雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

熱海徒然 2

2019-11-24 14:18:56 | 素敵
熱海の徒然話はまだまだシリーズ化できそうっす。
来宮神社とか、伊豆山神社とか、MOAとか、走り湯とか、
色々なスポットもありますし。またの機会にでも。ええ。ええ。
ごちそーさまぁぁーーー(*´3`)。。




————————なんてことを、
今年の6月19日の「熱海徒然」という記事に記していたのですが。
今回は、その「またの機会」ということで。ええ。
「熱海徒然 2」なのでございます。ええ。ええ。



今回のメインディッシュはこちら。
今、熱海で一番心地良いスポットと思われるスパ。
「fuua(ふうあ?ふーあ?)」さん。
後楽園ホテルさんが最近オープンさせた、
熱海でもまだ新しいスポットなのですが、
僕さんスッカリはまってしまっておりまちて。ええ。



「もしかして?日帰りスパなら今日本で一番居心地のいいトコじゃね!?」



みたいな。ええ。
結構、確信しておりまちゅる。
先日も、働き過ぎで体調不良気味だったマーケッター「Jさん」
連れて行ってあげたのでちゅ。
エントランスもなかなか頑張ってる感じなんす。



極楽♪天国♬でぇぇぇ......なんて感じの露天風呂は、
オフィシャルHPの写真を拝借ぅぅぅ......(^^)





夜になると熱海市街の夜景も綺麗なのです。
まだココが出来立ての頃に、
誰もいなかったので潜り込んで撮った写真なのですけど。ええ。



サウナとか、一通り、色々とあるのですが、
僕さん的にはコヤツさんがなかなかのお気に入りでして。
「水素泉」
水素が濃密に溶け込んだお湯なのだそうです。
お湯がきめ細かく染み込んで来て温まる様な?感じなんす。



露天風呂の隅の方には「源泉かけ流し」の湯船もあって。
海水感が強い湯なのですけど、キチンと温泉してます。
湯上りにココでひと浸かりするのが良いかと。ええ。



湯上りのリラクゼーションスペースは広々としていて。
それが2フロアもあるのですけど、ココこそが「fuua」の真骨頂。
これまでにない感じでして。
「アタミリビング」という名前もついています。
全体的にはモダンなのですが、それでいて優しく、落ち着くデザイン。
ちょっと星野リゾートさんを意識しているような部分もありつつ?でも秀逸。
どこにいても海や熱海の町が見える感じ(^^)









定番的な岩盤浴とか居眠り室とか、
エステとか、あかすりとか、マッサージとか、カフェとか、
海を見渡すテラスとか、色々とあるのですけど。
レセプションが出来そうな広々ラウンジとか、滝!まであるッスの。
流れ落ちる水の音がなんとも心地良いのです(^^)
僕さんは大体ここで本を読んでますの。ええ。
寝ちゃってますけど。気が付くと。



ボードゲームやノスタルジックなゲームを置いているコーナーも。





牛乳飲んじゃうのが好きなんす。(●´ω`●)ゞオハズカチイ...



この鍋猫?的穴ぼこソファー?が意外にも、飛び切り心地よく。
驚くのです。
自宅にも作りたくなる衝動が......マジっす。



女子会?とか、家族団らん用の個室なんてものもあって。
スゲーっす。



人工芝に寝転がれて、砂も敷いてある星野リゾート風エリアも。
とても良く創られてます。なかなか落ち着くのです。



で、そんな「fuua」さんを出ると、
すぐ横に、ホテルのカフェレストランも広々とあって。
HARBOR’S W(ハーバーズ ダブル)という名前らしいのですけど。
時間によってはバッフェやバーにもなっていて。
ビールはオリジナルのクラフトビールを飲み比べ!できるんす。ええ。
「クジラ」さんと「カモメ」さん。
僕さんはプリン体が気になって飲めないんすけど。一口しか。ええ。



でもって。
仕上げは。fuuaから駅に向かう途中にある熱海最強の餃子美味しい店。
熱海餃子「濱よし」さんへ立ち寄っちゃうんす。ええ。





餃子。ヤベーっす。
ラーメンさんも何一つ裏切らなくて、何一つ想像を超えないっす。
これぞ!中華そば!って。泣きたくなる感じッス。
おばあちゃぁぁーーーーんん!!(ι´Д`)ノ
一緒に食べてくんろぉぉーーーっ!
ナルトが温泉マークなんすよぉぉーーーーっ!(ι´Д`)ノ



熱海徒然。2。
お後がよろしいようで。
一件落着(*´ω`*)アハーン♡


☆温泉関連の過去記事はコチラ☆
・豊富温泉(北海道、豊富)———【豊富温泉
・上の湯(山形県、肘折))———【ランプの静の湯 5
・宝川温泉(群馬県、水上)———【宝の川の日
・コタン温泉(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・砂湯(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・和琴温泉(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・丸駒温泉(北海道、千歳)———【丸駒温泉
・恐山温泉(青森県、恐山)———【恐山徒然
・十和田湖西湖畔温泉(青森県、十和田)———【十和田湖徒然
・矢櫃温泉 瑞泉閣(岩手県、一関)———【邪馬台国徒然
・山王山温泉 瑞泉郷(岩手県、一関)———【邪馬台国徒然
・ほったらかし温泉(山梨県、笛吹川)———【イチロー備忘録
・伊香保温泉(群馬県、伊香保)———【榛名徒然
・富士眺望の湯 ゆらり(山梨県、鳴沢)———【此花咲耶姫
・もえぎの湯(東京都、奥多摩)———【鳩ノ巣徒然
・龍宮殿本館(神奈川県、箱根)———【ランプの精の湯
・七沢荘(神奈川県、七沢)———【ランプの精の湯 2
・壁湯温泉(熊本県、宝泉寺)———【ランプの精の湯 3
・天山湯治郷(神奈川県、箱根)———【箱根徒然】【ランプの精の湯
・縄文真脇温泉(石川県、真脇)———【巫女姫の太鼓
・杉の子温泉(石川県、白山)———【ここ掘れワンワン
・みくりが池温泉(富山県、立山)———【立山徒然
・黒根岩風呂(静岡県、北川)———【ランプの精の湯
・ホテルミクラス(静岡県、熱海)———【ランプの精の湯
・須佐温泉(島根県、須佐)———【青き炎
・玉造温泉(島根県、松江)———【猿田彦ミステリー
・たまて箱温泉(鹿児島県、指宿)———【かんぱかぱーん
・道後温泉(愛媛県、松山)———【ここ掘れワンワン
・白良湯(和歌山県、白浜)———【ランプの精の湯 4
・牟婁の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・崎の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・浜千鳥の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・下ん湯———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・亀の井 別荘———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・夢想園———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・カムイワッカ湯の滝———(北海道、知床)【ランプの精の湯 7
・積善館———(群馬県、四万)【Shima Blue


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Shima Blue

2019-11-12 00:01:28 | 素敵
圧倒的に苦手なハロウィン・モノモノが幅をきかせる時期があって。
それが終わると、翌日から、ここ数年。
今度はすぐにクリスマス・モードのお店やモールや、
街の装飾なんてものが表れてきたりするのですけど。



2ヶ月前からの演出開始☆



色々な事情があるのでしょうけど。ね。ええ。
大きな演出ものになると、
シーズン近くになると発注先業者さんが足りなくなっちゃう、とか。
色々な建て込みやグッズやモノもなくなっちゃう、とか。
この時期に言われても、そんなの忙しくて出来へんでー、とか。

でも、

ちょっと......

僕さんには違和感強すぎちゃって。

今わ11月の初めだよね!?(・・;)

まだ年末の空気にひたりたくないんすけど!?

心が落ち着かなくなっちゃうから......なんて。

年越気分はせめて12月迄、もう少しの猶予をいただきたく。

そんなお気持ちは仕事だけで十分にゃの!(@_@)/

ゆるちて、ゆるちて。。(T . T)

みたいな。

超個人的なお話ですけど。ね。ええ。

クリスマスは一年の最後に、

短い時間で燃え尽きるロウソクの炎のような儚さと、柔らかさと......

