おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

コジュケイのデザイン蓋 <おもしろい足もと>

2017年07月31日 00時00分00秒 | 景観

写真1 茨城県守谷市のマンホール蓋。コジュケイを中心に、周りにヤマユリ、マツをデザイン


写真2 守谷市のアサヒビール茨城工場における試飲の一部、ドイツ、ベルギー、イギリスのビール


写真3 試飲会場から筑波山を望む。目の高さの窓外をトビ飛去

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 マンホール蓋のデザインは様々
 アサヒビール茨城工場見学で訪ねた茨城県守谷市
 当市の汚水マンホール蓋の中心は野鳥のコジュケイ(写真1)
 周りにマツとヤマユリ
 ともに市の鳥・木・花
 市民・家族の絆・幸福、自主・自立、繁栄などを表現

 引用・参考文献等: http://www.city.moriya.ibaraki.jp/shikumi/profile/symbol.html
  弊ブログ2014年10月17日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2016年10月06日
 撮影地:茨城県守谷市
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アカジソ ナスの柴漬け <我が家の菜園127>

2017年07月30日 00時00分00秒 | 家庭菜園

写真1 柴漬け用アカジソ。我が家にも笊あり、但し小笊(注1)。2017年07月29日


写真2 ナスの柴漬け、今夏2回目。2017年07月29日


写真3 大玉スイカ。2017年07月24日


写真4 「1.5番なり」のラビット、割れず。「1番なり」は施肥過多で割れた? 2017年07月29日


写真5 ミニトマト。2017年07月27日

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 我が家の菜園、今週も先週と同じような収穫品(注2)
 今週のトピックは二つ
 一つはアカジソの大量切り(写真1)とナスの柴漬け(写真2)
 今夏3回目のアカジソ切りと柴漬け
 筆者は1回目と2回目を見逃す

 二つはカラスの害
 「2番なり」スイカ1個をカラスに突かれる
 妻曰く“油断してた、あそこは上の方に紐を張らなかった”
 “美味くなるはずだった、砕いてきた”

 注1 大笊:弊ブログ2017年07月22日
 注2 「大玉スイカ1個 ミニトマト多収」:弊ブログ2017年07月23日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:上記
 撮影地:埼玉県久喜市

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カワラヒワ 休耕田に飛来・獲餌

2017年07月29日 00時00分00秒 | 野鳥






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 水入り休耕田
 生きもの観察には楽しみな場
 野鳥集まり、蝶舞う

 7月中旬、水溜まり点在の休耕田
 カワラヒワのつがい、少々離れて獲餌中(写真1)
 筆者に気づいた♀、♂の脇へ飛ぶ(写真2)
 ♀、♂ともに警戒の目(写真3)
 一歩、二歩進むと飛去

 引用・参考文献等:カワラヒワ;弊ブログ2016年10月28日2015年08月06日2014年03月01日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年07月17日
 撮影地:埼玉県幸手市

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稲の出穂登熟期に八甫獅子舞

2017年07月28日 03時37分53秒 | 民俗





写真1~写真3 庚申様に舞を奉納


写真4 八甫新田との境で辻固め。「村」に疫病悪事が入らぬよう舞い祓う


写真5 ハレ・舞からケ・日常に戻る

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 関東平野の中央部、中川右岸
 江戸の昔から伝わる八甫の獅子舞
 水稲の出穂・登熟期に「村」のなかを舞い巡る
 五穀豊穣・悪疫退散・氏子繁栄を願い舞う
 2017年は07月23日、日曜日
 09:30~19:00に10ヵ所で舞を奉納
 人生ベテラン女性曰く
 “19日だったよね、昔は、今、勤めの人多いから日曜日”
 社会環境変化に対応の八甫獅子舞

 引用・参考文献等:2016年の獅子舞:弊ブログ2016年08月31日08月21日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年07月23日
 撮影地:埼玉県久喜市八甫
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江戸末期・明治初期 栗橋の絵馬は語る農作業の変化(2)

2017年07月27日 04時25分20秒 | 歴史

写真1 旧栗橋町・北広島地蔵堂「農耕図絵馬」(焼失)。1880年(明治13)12月奉納。絵師:雲峰。当写真は旧栗橋町役場所蔵写真を2003年09月、筆者が撮影。旧栗橋町(現久喜市)は旧日光街道栗橋宿、利根川右岸・権現堂川右岸域


