杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

幸せのちから 

2007年01月12日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
中野サンプラザでの試写会でした。
会場はほぼ9割方埋まっていました。
映画の前に普通は予告が何本か流れるのが普通ですが、今夜はその前に一人の歌手による一曲が・・最初に何か説明していたようですが、あまり聞いてなかったので、関連性がさっぱりわからず・・会場内も「何これ?」状態の人が多かったかも。どうも何かの宣伝のようですが・・・なんだったんだろう?

2006年1月20日公開予定

骨密度を測る新型医療機器のセールスマンとして生計を立てるクリス(ウィル・スミス)は、大儲けを見込んで買い取った機器が思うように売れず、家賃や税金も払えなくなる。妻のリンダ(タンディ・ニュートン)にも去られた彼は、証券会社の正社員を目指して養成コースを受講しようとするが、それは半年間の無給生活を意味していた。

ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させたクリス・ガードナーの半生を基に描いた作品。ウィル・スミスの実の息子が息子役を演じている。

子供と二人で家もなく、金もなく、その日寝るところもない状況にまで陥りながら、それでも明日の幸せのために、自らの力を信じ努力するクリスが良い。

駅のトイレで一夜を明かしたのは、一度だけでしたが、教会の慈善団体?の提供する宿に入るための列に毎日並んだり、生活費を捻出するために、医療機器を懸命にセールスしたりの必死さが画面から伝わってきます。

子役のスミスJrが可愛いの~~純真な瞳で「ボクのせいでママは出て行ったの?」と尋ねられたら・・そのシーンで鼻をすする音があちこちで聞こえてきました

どんな状況でも子供の面倒を見ること、息子を愛することには絶対手を抜かなかった彼だからこそ、成功したのだなぁと思わせてくれます。
逆に、もし妻が家を出て行かず、生活を支えてくれていたら、あれほどまでに必死で証券マンになろうとしたのか、そして幸運な一人に選ばれたのかは疑問です。

単なるサクセスストーリーではなく、この父子愛を盛り込んだところが、物語に深みとよりリアリティを与えているようです。

ちょっと残念だったのは、証券マン見習いとしての仕事が主に電話セールスだけで、専門的な実務の様子が少なかったこと、かなでもそればかりだと、私も含め素人の観客には理解出来なかったでしょうから、やっぱりあれで良いのかな

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