そんな感じが好きだったりもしていて。

あたたかさとか、貴重さとか、ありがたみとか。

そんなモノが薄れてしまうのでわわわ!?なんて。

少し悲しくなったりもして。

年々、商売っ気が強化されていくイベントものも、

どうか本質を見失ったり、間違っちゃったり、大切な部分が薄れたり、

見えなくなっちゃったりしませんよーにぃぃーー、とか。

経済大国でい続けることも大変だなぁ、なんて。

そんな余計すぎる心配をしてしまったり。

ま、超個人的ココロ模様のお話ではありますけど。ええ。

何卒の、悪しからずさんで。

UZMET心と秋の空、つって、ね。(*´ω`*)ええ。むかちから。



そんなちょっとヤルセナイ模様になっていた僕さんの心をちと鎮めようかと、
群馬県の四万温泉(しまおんせん)ってとこにプラリと行っていたのです。
四万と書いてシマと読む、的な。
映像作品のロケなんかにももってこいの場所でして。





名旅館。積善館(せきぜんかん)さん。
現存する日本最古の湯宿建築で、創業年数は320年以上!
元禄四年(1961年!)に建てられたのだそうです。
群馬県の重要文化財でもあるそうで。
名物は温泉マニア垂涎の「元禄の湯(げんろくのゆ)」
他では味わえない大正ロマンな湯。デザイン。









奥に見える小さな引き戸はスチームサウナだったりして。
入ると狭くて真っ暗っすけど。ええ。
他にもドキドキの混浴風呂などもあるのでちゅ♡
こんな温泉に外すことが出来ないケロリンの湯桶も。ええ。



お気づきの方は、お気づきだと思いますが。
積善館さんは道後温泉とか渋温泉とか、そのあたりと並び、
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋(油屋)のモデル旅館の一つ......
と言われております。
下の写真の、左の建物の上の階の角辺りの部屋に千尋が住んでいたのですな。
働きながら。住み込みで。ええ。えらいこっちゃ。



しかし、なんと言っても、
この辺り一帯は貴重なパワースポットだったりするのでやんす。
超個人的な感覚では、ですけど。ええ。(*´ー`*)
そりゃぁ、宮崎駿さんも気になってしまう、なんてわけでして。







映画に出てくる印象的なトンネルも、
この地に入る時に通る唯一の道にあるものと、下の写真にある、
積善館さんの中にあるものとを合わせて描かれているとも思われ。



四万温泉の名前の由来は、
「四万(よんまん)の湯が四万の病を癒す霊泉」
という意味なのだそうです。
そんなスゴイ温泉発見!の起源に関しては2つの伝承があるとのことで。

一つは桓武天皇(737~806)の御代に、
征夷大将軍として蝦夷征伐(えみしせいばつ)に来た
坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)がこの地で入浴したのが最初......
というもの。

もう一つは、延暦(えんりゃく)年間(782~806)に、
源頼光(みなもとのらいこう)さんの四天王!
として名を馳せた碓氷貞光(うすいさだみつ)さんが、
越後から上野国に越える際にこの四万の地を訪れ。
山のたたずまいや谷川の響きに心を澄まし、
夜には読経をしていたそうなのですが、
その時にどこからともなく童子があらわれ、

「汝が読経の誠心に感じて、四万(よんまん)の病悩を治する霊泉を授ける。
我はこの山の神霊なり」

と告げられたのだそうです。
すると、その直後に貞光さんはこの温泉を見つけたとのことで。
それで「四万温泉(しまんおんせん=しまおんせん)」と名付けた、と。



温泉街を流れる四万川(しまがわ)のほとりには公共の温泉なども。
「河原の湯」と呼ばれてます。
左側にある丸い石造りの建物がそうでする。味があるっす。



四万川には甌穴(おうけつ)と呼ばれる清流スポットもあって。
ここの水に触れれば、
この地の水が他と違うことが誰にでもわかるとは思います。
どこまでも清く澄んでいて、柔らかく、不思議なまろやかさ。
こんな優しい水で?温泉?みたいな。



甌穴の所には最近、小洒落たカフェ(KISEKIさん)も出来ちゃったり。



街にしても古き良き味があるっす。
タイミングを間違うと肘折温泉(ひじおりおんせん)並みの
寂しい感じも出ちゃいますけど。ええ。



正真正銘のスマートボール屋さんが完全営業ちうですし。
おばちゃんも高台に座って完全チェック体制を取ってまちゅし。



温泉地の最奥にある奥四万湖(おくしまこ)にしても、
タイミングを外せば、もう、誰も来ないようなとこでして。



ダムによって出来た湖ではありますが、
何かの犠牲を払って作られた大仰なダムというわけでもなく。
「四万ブルー(シマブルー)」と呼ばれる独特の青さを持った湖は、
美麗さと癒し力を持った場所だったりもするのです。ええ。



Shima Blue......透明度に関しては日本で第3位。
北海道をのぞいた本州以南ではトップの記録を出した時もあったそーでして。
日本有数の透明度だということは間違いないと思いまする。



クリスマスの頃には、この辺は一面、深い雪に覆われて。
辿り着くにもそれなりの準備が必要なところでもあって。
僕さんは元バリバリのおバカスキーヤーっすから。
この辺り一帯は庭!?ってなもんでして。ええ。
昔、結構イロイロとやらかしまくっちゃってたりもしまちゅの。
そーいえば、四万の山の裏にある峠で猛烈な吹雪にさらされて、
道路封鎖されちゃったこともあって。
その時は車のフロントガラスもワイパーも完全に凍ってしまい、
まったく機能しなくなって。
しょうがないので僕さんはスキーゴーグルを取り出し。顔にかけ。
それで運転席の窓を開けて上半身を乗り出し、
片手でハンドルを操りながら、
もう片方の手にはスキーグローブをはめてゴーグルのケアをしながら峠を下った......
なんていうこともありましたでしょうか。ええ。
思い出したっす。
おバカっす。
普通は走らないっす。そんな時に。峠なんて。
この辺り一帯で繰り広げたそんなアレヤコレヤの話をしだすと、
新橋の居酒屋で隣り合わせたウザイおっちゃんみたいになっちゃいそーなので、
ここでやめときまちゅけど。ええ。
とにかくこの地は、素晴らしき隠れ里なのでございます。はい。
お気に入りっす。(*´ー`*)



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アイリーン・グレイ

2019-01-24 00:08:38 | 素敵
「ソファーを買いたい」

と、友人のikuちゃんが言っていたので、
横浜の大きな家具ショップで少しばかりのレコメンド・ガイドを昨年末にしていました。
その時に、

「ソファを買うなら、ぜひともこやつを一緒にどうかとぉー(^^)」

と、ついつい勧めてしまったのが、
アイリーン・グレイさんという女性デザイナーの方が1920年代にデザインしたテーブル
「E-1027 アジャスタブル・テーブル」
写真は僕の自宅のものなのですが......



あくまで超個人的な思いの話とはなるのですが、
約100年も前に!デザインされ、今もなお古さを全く感じさせないこのサイドテーブルは、
最早、世紀の傑作!なのではないかと。
我が家には2つほど置いてあるのですが、それほど溺愛してしまっている一品でもあります。
コの字形に作られたテーブルの細いベース部分は、ソファの下にスルリと入り込んで、
テーブルヘッドをソファーの前や上に自在に持ってくることも出来ます。
テーブルの高さも自由自在。
ソファは勿論、ベッドや様々なタイプの椅子と合わせて使っても抜群の使い勝手。
そして、ここまで機能的であるのにもかかわらず、デザインはとてもシンプルでさりげなく。
どんなアイテムにも部屋にも自然と溶け込んでくれて、それでいて主張は控えめ。
しかし、鋭く、嫌味なく、しっかりと目に入って来る特異な存在感があります。
以前記したミースさんの「バルセロナ・チェア」とも相性はバッチリですし、
まだココで記したことはないのですが、
このテーブルと同じく個人的に溺愛しているル・コルビジェ(Le Corbusier)さんの
「LC4」というチェアとも完璧なマッチングを見せてくれます。
今やニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションにもなっていて、
彼女の作品の中ではブリック・スクリーン(brick screen)やデイベッド(DayBed)、
ビベンダム・チェア(Bibendum Chair)等の作品と共に、
時代を超えて世界中の人々に使われ続けているプロダクトの一つではないでしょうか。
そんな名作テーブルのデザイナーであるアイリーン・グレイ(Eileen Gray)さんを語るには、
こんなブログなど10回使っても書ききることは出来ないとは思うのですが、
記憶に残る最近の出来事としては、
2009年にフランスのパリで行われたオークションでしょうか。



2009年2月24日。
とても小さな椅子がオークションにかけられました。それが上の写真のもの。
画像はネットから拝借しましたが、
この妖艶な椅子の名前は「ドラゴンチェア(Dragon Chair)」。
日本では「竜の椅子」と呼ばれています。
あのイヴ・サンローランが生前にプライベート所有していたもので、
1920年頃にアイリーン・グレイさんによってデザインされ、作られた、世界でただ一つのもの。
以下の写真はリプロダクト品ですが、やはり独特の美しさはそのままで......



