杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

さだまさしコンサートツアー2010 予感

2010年09月30日 | ライブ・コンサート他
2010年9月30日(木)
東京国際フォーラム ホールA
17:00開場  18:00開演  (18:05~20:50)

・主人公
・案山子

挨拶の言葉

・異邦人
・桐の花

北原白秋のカステラの話

・北の国から
・秋桜

出演ラジオ番組の宣伝

・つくだ煮の小魚
・静夜思
・予感

月とUFOの思い出(アダムスキー型円盤など
父の話から「さだのヤバイじいちゃん」ネタまで
諦めるな!自分から投げ出すな!!

・献灯会
・精霊流し

献灯会つながりで沼袋・明治寺のご住職の話

・セロ弾きのゴーシュ
・オンリー~薔薇園~

お別れ挨拶

・天然色の化石
・修二会

Ac 片恋

コンサート通算3800回を記念してさださんがCMに歌(北の国から)を提供しているサッポロさんから「クリーミーホワイト」を一本プレゼントのサービスがあり、帰りにフロント出口で配られました♪

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蒼ざめた馬

2010年09月27日 | 
アガサ・クリスティ/著 橋本 福夫/訳  ・ 早川書房 出版

霧の夜、神父が撲殺され、その靴の中に九人の名が記された紙片が隠されていた。そのうち数人が死んでいる事実を知った学者マークは調査を始め、奇妙な情報を得る。古い館にすむ三人の女が魔法で人を呪い殺すというのだ。神父の死との関係を探るべくマークは館へ赴くが…。

「世界仰天ニュース」にこの本が出てきたので図書館で借りてみました。

オカルト色を出しながらも、しっかり科学で殺人事件を解明するあたりは流石、ミステリーの女王らしいと言えるかな

登場人物が多いので、流れが見えてくるまでは少々退屈でしたが、何件かの事件が重なってくる頃から俄然話に引き込まれて一気に読む弾みがつきました。

とはいえ、魔女がその能力で殺人という点については、そもそもこの事件の真相を知って読んでいるという掟破りをしてる身には全く魅力的ではなかったのがちょっと残念。
ついでに、マークが事件の真相に気付くのも少々強引な気がしました。
アメリカで以前その事例を読んだことがあるという一行で片付けるなよぉぉぉそして本当に知りたかったのは毒をどのように使ったのかということと、その解毒方法だったのですが、見事に触れられてなかったのも・・・期待はずれだぁ。

マークがハーミアからジンジャーに気持ちを移した理由は読者には納得できるけど、ハーミア自身にはきっとわけわからないんだろうな、なんて思っちゃいました

でも犯人がアノヒトだったなんて意外~~


題名の「蒼ざめた馬」とは、ヨハネ黙示録第6章第8節。「われ見しに、見よ、蒼ざめたる馬あり、これに乗る者の名を死といひ、陰府(よみ)、これに従う」に出てくる死を象徴する馬から付けられている。まさに殺人事件の本質をも現しているといえるでしょう。

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アコギなのかリッパなのか

2010年09月25日 | 
畠中恵 著 ・  実業之日本社 出版

主人公は元不良の勤労大学生・佐倉聖。中学生の弟を1人で養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所で働いている。ボスの食事の面倒から選挙運動の手伝いまでこなす事務員だ。大堂の弟子である代議士たちは何か厄介な問題が起こると事務所に相談にやってくる。聖は度胸と機転を活かして、事務所に持ち込まれる奇妙な事件を解決するのだった……。政治の世界を身近に描いたユーモラスな連作短篇集。

政治家という人種への疑問を一言であらわしたら・・こんなタイトルになるのかしらん

このお話に登場するような「センセイ」方ばかりなら、もうちっとマシな日本になっていそうな気がするけど、せめて小説の中だけでは政治家へのイメージを修正できそうな気がしました

