ふみさんの日々雑感

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終戦のローレライ

2005-03-03 20:59:13 | 終戦のローレライ
今、二巻目の終わり近くまで読んだ。いつも朝と夕方の通勤電車の中で読んでいる。夢中で読んでいると、電車が潜水艦、外は海の底、そして戦闘シーンが繰り広げられる。映画のために書かれた本だという事で、読んでいても映像的だ。いつもは長い通勤時間が、短すぎる。家に帰ると、家事一般が待っているので、この時間しか読めない。この間1時頃まで読んでしまったら、電気を消しても、神経が興奮していて寝付かれなかった。

わからない事は会社で私と机を並べている、雑学の帝王(私が名づけた)が教えてくれる。彼は、戦艦・軍艦・戦闘機・兵器もろもろのオタクでもある。いつか「戦艦大和」のえんぴつのスケッチ画を見せてもらった事があるけど、あまりの精密さにビックリした。今日も上司がいなかったので、太平洋戦争で盛り上がった。
彼いわく「日本に軍国主義なんてなかった。あったのは一般国民の狂気だ。ナチスも結局は、一般国民の狂気のエネルギーだった」「日本の空襲で死んだ人数は終戦が決まって、終戦を締結した15日までの数日が最も多かった。戦争が終わったら、もう戦争がないという事だから、自分達の終戦後の恩給や年金の為に、ただ女・子供・老人を殺しまくった。爆弾や弾薬を残す必要が無くなったので、使い切る為、ただ無茶苦茶に空襲を繰り返した。」本当にそうなら、死んで行った人たちが哀れだ。その後のベトナムそして、イラクにも繋がっているのだろうか。

人間は簡単に人間を殺し合えるものなのか。非常時ならまだしも、こんな平和な時代に無造作に人は人を殺す。どんなに想像しても、どうしてもその気持ち?心?精神?が分からない。理解できない。長く生きてきたけど、いろんな経験をして来たけど、考えても分からない。

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