そして、この時のオークション落札額は——————なんと、28億円!
当時の家具における史上最高額。
その、あまりにインパクトのある金額ゆえに、
この時のオークションは各方面から「歴史的事件」と表現されることともなりました。
今現在、最高額となっている家具は、
貴重な宝石が散りばめられた装飾チェスト(物入れ)のようなのですが、
宝石の価格を考慮すると、
実質的には今でもこの椅子が世界一高価な家具と言ってもいいのかもしれません。

こんな偉大な作品の数々を生み出して来たアイリーンさんですが、
その作品の価値や評価というのは、実は彼女が一線を引退し、
高齢になって以降、急激に上がって来たものらしく、
彼女の価値観や仕事というのが、
時代の何十年も先を行くものでもあったことを伺えるエピソードでもあります。

そんな彼女をもう少し掘り下げてみると、どうも彼女はLGBTでもあって、そして、
この日本という国の文化や職人哲学の影響をとても強く受けていたようでした。
実は、彼女の名声を最初に確固たるものとしたのは、
日本の「漆(うるし)」を使った数々の工芸品や家具だったようで、
彼女にその漆の技術を教えた方は、菅原精造さんと言う職人さんでした。
2人の共同製作により、西洋モダンなデザインに日本伝統の漆の技をまとった家具や品々は、
ヨーロッパのマーケットで瞬く間に話題をさらい、人気商品となっていったようなのです。
このことを知った時に、僕は、彼女の作品の懐の深さや、
自分の琴線の奥深くに触れて来る「何か」の理由が
とても良く理解できたような気もしました。

西洋と東洋の融合。

アートとデザインの接合。

女性的感覚と男性的感覚の高次におけるバランス。

無機質なものに有機的なものを加えるセンス。

機能主義的なミニマル・デザインに温もりや愛着までもを与えるアイデア。

想像力。

仕事への愛。こだわり。心。

紛れもなくミッドセンチュリーを代表する女性デザイナー。

今に至るまでのモダン家具の基礎を創り出した方の一人。

個人的に敬愛してやまない方の一人。

こんな本も大切に持っていて.......



最近発売されたドキュメンタリーのDVDも。
「アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー」



そして何より、彼女を象徴するものと言えば、南フランス、地中海に面した村、
カップ・マルタンにある彼女が建てた別荘「E-1027(イー テン トゥエニィセブン)」
画像はネットより拝借。









白い外壁、RCキューブデザイン、ピロティー、屋上庭園、自由な平面、自由な立面、
水平連続窓、完全開口出来る可動式壁窓、バルコニーと庇(ひさし)とテント地のクロス張り、
屋内採光用の天井窓ともなっている屋上へ向かう螺旋階段、必要十分を意識したコンパクトさ、
通風の良さ、建物と一体となって機能する様々な家具......これ......90年前の建物!?

「このヴィラこそ、世界の建築を近代へと導いた......」

と、多くの人に言わしめるまでの建物。
様々な経緯でしばらく荒れ果てていた様なのですが、
つい最近、フランスの政府機関が正式に買い取って、保全のために綺麗に修復されました。
上の記事にも記した「E-1027 アジャスタブルテーブル」の「E-1027」とは、
実は彼女が建てたこのヴィラの名前から取られていて、
アイリーンさんがこの別荘を建てる時に一緒にデザインされたテーブルだったので
そう呼ばれているわけです。
この建物は、そんな家具に至るまでアイリーンさんの思いと哲学と技術と愛が詰まったもの。

アイリーンさんと交友のあった、あの、近代建築の巨匠、
世界遺産建築家でもあるル・コルビジェさんは、そのあまりの居心地の良さに驚愕し、
何かにつけて訪れて、常に長居をし続けていたといいます。
そして、彼のこの別荘への異様な執着は、アイリーンさんの許諾も得ずに、勝手に、
壁一面に自分の絵画とサインを描きこんでしまうという暴挙までも起こさせてしまいました。
アイリーンさんはこのコルビジェさんの行為に激怒し、
この時から交友を絶ったと伝わっています。
コルビジェさんのその行為は、この建物の著作を自分のものにしたかったのではないか......
とも言われていて、数年後には、まるでアイリーンさんに当て付けるかの様に、
このヴィラのすぐ横に自分の別荘まで建ててしまいます。

そして、

コルビジェさんは......

この「E-1027」の真ん前の海で泳いでいる時に心臓発作で亡くなるのです。

彼は、人生の最後まで、この別荘を特別視し、偏愛し、訪れ続けていたようなのです。

それは嫉妬でもあったのではないか......と。

そうも言われています。

巨匠、コルビジェさんの残した有名な言葉で、以下のものがあります。

「住宅は住むための機械である」

対して、アイリーンさんは、あまり知られていませんが、以下の様な言葉を残しています。

「家は住むための機械ではない。
人間にとっての殻であり、延長であり、解放であり、精神的な発散である。
外見上調和がとれているというだけではなく、全体としての構成、
個々の作業がひとつにあわさって、もっとも深い意味で、その建物を人間的にするのである」

「創造は問いかけから始まる」

「物の価値は、創造に込められた愛の深さで決まる」

そんなアイリーンさんに、コルビジェさんが宛てた言葉も残っています。

「あなたの家で過ごした二日の間に、その家の内外のすべての構造に指令を出している、
類い稀な魂を称賛する機会をもつことができてとてもしあわせです。
モノトーンな家具とその設営ぶりにこれほどの風格と魅力、
機知に富んだ形をあたえているのは、その類い稀な魂なのです」

ル・コルビジェが唯一認め、嫉妬もした人。

アイリーン・グレイ。

「E-1027」にまつわるこんな話は、

つい最近「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画にもなりましたが、

その映画も見るにつけ、

そんな偉大なるヴィラを僕もいつか見に行ってみたいなぁ、と。

この体で感じてみたいなぁ、と。

そんなことを思っていたりもするのです。(^^)


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ホテル好き好き

2018-01-05 00:02:24 | 素敵
「♪よぉ〜のーなーかーわぁー(´O`)ノ♫ 
イーローイーローあーるからぁー  
どーか元気でぇーー
お気をつぅーけてぇぇぇーーー♪」

......と。今年の年末年始に僕の中で時ならぬヘヴィーローテーションを獲得している、
ユニコーンさんの「雪が降る町」を口ずさみながら、

近所の大きな本屋さんをプラプラしていましたら......



スーパームーンの2018、新年、



ちょっと惹かれるタイトルの雑誌が目に入ってきまちて......



「Casa BRUTUS 特別編集 アジアのリゾート 、日本の宿」
ホンっと、近頃は全くと言っていいほど雑誌を買わなくなってしまった僕さんなのですが、
このタイトルに誘われるまま久々の即買さん。
休日とかに行ってみたくなるホテルさんズなどが載っていそうな感じだったもので。
情報収集みたいな。ええ。

「休める時に休まなかったら、いつ休むというのだ!」

なんて、ね。イキがった言葉をよりによって休日に呟くおマヌケ野郎でして。ええ。ええ。
で、お隣のカフェさんでコーヒーをチビりながらページをめくってみると......

「おあぁぁっ!こりわ!僕さんも大好きなホテルさんでわないでつか!」

的なところもチラホラと。いくつか載っていて。
なんだか嬉しいのでやんす。こんな時って。(*´ω`*)ええ。
特にこのバリ島の「アリラ・スミニャック(Alila Seminyak)」さんなんか、
本当に大好きなホテルなのでやんす。お上品系のホテルなのに

「おばあちゃんちにお泊りに来てまちゅ.....」

的な空気感で、僕さんにとってはサイコーにくつろげるホテルさんなのでやんす。













いわゆるバリの大都会 「クタ」や「レギャン」から最高に程よい距離感の場所で。
ちょうど横浜と鎌倉的な感覚。聖地的パワスポ感もあるのです。

「ちょっと歩くと綺麗で美味しいお店が沢山の鎌倉の街があるんすよ!( ̄∇ ̄*)b」

みたいな。そんな鎌倉のイメージが「スミニャク」というエリアなのでやんすけど。





ここのナシゴレンさんは感涙の美味しさで...... ( ̄~; ̄)









この「Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)」さんという雑誌は、
時々やけにソソル特集をしてくれるもので、ケッコー好きな雑誌の一つなのです。
よくチェックしているのですけど、この前も、
また神様からエゲツナイお使いゴト!?が降りて来て、
急遽ポンチキーズ4人で伺うことになった長崎県、五島列島の小さな島、
「小値賀島(おじかじま)」での宿泊先を決める際も、この雑誌のバックナンバー
「今、本当に泊まりたいホテル!BEST 100」



......の中で、日本から選ばれていた数少ないホテルの一つが、
この島のものだった様な記憶があって。
それでピン!ときたので、ココぞ!とばかりに押さえたのでやんすけど......
いやいや、想像以上に素晴らしい泊まり心地のホテルさんでした。
ホテルというより、今や一つの形にもなりつつある
「古民家リノベーション型」の宿泊施設なのですけど。
この小値賀島さんがムーブメントの先駆け的存在の一つであった様に思います。
外見はこんな素っ気ない佇まいなのですけど......



