おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

八甫の獅子舞2016年 子どもたちも参加

2016年08月31日 00時00分00秒 | 民俗

写真1 獅子の太鼓を打つ子どもたち。獅子に、獅子舞に興味津々。獅子舞の将来を見据えた演舞者の配慮


写真2 獅子の前垂れを被せられ伝統の御利益-無病息災・悪疫退散-を享ける乳母車の乳幼児


写真3 現代の御利益-アイスクリーム-を享ける子どもたち


写真4 獅子舞の白山神社への奉納が終わり、子どもたちがもの珍しそうに獅子を見る


写真5 獅子舞の先触れ。拍子木をカチカチ打ち鳴らし、子どもたちが「・・・火の用心・・・」と唱えながら、火消し纏などが続く


写真6 火消しの纏を持つ小学生。十九夜塔の前で奉納

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 2016年の「八甫の獅子舞」は07月24日、日曜日
 前日23日は八甫鷲宮神社で獅子の浄祓式(弊ブログ2016年08月21日
 
 24日の獅子舞は1ヵ所約20分、計10ヵ所に奉納
 五穀豊穣、悪疫退散、氏子繁栄を祈願
 「村」境での悪疫退散祈願の辻固めは7ヵ所

 筆者は次の6ヵ所の奉納を見聞撮
  白山神社11:00、光厳寺11:30、十九夜様15:00、庚申様16:00、諏訪神社17:00、八甫鷲宮神社(18:05お開き)
 見聞撮してないのは次の4ヵ所
  愛宕神社(舞い始め09:30)、大神宮様10:30、地蔵様14:00、山王様14:30
 
 さて、獅子舞の将来について次の課題を考える
  一つは舞う人、笛吹く人の育成・確保
  二つは保存・運営する人の育成・確保
  三つは八甫に暮らす人たちの連帯感・絆の維持、“心”の共有
 “心”の共有という舞台で舞い、奏で、保存・運営されて獅子舞の今があり、明日がある
 幅広い住民の地域愛は必須

 その手立ての一つは、将来を担う未就学児や小中学生、高校生の獅子舞への参加
 その姿を見た
  一つは笛奏者、火消し纏の持ち手として直接参加
  二つは見学、伝統の御利益-獅子前垂れ被覆-、現代の御利益-アイスクリーム-を媒の間接参加

 引用・参考文献等:八甫に隣接する東大輪のダイジャサマを巡る“心”等:弊ブログ2016年01月02日2015年10月12日2013年10月28日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年07月24日 撮影地:埼玉県久喜市八甫

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ブーメラン台風接近前に稲刈

2016年08月30日 00時00分00秒 | 農業

写真1 Uターン台風・ブーメラン台風の接近前、29日12:15、前日と明け方の雨で稲は濡れているけれど稲刈り


写真2 用水のオチグチ(落ち口・入口)に塩ビ管がある。そこをコンバインが通って壊さないように、周りを息子さんが手刈り


写真3 コンバインで刈り難い角は手刈り。この作業は、息子さん曰くハタガリ。加須市柏戸でもハタガリ(弊ブログ2016年08月22日

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 非常に珍しい台風10号
 19日に八丈島の東方で発生
 我々が知る台風は遥か南方海上で発生し北上する
 しかし10号の発生海上は日本に近い、珍しい
 さらに珍しいのは進路
 北東方向へ進まず、南西へ進み沖縄県南大東島の南方に停滞
 26日に東へ反転して発生海上へUターン、ブーメラン台風

 この台風が接近する30日を前に、29日のお昼時、稲刈を急ぐ親子
 父親はコンバインを操作して稲刈り(写真1)
 息子さんは次に刈る田の準備(写真2・写真3)

 当地の稲刈りは雨続きで進まず
 大規模農家は、雨で稲が濡れていてもかまわず稲刈り、スケジュール優先
 農家の多くは、台風10号接近を心配するも、濡れた稲の刈取りを避ける
 籾品質、乾燥機の限られた処理能力、コンバインを壊さないため、などの理由

