今日の考え事〈applemint1104〉

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「家売るオンナ」2話の感想

2016-07-22 15:24:31 | ドラマ
早くも二話目で底の浅さを露呈した感じでした。
家を売るスペシャリストだと言っても、家庭の問題まで解決できっこないでしょ…
という当たり前のことを強引に「家を買い換える」ことで解決してみせるのが三軒家万智という不動産会社のチーフです。
 
今回は引きこもりの息子を抱える夫婦の話でした。
きれいに住んでいる一戸建てで、5千万の価値がありそうな家を売って、2500万のマンションに越したいと言うのです。
しかし何故売値の半分のマンションに越したいのか?なぜ現金を必要とするのかまでは言おうとしません。
しかも一部屋だけ中を万智たちに見せない部屋があり、一階で夫婦と話している時に、二階からトイレの水を流す音が聞こえました。
母親は「時々自動的に洗浄されるトイレだ」と言ってごまかしますが、万智は何かあると睨みます。
 
何と、この家の二階には引きこもって20年になる息子が、家族とも会わず暮らしていたのでした。
万智は、煙を起こし警報器を作動させ、「火事だ」と叫ぶと、二階から息子が走り出てきました。
その姿を見て夫婦もびっくり。いつの間にか青年からおじさんになっていたのです。
あり得ない…ここは笑うところ?
 
その後万智は、段ボール箱を被って現実逃避する息子と話をします。
何でも20年前の会社での粗相が引きこもりの原因らしいのです。
これもまたあり得ない…
しかも、息子はびびる大木です。
いつもテレビで活躍してるので、引きこもりには見えません。もっと暗い人を選べば良かったのに…
 
まぁ息子もダメダメなら親もダメダメで、こんな情けない人たちがいるのかよ~と思いますが、広い世の中、もしかしたらいるかもしれないと思いました。

ウチの近所にも引きこもりが多いです。
ニートというのは、雇われてもいず、教育も受けていない人ということですよね。
そういう人がいる家は親がガードしていて、なかなか他人にも知らせないのです。
息子の存在の気配は全くありません。
しかも確かに10年以上引きこもる子が多いから、人相も変わっているはずなのです。
 
さて、どうやらこの夫婦は、「今から世の中に出て働くということなんて出来ない」と息子の将来を悲観していました。
今の家を売って、中古のマンションを買い、残金を息子の生活費に充てたいというのでした。
 
なんと健気な親…
しかし、それしか本当に方法がなかったのか?
福祉事務所に相談に行ったり、市役所やNPO、幾らでも相談窓口はありそうなもんだけど。
そして万智は、2500万のマンションと1500万のマンションを紹介します。
2500万の方は、一室がボルダリング部屋なのです。夫婦はこの二つの部屋を買う決心をしました。
 
息子はここに越してきて、ボルダリングをし、また引きこもり生活のブログを書き続けて人気となり、3年後に引きこもり評論家になって本もヒットしているそうです。
何で時空が飛ぶの…3年後って…
 
どういう経緯で家主生活がランクアップしたか知らないけど、馬鹿馬鹿しいにも程があります。
なんじゃこれ。見る価値あるんかいと思いました。
 
もっと他の仕事で息子が変われたならすごいけど、結局親に養ってもらってるんでしょ?
視聴者舐めてますよね。
まぁちょっとがっかりな回でしたが、(万智が殺人事件のあった豪邸に住んでるのは家賃が安いからというのも当たり前すぎました)まだまだ色々なパターンが出て来そうなので、批判はほどほどにしておきます。(かなり語ってる?)
 


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