今日の考え事〈applemint1104〉

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「神の舌を持つ男」一話の感想

2016-07-09 16:37:17 | ドラマ
一話目を見ました。意外に面白かったです。
てっきり料理人の話かと思っていたら、なに?温泉のお湯を舌で分析してしまうと。それも一瞬で?
すごい能力ですが、私は昔深夜帯にやっていた温泉マニアのべに子さんを思い出しました。
V6の番組でやっていました。
彼女は車でどこまでも出かけて行き、露天風呂や温泉に入りまくっていました。
泥水にしか見えない場所でも入ってましたね。そしてお湯を舐めて成分を当ててました。
でも蘭丸のように詳しくはなかったですけど。
 
ところで、今回の主人公とその仲間は今まで見たことのない変わった設定です。
主人公は舌で成分分析が出来るだけでなく、三助という、温泉でマッサージや湯かけをする祖父の孫で、その技術を引き継いでいます。
蘭丸は雅という芸者を追っているのです。ここが分かりませんでしたが、何かを思って彼女を追っかけているのです。
彼にくっついて骨董品を売り歩く光と、何者なのか分からぬ佐藤二郎演じる寛治。
この3人が温泉宿を巡り歩いて、雅を探しながら、そこで起こる事件も解決していくという話らしいです。
 
今回は人物紹介があったので、1人語りやおふざけで、前半はかなり茶番劇っぽかったです。
舞台のような大げさな演技が寒かったですが、事件の背景やいきさつも説明しなければならず、忙しかったですね。
環境省のお役人が殺されていて、そこには環境保護団体と町との衝突があり、また宿の源泉かけ流し湯の偽装があり、なんと女将が殺人を工作したという話でした…
でも一つ一つのトラブルは、ありそうな話でした。
色んな要素を持ってきて、前半のこっけいさとは裏腹に後半はシリアスでした。
 
木村さんが熱演していて、イメージが変わるのが心配なほど頑張っておられました。
佐藤さんもいつものおとぼけの味を出しています。
この二人の陰に隠れて無色透明でほとんど出番がなかった向井理の蘭丸でしたが、最後の15分くらいで本領発揮し、見事に事件を解いてくれました。
今回の謎解きは、とても分かりやすかったです。
温泉組み上げのポンプが壊れたことで蛍が上流に上がってきて、蛍の乱舞となった皮肉な顛末もなかなかでした。
 
しかし、若いということは無個性ということなのか‥
祖父の日野正平さんの色気と来たら…。人生経験の差?…思わず見入ってしまいました。
女将の片平なぎささんも、いいですよね。大人の魅力一杯です。
 
一話ごとに舞台が変わってゲストも変わるんですね。
どんな話が待っているのか、これからが楽しみです。