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年08月29日 撮影地:埼玉県久喜市

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カワセミ百態005 杭先端を巡る争い-牽制

2016年08月29日 00時00分00秒 | 野鳥












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 カワセミが魚を狙い獲るには絶好の杭先端
 そこをめぐる争い
 杭先端の個体は譲りたくない
 他方、追い出して占拠したい個体
 たとえば次のよう

 杭先端のカワセミ♀は緊張、嘴を少し開き、全身を細く締める(写真1・写真2・写真4・写真5)
 他方、杭の下、脇をカワセミ♂が往く(写真2・写真3)
 約30秒後に返り、岸の木枝に消えた(写真5・写真6)
 今回は牽制のよう
 
 引用・参考文献等:弊ブログ2016年08月18日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年08月06日 撮影地:埼玉県久喜市・沼井公園ビオトープ

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なるほど! 落花生

2016年08月28日 02時37分30秒 | 農業

写真1 播種から48日。真っすぐ伸び立つ萼筒と花(①・②)。萎れ落ちる萼筒と花、役割を終える(③)
    作土へ向けて伸びる子房柄(④)。2016年07月10日


写真2 播種から48日。子房柄は伸びて作土に着き地中へ、萎れ枯れた花と萼筒は作土に落ちて役割を終える(①)
    子房柄は作土に未着、萎れ枯れる花は作土に落ちて萼筒とともに役割を終える(②)。真っすぐ伸び立つ萼筒と花(③)。2016年07月10日



写真3 播種から55日。多くの子房柄が作土に着き、さらに地中へ伸びる。2016年07月17日


写真4 播種から48日。花は咲き、枝葉は伸びる。2016年07月10日


写真5 播種から55日。枝葉は伸びて畝間の作土を隠すほど。2016年07月17日

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 06月下旬、開花の落花生(弊ブログ2016年07月07日
 ほどなく花は受精し、萼筒とともに萎れ落ちて役割を終える(写真1~写真3)
 同時に葉腋にある子房が作土へ向けて伸びる、これが子房柄(写真1~写真3)
 子房柄は作土に着き、さらに地中へ伸び潜り、莢となり種子となる
 この種子を我々は食べる
 莢の網目模様は作土から養分を吸う維管束

 上のような過程が“落花生”の由来、筆者は初めて視認、納得
 
 注1 萼筒:筒状になった萼。この下部に子房がある
    葉腋:葉の基部と茎に挟まれた部位。ここから腋芽が伸びて葉となる
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

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耳もとで鳴くツクツクボウシ

2016年08月27日 04時25分48秒 | 昆虫

写真1 桜の幹にセミ ①:ツクツクボウシ♂ ②:ツクツクボウシ♀ ③:アブラゼミ♀ 2016年08月26日06:56。沼井公園ビオトープ


写真2 ツクツクボウシ♂。2016年08月21日13:51。弦代公園


写真3 ミンミンゼミ 新幹線高架橋脚で鳴く。2016年08月26日05:56


写真4 桜の幹にアブラゼミ。2016年08月21日14:11。弦代公園

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 チョウゲンボウ見撮時
 耳もとで、2m弱の新幹線高架橋脚でミーン、ミーンと鳴き始めたミンミンゼミ(写真3)

 処と時刻は変わり、カワセミ見撮時
 耳もとで、1メートルほどの桜幹で鳴く、ツクツクボウシ(写真1)
 ♂と♀、互いにゆっくり動きつつ♂が鳴く
 震える腹部が見える
 近くにアブラゼミ、ジーと動かず、ツクツクボウシに圧倒されているよう

 1m~2mで鳴くと、鳴き声とともに空気振動(鳴き声とは異なる。)も耳に入る
 久しぶりの体験、耳験

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・上記 撮影地:埼玉県久喜市

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