ふみさんの日々雑感

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サッカーの秋春制

2008-12-01 15:27:41 | FC東京とサッカー
昨日のFC東京の試合開始は4時からだった。開場を待っているときは日差しが暖かかった。マフラーを巻いているとチョッと暑いくらいに。

バックスタンドは、眩しいくらいに陽が降り注いでいた。しかし、始まる頃には、ほとんどのスタンドに陽だまりはなかった。でも、温もりが残っているので、まだ寒くはない。

仲間の一人が「風邪を引いて、まだ熱があるけど来た」と言って「寒い、寒い」を連発していた。

後半の後半頃になると、寒がりではない私でも足元から冷えが上って来る。まだ、晩秋とも初冬とも言われる時期。東京は晴れれば日中は暖かい。でも、夜になればコートが要る寒さになる。

寒がりの夫は、寒くて死にそうになったと帰って来てから言う。天皇杯の仙台に、初めは行くと言っていたのに、寒いから行かないと言う。私は、たとえ雪が降ろうが、何が降ろうがFC東京の試合があるなら行くつもりだが。

サッカー協会の会長さんはどうしてもJリーグを秋春制にしたいらしい。確かに日本代表の事や選手の外国への移籍の事とかを考えれば、日本サッカー強化の為を思えば、その方がいいのだろう。私自信も、そう思っていた時もある。

でも、やっぱり、寒さは辛い。豪雪うんぬんよりも、寒さそのものが辛い。防寒用の荷物も多くなるし、厚着をしているので、トイレの少ないスタジアムは行列が長くなるのも辛い。

スタジアムを見回しても、赤ちゃんから高齢者まで多様な人達が席を埋めている。酷暑の真夏でも、同じようにスタジアムに人々は集まってくる。真夏は夕方か夜に開催なら、まだ、苦にはならないだろう。

でも、真冬になったら、どれだけの人がスタジアムに足を運ぶのだろう。東京の冬は晴天が続くといっても、午後からはスタジアムの半分以上は陽が当たらない。日差しが降り注ぐ場所でも、やっぱり、冬は寒い。

以前、天皇杯を正月に夫と見に行った事がある。晴天でバックスタンドなのに、陽があたっていても後半は寒くなって来る。寒がりの夫はそれ以来、行こうとは言わない。

これから、冬になると風邪にかかる人が増え、そして、インフルエンザが流行すれば、ますます観客が少なくなるだろう。

そして、何よりも懸念されているのが、新型インフルエンザ。国はいまから「不要不急の人は人込みに行かないように。止むを得ず出る人はマスクを」と言っている。真夏の雷雨も怖いが、新型インフルエンザも怖い。

Jリーグは、誰の物だろう。Jリーグが出来て、日本全国に沢山のクラブチームが出来た。私のクラブ、僕のクラブ、オレのクラブ、ウチのクラブ・・・。

個々のクラブが、地域のサポーター、ファンの物になっている。日本全国小さい所も含めれば、覚えきれないほどの、数えきれないほどのクラブチームがある。そして、そのほとんどが日本代表選手とは無縁のサッカーライフを送っている。サッカーが生活の一部になっている人達が大勢いる。

日本の社会も一年の始まりは4月である。やっぱり、沢山のサッカークラブの中の一部の日本代表選手の為に、カレンダーを替えるのは無理があるのではないだろうか。

私は最近、日本代表の為のJリーグではなく、サポーターの、ファンの為のJリーグであり、クラブチームだと思うようになった。私自身、昔は必死に代表戦のチケットを手に入れようとしていたのに、今は生活がFC東京を中心に回っている。

地上波でTV放送が少なくなった今、試合を見るためにはスタジアムに足を運ばなくてはならない。私が年を取って、杖を突きながらスタジアムに行くためにも、やっぱり寒いのはイヤだなと思うようになった。

折角、日本に根付いたサッカー文化が、日本流に進化したものであってもいいのではないかと思う。その上で、日本代表の強化・日程を、皆で知恵を出し合って作り上げて行く方が、無理がないのではないかと、私は思う。



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