ルール1。
世界はめちゃくちゃだ。
反撃して身を守るしかない。
攻撃。攻撃。攻撃。
ルール2。
真実とは何か。
誰もが勝手にそれぞれの真実を主張する。
お前も俺も彼も。
だからそんなものの意味などない。全てを否定しろ。
自分の真実が真実だ。
ルール3。
どれだけ劣勢でも、決して負けを認めるな。
常に勝利を主張しろ。
常にだ。

アリ・アッバシ(Ali Abbasi)監督
「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」
という映画の中に出てくるセリフでありルール。
大型スクリーン系では年初にわずかな館と期間で上映され、
その後は単館系スクリーンへと移行していたのですが、
最近、ようやくサブスクに入って来ました。
公開時には当の本人から
「公開差し止め」
の要望が出されたことでも話題となった作品で、
原題は「The Apprentice」。
「アプレンティス」とは「見習い人」という意味のようで、
事実に沿った物語はトランプさんが有名辣腕弁護士の
「ロイ・コーン(Roy Cohn)」
さんの見習い人だった頃を軸に描かれています。
人によっては終始嫌悪感を覚えるような内容かもしれませんが......
その上で、個人的にはいくつかの印象的なセリフがありました。
=========================
スポーツをしたことはあるよな。
「人を追うな。ボールを追え」
と教わっただろう。
しかし、現実世界はまったく逆だ。
「人を追え。ボールは追うな」
欲しいものを手に入れたいならボールのことは忘れろ。
人に集中しろ。
この国は法より人だ。
=========================
=========================
批判など気にするな。
人がお前のことをどう考えているかなんて気にするな。
人が何を考えているかなんてどうでもいい。
何が正しいとか、そんな基準は存在しない。
たった一つの真実なんて幻想に過ぎない。
人が作ったフィクションだ。
=========================
=========================
金儲けは芸術だ。
=========================
=========================
誰が相手でも、
勝ちたいならなんでもやれ。
=========================
=========================
取引は芸術だ。
取引は才能で決まる。
=========================
どのセリフもロイ・コーンさんかトランプさんが言っていたセリフ。
勿論、映画なので幾らかの脚色が入っているとは思いますが。
ただ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)さんを
理解しようとする際には何かと鍵に出来る言葉ではないでしょうか。
ま、僕は特段トランプ支持者というわけではありませんし、
彼に対しては敬意も嫌悪感も両方持っていたりもします。
そんな自分が映画を見ていてとても強く思う「敬意」の部分としては、
トランプさんのようなタフな精神を持った人が、
この日本国の首相というポストにも現れてくれないものかと。
民衆支配と自己利益に執着している既得権益層を壊そうなんていう
気迫を持った人が政治畑で無い所から現れてくれないものかと。
そんなことが一番でしょうか。
この国で時に英雄的に語られる明治維新の志士さん達や、
戦国時代の名だたる武将さん達というのは、
トランプさん的な要素を少なからず持っていた
人物であったのではないかとも思うわけで。
ええ。ええ。
ちなみに、トランプさんに関しては
過去記事ではこんなことを記していましたが......
「衝撃!?」
現トランプ政権を取り巻く既得権益層環境に関しては
この辺のこのとも記していました......
「全てはお金」
僕が認識している限りでは、
トランプさんの本当の物語はこの作品の最後部分から繋がる先にあって。
幾つもの会社の破産申告を繰り返していかなければならなかった時から
始まっていくのではないかと思っていたりします。
彼の真の姿はサクセスストーリー部分には無く、
幾度もの事業や資産の破綻や破産から再起していく時の姿と
実績の中にこそあるのではないかと。
現在の彼を支持する人々の基本も
その辺にあるのではないかと。
そんな部分はこの国のマスメディアは伝えませんけど......
その辺のことは映画にも出てくるこの本などにも
興味深く記されていたりしますでしょうか......