噂通り、中はとにかく居心地よく、素晴らしい雰囲気で。
モダンであるけれど、日本以外ではありえない寛ぎ感で。





こういう感じは確かに外国人さんなどには堪らないのかもしれませぬなぁ。。





綺麗な中庭に面したお風呂はヒノキ風呂だったりするのでやんす!(*゚0゚)





この時泊まったのは「鮑集( HOSHU)」という名前の古民家だったのですが、
季節外れで、観光客も僕ら以外は殆ど居ない様な時期で。
とてもお安く泊まれたのでやんす(^^)
4人で泊まるには最高の大きさと自由さでした。
ここは、元々、海産物の豪商だった方のものだそうで。
土間をリノベした窓際のダイニングテーブルからは
荷物を乗せた船が行き交う港を見渡せる様にも出来ているのでやんす。
カフェでもナカナカ無い雰囲気でしょ。これ。みたいな。



手淹れのコーヒーでご機嫌。。(●´ω`●)♪



僕さんは「卵かけ御飯」とか「ベーコンエッグ乗せカレー」でご満悦してたのですけど。





レンタカーも、基本、夏のシーズン中しか営業していない島なので、
旅行代理店さんが近くの漁師のおっちゃんから副業!?的に借りてきてくれるのでやんす。
ハンドルが曲がってて真っ直ぐ走らなかったのでやんすけど、
でもそんなところがまた、なんだか好きなのでございまつ(●´3`)~♪



この時の神様とポンチキーズとの色々なお話は、また近く記したいと思っていますが、
ハゲちい自分の日常から少し距離を置いた、
こんな素敵なホテルや場所に泊まっていたりなんかすると、
まるで白い布の上に汚れが染み広がる様に、
日頃のストレスの正体みたいなものがジワリ......と浮き立って見えてくるのでやんす。

時々、旅って、

そんなホテルに行くことが目的だったりすることもあったりして。

ストレスって、僕の様なヒトデナシのワガママ野郎の場合は、タブン、

「自分の存在が無きもののように扱われたり、軽んじられたりすること」

とか、

「自分のペースを乱されること」

とかなのかなぁ、と。

そう思うのでやんすね。

仕事の滞り、情報や連絡や相互理解の行き違い、障害、誤解。錯誤。

車の渋滞や真っ直ぐ歩けない街の人混み。雑踏。電車のおしくらまんじゅう。

うまく出せない、合わせられない好きな事や休日のスケジュール。

そんなことにかかる、費やされる時間や労力。

存在感を持ってマイペースに生きるとは、如何に難しく貴重なことであるのか。

でも、こんな自然の懐に抱かれる様な場所にいると、

それが如何にシンプルで簡単なことなのか、とも。

思うのでやんす。

人生はポンチキなのでやんす。。ε-(´・`) フー。。。





ビジネスでは、こちらの「ドーミーイン(dormy inn)」ホテルさんが、
最近では使い勝手と居心地がすこぶる良いのでやんす。
ロビーには常時ドリップコーヒーが置いてあって、
最近のビジネスホテルでは主流になりつつあるスパ的「大浴場」なんぞもあるのでやんす。
このトレンドもこちらのホテルチェーンさんが先駆けの一つだったかと。
そんな先駆者のプライドなのか?大浴場併設のライバルさん達が増えてきたから?なのか、
近頃ではさらに斬新なサービスが展開されてもいて。それがこの......





夜鳴きそば!一杯サービス!
大浴場から上がってきた後に、懐かしの「チャルメラ」味の、
「シンプル中華そば」さんがタダで振舞われちゃうのでやんす。
ありがてーーっす!美味しいのでやんす!宿泊代もお仕事使いにはアリガテー感じで。
時代は進化してますのなぁ。。(* ̄・ ̄)


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近江八幡徒然 3

2017-12-12 00:41:53 | 素敵
次回、もう一箇所だけ。
個人的に近江八幡では欠くことが出来ない美しき楽屋裏。
由緒ある古き神社さんを記し残しておこうかと思うのでやんす。
ソコは「佐々木」という名字の方であればぜひ訪れて欲しい!?楽屋裏であったりもして。
続くのです。ぽんぽん(^^)




こちら。「沙沙貴神社(ささきじんじゃ)」さん。
全国の「佐々木さん」の総氏神!とも言える神社さんなのでつ!( ̄▽ ̄)どどーん!
鳥居には「佐佐木大明神」なんて書いてあって。
横浜ベイスターズの往年のセーブ王みたいですな( ˙-˙ )



以前記した「ワタナベ」さんや「ハセガワ」さんのお話に続く、
「まさかのシリーズ化!?」
的趣きの回となるのでしょうか(^ω^)ええ。ええ。
楼門や本殿の美麗さはこの地の美しさをも表している様な感じで。







そもそも「佐々木」さんという名字は、
この沙沙貴神社さんが佇む「ささき」という地の名前に由来しているようでして。
平安時代に臣籍降下し、この地にやって来た、
いわゆる「近江源氏(おうみげんじ)」さんが名乗り出した名字のようです。
更にこの近江源氏さんを辿れば、
第59代天皇「宇多天皇(うだてんのう)」にまで遡る事が出来るので、
佐々木氏を含む近江源氏一族は「宇多源氏」とも言うのだそうで。

何と由緒正しき佐々木さん!なのでしょうか。とてーも高貴なのでつね。(。・・。)

そんな宇多源氏から派生した佐々木氏は、その後も様々に分家していき、
その分家した方々の名字を記していけば、Wikiに載っているだけでも......
佐佐木、笹木、佐々城、沙沙貴などはもちろんのこと、
六角、京極、黒田、三井、大原、高嶋、篠笥、尼子、伊庭、
椙山、岳、朽木、和泉、山脇、田中、種村、鯰江、乃木、松下、和邇......などなど、
220以上の姓に分化し、今に継承されている様なのです。
この辺の名字を持つ人はもしかしたら!?宇多天皇の血脈かも!?しれませぬぞよ。
おーーっほっほっほっ♫( ̄0 ̄)
当然!アチキの様なB級人の名字などわでんでん!入っとりませんのです。ええ。残念で。

そんな、宇多源氏さんが名字に拝借した「ささき」という地名は、
昔は「沙沙貴」とも書かれていた様で、その元を更に辿ってみれば、
源氏の皆さんが入って来る遥か前から沙沙貴神社と共にこの地にあったようなのです。
そんな古社が主祭している大元の神様は......というと......

「少彦名神(スクナヒコナノカミ=スクナビコナノカミ)」

一般的には大国主尊(オオクニヌシノミコト)さんの国造りのパートナーであり、
医療と知恵の神とされています。
この場合の知恵とは、医術は勿論、穀物栽培、酒造、温泉発掘、更には、
占いごとや石工に関しての知識に至るまで幅広く多様なものとされています。
そんな偉大なるスクナヒコナさんは
「小人や妖精の様な小ささだった」
とも伝わる事から、一部では一寸法師のモデルと言われていたりもする様です。

そして「ササキ」というこの地の名前は、神話の時代にこの小さな神様が
「ササゲ」という木の豆の鞘(さや)に乗ってやって来た......という云い伝えから、
その名が付いたと、この神社さんには伝わっています。
広々とした境内にあるこの「大松明行地所(たいまつみょうこうじしょ)」なる所なども、
そんな伝承と相まって、僕にはスコブル気になるスポットだったりもしまして。



しかししかし、広い広い琵琶湖の沿岸。
スクナヒコナさんが上陸し、住み出したとも伝わる地が何故ここなのか?
と考えてみると......アリマチタ、アリマチタ......



幹が赤く染まった杉の大木さん。
このブログの読者さんなら、もうこの写真を見ただけで、
この場所の地中深くに何が埋まっているのか?はピン!と、
きちゃうのではないでしょうか(^ν^)

そうです。

この神社の一帯では「朱」=「丹」=「に」=「たん」=「辰砂」=「しんしゃ」
という鉱物が沢山の取れていたのだと思われます。きっと。

それは貴重なる「水銀」の原料でもあるわけで。

古代より「儲かっちゃう石♪」なんていうことでもあるわけで。

以前「朱の女神」という記事で記した空海さんの高野山と同じ理由となるわけでして。

詳しくは先にテキストリンクした過去記事を見て頂ければと。何卒。ええ。ええ。

「丹」は古来より朱色塗料の原料であり、魔除けなどの御守りや薬とされたりもして、
色々と重宝されていたものでもあります。
この地にはすぐ側に、それを運び出す水路や港までもあって。
そうすると、
こんな場所の神様は自然と小舟に乗ってやって来た知恵や医療やマジナイの神様......
なーーーんてコトにもなってしまうのでしょうか(^^)
そして、鉱物や採掘に詳しい様な方というのは、
「温泉採掘」に関する眼や技術も自然と持っていたのではないだろうかと。
そうも思われます。

温泉は人を癒せますしね(^ω^)

