2014年7月4日公開 アメリカ 113分
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来。戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、殲滅作戦を指揮するブリガム将軍(ブレンダン・グリーソン)の不興を買い、最前線に送られてしまう。配属されたJ分隊の兵士たちは彼に非協力的で、武器の安全装置の解除の仕方さえ教えられないまま戦場に放り込まれたケイジは青白く輝くギタイと相打ちになって死亡する。ところが次の瞬間、出撃前日に戻ってしまう。再び戦死するとまた同じ時間に戻るタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)に訓練を施され、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていったケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。
何度も同じ日を繰り返し、そのたび何度も殺されるってしんどそうと予告編を観た時に思いました。原作は日本のSF小説「All You Need Is Kill」(桜坂洋 著)だったのか何度も何度もリセットされる一日が繰り返されますが、それでいて少しずつ主人公の戦闘能力や経験値がUPしていくのですね。ゲームの世界で主人公がレベルアップしていくのと同じです。
ケイジは実戦経験もない口だけの男でした。広報官になったのも戦場で負傷したくないからという実に身勝手(ある意味正直)な人間です。ところが、将軍の不興を買って二等兵に格下げされ最前線に送り込まれてしまいます。敵の攻撃を受けあっけなく戦死するのですが、その際「アルファ」と呼ばれるギタイを道連れにしたことで、同じ日を延々ループすることになるの。
殺されるたびにリセットされて振りだしに戻るのはともかく、毎回殺される痛みというのは相当なものだと思うなぁ
孤独な戦いを続けるケイジでしたが、リタと出会うことで共に戦う仲間を得ます。彼女もケイジと同様にループに巻き込まれた過去を持ちますが、負傷した際に受けた輸血でその能力を失っています。
未来から過去へ情報を伝送する役割を持つ「アルファ・ギタイ」の青い体液を浴びたことでそのループ能力がケイジに移ったのだとリタに説明され、彼女の協力者のカーター博士(ノア・テイラー)から、そのループ能力を利用して「オメガ・ギタイ」を倒すことが人類を滅亡から救う唯一の方法と教えられたケイジは、リタの容赦のない特訓と、ダメとなったら即リセット(銃で一発の潔さがゲームでミスってリセットボタンを押す時と重なりちょっと笑える)することで、優秀な兵士に成長していくのです。
何度繰り返しても滅亡を避けることができず、しかもオメガの居場所もケイジをおびき出すための幻覚だったと気付いたケイジでしたが、カーターが開発した機材を使うことで、本当の居場所がパリのルーブル美術館のピラミッドの地下にあると突き止めます。しかし負傷して輸血を受けたことで彼のループ能力が失われてしまうの。ボスキャラ目前でリセット回数制限の最後の一回になってしまったというわけですもう失敗はできない状況で、今までの経験をフルに生かし、J分隊の協力を得て遂にオメガと対決しこれを倒した彼は、その青い体液を再び浴びてループ能力を再獲得します。(トムだもんね~~そのままやられっぱなしのヒーローになるわけないよね)ブリガム将軍と出会って地位を剥奪される直前まで戻った彼は、人類の勝利を目にします。もちろん無傷なJ分隊やリタとも再会してエンドロール・・めでたしめでたしです
劇中、兵士たちは機動スーツと呼ばれるパワードスーツを装着して戦います。(動力は電気のようで、だからバッテリーが切れると動けません。)ギタイは水棲のイソギンチャクの化け物のような外見で素早い身のこなしですが、銃で簡単に撃ち殺されるあたりはそれほど高等種には見えませんでした主人公の腰の引けた新兵から百戦錬磨の兵士への変貌は顔つきからも窺えて、そのあたりはさすがの演技ですね
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来。戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、殲滅作戦を指揮するブリガム将軍(ブレンダン・グリーソン)の不興を買い、最前線に送られてしまう。配属されたJ分隊の兵士たちは彼に非協力的で、武器の安全装置の解除の仕方さえ教えられないまま戦場に放り込まれたケイジは青白く輝くギタイと相打ちになって死亡する。ところが次の瞬間、出撃前日に戻ってしまう。再び戦死するとまた同じ時間に戻るタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)に訓練を施され、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていったケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。
何度も同じ日を繰り返し、そのたび何度も殺されるってしんどそうと予告編を観た時に思いました。原作は日本のSF小説「All You Need Is Kill」(桜坂洋 著)だったのか何度も何度もリセットされる一日が繰り返されますが、それでいて少しずつ主人公の戦闘能力や経験値がUPしていくのですね。ゲームの世界で主人公がレベルアップしていくのと同じです。
ケイジは実戦経験もない口だけの男でした。広報官になったのも戦場で負傷したくないからという実に身勝手(ある意味正直)な人間です。ところが、将軍の不興を買って二等兵に格下げされ最前線に送り込まれてしまいます。敵の攻撃を受けあっけなく戦死するのですが、その際「アルファ」と呼ばれるギタイを道連れにしたことで、同じ日を延々ループすることになるの。
殺されるたびにリセットされて振りだしに戻るのはともかく、毎回殺される痛みというのは相当なものだと思うなぁ
孤独な戦いを続けるケイジでしたが、リタと出会うことで共に戦う仲間を得ます。彼女もケイジと同様にループに巻き込まれた過去を持ちますが、負傷した際に受けた輸血でその能力を失っています。
未来から過去へ情報を伝送する役割を持つ「アルファ・ギタイ」の青い体液を浴びたことでそのループ能力がケイジに移ったのだとリタに説明され、彼女の協力者のカーター博士(ノア・テイラー)から、そのループ能力を利用して「オメガ・ギタイ」を倒すことが人類を滅亡から救う唯一の方法と教えられたケイジは、リタの容赦のない特訓と、ダメとなったら即リセット(銃で一発の潔さがゲームでミスってリセットボタンを押す時と重なりちょっと笑える)することで、優秀な兵士に成長していくのです。
何度繰り返しても滅亡を避けることができず、しかもオメガの居場所もケイジをおびき出すための幻覚だったと気付いたケイジでしたが、カーターが開発した機材を使うことで、本当の居場所がパリのルーブル美術館のピラミッドの地下にあると突き止めます。しかし負傷して輸血を受けたことで彼のループ能力が失われてしまうの。ボスキャラ目前でリセット回数制限の最後の一回になってしまったというわけですもう失敗はできない状況で、今までの経験をフルに生かし、J分隊の協力を得て遂にオメガと対決しこれを倒した彼は、その青い体液を再び浴びてループ能力を再獲得します。(トムだもんね~~そのままやられっぱなしのヒーローになるわけないよね)ブリガム将軍と出会って地位を剥奪される直前まで戻った彼は、人類の勝利を目にします。もちろん無傷なJ分隊やリタとも再会してエンドロール・・めでたしめでたしです
劇中、兵士たちは機動スーツと呼ばれるパワードスーツを装着して戦います。(動力は電気のようで、だからバッテリーが切れると動けません。)ギタイは水棲のイソギンチャクの化け物のような外見で素早い身のこなしですが、銃で簡単に撃ち殺されるあたりはそれほど高等種には見えませんでした主人公の腰の引けた新兵から百戦錬磨の兵士への変貌は顔つきからも窺えて、そのあたりはさすがの演技ですね