開会と閉会で大堂の元秘書の小原の選挙の話が書かれ、間に聖が関わった五つの案件(事件)が描かれています。

案件の一 五色の猫
資産家の老婦人の寂しさが巻き起こした謎を解き、老婦人とその家族に解決策を提案。

案件の二 白い背広
大堂の弟子にあたる加納議員に持ち込まれた「事件」の解決に奔走する聖。
実は加納とは会えば角突き合わす仲だが、この二人、根本の所が似てるんだな

案件の三 月下の青
大堂の門下生の小島議員の秘書が寄付された絵を持ったまま新興宗教に入信した!
この秘書が宗教に走った理由がなんとも説得力がないというか、こんな情けない理由でいいのか?? 秘書を連れ戻すというより目的は寄付された絵が新興宗教の教団内にあることが問題なのね。まさに政治的ネタでございました。大堂と小島の関係が判明する章です。

案件の四 商店街の赤信号
都議会議員立候補者の応援に借り出された聖が選挙事務所の人間関係の揉め事に頭を抱えながらも解決策を見つけて無事に当選させるお話。選挙事務所の仕事内容も垣間見れる?

案件の五 親父とオヤジとピンクの便せん
議員インターシップに応募してきた二人の学生の世話をすることになった聖だが、自身の家族関係でも悩みを抱えることになり・・。聖と同年代の学生の意識の違いなどは大人と子供ほどの落差があって、政治の世界で揉まれると早く大人になっちゃうのかな。

数々の事件解決を通して政治家(秘書)の素質と才能を本人も意識しないで開花させていく聖ですが、この事件を通して自らの成長を自覚する章でもあります。

物語の数年後、秘書となった聖の活躍も読んでみたいなぁ

主人公は聖ですが、彼を見守る保護者役の大堂の食えない狸親父ぶりや、嫌味な加納や美人だけど健啖家で天然ボケの真木秘書とか、脇を飾る登場人物もかなりの強烈キャラで楽しめます。

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とっても不幸な幸運

2010年09月24日 | 
畠中恵 著  双葉社 発行

ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世話好き店長のいる酒場。クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿・・・いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジックミステリー!(紹介文よ

今まで「しゃばけ」シリーズや明治を舞台とした物語ばかり読んできたのでこの作家さんの現代モノは初めて。
でも登場人物に共通する人間的な温かさ、まっすぐなところは他の物語と変わらないのね。
やっぱり好きだな~~この作家さん。

「酒場」という名の酒場に集まる人々とその関係者に起きる不思議な出来事を書いた短編小説集になっています。

第一話 のり子は缶を買う
 店長・小牧洋介の義理の娘のり子が100円ショップで見つけた缶を開けたら亡くなった母の幻影が見えた。その後洋介が友人の身に起こった困り事の相談に乗って貰える人物かどうかをこの缶で試そうとした彼女は・・

一連の出来事の触り部分となります。
高校生と違法薬物という物騒なネタですが、これを鮮やかに解決してしまう洋介ってどんな人物?という興味を抱かせます。

第二話 飯田はベートーベンを聴く
酒場の常連客、医者の飯田と妻にまつわるお話。
彼の「不滅の恋人」とは誰?ちょっと切ない大人のラブストーリー仕立て。

第三話 健也は友の名を知る
酒場のウェイターである健也にまつわるお話。
彼の過去が明らかにされ、実は多重人格であったというのは少々ぶっ飛んでる気もするけど・・とりあえず、健也が己と向き合う気持ちを持てたからいっか

第四話 花立は新宿を走る
酒場の常連客で店長の親友の警察関係者である花立が関わった事件の顛末。
時限爆弾を店に持ち込まれても落ち着いている店長と常連客って肝が据わってるというか・・やっぱり普通じゃない豪胆さの持ち主ばかり

第五話 天野はマジックを見せる
同じく常連客のマジシャン天野の過去にまつわるお話。
進路も恋人との将来も考えずにいた大学時代、ふとした一言から将来について自分の望みをはっきり自覚した天野に周囲が示した反応は・・・女が恐いのか、嫉妬が恐いのか・・どっちだ?

