【アントニオ】甲府戦展望

鹿島も甲府も、出場停止はありません。
甲府は分かりませんが、鹿島はチョン・スンヒョンと三竿（弟）が代表に抜かれています。
代表を辞退した鈴木も、出場出来ないでしょう。

J1昇格が出来なかった甲府のモチベーションは、どうなのかと思っていました。
もし、天皇杯に勝ってしまえば、J2リーグ戦を戦いながら、ACLに出場することになりますし、クラブとしては考えることも多くなるでしょう。

でも、この見方は間違いでしょうね。
ここまで勝ち進んだ大会で勝ちに来ないはずはありませんし、現場にやる気がないはずはありません。
ましてや、相手は鹿島ですから、かなりの高さのモチベーションで臨んで来るはずです。

対する鹿島は、ACLに優勝して、間違いなく一段落しているでしょう。
この甲府とのモチベーションの差をどうするのかが、監督の仕事だと思います。

そう考えると、ACLの決勝で先発したメンバーよりも、柏戦の先発をベースにした方が良いのではないでしょうか。
出場機会の少ない選手ばかりですし、甲府の選手たちの気持ちと互角に渡り合えるはずです。
監督としては、難しい選択になりそうですね。

戦力としては、レアンドロと篤人が復帰しています。
篤人はともかく、レアンドロは、実戦でどれくらい出来るのか確認が必要でしょう。

今季の甲府は、吉田達磨の時の低迷がなければ、昇格していたかもしれません。
吉田達磨と言い、田坂と言い、実績を挙げていないのに、ポストを見つけられる方って、不思議といるんですよね…。

鹿島の話題に戻ると、J1はリーグ戦と言え、順位を考えると残り2ゲームは落とせません。
天皇杯とFIFAクラブワールドカップもトーナメント戦ですし、負けてしまえば終わってしまう大会ばかりです。

十分な休養期間もありましたし、代表の2人が抜けています。
仕切り直しの一戦になる明日の先発は、楽しみですね。
選手たちには、12月の大きな大会に向けてのサバイバル、選手選考だと思って、頑張ってもらいたいです。


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