ありるれろ**

わざわざ人に話すほどのことでもないけどちょっとつぶやきたいことを綴っています。

年間目標

2017-01-05 23:36:47 | 
2016年に目標にしていた「本を50冊読む」。
途中から何冊読んだか分からなくなってしまい、達成できたのかできてないのか謎ですが、
2017年も同じく「本を50冊読む」を目標にしたいと思います。

ちなみに2016年読んだ本の中でベストは吉田修一の「怒り」。
で、ワーストは「きみの膵臓を食べたい」。
あれは絶賛されていたから読んでみたけどわたしには合わなかったな。

さて、2017年はこの本から始めました。


2016年から目論んでいる、T嬢との吉田修一祭のために。笑
これ!面白かったー!!
上京したばかりの大学1年生の世之介の話をベースに、世之介の周りの人たちが20年後に世之介を回想するシーンが描かれています。

通勤時間に少しずつ読むつもりが、朝晩の通勤で読んでみたら続きが気になりそのまま家で一気読み。
別にこれと言った大きなイベントや感情の浮き沈みは何もないんですよ。
緩やかに1年が進んでいくんだけど、何だか引き込まれてしまうのです。
そして緩やかに、何事もなかったかのように世之介の最期が入れ込まれてます…
あれは衝撃だった。
なくてもよかったんじゃないかと思ったけど、それがあっての最後の手紙のシーンだよなぁ、と。
早くもパラパラと二度目を読み始めています。

世之介は本当にその辺にいそうな人なんだけど、それがどこか愛おしい。
大学生の話なので色々なことが懐かしく、でも男子の話なので男子学生ってこんなこと喋ってんのかよと新発見もあり。
早くT嬢と感想を語りたいです。笑


映画化されているのは知ってたので、読んでる途中でどうしても配役が気になって見てみたら、ここでもゲイの役は綾野剛なんだということが分かり笑ってしまいました。
加藤役こそ高良健吾のイメージだなぁ、わたしは。
コメント
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