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晩冬から春、花の少ない野や畦に、ピンクの花をつけるヒメオドリコソウ(写真1)。
下部の葉は長い葉柄のある丸い卵型、上部の葉は三角状卵型で葉柄のない苞葉(写真2)。
葉の表面には脈に沿い小じわが多く、葉の両面には軟毛がある(写真2)。
花は葉のつけ根から数個ずつ輪のようにつき、葉の間から出る(写真3)。
本種はヨーロッパ原産の越年草。
日本では1993年東京駒場で発見された。
関東地方や長野県などで雑草化して分布を広げつつある。
茎は高さ10~25㎝、根もとは横にはう。
茎には稜がある(茎は四角柱状)。
和名は、本種の花がオドリコソウ(茎丈30~50㎝・花冠2~4㎝)の花より約1㎝小さいことに由来。
草丈も低い。
ヒメは小さいの意味。
学名:Lamium purpureum シソ科
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』218頁(株式会社 山と渓谷社・1983年) *当ブログ2012年04月05日;オドリコソウ
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年03月29日 撮影地:栃木県上三川町下簗