原題 Sense and Sensibility
父親の死によって全てを異母兄に譲らなければならなくなった母親と三人の娘達は母のいとこの好意で田舎のコテージに移り住むことになる。分別のある姉エリノア(エマ・トンプソン)と多感な妹(ケイト・ウィンスレット)の恋模様を中心に描いた作品。ジェーン・オースティンの小説をベースにしている。
父親の財産は男子のみが相続出来、女性の幸せは「豊かな男性と結婚すること」だった時代。女性に許されていたのは「母」としての権利のみで、職業選択、離婚、教育、参政権に至るまで女性の基本的権利はなかったなんて・・・
主演はエマ・トンプソンで脚本も彼女が手がけている。少々年齢のいったエリノアも役得?いえいえ、映画が進むにつれて、そんなことは気にならなくなるのは彼女の実力
相手のエドワードはヒュー・グラント。妹マリアンヌのお相手のブランドン大佐がアラン・リックマンとくれば、どうしても「ラブ・アク」を思い起こさずにはいられない エマとヒュー、エマとアランの関係は恋人より姉弟、友人同士のように見えてしまったのが惜しい それにアランはスネイプ先生の印象が強烈なもので、「あ、ちょい明るいスネイプだ!」と
ケイトは若くて綺麗。彼女が原作の年齢設定には一番近いか?
去年公開の「プライドと偏見」の方がより現代的な解釈でもあったし、若さでは勝っていたかなファッションも「プライド~」の方が素敵に見えた
正直で、自制心が強く、知的で思いやりがあり、穏やかで優しく賢く自制心も強いエリノアと、感情的的で正義感が強いが、周囲への気遣いは不足がちなマリアンヌ。内気なエドワードとの恋は見ていて歯痒いしマリアンヌとウィロビーの恋は逆にハラハラしてしまう。二人の姉のロマンスの緩衝役になってくれるのが無邪気な三女マーガレットの存在。彼女はエマが創作したキャラだそう。
姉妹が共に幸せになるハッピーエンドは良いのだが、姉カップルの誤解が解けるシーンで涙した次の瞬間に何故か妹カップルの結婚式ってのはどうよ?ここが物凄く唐突で違和感が残った。あと5分延ばしてもこの辺の展開を整理して欲しかった。
父親の死によって全てを異母兄に譲らなければならなくなった母親と三人の娘達は母のいとこの好意で田舎のコテージに移り住むことになる。分別のある姉エリノア(エマ・トンプソン)と多感な妹(ケイト・ウィンスレット)の恋模様を中心に描いた作品。ジェーン・オースティンの小説をベースにしている。
父親の財産は男子のみが相続出来、女性の幸せは「豊かな男性と結婚すること」だった時代。女性に許されていたのは「母」としての権利のみで、職業選択、離婚、教育、参政権に至るまで女性の基本的権利はなかったなんて・・・
主演はエマ・トンプソンで脚本も彼女が手がけている。少々年齢のいったエリノアも役得?いえいえ、映画が進むにつれて、そんなことは気にならなくなるのは彼女の実力
相手のエドワードはヒュー・グラント。妹マリアンヌのお相手のブランドン大佐がアラン・リックマンとくれば、どうしても「ラブ・アク」を思い起こさずにはいられない エマとヒュー、エマとアランの関係は恋人より姉弟、友人同士のように見えてしまったのが惜しい それにアランはスネイプ先生の印象が強烈なもので、「あ、ちょい明るいスネイプだ!」と
ケイトは若くて綺麗。彼女が原作の年齢設定には一番近いか?
去年公開の「プライドと偏見」の方がより現代的な解釈でもあったし、若さでは勝っていたかなファッションも「プライド~」の方が素敵に見えた
正直で、自制心が強く、知的で思いやりがあり、穏やかで優しく賢く自制心も強いエリノアと、感情的的で正義感が強いが、周囲への気遣いは不足がちなマリアンヌ。内気なエドワードとの恋は見ていて歯痒いしマリアンヌとウィロビーの恋は逆にハラハラしてしまう。二人の姉のロマンスの緩衝役になってくれるのが無邪気な三女マーガレットの存在。彼女はエマが創作したキャラだそう。
姉妹が共に幸せになるハッピーエンドは良いのだが、姉カップルの誤解が解けるシーンで涙した次の瞬間に何故か妹カップルの結婚式ってのはどうよ?ここが物凄く唐突で違和感が残った。あと5分延ばしてもこの辺の展開を整理して欲しかった。