ふみさんの日々雑感

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FC東京とフランクフルト戦

2015-08-08 11:01:24 | FC東京とサッカー
フランクフルトは、ファン感謝の日という事なので、どんなものかと、多分、10時頃から始まるのだろうと、それに合わせてホテルを出た。

最寄駅は、Sバーンに乗りマイン川を渡ってから2つ目。

電車に乗り、路線図を手に、外を見ていたら、前に座ったおじさんが、「どこに行く」 と聞く。もちろん、私は、日本語しか話せないが、路線図を見せて、指を挿す。おじさんは、自分もそこに行くから付いて来いと。

駅を降りると、おじさんが「こっち」 と言うが、道は真っ直ぐに続いていてすぐ分かる。降りた人達もゾロゾロと歩いて行く。森の素敵な小道を歩いて行くと、森に囲まれたスタジアムの屋根が見えた。





私は、ツアー会社が用意してくれたチケット(ロングサイド指定)ではなくて、ゴール裏に行きたいので、チケットを買い直す予定にしていた。

敷地の入り口にチケット売り場があり、10時から発売と聞いていたが、係りの人達はおしゃべりをしていてなかなか開かない。

やっと開いたので、窓口で印刷して持って行った東京オフィシャルのスタジアムの座席割りを示して、私達のゴール裏の青く色分けされた所を示してチケットを求めた。

でも、そこでは売っていないと言う事で、メイン側入り口にあるチケット売り場に行けと言う。行き方を聞くとスタジアムを回って行くと遠いと言う。私が持っていたチケットを見て、一度中に入って、中央入り口から出て買えと言い、私の持っている紙に何かドイツ語で書いてくれた。

入り口に行ったら、沢山のファンが群がっていた。日本のように行列はしていなくて、ワーと群がっているのだ。



飲み物は持ち込めないので、もう飲み終わって持っていた日本茶のペットボトルを、ゴミ袋を持って集めているおじさんに渡したら、何と、ジッと見て、ポイっと木の根元に捨ててしまった。あららら…。

そのうちにやっと開場になり、群がっていた人達が何となく荷物検査を受けながら入って行く。皆、急ぐでも無く、ユルユルと群がっている人達が少なくなって行く。私も、その中に混ざって入り口に行く。私には、ペットボトル等は無いかと聞くだけで、チケットをここに、入り口のバーを押してと教えてくれる。

中に入ったら、もう、沢山の人達が入っていて、歩けないくらいになっていた。私は、出口は何処と探したが、よく分からない。それで、係りの人にさっきの紙を見せながら、チケットを買いたいと日本語で身ぶり手ぶり。

連れて行ってくれたが、出口まで結構あった。でも、一度入ったら、外には、出られない。何とか、出してもらい、チケットを買い直す。

そこには、東京のサポーターが何人かいて、話をする。

今度は、ボディチェックまで受けて中に入って、今度はゆっくりとファン感を楽しんだ。スタジアムの前には、道の両脇に素敵な芝生の練習場が広がっていて、片面をファン感の為に提供されていて、そこには、移動遊園地(?)が来ていて、大人や子供が楽しく遊べるアトラクションが用意されていた。そして、ステージがあったり、飲み食いのテントや、沢山のテーブルとイスが、美しい芝生の上に広がっていた。







飲み食いは、全てプリペイドカードに料金をチャージ。お金をいちいち払うよりも早くお客さんをさばけるからいいなと思う。チャージする機械を持った人があちこちにいるから、それは困らない。プリペイドカードは、返せばお金は返してくれる。

あちこちに、東京サポがいて話をする。そして、フランクフルトの人達が、一緒に写真を取ろうと声をかけて来る。中には、日本へいったよと言われて、握手をする。

試合開始の約2時間前頃(日本と違って時間はアバウト)、入り口の長い柵がサ―っと開けられて、人々がワーと入って行った。



取りあえず、ゴール裏に行く。全てが座席指定だけど、私は、東京と日本語で書かれた窓口で買ったのだから、エリアが決まっているのかと思ったら、皆、バラバラの座席。あららら…。

