2017年2月10日公開 アメリカ 124分
1942年、カサブランカ・モロッコ。ケベック出身のカナダ人工作員のマックス(ブラッド・ピット)とフランス人レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)は、夫婦を装って敵の裏をかき、ナチス・ドイツ大使を殺害するミッションを通して運命の出会いを果たし恋に落ち結婚する。2人の間には子供も生まれ、生活は幸福に満ちていたが、ある日マックスは呼び出しを受け、妻に二重スパイの疑いがあると告げられる。
ロバート・ゼメキス監督作。過酷な時代に翻弄されながら究極の愛を試される男女の運命を描いたラブストーリーです。
もし本当に妻が二重スパイだった時は自らの手で殺さなければならないルール。できなければ自分も殺されるのです。
マックスはマリアンヌの無実を信じ、それを証明しようと動きますが、逆に彼女の疑惑を決定づける証拠を握ってしまいます。
ブラピ・・諜報員・・と言えば「Mr.&Mrs. スミス」を思い出します。この作品がきっかけでアンジーと結婚したんだものね
今作も、冒頭はカサブランカの異国情緒たっぷりな時代の雰囲気の中で華麗なパフォーマンスで暗殺を遂行する二人がとても決まっていますが、その後の展開は二流のメロドラマの匂いが 敢えて偽の情報を流し、敵(ドイツ)に通じているかを試すのですが、その結果が出るのを待てずにあれこれ動いて逆に墓穴を掘るあたり、愛は盲目感がダダモレ
マリアンヌが子供を人質に取られて泣く泣く夫を裏切り情報をドイツ側に渡すというのは、心情としては大いに理解できるし同情もしますが、どんなに優秀なスパイであっても、愛がその判断を曇らせる展開。そして最期は夫と娘を守るため、自らを犠牲にする選択。う~~ん、やっぱりメロドラマだ
懐かしの銀幕映画だと思えばこれもありですが、好みとしては「Mr.&Mrs. スミス」のようなカラッとしたラブコメの方が好きかな。