ふみさんの日々雑感

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ローレライ4巻

2005-03-21 09:45:46 | 終戦のローレライ
4巻の半ばまで読んだ。戦闘シーンが凄い。海の上の沢山の戦艦からの雨のような砲弾の中、数隻の潜水艦からの魚雷に立ち向かう「伊507」。そしてタイムリミットは目の前。私の頭の中の映像は、まんま「宇宙戦艦ヤマト」だった。無重力の宇宙も海の中も同じ。前にも後ろにも上にも下にも、自由に進めるのだから。そして、その映像にかぶさる「宇宙戦艦ヤマト」のフルオーケストラ・・・

いろいろな小説を読み漁る私だけど、時代小説と過去の戦争もののジャンルは読まない私だけど、読んでいて60年も前の時代の話とは感じられなかった。今の時代でも本当の戦争になれば、モチロン兵器は格段に進歩しているけど根本的な人間の心は、精神は変わらないのだろうなと、思う。
今、アメリカでは人間の変わりに銃を持って戦う、「ロボット兵隊」の開発が進んでいるという。イラクであまりにも自国の兵士の犠牲が多いから、ロボットに白兵戦をやらせようと言うのだ。ますます、戦争がゲームになって行く。殺される側の女性や子供や老人達の命には、想像がおよばないのだろうか。それは、ただ犠牲者の“数”でしかないのだろう。

戦争を始めるのはいつも、その国のトップに立つ政治家。そして、戦わされるのはいつの時代も、どこの国でも社会の底辺の民衆。
第二次世界大戦後、世界はもう戦争はやめようと誓ったはずなのに、いまだに世界のどこかで、人々は殺し合いを止めない。平時では人を殺せば、殺人罪で処罰を受けるけど、国が大量に人を殺すのは戦争と言われる・・・その罰は・・・
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