先週モコミの視聴中に突然大地震が起きて、慌てふためいた私は裸足で庭に飛び出しました。
激しい横揺れに心臓がバクバクし、しばし放心状態で庭に突っ立ってました。家に入ると家具が移動し物が散乱、ひどい有様に。
そのままにもしておけないので夜中までかかって片付けをしました。
その後余震があると思いきや大した余震もなくて、単発的な地震だったのかと胸をなで下ろしました。
昨日は多少緊張しながら「モコミ」を見ました。
前置きが長くなりました。一昨日の「モコミ」を見て思ったのは、一見平和な家庭の中にも色々あるということ。
まぁ何もない家庭はないでしょう。
清水家は家族が妙なバランスで成り立っています。おとなしい父親、妹と母親思いの長男。ちょっと変わった妹。
そして、いつも家族の先手先手を打って家族のためによかれとやっているけれど実は空回りしている母親。
まぁ悪気ではないのです。一生懸命なんだけど、どこかウザい。頑張りすぎている感じもする。
けれど母親にとってそれが精一杯なのかもしれない。
だから周りは気を使っておとなしくしている。母親のサポートをしている。それがこの家の病んでいる所と言っていいでしょう。
そんな一杯一杯の家に祖父がやって来ました。母親はあからさまに嫌な顔をしています。
「あの人のお陰で私がどれだけ悲惨な思いしたと思ってるの」と家族の前で叫んだりしています。それでも祖父は平然と居候しています。
今回モコミが「どうしてお母さんとお爺ちゃんは仲が悪いの?」と聞きました。どうも祖父は教師で元教え子と不倫したと言うのです。
あんまり大した理由じゃなかったですね。もっと大変なことかと思ってたら…。
元教え子なら、なきにしもあらず、です。
私は女子高だったけれど、同級生が先生と何人か結婚しました。
元担任は教え子と不倫して、奥さんとは離婚しました。他にも色々ありました。
女子高って独身男性教師の天国ですよね。ドラマでは祖父にもっと深い事情が出てくるのでしょうけど。
祖父が居候しているお陰で家の中のバランスが崩れ、今回父親が初めて怒りました。
きっかけになったのは母親の小言です。近所の人に、父親がカップ麺持って歩いているのを見られたと言うのです。それは自分の屈辱だと。
たわいも無い事だけど、そりゃ夫が昼からカップ麺持ってウロウロしてるのをご近所さんに言われたら嫌だよなー。
まぁホントにバカみたいなことなんですよ。
でも、当人にとって絶対に許せないことだったのかもしれません。そういうのってありますよね。笑えないエピソードでした。
そして今回ショックだったのは、長男俊祐の黒さが露わになったシーンです。
母親を慰めたり、妹を気遣って仕事を提供した優しい長男なのに、なんと陰ではSNSで家族をボロクソに書いていました。
まぁでもこの位は普通の範囲じゃないのかな。誰にでも二面性はあるものです。
…しかしモコミがあんなに花のアレンジメントが上手だったのは意外でした。長男はセンスなさ過ぎだし、結構辛い立場です。
さぁこれからどうなるんでしょうね、長男に興味が沸いてきました。
度々このブログでも書いていますが「幸福な家庭には必ず一人犠牲者がいる」という言葉があります。
誰かが犠牲になって成り立っている家庭は、実はもろく簡単に壊れてしまうのかもしれません。
もし長男が家を出れば、その穴は祖父が埋めてくれそうですね。まだまだドラマはこれからです。
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