今日の考え事〈applemint1104〉

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「オー!マイ・ボス!~恋は別冊で~」7話の感想

2021-02-24 11:55:00 | ドラマ

ざっと見た感想は、やっぱりこれは業界話じゃなくて恋バナなんだと分かりちょっとがっかりしました。

もっと麗子の鬼編集長の手腕が見れると思ってたけれど、企画や編集じゃなく広告をいかに取るかの話なんですね。
と言うのも、そもそも音羽堂出版が経営の危機なのです。
鳴り物入りで創刊したばかりのミヤビがあと2号で廃刊…。なんじゃこりゃー!って思います。
それでも副社長は悠然としてるんだよね。どういうこと?

しかし麗子も然る者。奈未の一言をヒントに、無名の化粧品会社(中小企業)を広告に使うと言うのです。
将来性を見こんでのことですが、どれだけ真剣に調査したかもわからない。
ただの思いつきのような行動。良く分かりませんが、この画期的な化粧水を広告に使って社長にブランディングをしましょうと持ちかけます。
この化粧水が爆発的に売れると見込んで、その為にコーチを説得してコラボの承諾を取りました。

うーん、ことの始まりってそういうもんなの?
しかしその行動力が凄い。コーチとの交渉は一切描かれてませんがとにかく麗子は承諾を得たのです。
そして磯部という化粧品会社の社長は始め渋っていたものの、この提案を受け入れました。

つまり麗子の手腕って雲の上のことなんですね。一般社員には真似できない。なら奈未が勉強出来ることはないも同然ですね。

一方、潤之介の魅力が今回は存分に発揮されます。
熊本から出て来た奈未の家族。飛行機で来たはいいけどそこからどう行けばいいのか、全く分からない。
そんな人いるか?スマホで調べれば直ぐに分かるだろうに。
まーとにかくお上りさんと言うか、昭和の家族の典型のような人たちです。熊本の人たち怒るだろうなー。

そんな素朴な彼らに、一旦は門前払いされた潤之介ですが、父親に親切にしたり、また一日裂いて家族を東京案内してくれました。
細やかな優しさは母親も妹もときめいています。
でも潤之介は「誰にでも優しいってことは、結局誰かを傷つけちゃうって事なんですよね」と少し落ち込んでいます。

このマメさが半端ないです。一日使って彼女の家族の東京案内に費やしたり、また蓮見に頼まれて一緒に検査結果を聞いて欲しいという頼みにも乗っています。
仕事はどうなってるんだろう?しかし、姉との性格の差が激しいですね。

今回母親が重要な言葉を言いました。その昔、父親にはっきりと自分の気持ちを伝えていて良かったと。
なんでも小説家になるために上京しようとしていた父親を止めて自分の気持ちを伝えたんだと。
その言葉にハッとする奈未でした。振り返ると、自分は潤之介に気持ちを伝えていなかった。いつも潤之介からの一方的な言葉で、自分はそれに振り回されてると思っていた。
けれど、振り回されているのではなくて、自分がちゃんと気持ちを言ってなかったからだと気づいたのです。

母親の言葉って大事ですよね。子供が迷走している時に、ヒントになるような前向きの言葉を与えてあげられるのが母親です。
要所要所で子供を引きずり降ろすようなことを言う母親は最悪です。(誰かに聞かせたい)
宮崎美子って、私は昔から偽善的な笑顔が好きじゃなかったけど、よい母親を演じられる人ですよね、それははっきり言えます。

さてさて、今回も恋の五角関係は健在で、中沢の片思いが悲しいです。
中沢は奈未をサポートし見守っています。まるで兄のようです。今回は長野の河原で闇が深くなるまで奈未のブレスレッドを捜したりしました。
バスに乗り遅れ、宿が一つしかなかったのを奈未に譲って自分は他を当たりました。
結局野宿したのかしら?中沢がブレスレッドを見つけて奈未の宿に行ったら、そこで見たのは抱擁している奈未と潤之介でしたとさ…。(チャンチャン)

中沢が奈未を好きと言うのも不自然ですが、まぁ人の好みは説明できないということわざもありますからね。
しかし潤之介のタフさは大したものです。一日東京案内し気を使って、その足で深夜長野にバイクで移動ですからね。

まぁこういう奇特な人は、会社の中のどこにいても実力を発揮出来るでしょう。
潤之介の姉の麗子は取締役、潤之介は常務につけば、宝来製紙は将来安泰じゃないですかね。
奈未もそれに乗ればいいでしょう。なんとなくそんな事を考えてしまいました。

 

 



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