シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

「ヒューストン!トラブル発生!」・・アポロ13

2005-06-08 20:59:07 | Weblog
95年、ロン・ハワード監督作「アポロ13」

トム・ハンクス、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス、ケヴィン・ベーコン・・
芸達者を集めた、しかも実話を元に製作された作品です。

ロン・ハワードって人は子役出身で、一時期俳優さんでもあったけど、今やハリウッドのメジャーな監督さんのひとりになりましたね。なんというか、いい意味でもそうでない意味でも「清涼感」のある作品を作る人って感じです。

月面着陸を果たしたアポロ計画はその後、予算の問題とそれに正比例するかのように人々の関心も今いちになった時期、アポロ13号の発射が決定される。

クルーのキャプテン、ジム役はトム・ハンクス。今回は抑え目の演技だけど、やはり上手・・

でも、なんといっても私が一番かっこいいと思ったのはエド・ハリス。
ヒューストン管制センターのボスを演じている。もうすご~~いかっこいい!!
でも、カツラなんすよね、実際の彼ははげています。

アポロ13号は月へのフライト中にトラブルが発生し、機体が破損、なんとか彼らを無事に生還させるには月面着陸はあきらめなければいけない。その瞬間のトムの「we just lost the Moon」が切ない。

私は結構この映画好きかな。
過剰すぎずに進行するし、彼らを地球に戻すための作戦がすごいし・・
ロードショー時に、映画館(今はなき渋谷パンテオン)で観ました。
やはりこういう映画は大きなスクリーンで観たほうがいいよね。
13号がトラブルに見舞われることがわかっているだけに、すごくドキドキしたのを覚えています。
ってたぶん、私はそのへん、単純なのかもね。

時代っていうのか、NASAは全員男なんだね。それにみ~んなタバコスパスパ・・
さぞかし煙かっただろうな~

ほんの少しの誤差があっても彼らは帰還できなかったわけで、月面着陸はできなかったけど、それはすごいドラマだったよね。

相方に「もし可能なら宇宙に行きたい?」と聞いたら「そりゃ~~~もちょろん」

男のロマンなんすかね~


ロードーショーで見ました・・「エマニエル夫人」

2005-06-08 01:00:12 | Weblog
74年、ジュスト・ジャカン監督作、フランス映画の「エマニエル夫人」は大ヒット。ヘラルドは大もうけしたそうです。

私は高校生で同級生の女の子と見に行きました、みゆき座に。満員に近かったな~

当時はもちろんヘアなどの露出はもってのほかだったので、ボカシがバンバン入っていたし、プールで全裸で泳ぐシーンなどはなんだか不自然な編集でズタズタにされていた。

でも、今思うとなんでこの映画があんなにもヒットしたのか、ミステリーだよね。

まあ、たぶん主演のシルビア・クリステルがあまり肉感的ではなく、中性的な雰囲気をもっていたことやファッション・フォト出身の監督さんの映像が「スタイリッシュ!」ってもてはやされたんでしょうね。
私はエマニエルが恋する女性のことをかっこいいな~と思ったのを覚えています。

ただあのジイ様の性の哲学みたいなのは、うんざり・・で、後半は興ざめだったかな・・

女性が見れるポルノってことになりますが、今の時代はレディコミなんかがたぶんもっと過激な内容だと思うので、時代は変わったってことですよね。

私としては大好きなタイが舞台で、エマニエルが旦那さんと住む家がクラシックなタイの住居なのがよかったですね。

飛行機の中で、見知らぬ男性とことにおよぶエマニエルが描かれたけど、この映画の後、結構調子だしてファーストクラスで女性に迫った男性がいたらしい。

アホかいな!!