でも、東京のゴール裏中心にいる人達はなれたもの。ここと場所を決め、そこにいる地元の人達に交渉して場所を開けてもらう。そして、バラバラの東京サポに声をかけて集まって、と言ったが、少ししか集まらなかった。私は一人なので、そこに行ったが。





後は、試合開始まで、飲み物を買ったり、ウロウロしたり。飲み物の容器は全てリユース。結構高く設定されているらしくて、飲み終わった容器をほっておくと子供達が集めて持って行く。

座席に戻ったら、知り合いの人がいてしばらく話をする。彼女達は、席が前の方なので、そこで観戦するという。

素晴らしいスタジアム。羨ましい。全天屋根で覆われているが、明るくて日差しが何となく差し込んでいる。映像は、中央の屋根から吊り下げられていて四方八方から見る事が出来る。





相手が、日本のよく分からないチームなのに、5万人の大観衆で埋まっていた。

そして、乳児連れの家族の多い事。子供の相手は、皆、お父さんがしていた。赤ちゃんが可愛い。思わず、可愛いと声を掛け、日本語で「可愛い!」 とお父さんを仰ぎ見ると、刺青一杯のマッチョなお父さんんが嬉しそうにニコニコ。

私が東京ウチワをパタパタしていたら、斜め前のお父さんに抱かれた幼児が手を伸ばして来るので、ウチワを上げたら大喜び。



ドルトムントと川崎の事もあり、長距離移動のアウェイという事もあり、ドキドキしながらのキックオフだった。

人数は少ないけど、皆で大声でイロイロなチャント歌った。チャントが変わるたびに前に座った人達が振り向いて写真を撮る。

モチロン、ゴールの時には、いつものワッショイワッショイ。周りの人達はブスっと黙り込む。

でも、向こうがゴールを決めるたびに、私達に向かい、「どうだ!」 と言うように笑う。



負けてしまったけど、本当に楽しかった。2点も入って、それだけでもう、来て良かったと思った。本当に楽しかった。もし、代表に行った主軸の人達がいたら、どうだったのだろと。ベストメンバーでの試合を見てみたかったなと思った。



帰りは、知り合いと一緒に帰る事にした。

歩いていたら、東京の選手バスが。見送りしょうと見ていると、ナオが歩いてバスに乗って、「大丈夫そうね」 と話す。バーンズだけが、私達の所に来て 「ありがとう」 と言うように柵から手を伸ばして握手をした。





知り合い達は、路面電車で来たという。その方が近いからとそれで帰る事にした。

ところがアクシデント。電車が故障かわからないが、来なくなってしまった。待っていた人達が、全員歩きだしたので、私達も付いて行ったら、バス停に人々が溜っている。そこで、私達の帰るフランクフルト中央駅にどう行ったらいいかを、路線図を示しながら、片言英語で聞く。皆が一生懸命に説明してくれるが、よく分からない。でも、やっと分かったのは、バスで終点に行ってそこでUバーンに乗ればいいという事。

皆で、「良かった仲間がいて。一人だったら泣いちゃう」 と言い合った。私は一人だったら、来た時のSバーンで帰っただろうが。

でも、無事に中央駅に戻って来れて、そこで、知り合いと別れて、駅で食べ物を買ってホテル戻った。

フランクフルトのホテルは、冷房が無い所が多いという。私のホテルも冷房は無く、直ぐに線風機を強にする。

疲れたけど、本当に楽しかった。


ゴール裏には、前面にネットが張り巡らされていた。でも、視界の邪魔にはならない。


地元のスポーツ新聞


新聞の社長の名前が違う。村林さん…。



試合前にフランクフルトのマスコット(?)のワシを抱えて。羽を広げたら大きかった。



日本語の紙を私達に広げている人。読むと、フランクフルトと直ぐに対戦するチームの人で、絶対に自分達が勝つと書いてあった。



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