第六話 敬二郎は恋をする
時代が遡り、先代店長とまだ若い洋介が一人の女性を取り合ったお話。
ちょっぴり切なくほろ苦い思い出話です。
敬二郎と洋介が養子縁組した理由も描かれています。
この章には100円ショップの缶は登場しませんが、「宝探し」の鍵になるのが「缶」なんだな

そして序章には「酒場」と店長の人となりなどの説明が、終章では第一話にチラッと登場したその筋の客である阿久根の出所祝いの様子が描かれています。

作者には珍しく世の中を知る「大人」たちがメインの物語でした。

缶から出てきたのは開けた本人にとって不幸だったのか幸運だったのか?缶を開けた後でトラブルに見舞われるように思わせて、実は本人たちが心の奥に抱えていたものと対峙し乗り越えていく強さを引き出す役目を果たしていたのかも。

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食べて、祈って、恋をして

2010年09月22日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2010年9月17日公開 アメリカ 

ニューヨークで活躍する女性ジャーナリスト、リズ(ジュリア・ロバーツ)は仕事やプライベートに忙しい毎日を送りながらもどこか満たされない思いを抱いていた。やがて離婚を決意して家を出た彼女は、若い俳優・デイヴィッド(ジェームズ・フランコ)に惹かれ一緒に暮らし始める。しかし彼との間に隙間を感じ始めたある日、リズは自分を解き放つため、イタリア、インド、バリをめぐる1年間の旅に出ることを決意する…。

エリザベス・ギルバートの自伝的小説の映画化。でもこの作家さん知りません
たしか、「エリン・ブロコビッチ」も実在の女性が起こした訴訟の映画だったっけね。

一見、何不自由ない暮らしをしているリズですが、心の中は満たされないもどかしさで溢れています。例えば何でも勝手に決めてしまい相談もしてくれない夫(ビリー・クラダップ)への8年間の押し殺した我慢。これはすごくわかる気がするある日、全てが我慢出来なくなって離婚を切り出し、さっさと家を出るリズの行動力が羨ましい。
でも夫から見たら勝手なのは妻の方だと思うだろうね~。

離婚訴訟中に、年下の恋人を作って彼の家に転がり込んじゃうのはどうかと思うけど、彼ともうまくいかなくなっちゃって、自分というものを見つめ直したくなる気持ちは理解できる。そこでパッと飛び出しちゃう勇気や行動力がないから余計に羨ましいかも。

リズがまず向かったのはイタリア。
ローマでイタリア語を学びながらグルメに明け暮れる毎日を通して、感情表現が豊かでを美食を味わい生きることを謳歌しているイタリアの友人たちから「今を楽しむ」ことを教わるのです。この地で彼女は孤独を恐れて別れを引き伸ばすことを止める決心をします。
それにしてもパスタやピザの美味しそうなことったら・・空腹で観たらお腹が鳴り出すこと請け合いです。

次にリズはインドのアシュラムで修行に励みます。イタリアで感じた充足感を確かなものにするためです。瞑想と清掃奉仕の日々の中で、なにかと彼女につっかかってくるリチャード(リチャード・ジェンキンズ)はリズをイラつかせますが、彼の心の傷を知り「執着を捨てることが心の平和の基本」と教えられ二人の間に友情が育まれます。

最後に訪れたバリでは、薬療師のクトゥ(ハディ・スピヤント)と再会。離婚して娘を一人で育てている治療師のワヤン(クリスティン・ハキム)とも友達になります。緩やかな時間の流れの中で美しい自然と共に、調和のとれた生活を送るバリの暮らしを満喫するうち、ブラジル人のフェリペ(ハヴィエル・バルデム)と出会うのです。

自分を再生し安定していたリズの心はこの恋に一旦は尻ごみするのですが、クトゥに諭されて自分にとって何が大切なのかに気付きハッピーエンドを迎えるのでした。
(リズが膀胱炎になるエピソードがあるけれど、現実的なユーモアがあってクスリとしちゃいました