それでもってこちらが、そんなスクナヒコナさんが降りられる石とされている
「磐境(いわさか)」さんの様で。いわゆる磐座(いわくら)というものでしょうか。
本殿のすぐ横に「ドン!」と、「天乃羅摩船(あめのかがみのふね)」という札と共に
存在感を持って置かれているのでやんす。



石の下には、これまた石で作られた巨大な勾玉(まがたま)も見えます。
一番手前には愛らしいカエル石さんも(^^)



総じてミルと、この地の始祖神様は出雲の地から渡って来たのかな......
という様な香りもプンプンと漂っているのでやんす。
この地に舞い降りた御方は、辰砂の知識だけでなく、
石工のスペシャリスト的な方でもあったようにも感じられ......
境内にはこの磐境や勾玉の他にも「またげ石」や「さざれ石の庭」、
「願かけ石」「男石」「女石」などの石モノが沢山。
本殿裏には「干支の庭」なる所があって、干支(えと)の石像もズラリ......と。



干支さん達の側には歳神様が祀られる「歳徳神」さんの社(やしろ)も。
年毎の「恵方」に向けて設置させることが出来るクルクルと回せる台座に乗っています。



歳徳神さんというのは大歳さんのことで。
するってーと、勿論、饒速日(ニギハヤヒ)さんのことだと思われます。

そもそも古事記にスクナヒコナさんが乗って来たと書かれている
「天乃羅摩船(あめのかがみのふね)」の「羅摩(かがみ)」とは「らま」であって、
ラマとは「ガガイモ」という草のこと。
この草は薬効成分があることで知られていて、
種子や葉は古来より羅摩子(らまし)という生薬ともなっています。
加えて、茎から出る白い液体は虫刺されや湿疹、
腫れ物や切り傷にも効く塗り薬とされて来てもいて。
そんな草の実の船に乗って来たと伝わるスクナヒコナさんは、
マサに医療と知恵の神様。

ただ、ガガイモは、
沙沙貴神社に伝わる「ササゲの実の船」の「ササゲ」とは違うモノではあるので、
きっとこの「ササキ」の地に降り立った神様はスクナヒコナさんそのもの......
というわけではなく、その叡智を受け継いだ方が食料として
「ささげ豆」を小脇に携えてこの地に船でやって来たのではないだろうか......!?と。
それらを植え、育て、栽培の仕方なども地元の人々に教えていたのではないだろうか、と。
そんな方が大昔、この「ササキ」の地に居て、地域を治めていたのではないだろうか?と。
それで石工と医療に加え、農業の知恵迄も持つ方として、
そんな神様であるスクナヒコナさんのイメージを重ねられつつ!?
伝承されてきたのではないのだろうかと。
沙沙貴神社という所は、そんな想像を掻き立てられてしまう神社さんなのです。



「磐境」さんの前でさり気なく売られていた、小さな白い石。
僕さん、コレがミョーに気になりまして。
「御守り石」とか「願掛け石」とか、なんとかと言うみたいですが、
思わずお賽銭を入れてお買上げ&お持ち帰りしちゃいました。
別段お願い事などはないのですが、
この地を優しく見守るスクナヒコナさんの依代になるような感じもしたので、
なんとなく、我家のジミ〜〜な神棚の端にチコッと置いていたりします。

「どーか、僕さんも温泉を掘り当てられますよぉーーにぃぃーー(●´ω`●)」

なんつって、ね。ええ。ええ。お願い事してんじゃねーか!みたいな。ええ。

兎にも角にも、沙沙貴神社さんというのは格別に清々とした、
とても品の良い神社さんなのでございます。
きっと宮司争いなどとは縁遠いハズなのでやんす。
地元、近江八幡の皆さんや、全国の佐々木一族!?の皆さんに篤く護られているのでやんす。
宮司とは神と人との仲を取り持つ人であって、決して権力やお金の象徴などではなく。
そんな清々さこそが宮司さんの資格なのでやんす。
全国の「佐々木」さんという名字の方は、
きっと誇りを持って清々としている方達だと思うのでやんす。
それだけで皆さん、みんな、宮司さんなのでやんす。
ドラッグに溺れた野球選手を清く教え諭すような大魔神、みたいな。そんな清正さで。

白洲正子さんが称賛した長命寺や近江八幡のあたりというのは、そんなふうに、
清々とした素晴らしい地なのでやんすね。
どこもかしこも落ち着いていて、
派手さは無いけど、静かなる知性がそこはかとなく漂い、満ち溢れていて。
スクナヒコナさんてそんな神様じゃないのだろうか、って。
僕さんも大好きな場所なのでございまつ(^ω^)


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近江八幡徒然 2

2017-12-08 03:29:36 | 素敵
こんな愛すべき近江八幡の地。
次回はもう一箇所。アノ!稀代の「目利き」白洲正子さんをして
「近江で最も美しい」
と言わしめた地に佇む寺社さんあたりを記し残しておきたく思います(^ν^)




正子さんがそんなふうにおっしゃる地の拠点となる「長命寺港」
♪われーわぁー、うみのこぉーーー、サス〜ラ〜い〜のぉーーー♪
といふ、「琵琶湖就航の歌」にも出て来る港さん。
何故か?郷愁感を喚起させられ、心和み、落ち着かせてもくれる風景......
近江商人さんの重要な拠点港の一つでもあったようでやんす(´ー`)



近くにあるこの「天之御中主尊神社=アメノミナカヌシノミコトジンジャ」さんも......
名前からして......僕さん寄らざるを得ない感じで......





カエルさんもピョコピョコで(^^)



そしてこちらが!港の名前にもなっている長命寺さん(^ν^)



聖徳太子さんが開いた!と伝わる、凄味も神秘さもある魅力的なお寺さん。



今は門前まで車で行けちゃいますが、
本来は先程の港から808段の石段をヒーヒーと登って行くのでして。













プラチナシルバーなトカゲさんもチロチロと(^^)



鐘楼の裏手にある「修多羅岩(すたらいわ)」さんもパワー感満々のクラクラで (@。@)



「修多羅」とは仏教用語で「天地開闢 天下大平 子孫繁栄」の意味だそうで。
長命寺の山を最初に開いた「武内宿禰」さんの御神体とされている様です。
そしてそして、個人的に感じる長命寺さんの最重要ポイントとしては、
境内の端から登る事になる、この「太郎坊大権現」さんでして。



この地の神様はどーも、こちらの方に降りられる感じで。



側にはやはり強いエナジーを持った睨みの効いた巨石と、
強い天狗さんもいらっしゃるようです......







冒頭に記した白洲正子さんの言葉は、
この「近江山河抄」という名著作の中に書かれています(^^)



「近江の中でどこが一番美しいかと聞かれたら、私は長命寺のあたりと答えるであろう。」

正確には、そう記されています。
ホント、正子さんの眼に狂いは無いと感心しちゃったりなんかして。
オジイやオバアにならないとわからない良さかもしれませぬが。ええ。
僕さん、決してオジイでは無い!と決定させてまちゅけど。ええ。ええ。

こんなの近江の地のアレコレは、まだまだ記していない事の方が多いのですが、
過去記事では「琵琶湖徒然」や「逢坂徒然」「鍔とアイヌ 」、前回記事の「近江八幡徒然
それと「迷ったんですが、、2」の伊吹山の写真などでしょうか。
下に抜粋した「近江山河抄」の正子さんの言葉と共に改めて見てもらえたら、もしかしたら、
人によってはまたフワッとした何かを?感じられることもあるかもしれません(^^)



「......いったん京都に入り、若狭から再び竹生島、長命寺、観音正寺と巡って行くうちに、
私は得体の知れない魅力にとりつかれてしまった。
それが何であるか、はっきりとはいえない。
いえないから書いてみる気にもなったので、ともすれば私の足は近江に向かい、
茫漠たる湖を望んで、人麿の歌を口ずさむこともあった。」

「......近江は日本文化の発祥地と言っても過言ではないと思う。
そこには一種の寂しさも感じられる。原産地がいつもそうであるように、
奈良や京都に匹敵する文化も美術品もここには残っていない。
これは近江商人についても言えることで、彼らの大部分は他の土地で活躍している。
前に私は “近江は日本の楽屋裏だ” と書いたことがあるが、簡単に言ってしまえば、
私の興味をひいたのもその一言につきる。
が、日本の歴史さえ不明な点が多いのに、楽屋裏をさぐるのは容易なことではない。



次回、もう一箇所だけ。
個人的に近江八幡では欠くことが出来ない美しき楽屋裏。
由緒ある古き神社さんを記し残しておこうかと思うのでやんす。
ソコは「佐々木」という名字の方であればぜひ訪れて欲しい!?楽屋裏であったりもして。
続くのです。ぽんぽん(^^)


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近江八幡徒然

2017-12-04 00:21:09 | 素敵
最後にこちら。滋賀県、近江八幡市にある「ラ コリーナ=La Collina」さん。
すげーっす。ここ。ホント。「未来の街」ということを考えるにあたっては、
個人的には最近で一番「インパクト」と「インスピレーション」を頂けた場所です。
リスペクト。次回、ココにもちょびっと記し残しておこうかと。ええ。(^^)




ということで今回は、前回記事の続きということで「近江八幡徒然」と相成ります。
近江八幡と言えば、この「鍔とアイヌ」という記事の中でも所々記していた
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)さんとか、



安土城(あづちじょう)さんなどはもう超有名所で。



他にも近江八幡城跡にある瑞龍寺(村雲御所)さんとか。



時代劇等のロケ地としても多用されている「八幡堀」用水路や、



用水路沿いにある風情溢れるカフェなどのお店さん達。こちらは「浜ぐら」さん。



この右上にある名物「赤コンニャク」さんが美味しくて......



