2009年7月10日公開 アメリカ
大学で宇宙物理学を教えているジョン(ニコラス・ケイジ)は、ある日一人息子ケレイブ(チャンドラー・カンタベリー)が持ち帰った、小学校で行われた記念式典で50年前に埋められたタイムカプセルから出てきた紙に書かれた数字に目を留める。そこには過去に起きたあらゆる大惨事の日付と犠牲者の数が書かれていた。やがて数字に予告された日付の日、未然に防ごうとしたジョンの努力を嘲笑うかのように大事故が起きる。数字の謎を解くためにその紙を書いた少女ルシンダ(ララ・ロビンソン)の家族を探し出したジョンは、やがて人類最大の危機を知ることになる・・。
宗教的終末観が基本の作品。ノアの箱舟を連想する結末も聖書からか
アメリカ映画と言えば、ヒーローが人類を救うために大活躍というのが王道だけれど、こちらはとっても素直に諦めちゃってます。その点やや物足りない気もするけれど、案外現実には何も出来ないんだろうな~人類は!って思うと、けっこうリアルな物語なのかも。
「彼ら」が救うのは彼らの声に応えられる者だけ、というわけでルシンダの孫のアビー(ララ二役)とジョンの息子ケレイブが対象者ってわけです。人類(や地球上の動物)を救うために手を差し伸べてくれるくらいには親切な宇宙人なら、その前に地球自体を救えよ!と思わないでもないけれど
ルシンダの娘であるダイアナ(ローズ・バーン)は彼らの声を聞く能力を持っていなかったわけですが、そもそもルシンダが自殺した理由がよくわからなかったなぁ。
妻をホテル火災で亡くしてから神を信じる心を失くした(らしい)ジョンが、最後の時を共にいたいと思ったのは牧師である父と母、妹のいる実家(教会)というのもかなり象徴的かも。(宗教臭いともいう)
凄まじいまでの天変地異のクライマックス映像に息を呑みながらも、一瞬で消滅する人類の歴史に一抹の寂しさを禁じえません。
そして少年少女に託された人類の未来が映画のように光に満ちていたなら、それでもいいか!と思ってしまったら・・・作品の意図に影響されてしまってるかも
大学で宇宙物理学を教えているジョン(ニコラス・ケイジ)は、ある日一人息子ケレイブ(チャンドラー・カンタベリー)が持ち帰った、小学校で行われた記念式典で50年前に埋められたタイムカプセルから出てきた紙に書かれた数字に目を留める。そこには過去に起きたあらゆる大惨事の日付と犠牲者の数が書かれていた。やがて数字に予告された日付の日、未然に防ごうとしたジョンの努力を嘲笑うかのように大事故が起きる。数字の謎を解くためにその紙を書いた少女ルシンダ(ララ・ロビンソン)の家族を探し出したジョンは、やがて人類最大の危機を知ることになる・・。
宗教的終末観が基本の作品。ノアの箱舟を連想する結末も聖書からか
アメリカ映画と言えば、ヒーローが人類を救うために大活躍というのが王道だけれど、こちらはとっても素直に諦めちゃってます。その点やや物足りない気もするけれど、案外現実には何も出来ないんだろうな~人類は!って思うと、けっこうリアルな物語なのかも。
「彼ら」が救うのは彼らの声に応えられる者だけ、というわけでルシンダの孫のアビー(ララ二役)とジョンの息子ケレイブが対象者ってわけです。人類(や地球上の動物)を救うために手を差し伸べてくれるくらいには親切な宇宙人なら、その前に地球自体を救えよ!と思わないでもないけれど
ルシンダの娘であるダイアナ(ローズ・バーン)は彼らの声を聞く能力を持っていなかったわけですが、そもそもルシンダが自殺した理由がよくわからなかったなぁ。
妻をホテル火災で亡くしてから神を信じる心を失くした(らしい)ジョンが、最後の時を共にいたいと思ったのは牧師である父と母、妹のいる実家(教会)というのもかなり象徴的かも。(宗教臭いともいう)
凄まじいまでの天変地異のクライマックス映像に息を呑みながらも、一瞬で消滅する人類の歴史に一抹の寂しさを禁じえません。
そして少年少女に託された人類の未来が映画のように光に満ちていたなら、それでもいいか!と思ってしまったら・・・作品の意図に影響されてしまってるかも