おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

カワセミ百態033 獲魚を落とす

2017年11月30日 00時00分00秒 | 野鳥

 カワセミ、魚を獲る、しかしくわえる部位が悪い、しっぽ。12時06分13秒


 魚は逃げようと動く。しっぽなので頭を下に遠心力は強い


 魚が動くほど遠心力は強くなり、逃げる魚には好都合。しかしカワセミには不都合、しっぽに厚みなく、魚を制御しづらい


 けっきょく魚は嘴から外れる! 12時06分14秒


 あーあ、どうしよう! 落とした魚の波紋拡がる


 波紋拡がり、落とした魚は沈んで行く、見えなくなる


 塞翁が馬、落とすこともあるさ、頭を切り替える。12時06分17秒

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 カワセミの魚の獲り方
 魚を嘴と直角になるようにくわえ獲る

 獲った魚を飲み込むときは魚の頭部から
 鱗が喉などにひっかからぬように
 そのためには嘴と平行になるよう回転させねばならない
 この過程で失敗することがある
 本日はその例(注1)

 上の写真に見るように、カワセミは魚のしっぽ・尻尾をくわえ獲った
 魚は逃げようと体を曲げ動く
 尻尾ゆえ、すなわち魚頭部は下、重力は強くかかる
 動くと遠心力は強くなる
 尻尾は薄く、カワセミは魚を制御しづらい
 魚を振り回転させられない
 けっきょく、魚の動きで尻尾は嘴から外れた
 魚を落とした

 落とした魚をカワセミは直ぐ獲れる、と筆者は思う
 しかし飛び込まない
 カワセミは誇り高いのか、はたまた目などの機能に問題ありか
 恨めしげに? 落ちた先を見るだけ

 注1 2016年の失敗例「カワセミ百態007 塞翁が馬」:弊ブログ2016年09月11日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年11月27日
 撮影地:埼玉県久喜市・弦代公園

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里の秋 紅葉に柿

2017年11月29日 02時41分02秒 | 農村










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 「とちぎのふるさと田園風景百選認定地 茂木町河井」
 11月中旬、目に入るのは柿畑と紅葉
 県道脇の柿畑(写真1)で柿もぎの女性に伺う
 “この柿は何ですか、食べられますか”
 “いや、渋柿、蜂屋柿、このまま売ります”

 県道から百選認定地標柱を左に
 河井上柿選果場脇の短坂路を上がる
 視界開け目に飛び込んだのは墓1基(写真2)
 広い牧草畑、紅葉の里山を背景にたつ
 栃木県、埼玉県などは家ごとの個別墓が多い
 牧草畑の左は紅葉の里山に民家(写真3)
 右は柿畑、蜂屋柿たわわ(写真4・写真5)
 まさに美しい田園風景、ふるさと風景

 柿栽培は1999年(平成11)に始まる(注1)
 7戸が苗木500本を植栽
 遊休農地解消と定年後の楽しみを目標に
 現在、5戸が研究しつつ栽培加工
 次の三つを販売
 ①樹上脱渋柿「長寿姫」(注2)
 ②糖度65度以上の干し柿「長壽寺一會長寿柿」
 ③渋抜きしない柿
 筆者は、③を収穫中の柿畑で樹上熟成中の①を3個買う

 注1 「真岡新聞」平成29年11月17日・第1675号
  当号の切抜きを送ってくださったA氏に感謝します
 注2 写真4の柿畑の中に白いものが見える。これが樹上脱渋用のビニール袋
  袋の中に固形エタノールを入れて渋を抜き、その後じっくり熟成
  柿について:弊ブログ2016年12月11日同月08日同月04日11月29日同月26日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年11月13日
 撮影地:上記

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業務用ホウレンソウの収穫

2017年11月28日 00時00分00秒 | 農業

写真1 Tさん、鎌でホウレンソウの茎葉を刈る


写真2 ホウレンソウの茎葉をコンテナに入れる。写真奥の枯れ茎葉は8月に紹介したナスの防風囲い(注1)


写真3 一輪車で秤(はかり)まで運ぶ


写真4 上皿秤で計量


写真5 トラックに積む

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 10月下旬、キャベツ収穫のTさん(注2)
 11月中旬、ホウレンソウを独りで収穫(上の写真)

 ホウレンソウは草丈が伸びている
 それゆえ、根部を短く残す店舗販売用ではない(注3)
 加工業者に出荷の業務用ホウレンソウ
 品姿に気をつけて茎葉だけを鎌で刈る
 コンテナに入れて計量(写真4)
 トラックに積み(写真5)、JA集荷場へ運ぶ

 注1 弊ブログ2017年08月25日
 注2 弊ブログ2017年11月02日
 注3 生活者向けの店舗販売用は品姿を整え、規格別に選別し、計量して袋入あるいは結束
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年11月19日
 撮影地:栃木県下野市




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曲げ伸びて葉から葉へ

2017年11月27日 04時00分01秒 | 昆虫

 写真1 シャクトリムシ、前部の足と後部の足で葉をつかむ


 写真2 後部の足を離して前部にひき寄せ、逆U字の姿勢


 写真3 前部の足を離し、体をゆっくり伸ばして進む先を探す


 写真4 後部の足で葉をつかみ、U字の姿勢


 写真5 U字の姿勢(写真4)から体をエイッと伸ばし、進む先を探す

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 何かがいる屋敷林のクネ・生垣(注1)
 毛虫を捕まえるカマキリ(注2)
 翅を広げ美しいムラサキシジミ(注3)
 くねるアオダイショウ(注1)

 本日はシャクトリムシ(尺取り虫)
 ガ類・シャクガ科の幼虫
 細い円筒状の体をU字型に曲げ伸ばす(上の写真)
 我々が親指と人差指で長さを測るよう
 これが和名シャクトリムシの由来

 注1 弊ブログ2015年10月17日
 注2 弊ブログ2012年10月10日
 注3 弊ブログ2016年08月02日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年09月08日
 撮影地:埼玉県久喜市

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野菜画 悩ましい <我が家の菜園137>

2017年11月26日 01時19分40秒 | 家庭菜園



 


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 我が家の菜園から戻った妻
 “おもしろい大根があるよ”と筆者に見せる
 なるほど
 いっしょに持ち帰ったミニトマト、パセリ、ピーマン
 ダイコンをモチーフに描く
 おもしろい絵になりました
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年11月21日
 撮影地:埼玉県久喜市

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