映画ではリズの心の動きをファッションでも表現していました。
NYではビジネススーツやディナードレスを、年下の恋人と付き合っている時は彼に合わせてカジュアルに、イタリアではサイズUPしたジーンズを履く一方で自分だけのために豪奢なランジェリーを身につけたりします。インドではゆったりしたコットンを、バリではよりナチュラルにといった具合。

実は、ジュリアの最近の出演作はあまりパッとしなかったので、今回もあまり期待していなかったのです。予告で観たイタリアの美味しそうな食事や景色が目当てでした。けれど、表面的には落ち度のない夫を捨てる我儘な妻に見えたリズが、自我を求めて旅をし、内面から変わっていく姿を観ているうちに、徐々に共感と癒しを覚える自分を発見してちょっと驚いたのと同時に何だか嬉しくなったのでした。

無意識に相手に合わせてばかりいたリズが、自らの内面を見つめ直し自分の心と向かい合ったことで、自らを再生し自立する姿に素直に拍手を送りたくなりました。
いや・・他人事だから言えるのか。自分ではやっぱり飛び立つ勇気がないなぁ
だからこそヒロインが眩しく見えるんだろうか。

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ぼくとママの黄色い自転車

2010年09月20日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2009年8月22日公開

小学3年生の大志(武井証)は、父親(阿部サダヲ)と二人暮らし。母はデザインの勉強のため、パリにいる母(鈴木京香)から毎週届く手紙を楽しみにしていた。しかし、ある日大志は、母がパリではなく、瀬戸内海の小豆島にいることを知ってしまう。どうしても母に会いたかった大志は、母にもらった黄色い自転車に乗り、愛犬アンと共に、横浜から小豆島を目指すが・・・。

新堂冬樹の小説「僕の行く道」の映画化。
母を訪ねて三千里・・じゃなくて500km。

まず、従姉の美緒(阿部美央)の協力で親を騙して旅に出る・・小学生と侮るなかれ!な子供の知恵に舌を巻くことになります。

大志が出会った三組。
恋人のトラック運転手と喧嘩したおねえさん(藤原里奈)、駅に送るならちゃんと新幹線乗せようよ~!大体自転車ごと降ろしてどうするよ

警官(ほっしゃん)から救ってくれた由美ちゃん(梅原真子)。この子、はっきり言って武井君より演技上手いです。

自殺しようとしてた正太郎じいちゃん(柄本明)、発熱してる子供見つけたら病院連れてこうよ

おいおい!それはちょっと苦しい設定じゃないの?というエピソードが続くけれど、素直に
人の親切というものを味わえば、いつのまにか心がほっこりして、世の中まだまだ捨てたもんじゃないなぁと思えてきます。

実は両親が大志に嘘をついていたのは、記憶を失う病気になった母が、愛するが故に夫と息子の前から去ったという理由があったからで、小豆島の療養所でそれを知った大志が、これまでに出会った人たちとの約束の中で、事実を受け止め成長していく物語でもありました。

この映画、主題歌がさだまさしさんなので、ファンとしては劇場へ行くべきでしたが・・ごめんよ~遅くなって

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We are SMAP! 2010 SMAP CONCERT TOUR 

2010年09月20日 | ライブ・コンサート他
東京ドーム
2010年9月17日(金) 開場16:00 開演18:00 21ゲートスタンド
     9月19日(日) 開場15:30 開演17:30 40ゲートスタンド

待ちに待ったSMAPコンサート東京編。今年は二回だけで共にスタンドでしたが、17日は実質前から二列目の良席でアンコールのトロッコがほぼ斜め目の前で停まり、中居さんではなかったけれど、木村さんが本当に手が届くほどの真近で見られて夢心地でした。
お肌すべすべ綺麗~~~!!!! 銀テープはスタンドには落ちてこなかったけれど、アリーナスタッフさんが持ってきてくれたものをお裾分けしてもらうことが出来てラッキー♪