「トランプ自伝」なんておかしなタイトルが付いてますけども。
原題は「The Art of the Deal」。
「取引の芸術」とでも申しましょうか、
「取引は芸術だ」とでも申しましょうか。
こんなふうに考え、実践もしてきている人と、
役人一筋!
政治家一筋!
アメリカ傘下の自民党政権一筋!
なんて感じの日本政府代表さん達が戦っているわけでやんす。
果たして、
相手になるのでしょうか!?
相手はアメリカ・ファーストですから。
こちらもナニカに媚びることなどなく。
精神的にも対等なジャパン・ファーストで交渉に望むことこそ、
実は!トランプさんが望む形!
なのではないかとは思いますけど。ね。
日本ももう目を覚まさまそうぜ!
とか、ね。
ええ。ええ。
さてさて。
この映画で「嫌悪」を感じてしまう方の部分としては
「人を動物として捉えている人ばかりが出てくる」
というところにあるのではないかと。
実際、僕らの周りにもそんな人は沢山いるのかもしれませんが......
「所詮、人は動物」
「人とは労働力」
「人とは人件費」
僕らはこの先、こんなことに対する葛藤や戦いを
まだまだ長くしていかねばならないのでしょうか!?
ね!?
ええ。ええ。
そんなことをボヤきつつも、
劇中に散りばめられている様々な言葉は、
僕のような貧相な人間には学ぶべき要素が沢山ある気がしていまして。
そこは逃げずに学ばないといけない気もしているのです。
とにかく僕さんはダメダメ野郎ですので。
少しぐらいわ頑張りたいと思うわけなのです。
ええ。ええ。

2025年5月13日。
元、ウルグアイ大統領
「ホセ・ムヒカ(José Mujica)」さんが死去されました。
敬愛するムヒカさんに関しては
「リオ会議の宝石」
という過去記事に記していましたが、とても寂しいです。
遠い国から色々なお教えをいただき、
本当にありがとうございました。
またいつか、麗しき世界でお会いできたら嬉しく思います。
世界はめちゃくちゃだ。
反撃して身を守るしかない。
攻撃。攻撃。攻撃。
ルール2。
真実とは何か。
誰もが勝手にそれぞれの真実を主張する。
お前も俺も彼も。
だからそんなものの意味などない。全てを否定しろ。
自分の真実が真実だ。
ルール3。
どれだけ劣勢でも、決して負けを認めるな。
常に勝利を主張しろ。
常にだ。