近江牛さんも......(●´ω`●)ローストビーフ丼でいただいたりなんかちて......



しかししかし、僕さんがこの地で「今」一番注目しているのは、
前回記事や冒頭でも記した「ラ コリーナ=La Collina」さんというファーム!?
商業施設?共同体?......イエイエ、実は、お菓子屋さん!だったりします(^^)
僕の中では、ここ数年で最もインパクトがあった
「共同体の未来コンセプト」とでも言えるモノでしょうか。
訪れると、とにかく目を奪われるのが背後の山と一体化した様な自然で優美な建物の景観。



懐かしいとも、新しいとも、何とも言えないハイブリッドな空気感。
建物の屋根には全て芝生が生い茂ります。



まるでスタジオジブリやハリウッドのファンタジー映画世界のよう。
ナウシカが住んでいそうでございまつ。ええ。ええ。ちょっと呼んでみようかしら?
「おおおおおおぉーo(* ̄○ ̄)ゝーいぃぃぃぃぃぃ!ナウシカさぁーーーん!」





居ないのかなぁ......( ˙-˙ )





建物の表に見えるモノは極力自然素材のモノを使っていて、
縄文や弥生時代の建物の香りをも感じさせてくれます。
柱などは材木の原型をなるべく、そのまま生かしたものにしていたりするので、
園内のカフェなどもそんな感じで。アメイジング(^^)



カステラ食べちゃってるのでふ......(*´ω`*)



こんな感じで、敷地内に点在する温故的建物の中に入ると、
知新的最新の設備や機能やデザインが待ち受けているという心憎いセンス......





この白壁や天井の中に星の様に点々と見えるのは、ドーモ、炭のようでやんす。ええ。Sumi。
感心でやんす。
でもって、施設の「中心」には、なんと広々とした田んぼ!稲!



彼方に見える潜水艦のブリッジの様な建物は、
中は最新設備が整っている会社オフィスだったりして。
地産地消も掲げつつ、自分達が食べるものやお菓子の原材料などは、
出来うる限り自らの手で作ってみよう、と。
田植えや稲刈り、
物作りのプログラムなどを学校の課外授業や一般に提供していたりもしてるそうで。
高い精神性と知性、センスをも併せ持った「哲学」みたいなもの迄感じてしまう、
そんな場所なのです。



自然と人との共存感がハンパなし。
本来、人々の生活とはこうあったのであろうとも思いますが、
ソレをテクノロジーで洗練させた「最新の文化自然共存形」とでも言いましょうか。
前回記した渋谷の再開発とはカナーリ違う感じで。ええ。ええ。





このコンセプトに添えば、農機具を置いておく倉庫も......



こーーーんな感じで、





「CLUB HARIE=クラブ ハリエ」という
イベントやライブもできるガレージ・カフェにもなってて。イイヨーイイヨー♪(^^)



「アランチーノ」とかいうライスコロッケがスコブルうまし!





未来の地球における暮らし方や、あるべき街の形も含め、その一つの形を、
たった一つの企業さんが本気で追求し、作っているという場所なのです。
まだまだ完成イメージには遠く、この後もまだまだ進化、拡大して行く予定とのことなので、
僕もポイントポイントで勉強しに行きたいなぁ、と、思っているのでやんす。
なんだか心打たれたっす。ココ。素晴らしいっす。

こんな斬新で、未来を見据えたコンセプト施設を作り、
運営もしている「たねや」さんというのは、
言わずと知れた近江八幡宮のお菓子屋さん。
日牟禮八幡宮の参道にも味のあるお茶屋さんなど出してもいまして。



会社のHPから、ラコリーナに関する銘文!?をいくつか。以下に記します......


==================================
ラ コリーナ近江八幡は、自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
八幡山から連なる丘に、緑深い森を夢み、自ら木を植え、ホタル舞う小川を作り、
生き物たちが元気に生きづく田畑を耕しています。
このような環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、
飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど、
ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
これからの人と自然、共に生きる“いのち”の在り方をわたしたちは見つめ、
ラ コリーナ近江八幡から世界へと発信してゆきます。
ご期待ください。
==================================


==================================
お菓子の素材は自然の恵み。
風や土、太陽や水の豊かさを感じられる土地で、
自然と人の営みを、受け継がれて来た英知や技を、
次の、さらに次の世代に伝えて行くために。
ラコリーナ近江八幡。
ここから世界に向け提案したいのです。
==================================


==================================
たねやには、社員のために「商いの心得」を説いた『末廣正統苑』という冊子があります。
その冒頭に「道」と書いてあります。
お菓子屋の道というのは売り買いだけのことではありません。
売り買いは結果であって、それが成り立つために、地域があり、
原材料をつくる産地があり、きれいな水があり、
それらをつなぐ心がしっかりしていることが最も大事です。
地域で一緒に生きていくためには、
お菓子屋の本業以外のところで協力していかないといけません。
この地域で商売をさせてもらっているのもこの地域の方々のおかげ。
もっと言えば、神様のおかげです。
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==================================
自然に学びながら変革し、次の時代へ。
子供達が、この近江八幡に生まれて良かったと思える事を、今やりたい。

株式会社 たねや 代表取締役社長 山本昌仁
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==================================
近江には「三方よし」という言葉がありますが、
近江商人も使命感だけで生きていなかったと思うんです。
そうするのが、あたりまえだと思っていただけでしょう。
自分たちがいる場所をより居心地のいい場所にしようという、
ごく普通の感覚だと思います。
その感覚を自分の街や世界に拡げていけばいいだけです。

お菓子屋は、人生の一番大事なときに出てくる職業。
そこを楽しんでやっています。

ラ コリーナも人が育つ場所にしたいと思っています。
僕は全世界が商圏だと言っています。
「日本のあのすごいケーキ屋を見に行こう」
となるべき場所にするためにプロジェクトを進めています。
そのためには、ここでしかできないことを考えています。

僕がこだわるのは地上の木ではなく、根っこです。
クラブハリエは、植物の成長の通りになっているんです。

株式会社 クラブハリエ 代表取締役社長 山本隆夫
(クラブハリエさんはたねやさんのブループ会社さんです)
==================================


たねやさんは、所謂「近江商人(おうみしょうにん)」と呼ばれる方々であって。
中世から近代にかけて日本中を精力的に動き活躍した滋賀県、琵琶湖周りの商人さんです。
この「近江商人」さんに端を発する企業さんの名前を記せば、
その凄味がよく伝わるのではないでしょうか。
それは、wikipediaに書かれているものだけでも......大丸、高島屋、白木屋、
三中井百貨店、藤崎、山形屋、西武グループ、セゾングループ、伊藤忠商事、丸紅、住友財閥、
日商岩井、ニチメン、トーメン、兼松、ヤンマー、日清紡、東洋紡、東レ、ワコール、
西川産業、トヨタ自動車、日本生命保険、武田薬品工業、ニチレイ......
凄いっす(@。@)

そんな近江商人さん達が大切にしていた哲学に、
上に記した山本隆夫さんの言葉の中にもある
「三方よし」
とうものがあります。
三方とは「売り手」「買い手」「世間」のことで、
この三つに良い物は商品として必ず良い物である、という様な意味合いであり、
必ず売れるものでもある、と。

ラコリーナさんに訪れてみると、
この近江商人の哲学を「誇りを持って」さらに進化させている様にも思えたりしまして。
それは「三方」に加え「自然や地球」みたいなものをもう一つ加えている様な感覚で。
言ってみれば

「四方よし(しほうよし)」

みたいな。
とても敬服いたしました。

こんな愛すべき近江八幡の地。
次回はもう一箇所。アノ!稀代の「目利き」白洲正子さんをして
「近江で最も美しい」
と言わしめた地に佇む寺社さんあたりを記し残しておきたく思います(^ν^)


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味を知っている

2017-10-29 00:14:31 | 素敵
鍔とアイヌ」のお話がかなり長くなったので、
その間、また新しいコナ・コーヒー(Kona Coffee)さんを開けていたのです(^^)
今回は親しい友人からもらって、ストックしておいた、
この「HALA TREE(ハラトゥリー)」さん。Estate Grown(エステイト・グロウン)。
フランス人のご夫婦で営まれている農園で作られているのだそうで......