オーラスは後ろから二列目の天井席でしたが、会場全体を見渡せて構成やメンバーの全体的な動きがよくわかって面白かったです。

始まる前に人間地球君たちが会場のあちこちに現れファンサービス。そしてOVERTUREへ。
実はステージに立った地球君の中にSMAP君たちがいました。

☆This is love
☆SWING
☆SHAKE
☆がんばりましょう
☆Dear WOMAN
☆僕の素晴らしい人生
☆セロリ
☆君は君だよ

☆帰って来たヨッパライ(ツヨポンのバックで4人が天使の格好で踊るのも可愛かった)

☆BANG!BANG!バカンス!
☆世界に一つだけの花  (アリーナは緑、 スタンドは青のペンライトが綺麗)

MCはツヨポンが相変わらずいじられておりました(^^;
ステージでわちゃわちゃと固まってトークしてるメンバーをいつまでも見ていたい気分。

☆We are SMAP! -Funky Lude-

☆Memory ~June~ (中居ソロはマイケルダンスがマジカッコイイ!!)

☆グラマラス
☆そっときゅっと
☆ダイナマイト
☆GAIAにおねがい
☆FIVE RESPECT 2010ver. は歌詞を「今」に変えてました。やっぱ、カッケ~~☆
☆FEEL IT

☆No Way Out(慎吾ソロ・・iPadを小道具に)

☆We are SMAP! -Bounce Lude-

☆愛や恋や (吾郎ソロで、観客との合成映像が可愛かった)

☆ひなげし
☆Cry for the Smile
☆らいおんハート

☆短い髪 (慎ツヨコンビでツヨポンがピアノ演奏)

☆Magic Time
☆オレンジ
☆Love & Peace Inside?

☆君のままで… (木村ソロ)

☆SMAPのポジティブダンス
☆Going Over
☆$10
☆青いイナズマ
☆Let It Be
☆We are SMAP

アンコールの前にラッキーさん発表。ソフトバンクの犬のお父さん一家にメンバーが扮してます。

☆Secret Summer
☆オリジナルスマイル  ここで木村さんが目の前~~♪♪♪(17日)

☆夜空ノムコウ
☆スーパースター★ (ラッキーさんと踊るSMAP君だけど、中居さんは相変わらず殆ど絡むことなくダンサーさんといる・・汗。ラッキーさん羨ましいけど、中居さんが絡んでくれないんじゃなぁ~~。いや、その前に当たらないと話にならんのだが)

☆KANSHAして
☆ありがとう
☆This is love


19日は♪ダブルアンコール♪

☆free bird
☆君色想い


そしてオーラスならではのトリプルアンコール★

メンバー一人ずつの挨拶の後は

☆この瞬間、きっと夢じゃない
☆俺たちに明日はある


SMAP最高!!!!

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人間失格

2010年09月19日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2010年2月20日公開 134分

資産家の息子・大庭葉蔵(生田斗真)は幼少期より自分の殻に閉じこもり世間とうまく馴染めずに育つ。不安や迷いを紛らすために悪友の堀木(伊勢谷友介)と放蕩三昧の日々を過ごすが、やがてそんな生活に疲弊していく。カフェの女給・常子(寺島しのぶ)と鎌倉の海で心中を図るが、自分だけ生き残ってしまった葉蔵は、子持ちの記者・静子(小池栄子)の元に転がり込んだり、下宿先の娘(坂井真紀)に好意を寄せられたりと、さまざまな女たちとの恋に身を投じ、やがてタバコ屋の純真な娘(石原さとみ)と結婚し落ち着いたかに見えたが…。

太宰治の名作の映画化です。
資産家の息子・大庭葉蔵の半生を、耽美的で退廃的に描いていますが、そもそも道楽息子の悩みなんぞに共感出来ようもなく・・原作も読んだことがない身にはいささか荷が重い作品となりました。そもそも太宰作品の持つ重さ・暗さは趣味じゃないんだもの。

それでもレンタルしたのは予告で観た映像が綺麗だったから。斗真君の演技にも興味がありました。葉蔵の内面の悩みの表現は出来ていたんじゃないかな
女に縋るシーンは母性本能をくすぐられる魅力がありました
でも森田剛の中原中也はいただけないぞ

