おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

早春には飛び始める蝶 キタテハ

2013年03月31日 01時16分11秒 | 昆虫

写真1 翅を広げるキタテハ。翅表が黄色ゆえ、黄のタテハチョウ、すなわちキタテハの名がつく。


写真2 田んぼの刈り落とし藁にとまるキタテハ。翅裏に白のC字形の模様。これゆえ、学名にCがつく。


写真3 モンシロチョウ2頭 ♂が♀を追っている。


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 2013年、北関東の早春、桜満開前に撮った蝶2種。
 キタテハ(写真1・写真2)を03月23日に、モンシロチョウ(写真3)を03月10日にそれぞれ撮る。
 キタテハは成虫で越冬する。
 それゆえ、冬季の暖かな日(おおよそ気温15度以上。)に越冬場所から飛び出す個体もいる。
 たとえば、年末12月中旬、栃木県下野市や同県宇都宮市では飛んでいた(当ブログ2013年01月05日2011年12月14日)。
 モンシロチョウは蛹で越冬して羽化する。

 学名:キタテハ;Polygonia c-aureum タテハチョウ科
     モンシロチョウ;Pieris rapae  シロチョウ科

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年03月23日、写真3;2013年03月10日 撮影地:栃木県下野市

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渡良瀬遊水地の野鳥5 道端のシメ

2013年03月30日 00時00分00秒 | 野鳥
写真1 写真2


写真1 道端に下り、餌探し。
写真2 実をくちばし(嘴)にくわえている。

写真3 写真4


写真3 くわえた実を砕き終えた。
写真4 私に気づき、飛び立つ前

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 2013年正月03日、渡良瀬遊水地に人少な。
 鳥たちは、いつもになく道端に出ている。
 その一種がシメ(写真1~写真4)。
 本種・シメは、全長19cm、ヒバリほどの大きさ。
 太くて短い円錐状のくちばし(嘴)で種子を砕き、なかを食べる。
 春夏に北海道で繁殖し、秋冬に本州以南に移動する。
 くちばし(嘴)は、冬、蝋のような色になる。
 この色から蝋嘴鳥(ろうしちょう)の別名がある。
 夏のくちばしは黒っぽくなる。
 英名はHawfinch。
 Finchは円錐状くちばしをもつ鳥(スズメ目)の総称、Hawはサンザシの実。
 すなわち、円錐状くちばしでサンザシの実を砕いて食べる鳥の意味。
 学名:Coccothraustes coccothraustes スズメ目アトリ科

 引用・参考文献等:*BIRD FAN(日本野鳥の会);シメ *当ブログ2011年03月06日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年01月03日 撮影地:栃木県栃木市・渡良瀬遊水地
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東桜島の切り干しダイコン今昔 思い出すままに

2013年03月29日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 火山灰を少々被る切り干しダイコン(写真2も同じ)

写真3 写真4

写真3 火山灰を被ってない切り干しダイコン。干し始めて日が浅い(写真4・写真5も同じ)

写真5 写真6

写真6 干し終えると飴色になる

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1.切り干しダイコンに2つの製法-桂剥き・板状削ぎ-
 桜島には桜島ダイコンと青首ダイコンがある
 桜島ダイコンは20kgや30kgになる、カブ・蕪の親分のような大きさ・重さ

 東桜島町の1955年頃(昭和30)の切り干しダイコン造りには二つの方法があった
 一つは、青首ダイコンを縦長に薄く割り削ぐ
 包丁や前後に2股足のついた長いカンナ(鉋)で細い板状に
 二つは、桜島ダイコンを1cmほどの厚さに輪切りし、それをカツラムキ(桂剥き)にする

 切られたダイコンは横竿や紐に吊るして干される
 割り削ぎ板状ダイコンは真ん中に切れ目を入れて干す
 我々は、切り干しダイコンをソッデコンと呼んでいた
 すなわち、削いだダイコン

2.今日の主流は板状削ぎダイコン
 それから半世紀、2013年02月11日、東桜島町を歩く
 青首ダイコンを板状に削いだダイコンが干してある(写真1~写真6)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年02月11日 撮影地:鹿児島市東桜島町
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サトイモ手植え 夫と妻のペア作業

2013年03月28日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 夫は荷台からサトイモの種入り紙袋を持ち上げ中
写真2 夫は種イモをプラスチック製手桶に移し入れ

写真3 写真4

写真3 夫は種イモ入り手桶を持ち、妻は長柄鍬(野州鍬?)を持ち、播き溝へ移動
写真4 サトイモの手植え始まる


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 2013年03月23日土曜日、里道歩き
 軽4輪トラックが私の横を通り過ぎる
 運転席は男女2人、ご夫妻のよう
 荷台には紙袋、立っている

 振り返り軽4輪の行方を追う
 200m弱先の畑に止まる
 2人ともに運転席から降りる
 夫は力仕事、荷台から紙袋を持ち上げ、何かをプラスチック製手桶に移し入れ(写真1・写真2)
 妻は長柄鍬(野州鍬?)を持つ(写真3)
 夫が播き溝に何かを置き、妻が長柄鍬で土を被せるペア農作業(写真4)
 後日、播かれたのはサトイモと判る

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年03月23日 撮影地:栃木県下野市
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カラス 命をつなぐ 落とす

2013年03月27日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 楠のてっぺん近く、ハシブトカラスの巣。未完成


写真2 写真3

写真2 くわえたY字状木枝が桜幹を挟むハシブトカラス。写真1の巣に運ぶため。Y字状木枝が桜幹を挟むのは偶然? 目は枝先へ向いているので意識している?
写真3 Y字状木枝は1本になる。ハシブトカラスがひき裂いたのか、偶然なのか、確かめず、残念。

写真4 写真5

写真4 カラスの亡骸と散らばる羽毛。鳥あるいは動物に食べられている。
写真5 カラスの羽毛が2ヵ所に散らばる。ここで、鳥あるいは動物に食べられたのであろう。亡骸はM.O氏が土に埋めた。

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1.巣造りのハシブトカラス
 生者必滅、会者定離、世の習い。
 カラス界とて同じ。
 命を繋ぐ巣を造るハシブトカラス(写真1~写真3)。

2.落命のカラス
 他方、命を落としたカラス1羽(写真4)。
 秋冬期、栃木県下野市におけるカラスのねぐら(塒)の一つは平地林の常緑樹、杉林。
 その杉林の下にカラス3羽の亡骸があった、と所有者M.O氏が教える。
 死因は餌不足だろう、とM.O氏は考える。
 M.O氏は2羽を土に埋め、1羽はそのまま放置(写真4)。
 放置の1羽は、鳥あるいは動物の命をつなぐ餌となっている。
 埋められた2羽も、2ヵ所に羽毛が散らばっているので餌となったのであろう(写真5)。
 生者必滅、生物界の命のサイクルを見る。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真3;2013年03月19日、写真4・写真5;2013年03月10日
 撮影地:写真1~写真3;東京都文京区・椿山荘庭園、写真4・写真5;栃木県下野市
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