写真2 オークワ・大鍬を使うタオコシ・田起し。写真1-①の拡大(注1)。「絵馬と農具にみる近代」7頁(発行:板橋区立郷土資料館。発行日:平成2年11月3日)


写真3 オークワ・大鍬を使うタオコシ・田起し。写真1-②の拡大。「絵馬と農具にみる近代」7頁(発行:板橋区立郷土資料館。発行日:平成2年11月3日)


写真4 大鍬。①~②(犂床と犂身が一体):289㎝、③~④(犂轅・りえん):266㎝。②~⑤:95㎝。久喜市(旧鷲宮町)郷土資料館所蔵。2001年12月02日撮影。旧鷲宮町は旧栗橋町に隣接、中川右岸域


写真5 大鍬。幸手市民具資料館所蔵。2001年撮影。当市は旧栗橋町に隣接、旧日光街道幸手市宿、中川左右岸・江戸川右岸域


写真6 大鍬。大山民俗資料館(白岡市)所蔵。2001年12月02日撮影。白岡市は久喜市に隣接、元荒川左岸域


写真7 大鍬。春日部市郷土資料館所蔵。2001年12月01日撮影。当市は旧日光街道粕壁宿、中川左右岸・江戸川右岸域


写真8 大鍬。北川辺郷土資料館所蔵。2003年07月22日撮影。旧北川辺町(現加須市)は利根川を間に旧栗橋町に隣接、利根川左岸・渡良瀬川右岸域


写真9 大鍬。羽生市郷土資料館所蔵。2003年07月22日撮影。当市は加須市を間に旧栗橋町に隣接、利根川右岸域


写真10 大鍬系犂(注2)。戸田市立郷土博物館所蔵。2002年撮影。当市は荒川左岸域


写真11 大鍬系犂。朝霞市博物館所蔵。2002年01月13日撮影。当市は荒川右岸域

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 既に、「江戸末期・明治初期 栗橋の絵馬は語る農作業の変化(1)」を弊ブログにアップ(注3)
 そこでは、江戸末期、当地の農作業は長床犂を使う畜力段階に入ったことを知る

 本日は埼玉県旧栗橋町(現久喜市)北広島・地蔵堂の「農耕図絵馬」に犂をみる(注4)
 絵馬には「北広島村略図」の中に一連の水稲作業が描かれる
 その一つ田起しに2頭の馬がそれぞれ犂を牽く(写真1の①・②)
 犂は作土に突き刺さるような無床犂(写真2・写真3・注5)
 馬の後方で犂を扱う人(シンドリ)と前方横で誘導する人(ハナドリ)の二人作業

 現在、絵馬の無床犂に似る犂が近隣に保存されている(写真4~写真11)
 それらの犂は①犂床が犂さきより長い短床犂、②犂床と犂身が一木造り(無床系)
 したがって、絵馬の犂も一木造りの無床系短床犂と考えられる

 上記から、江戸末期に長床犂を使う畜力段階に入っていた当地の農作業は無床系短床犂も使っていたことを知る
 (次回は隣りの加須市の絵馬や掛軸に犂をみる)

 注1 筆者が撮影した写真1の①及び②を拡大してもオークワ・大鍬を明示できない。それゆえ、「絵馬と農具にみる近代」7頁(発行:板橋区立郷土資料館。発行日:平成2年11月3日)の該当部を拡大したのが写真2及び写真3
 注2 戸田市や朝霞市での呼称を明確にできないので大鍬系犂と記す
 注3 弊ブログ2017年07月10日
 注4 奉納者は北広島村53人、近在の村々22人、計75人を数える
 注5 犂は犂床(接地面)の長さで無床犂、短床犂、長床犂に分けられる。その基準は、1920年刊・廣部達三著『廣部 農具論 耕墾器篇』(232-233頁)を援用すると次のよう。犂さき、犂床などは写真12、写真13を参照
  無床犂:犂さき > 犂床
  短床犂:犂さき ≦ 犂床 < 犂さき×3
  長床犂:犂さき×3 ≦ 犂床



写真12 大鍬(写真8)の犂さき、犂へら。①~②:犂さきの長さ


写真13 大鍬(写真8)の犂床(接地面・①~②)、犂さき、犂へら。①~③は犂さきの長さ

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記
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