アリ・アッバシ(Ali Abbasi)監督
「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」
という映画の中に出てくるセリフでありルール。
大型スクリーン系では年初にわずかな館と期間で上映され、
その後は単館系スクリーンへと移行していたのですが、
最近、ようやくサブスクに入って来ました。
公開時には当の本人から
「公開差し止め」
の要望が出されたことでも話題となった作品で、
原題は「The Apprentice」。
「アプレンティス」とは「見習い人」という意味のようで、
事実に沿った物語はトランプさんが有名辣腕弁護士の
「ロイ・コーン(Roy Cohn)」
さんの見習い人だった頃を軸に描かれています。
人によっては終始嫌悪感を覚えるような内容かもしれませんが......
その上で、個人的にはいくつかの印象的なセリフがありました。
=========================
スポーツをしたことはあるよな。
「人を追うな。ボールを追え」
と教わっただろう。
しかし、現実世界はまったく逆だ。
「人を追え。ボールは追うな」
欲しいものを手に入れたいならボールのことは忘れろ。
人に集中しろ。
この国は法より人だ。
=========================
=========================
批判など気にするな。
人がお前のことをどう考えているかなんて気にするな。
人が何を考えているかなんてどうでもいい。
何が正しいとか、そんな基準は存在しない。
たった一つの真実なんて幻想に過ぎない。
人が作ったフィクションだ。
=========================
=========================
金儲けは芸術だ。
=========================
=========================
誰が相手でも、
勝ちたいならなんでもやれ。
=========================
=========================
取引は芸術だ。
取引は才能で決まる。
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どのセリフもロイ・コーンさんかトランプさんが言っていたセリフ。
勿論、映画なので幾らかの脚色が入っているとは思いますが。
ただ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)さんを
理解しようとする際には何かと鍵に出来る言葉ではないでしょうか。
ま、僕は特段トランプ支持者というわけではありませんし、
彼に対しては敬意も嫌悪感も両方持っていたりもします。
そんな自分が映画を見ていてとても強く思う「敬意」の部分としては、
トランプさんのようなタフな精神を持った人が、
この日本国の首相というポストにも現れてくれないものかと。
民衆支配と自己利益に執着している既得権益層を壊そうなんていう
気迫を持った人が政治畑で無い所から現れてくれないものかと。
そんなことが一番でしょうか。
この国で時に英雄的に語られる明治維新の志士さん達や、
戦国時代の名だたる武将さん達というのは、
トランプさん的な要素を少なからず持っていた
人物であったのではないかとも思うわけで。
ええ。ええ。
ちなみに、トランプさんに関しては
過去記事ではこんなことを記していましたが......
「衝撃!?」
現トランプ政権を取り巻く既得権益層環境に関しては
この辺のこのとも記していました......
「全てはお金」
僕が認識している限りでは、
トランプさんの本当の物語はこの作品の最後部分から繋がる先にあって。
幾つもの会社の破産申告を繰り返していかなければならなかった時から
始まっていくのではないかと思っていたりします。
彼の真の姿はサクセスストーリー部分には無く、
幾度もの事業や資産の破綻や破産から再起していく時の姿と
実績の中にこそあるのではないかと。
現在の彼を支持する人々の基本も
その辺にあるのではないかと。
そんな部分はこの国のマスメディアは伝えませんけど......
その辺のことは映画にも出てくるこの本などにも
興味深く記されていたりしますでしょうか......

「トランプ自伝」なんておかしなタイトルが付いてますけども。
原題は「The Art of the Deal」。
「取引の芸術」とでも申しましょうか、
「取引は芸術だ」とでも申しましょうか。
こんなふうに考え、実践もしてきている人と、
役人一筋!
政治家一筋!
アメリカ傘下の自民党政権一筋!
なんて感じの日本政府代表さん達が戦っているわけでやんす。
果たして、
相手になるのでしょうか!?
相手はアメリカ・ファーストですから。
こちらもナニカに媚びることなどなく。
精神的にも対等なジャパン・ファーストで交渉に望むことこそ、
実は!トランプさんが望む形!
なのではないかとは思いますけど。ね。
日本ももう目を覚まさまそうぜ!
とか、ね。
ええ。ええ。
さてさて。
この映画で「嫌悪」を感じてしまう方の部分としては
「人を動物として捉えている人ばかりが出てくる」
というところにあるのではないかと。
実際、僕らの周りにもそんな人は沢山いるのかもしれませんが......
「所詮、人は動物」
「人とは労働力」
「人とは人件費」
僕らはこの先、こんなことに対する葛藤や戦いを
まだまだ長くしていかねばならないのでしょうか!?
ね!?
ええ。ええ。
そんなことをボヤきつつも、
劇中に散りばめられている様々な言葉は、
僕のような貧相な人間には学ぶべき要素が沢山ある気がしていまして。
そこは逃げずに学ばないといけない気もしているのです。
とにかく僕さんはダメダメ野郎ですので。
少しぐらいわ頑張りたいと思うわけなのです。
ええ。ええ。

2025年5月13日。
元、ウルグアイ大統領
「ホセ・ムヒカ(José Mujica)」さんが死去されました。
敬愛するムヒカさんに関しては
「リオ会議の宝石」
という過去記事に記していましたが、とても寂しいです。
遠い国から色々なお教えをいただき、
本当にありがとうございました。
またいつか、麗しき世界でお会いできたら嬉しく思います。