葉蔵を取り巻く女たちには他にも物語の案内役のバーのマダム(大楠道代)、薬局の女主人(室井滋)、最後に彼の世話をした鉄(三田佳子)などが登場しますが、女性たちが一様に惹かれたのはまず葉蔵の容姿であり、彼の弱さだったのかなぁ。

自分を曝け出せない青年が、現実と折り合いをつけて生きていくためには酒と女に逃げなければならなかった。それは人間の持つ悲しい弱さでもあるとは思うけれど、一方では親の金で放蕩三昧していて何が悩みだ!!と思う気持ちの方が勝ってしまうんだなぁ

金はほどほどあればいい。真面目に健康に生きるが一番!だね

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猿ロック THE MOVIE

2010年09月12日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2010年2月27日公開

失踪中の父に代わり、「猿丸カギ店」を切り盛りしている天才カギ師・サルこと猿丸耶太郎(市原隼人)の弱点はずばり女。ある日、マユミ(比嘉愛未)と名乗る美女の依頼で、勤務先だというスポーツクラブの金庫の扉を開ける事に。だがその中にあったのは、数日前に銀行強盗犯が現場から持ち去ったトランク。何も知らずに取り出したサルは何故かヤクザ(光石研)に追われるはめに。マユミを守りたい一心で彼女と逃走したサルは、警察からも指名手配を受けることになる。実は警察とヤクザが血眼になって探すトランクの中には、とんでもない“モノ”が入っていたのだ・・。

週刊「ヤングマガジン」に連載された芹沢直樹の人気コミックが原作で、TVドラマ化されて人気を博した物語の映画化だそうです。

美女にめっぽう弱いサルが夢中になるマユミは、出まかせな嘘で煙に巻く喰わせ者。
そもそも何故このトランクに目をつけたのか、やば系なヤクザ相手に度胸が良いのか楽天的なのかちょっと理解に苦しむけれど、その辺はノリで観ないと着いていけなくなるかも。

トランクの中身は現生と警察の腐敗に関する情報が詰ったUSBメモリ。冒頭で正義のヒロインを演じていた水木署長(小西真奈美)や、警察幹部(西村雅彦・國村隼)が絡んで、きな臭いけど、彼らの会話シーンって思いっきりボリューム絞ってるんで、聞き取りにくかったなぁ

ヤクザの薬漬けな男(和田聰宏)の外見や様相があまりにソレらしくて笑えます。
そもそもスポーツジムで怪しげなサプリを使ってる時点で警察とグルにせよ、マスコミや口コミ考えたらかなりヤバイでしょ。

サルの幼馴染の面々、冷静なリツコ(芦名星)・キテレツな山本(渡部豪太)・刑事の山田(高岡蒼甫)のキャラも面白かったです。TVドラマを観ていなかったけれど、映画だけでも彼らのキャラや仲の良い雰囲気は伝わりました。

原作やドラマのファンには楽しい作品だろうなと思いました。
ま、可もなく不可もなく・・普通~~




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釣りキチ三平

2010年09月11日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2009年3月20日公開 

天才的な釣り名人の三平(須賀健太)は、釣竿職人の祖父・一平(渡瀬恒彦)と二人暮し。夏休みに入っても幼馴染の少女・ゆりっぺと釣り三昧の三平に、アメリカで活躍するバスプロ・鮎川魚紳(塚本高史)が声をかけてくる。そんな時、東京から三平の姉・愛子(香椎由宇)が帰ってくる。嫌がる三平を強引に東京へ連れていこうとする愛子に、一平は「伝説の巨大岩魚を釣り上げられなかったら、三平を東京へ連れていってもいい」と提案。一同は巨大岩魚の棲む夜泣谷へ向かう・・・。

1973年から10年間「週間マガジン」で連載された同名作品の映画化です。
懐かしいな~~。原作読んでました。この漫画で知った『抱き返り渓谷』にも行ったっけなぁ。映画化を知った時、原作のイメージが壊されるんじゃないかと疑って劇場に足を運ばなかったのが悔やまれます。