封を開け、袋の中に鼻を突っ込んでクンクンと匂いを嗅いでみると......
他のコナコーヒーより「土の香り」がかなり強い感じ。
パッケージにある通り、コナの中でもオーガニック度が高いというコトでしょうか。
コナ最大の特徴だと思っている「風の香り」より「大地の香り」の方が強い、という個性。
プリプリっと淹れてみると......



でけた!ヽ(´▽`)/
ちょっと驚くのがその酸味の強さ。コナでこの酸味は意外。個性的。南米マメ系の仕上がり。
ふーーむむむ.....フランス人さんはエキセントリック!?ですなぁ。
でも、酸味以外の全体はとても濃く、深い味わい。その辺もコナっぽくないコナです。
でも後味が爽やかスッキリ!ってトコロはやっぱり!安心のコナなのです。ええ。ええ。

きっと苦労を苦労とも思わない苦労を沢山して作られている豆のハズなのでやんす。

つい最近ですが、そんな愛してやまないコナ珈琲さんとピッタリ合う
「読み物」さんに出会ったので、今宵はソレを以下に転載しておこうかと思います。
ソースは「文春オンライン」というHPのコラムページ。
タイトルは「犬の散歩」。筆者は......出たたっ!?
ポップバンド「SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)」のキーボーディスト、藤崎彩織さん。
このエッセイは、元々、出来る!大学教授マーケッター「Jさん」から
教えてもらったものなのですが、書き出しの一文からして、もう、素晴らしいのです。

この冒頭の一文は、なかなか書けるものじゃないな、と。感心の感服。

とても信頼できる人。

とにかくそういう感じ。

最近読んだモノの中では一番心に沁みました。
思うに、彼女だけでなく、僕等は大抵こんな世界を生きていたりします。

一般的には阿呆者と呼ばれるような世界。

ソコに巣食う妖魔も沢山、居るには居ますが。

妖魔の上前すらハネる人間も、居るには居ますが。

だからこそ頑張るしかないのだ!と。

おいちいコーヒー飲んで!と。

もし、ご興味がわくようでしたら、
ちょっと長めですが、秋の夜長ですから。ええ。ええ。(^^)


======================================
貧乏の味を知っている。

デビューする前、私の所属するバンド「SEKAI NO OWARI」はとても貧乏だった。

どのくらい貧乏だったかと言うと、ペットボトルの水を買っている友達のことを僻んで

「あいつは親の金で生活しているに違いない」

と、陰口を叩いてしまうほどの貧乏だった。

ミュージシャンになるには、お金がかかる。楽器代、スタジオ代等々。特に、
ライブ出演代にはどんなミュージシャンも悩まされたことがあるのではないだろうか。

それに加えて、私たちは、ライブハウスを自分たちで作っていたのだ。
ステージを作るための木材代、柵を作るための鉄代、
照明器具や音響にかかる設備代など、全て合わせると、数百万円の借金になった。

まだ二十歳になったばかりなのに、私は大学に通いながら
地道なアルバイトで何とか毎月のローンを払い続ける生活を強いられた。
学生にピアノを教えるアルバイトから、しゃぶしゃぶ屋の仲居さん、
居酒屋のキッチン、果ては薬の治験まで。

お金がもらえればどんなアルバイトでもよかった。
ローンに追い立てられるように、私は貧乏時代を走り抜けた。



いくつもアルバイトを掛け持つと、自ずとお金に対する価値観が出来てきた。

例えば、成人式の飲み会の会費が三千円だと聞いた時。

友達には会いたかったが、三千円は私の時給三時間分だった。

飲み会に三千円を払ってしまうと、
ローンを払うためには三時間アルバイトを増やさなくてはいけなくなる。
アルバイトの時間を増やすと、今度はバンドの練習をする時間が無くなってしまう。
身を削るようにしてアルバイトをしているのは、
バンドの為であって、友達とお酒を飲む為ではない。
私は泣く泣く友達に会いに行くのをやめて、
成人式の日もアルバイト先へと向かった。

バンドとアルバイト、それに大学生活も重なり、
不規則な生活が続いたせいで、肌が荒れてしまった時もそうだ。

母は私の頬に出来てしまった幾つものニキビを見るなり

「病院へ行きなさい!」

と悲鳴をあげた。私だって、自分の頬に出来ているニキビが、
皮膚科に行かなくてはいけない位酷いことは分かっていた。

けれど、そんなお金はない。

「お金が無いから……」

間接的に金銭を無心するような私の声を聞いて、
母はため息をつきながら鞄から財布を取り出した。
そしてそこから五千円札を一枚抜いて

「これでちゃんと皮膚科に行くのよ」

と手渡してくれた。

私は久しぶりに見る五千円札に、手が震えた。

これでステージ用の木材が買える!

とっさに、そんなイメージが頭に浮かんでしまった。

私は一体、何を考えているのだろう。
母がせっかく娘の顔の為に出してくれた五千円なのだから、
木材などに使ってはいけない。私の顔は木材以下ではないはずだ。
それに病院に行かずに、ニキビが治らないままでいれば、
そのうち母だって気づくはずだ。

私はこの五千円で皮膚科に行かなければいけない!

それでも、私の頭の中からステージのイメージが消えることはなかった。

ステージに上がってメンバーが演奏している姿。
お客さんがこちらに向かって手を挙げている未来……。

五千円の匂いは、そんな映像を浮かび上がらせた。

私は結局、その足でホームセンターへ向かった。
そして、五千円を木材に変えてしまったのだった。

貧乏であるというのは、常に取捨選択を迫られるということだ。

友達か音楽か。現在か未来か。

私は友達との酒の誘いを捨て、バンドの時間を取った。

ニキビを治すことを諦め、ライブハウスを作った。

何かを捨てることは、同時に何が大切なのかをはっきりとさせることだった。
それは、大切なものを、大切にすることが出来るということだった。



「大学の頃、同じサークルに毎日毎日、牛丼ばかり食べてる先輩がいたんです。
彼は本当に牛丼が大好きだったから、なにもかも、
世界のすべてを牛丼に置きかえて考えるのがつねでした。
当時は牛丼が一杯四百円くらいだったかな。
たとえば映画の料金が千六百円って、
高いのか安いのか私にはよくわからなかったけど、
その先輩にとってはものすごくはっきりしていたんです。
千六百円あれば牛丼を四杯食べられる、だからそれは高い、って。
よっぽどおもしろい映画でなきゃ牛丼四杯分の価値はない、って。
みんなで買物に行って、Tシャツ一枚買おうか迷ったときにも、
彼の基準となるのはやっぱり牛丼でした。
三千円のTシャツを買うお金があったら、牛丼が七杯食べられる。
七杯分の牛丼を犠牲にするだけの価値がそのTシャツにあるのかどうかって、
いつもものすごく真剣に、牛丼を通して彼は世界を捉えていたんです」
(森絵都「犬の散歩」/『風に舞いあがるビニールシート』より)



私にとっての「牛丼」は、間違いなく仲間達と作ったライブハウスだった。

「ライブハウス」という基準が出来たことで、様々な迷いから解放された。

友達、飲み会、サークル、恋人、旅行、エステ、お洒落......
いくつもの誘惑を断ることに、躊躇がなくなっていく。

三千円あれば、五千円あれば。

その先に続く言葉は、常にライブハウス作りへと繋がっていった。
それはとても充実した日々だった。いっときたりとも無駄な時間がなくなり、
私の生活の中心はライブハウスを軸として回っていったのだった。

揺るぐことはないだろうと思っていたその軸がぶれたのは、
皮肉にもデビューがきっかけだ。

バンドが軌道に乗るようになると、次第にお金が入ってくるようになったのだ。

終電を逃せばタクシーに乗れるし、
年下のスタッフにご飯をご馳走することだって出来る。

大富豪になった訳では無いが、不摂生のせいで肌が荒れて皮膚科に行っても、
楽器代を払えなくなるということはない。

取捨選択をする必要がなくなったのだ。

今までどちらかしか取れなかったものを、どちらも取れるようになった。

けれどどこかで、私の心にあった「牛丼」は無くなってしまったのだった。

三千円の価値は?

五千円の価値は?

