011年03月11日に東北地方太平洋沖地震津波


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 神輿草の果実は裂開して反り返る
 その力で種子を飛ばす
 反り返った形状が神輿の屋根に似るので神輿草の別名がつく

 さて、掲載の神輿草は岩手県大船渡市千歳(せんざい)の港に自生
 2011年03月11日東北地方太平洋沖地震津波の前
 神輿草の再生は如何に?
 暮らしと自然界の営みは回復のことと存じます

 引用・参考文献等
  *山渓カラー名鑑 日本の野草』371頁、株式会社山と渓谷社、198
  *大工園認著『野の花めぐり 秋・初冬編』7頁、株式会社南方新社、2003
  *岡山理科大学・植物生態学研究室(波田研)HP・植物雑学事典。
  *弊ブログ2011年12月13日2013年04月04日2015年10月19日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年10月23日 撮影地:上記






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刈田の干し稲わらを撹拌・反転

2015年10月27日 00時00分00秒 | 農業

写真1 干し稲わらをトラクターに付けたテッダーレーキで撹拌・反転
     稲わらは刈取りの際、脱穀して落とす(参考:弊ブログ2015年10月22日写真5
     水稲のヒコバエ(緑色)が伸びて干し稲わらを少々隠す。2015年09月28日


写真2 トラクターは圃場の外周から中心部へ反時計回りで干し稲わらを撹拌・反転。写真1と同じ圃場。2015年09月28日


写真3 圃場全面に干し稲わら。テッダーレーキで撹拌・反転した翌日、2015年09月29日


写真4 撹拌・反転から12日後、圃場に干し稲わらはない、きれいに搬出されている。2015年10月10日

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 脱穀した稲わらの行く末は様々
 たとえば次のよう
  兼業地域では脱穀時に切り刻まれて焼かれる(弊ブログ2015年10月10日
  農業地域では田んぼで天日に干され飼料となる

 天日干し飼料つくりには二つの方法がある
  一つは束立てして干す(弊ブログ2015年10月22日
  二つは束立てせず干し、撹拌・反転し、日数少なでロールベールにする(注1)

 上の写真は、ロールベールにする前、田んぼでの撹拌・反転の作業

 注1 弊ブログ2014年03月28日12月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

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