ふみさんの日々雑感

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大友克洋原画展

2012-04-27 20:23:44 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
娘と大友克洋の原画展に行って来た。



“南ちゃん”の仲間と一緒にお昼を食べた時に、大友克洋の原画展に行って来ると言ったが、あまり、反応無し。

皆、あまりマンガを読まなかったみたい。だから、説明しても、あの、アキラさえも知らない。

私の家には、私のマンガが沢山ある。来た人はビックリする。子供が学生の頃は、よく、お友達が読みに来ていた。

「借りてもいい。」 「それは出来ないけど、毎日、読みに来てもいいよ」 と言っていた。

以前、娘の友達が、どうしてもと言うので、娘が貸したら帰って来なかった。もう、どこにも売っていなくて絶対に手に入らないマンガもあるから、貸す事は断っていた。

大友克洋の「童夢」は、日本SF大賞を受賞した。その時に、SFというジャンルでの受賞でビックリした。今だったら、手塚治虫のマンガ大賞だろう。

改めて、読み直してみたが、もう、30年も経つので、紙が黄ばんで来ている。

しかし、ドカン、とか、ドドドーとか、ズズンとかの擬態語が無くても、その絵からは爆発の爆風やビルなどが崩れる音が伝わってくる。

今日も、原画を見ながら、そのリアルな細い線描写に引きこまれた。顔がくっつくほど近づいて見ながら、一枚書くのに、どれだけの時間がかかるのだろうと思った。

「アキラ」の全ての原画が一面に並べられたシーンは圧倒される。

もう一度、「アキラ」を読んでみようかな。

最期の部屋は、壁一面が、見に来た人達が自由に書けるようになっていた。思い思いの絵が書いてある。私も、小さなスペースにチョコッと書いて来た。






その部屋には、金田が乗っていた真っ赤なオートバイが置いてあり、乗って写真を撮りたい人は、500円以上の寄付(震災。チケットの一部も震災への寄付)を、と。



野次馬の私は、モチロン、赤い皮ジャン(大きくてブカブカ)を着て、オートバイにまたがった姿を娘に撮ってもらった。皆が見ていて恥ずかしかったが。

「ただいま制作中」 の看板がある壁があった。出来上がったら、そこに飾るのだろう。飾られたら、もう一度、見に行こうかな。

見終わって、マンガなんてと、低く見る大人たちが多いが、モチロン、そんなマンガもある。でも、ここまで書きこまれれば、芸術だと思う。


別の場所にあったキッズルームの玩具で出来た恐竜。



今日は、久しぶりに都心の人込みの中に出かけたら疲れた。

美味しかったランチもパチリ。















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