今日はカレー塾に入塾して来ました。
昔、スパイスロードという伝説のカレー屋さんがあったんですよ。
わたしが福岡に越して来たときには既になくて本当に伝説でしか知らなかったんですが、今は料理教室をされているそう。
料理教室といっても、ひたすら先生の実演。
油の量は日本人の感覚よりだいぶ多い。
肉500gのカレーに200ccくらい。ひぇー!!
玉ねぎのカットは適当でいいらしい。
インドではフードプロセッサだって。笑
で、裕福な家や高級店は時間もお金も余裕があるので野菜がたくさん。
市販のレシピもこっち寄り。
貧しい家や安い店は、薄利多売でたくさん量を作るとなるとカットも大変なので、野菜が少ないらしい。
スパイスも、基本は「タクコ(ターメリック、クミン、コリアンダー」だとインドカリー子さんが言っていたのに、全然違った。
クミンもターメリックも、入れる必要はないって。
「でも体にいいから入れます」
え、そんな感じなの…?
ちなみに入れてるスパイスの量も目分量。
これ…教わっても再現できないんでは…
ホールスパイスは、クローブ、カルダモンの青と茶、シナモン、シナモンの葉、八角、ナツメグの皮が入ってます。
これを油に入れる。
和食でいう、イリコや昆布でお出汁を取るような感じ。
ふつふつしてきた頃にクミンシードのような細かいものを入れます。
それから玉ねぎ。
アヒージョくらいひたひた。
この時点でもう良い匂いがして来ます。
玉ねぎに火を通している間に、にんにくとしょうがをすりおろし、ご飯を炊く。
にんにく・しょうがは玉ねぎが茶色くなる手前で。
スプーン1杯のヨーグルトも追加しますが、これも別に入れなくていいらしい。笑
ポイントは、しっかり酸味を飛ばすこと。
そのあと、ターメリック、唐辛子、コリアンダーパウダー、ガラムマサラを入れる。
コリアンダーはとろみを付けたい場合はたっぷり入れると良いそうです。
鶏肉は皮を剥がし、スパイスを絡めながら火を通す。
皮は後で使います。
途中でお湯加えただけ。
これで終わり!
トマトソースも無しよ。
鶏皮は鶏皮で焼き、出た脂はさっきのチキンカレーに入れます。
その間にもう1つのキーマカレーを。
こっちもたっぷり油を使います。
中に入っているのはマスタードシード。、
にんにくを叩き潰したものと、カットしたトマト1つを投入。
カットトマトは皮もタネもそのまま入れます。
油多いよね、アヒージョやん。
火入れは特に大事なんだって。
カレーが美味しくないという人は、ヨーグルトやトマトの酸味が飛んでないとか。
肉だけだと味が単調になるので、ここにエリンギを叩いて入れてもいいそう。
今日はないので肉入れます。
素人がやると時間がかかってスパイスを焦がすので、まだこの段階ではなし。
そんなわけで漂う匂いはミートソース。笑
塩、一度炒めたスパイス(中身はわからん)、チリ、挽きたてのナツメグパウダー、ブラックペッパーを投入。
肉肉しいから、と残りのトマト、冷蔵庫に余っていたグリーンピースも投入されました。笑
油も追加。
以上、完成。キーマカレーは水なし!
最初のチキンカレーにきび糖を少々入れて、こちらも完成。
実食!
スプーンもチェック。笑
キーマカレーは辛みがなく、ガパオのような味でした。
チキンカレーは、スパイスにお湯入れただけなのに、深い!!!
こんな味になるとは…
美味しくて、みんな無言で啜り込みました。
店内にはオリジナルスパイスの販売も。
生カレー粉…気になる。
とりあえずチャイの素だけ購入しました。
ホールスパイスで作るチャイ、好きなんだよね。
いやー楽しかった!
これまた再現してみたいなー。