三平を始めとするキャストの配役はとても合っていました。
特に三平役の須賀君は、この年齢になるのを待っていたかのようにぴったりはまってました。

映画で描かれる鮎釣りと夜泣谷のエピソードも原作に忠実に再現されていて、頭の中で漫画が命を吹き込まれたかのように生き生きとシンクロしていました。
監督は『おくりびと』の滝田洋二郎氏。素朴で美しい日本の風景を撮らせたらピカイチですね。

VFXは『ALWAYS 三丁目の夕日』の白組が担当しています。
主に秋田県(秋田市・横手市・湯沢市・由利本荘市etc)の自然、「滝」のシーンの一つには鳥海町の「法体の滝」が使われているみたい。
原作者の矢口高雄氏が秋田出身で、この漫画が自身の体験を基にしていることを考えたら当然のロケ地ですね。

鮎の友釣りや岩魚釣りの躍動感あるシーンは釣りを知らなくても楽しめるし、夜泣谷までの道程の自然の美しさも堪能出来ます。
姉が三平を東京に連れて行きたがる理由が独り都会で暮らす寂しさにあることや、悩みを抱えて日本に逃避してきた魚紳が三平たちとの出会により吹っ切れることなど、人間模様もきちんと描かれていますが、何といっても無心で釣りに熱中する三平の純朴さ純粋さがこの物語の大きな核といえるでしょう。

猛暑続く中での、一服の清涼剤のようでした

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コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら

2010年09月09日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2010年9月4日公開 アメリカ 

ニューヨークで9年間バディを組んで活躍してきた二人の刑事、ジム(ブルース・ウィリス)とポール(トレーシー・モーガン)は、ある日ルール無用の過激な捜査の責任を取らされ、一ヶ月の停職処分を受ける。愛娘の結婚式を控え費用工面に困ったジムは、お宝の野球カードを売りに行くが、その店で強盗に遭い、カードと拳銃を盗まれてしまう。何とか犯人(ショーン・ウィリアム・スコット)を捕えるが、カードは野球レア物収集オタクの残忍なギャング、ポー・ボーイの手に渡っていた。ポー・ボーイが盗まれたベンツを取り戻すという交換条件を飲んだ二人だが、車のトランクに閉じ込められていた謎のメキシコ人美女ガブリエラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)を見つけたことから、二人は陰謀と殺人の渦中に巻き込まれていく。

レディースデーの昨日はあいにくの台風の雨。愛車(チャリ)で行くまでの熱意は無かったけれど、今日は曇天。ポイントで無料鑑賞に切り替えました
朝一番の上映時間のため、客は総勢6名平日なんてこんなもんでしょ。

ブルース・ウィリスって女房に逃げられ(離婚)一人娘が年頃になって・・という役が実にはまる俳優さんですね

バディを組むポールは黒人で、人は善いけどちょっとお馬鹿。それとも純粋だからお馬鹿に見えるのか?
美人の奥さんが浮気してるんじゃないかと被害妄想をして、こっそり寝室に隠しカメラ(『私がクマにきれた理由』に出てくるようなクマちゃんのぬいぐるみに仕掛けてるんですが、このクマがめちゃ可愛い)を置いたりするのでかなりうざいのだけど、観ているうちに「でも良いヤツ」って思えてくる得なキャラです。

もう一人、彼らの仲に割り込んでくる泥棒がポール以上にうざいオーム返しをする姿に一発顔面パンチしたくなりました。
エンドロールでこの彼がまた顔を出すのですぐに席を立つと損しますよ。

めちゃくちゃなようでいて、ちゃんと計画的に行動してる二人はやっぱり息のあったバディなんですね。もう一組のマンゴールド(ケヴィン・ポラック)とデイブ(アダム・ブロディー)の刑事コンビもけっこう良い味出してました。




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なくもんか

2010年09月07日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2009年11月14日公開 

東京の下町でハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」を営む2代目店主の祐太(阿部サダヲ)は、誰の頼みも断らない究極のお人好し。子供の頃親に捨てられ弟と生き別れた過去を持つ。先代の娘、徹子(竹内結子)と結婚するにあたり手に入れた戸籍謄本で人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介(瑛太)が実の弟だと知り、早速会いに行くが、偽の兄弟芸人として売り出していた祐介に冷たくあしらわれ・・・。

笑って泣けるホームドラマという触れ込みですが、いつものクドカン作品に比べるとインパクトはいまひとつだったような。自分がお笑いというものにあまり興味がないことも影響あるかも

両親の離婚後父親に捨てられ、それでも笑顔を絶やさず生きてきた兄と、母親の死後、親戚をたらい回しにされる中で、周囲にいじめられなうようお笑いを頼りに生きてきた弟の関係を中心に、義理の子供たちとの家族関係などを丁寧に描き込んでいます。

ハムカツ毎日食べてたからデブで不細工だったという轍子さん、いくらなんでも昔と違いすぎるだろ!!な激痩せでプチ整形疑惑な超美人となり、おまけにコブ付きで実家に戻ってきた彼女にプロポーズする祐太。実は先代に「デブじゃなきゃ嫁に貰って欲しいんだけどなぁ・・」と言われてたからだってま、美人だし気立ても知ってるから惚れてたんだろうけどさ~子供たちの実の父親は意外な人物( 陣内孝則)ですが、伏線は初めの方できちんと提示されてま~す。

でも金城ブラザーズの笑い・・・マジでさむっ!

ハムカツって普段あまり食べることがないけれど、映画で作ってるシーンを見たらすごく食べたくなっちゃった

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ウルフマン

2010年09月05日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2010年4月23日公開 アメリカ 102分

19世紀、イギリス・ブラックムーア。人気舞台俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は弟のベンの婚約者グエン(エミリー・ブラント)から彼が行方不明との知らせを受けて25年ぶりに実家の城に帰るが、そこで無残に引き裂かれたベンの遺体と対面することになる。自ら犯人捜索を始めたローレンスは、謎の狼男に襲われ自らも満月の夜に残虐な殺人を働くウルフマンとなってしまう。父ジョン(アンソニー・ホプキンス)はあえてローレンスを凶行に走らせたうえで警察に引き渡すという不可解な行動をとるが・・。

1941年製作の古典のリメイクです。1890年代のロンドンとブラックムーア村に時代設定を変えていますが、『フロム・ヘル』に登場するアバーライン警部(ヒューゴ・ヒューゴ・ウィーヴィング)が出てくるのが興味深いです。けれどジョニーが演じた警部は耽美派の知的探偵系でしたが、今回は脇役ということもあり、何だか華がない

ちらしや解説ではローレンスが弟となっていましたが、ブルーレイの字幕では彼が兄でベンが弟になってた。内容的にもそれが正しい気がします。

この映画の感想を一言で書けば・・・なんちゅう親父だ!!かな。
その昔、自らの好奇心(探究心)が招いた人狼という結果を恥じるどころか積極的に謳歌しているような態度と、妻や子を手にかけて何の罪悪感もない鉄面皮には呆れてしまいます。こういう「イッちゃってる」役をさせたら本当にお上手なアンソニーおじさま

襲われたローレンスを救ってくれたのは流浪民の老婆マレーバ(ジェラルディン・チャップリン)ですが、彼ら流浪民と人狼の関係もいまいちよくわからないままでした。

捕まったローレンスが送られたランベス精神病院の拷問のような「治療」と無知な医師による見世物のような公開治療もダークなおぞましさがありました。

しかし、おっさんくさくて地味なローレンスは全く趣味じゃない。そんなローレンスに婚約者を失って動揺しているとはいえ、グエンが恋心を抱くようになるのも素直に共感できなかったです。ラストバージョンは公開されたものの他に2種あって、特典に入っていましたが、やはり公開されたバージョンがベストだと思いました

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