三千円あれば、五千円あれば出来ること、という価値基準は、輝きを失ってしまった。

今五千円を貰っても、ステージが作れるとは思わないだろう。
今五千円札の質感を手にしても、
ステージの上でメンバーが演奏しているところが浮かんできたりはしないだろう。

私は自分の財布を覗いて、今の自分の基準を探した。
でもそれは、なかなか思いつかないのだった。



そんな時に、インターネットを見ているとふと飛び込んできた広告に、
私の目は釘付けになった。

チャイルド・ファンド・ジャパン。

大きな黒目の女の子と目があった。
こちらに向かって、可愛らしく微笑んでいる。彼女の隣には大きく

「あなたが開く子供の未来」

と書いてあった。インターネットを通して、
恵まれない子供たちに経済的な援助ができるシステムらしい。
私はあまりのタイミングの良さに運命的なものを感じて、サイトをクリックした。

調べてみると、どうやら、月々四千円で「里親」になれるという。

サイトを見ながら何故か胸がどきどきと高鳴って

「これだ」

と自分に正解を告げているような気がした。

私は早速チャイルド・ファンド・ジャパンに登録してみることにした。
月々二人の支援をしたいことを連絡すると

「ネパールの大地震にあって、学校に通うことの出来ない子供たちの支援はどうでしょうか」

との返答。

ネパールのことは何も知らなかったが、調べてみるととても大きな地震を受けて、
多くの子供達が日常の生活を送れていないことが分かった。

何故だかこの縁が、自分の人生にとても重要な役割をするような気がしてならなかった。

支援活動には、常に賛否がつきまとってしまう。
でも、私にはこの縁を無下にする理由が見つからなかった。
無下にする理由がないからやってみる。理由はそれで充分に思えた。

私はすぐに八千円を支払って、ネパールの二人の子供の「里親」になった。
すると急に、自分の中にすっと軸が通るような気がしたのだ。

八千円あれば、二人の子供たちを学校に行かせることが出来る。

八千円あれば、二人の子供たちの「里親」になれる。

八千円あれば。

八千円は、次第に私の価値の基準となっていった。



――それまでぐらぐらしていた毎日が、なんだか急に、なんていうか、
信頼に足るものに思えてきたんです。世界を……っていうか、自分を、
少しだけ信じられるようになったっていうか――(「犬の散歩」より)



「里親」になった半年後、ネパールの子供たちから花の絵が描かれた手紙が届いた。
更に一年後、子供たちから好きな先生の名前が書かれた手紙が届いた。

手紙が増えるにつれて、次第に成長していく彼らの姿を、
大人になるまで見届けたいと思うようになった。

それは、心の中の「牛丼」が、いつも幸せの味を教えてくれるからなのだ。
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コメント (6)

Sunrise −サンライズ−

2017-01-02 00:22:29 | 素敵
あけました!おめでとうございます!
なにとぞ!良き一年どころか、一生を過ごせちゃいますよーにー。。( ̄▼ ̄*)
どかどか。そこんとこ。ひとつ、神様よろしくですの。ええ。ええ。



そんなこんなで、なんとか無事に過ごせている僕さんの新年ですが、なんでしょう......
今年の年始は、個人的に、なんだかとてーーーーーも「静か」に過ごせているのです。
ホントに。なんなのだろーか。。驚きます......自分に。
幸いなことに、これまでも温かい気持ちとか、
落ち着いた気持ちとかで過ごせたような事は多々あったと思いますが、
それらとはまた全然違う初めての感覚の新年。。

自分の芯の奥の奥から......とても静かな感じなのです。

深々と雪が降る大平原の真ん中で、一人ポツンと佇んでいるよーな感じ。
「エライお坊さんとかって、いつもこんな気分なのかな!?もしかして?」
......なーんていう変なことまで考えちゃったりして。
「自分ってこれまでどれくらいワサワサし続けて来たんだろーか!?」
......なんてことも思っちゃうくらいで、
ちょっと予期せぬ2017年の始まりとなっているのでございます。
アノ、忘れ得ぬ、東日本大震災の後からこのブログを記し始めて、
そこから僕の中で変化をして来た何か?が、やっと?
シットリと安定とかしだしたのだろうか。。
仕事などでとかくワサワサしがちな年末年始の「心」でさえも、どーいうワケだか?
今年は何処かに消えて無くなってしまったかの様な感覚。

心なんてモノはホントーは無いんじゃないの!?

まったく波が立たない。。

なんだろ。コレ。

俺、生きてんのかな?

みたいな。

今まで過ごして来た中で一番静かな気持ちで迎えている正月かもしれません。

幻か!?

なんだろ。

また後でかんがえよーーっと......(´ω`)。。すんすん。。

でも、いつもどーりなことは、いつもどーりで。
今年もちゃんと近所の神社さんに初詣に行って、
普段殆ど帰れない実家にもこれから!帰って。実家裏の産土の神社さんにも詣でて。
それで、まぁ、今年は......昨年同様にまた伊勢にでも行くのかなぁ、と思いきや......

出雲!

だって。

そー言うのです。神様が。

幻!?

でもって、きっと行くことになるのですのね。こーなると。たいてー。ええ。ええ。
まぁ、今年も幾つかの「お使い」がある様でして......
プリリンなおねーさん方を筆頭に、
全国に散らばるポンチキーズの面々からもお呼びがかかるよーな感じで。
ええ。ええ。
ま、ありがたい!ってことで。

がんばろーっと。

そして、そんな出雲となると、
昨年は伊勢だったので僕にとっては2014年の春以来ともなるのでしょうか。
伊勢と違い東京から行くのはチョイト大変で。行くにしても色々な行き方があって、
人によっては結構考え込んだりするのかもしれませんが、僕さん的にはいつも、
いたって気に入っている行き方というのが確立されていまして。
それが東京発の夜行列車「サンライズ出雲」という寝台特急で行くパターン。

実は、僕さん。
この列車に出会うまで、寝台列車というものには一度も乗ったことがありませんでした。
それが数年前。友人に勧められて恐る恐る!?乗ってみたのですが......
そりわそりわ驚くほど快適!(●゚д゚●)で。ええ。ええ。
メタクタ気に入ってしまったのです。
それからというもの、出雲に行くときは大体この寝台列車でいく様になってしまいました。。



「日が沈む」と言われる国に、「日が昇る」という名前の列車で行くわけなのです。。



なんでもこの列車は、木村一男さんというデザイナーさんと、
内装でミサワホームさんとがタックを組んで作られた列車で、
海外の有名な鉄道の賞なども取っているようなのです。
で、乗り込んでみると、マルッきり、小綺麗なビジネスホテル!と言った趣(おもむき)。



コインシャワーなどもちゃんとあったりて、万全の列車なのです。
ドアも電子キーだったりして。。



ミサワホームさんの燃え難い木材を素材に用いた最小限で十分の、ちょーモダンな室内。
木の感じがとても落ち着くのです。。



僕さんは一人部屋の「シングル」というものしか押さえたことはないのですが、まぁ、ホント。
快適。ご機嫌(^^)
お部屋についている車窓はベッド横から天井まで広く大きく回り込んでいて、
ガラス張りのパノラマルーフ的なお部屋と寝心地。
なので寝転がったベッドからはいつも流れ行く大きな空や風景が見えているのです。
深夜の駅でお好みのお弁当とかポテチとかイカとかオニギリとかビールとかを買い込んで、
そのまま列車のベッドにデロン......と寝転がり、
都会の高層ビルの灯りを見上げながらガタゴト......と、列車は街を走り抜けていきます。



街を過ぎると、ビルの灯りはそのまま星の明かりへと変わって行って......
大好きなサントリーのプレミアムモルツビールさんが持ち込んでくるホロ酔いな気分とともに、
僕さんわ自然と眠りにつくのでやんす。。



大きな窓から差し込んで来る太陽の光で、夜明けとともに目を覚ますと、そこはもう山陰。
出雲のほど近く。遠く伯耆富士(ほうきふじ)......大山(だいせん)の姿も綺麗に見えてきます。
大山は「ツカヘイ」さんの故郷(^^)流石に美しい。



わちきわというと。
おもむろに豆狸(まめだ)のイナリ寿司を取り出し、時ならぬ朝食をば。( ̄ー ̄)ええ。ええ。
これもまた、旅情あふれる楽しみなのでやんす。ええ。



帰りは大抵、サンライズ号で岡山まで行って、
そこから新幹線に乗り換え、東京まで一気にビュッ!と戻るわけなのですが、
その出雲から岡山までの3時間ぐらいはこんな「ノビノビ座席」で、
みんなでワイワイとお安く帰れます。
わちきはたいてー、本をプルプルと読んでます。



カーペットの床がちょいと固いと思う方もいるとは思うのですが、毛布も枕もあるし、
ごろりと完全に寝転がれちゃうので、写真の向こうに写ってらっしゃる男子さん同様、
僕的には全くもってご満悦。ご快適。ついついウトウト......もしてしまい、



せっかく買った一文字屋の「島根牛みそ玉丼」トロトロ玉子付き!
お弁当も食べ忘れそーになるわけでやんす。。(。゚ω゚) ハァァッ!



そんなこんなで近々、一年半ぶりに出雲へ登場!なんて運びとなるかもしれませんので、
その時はまた、折角なので、このサンライズ出雲の旅で行きたいなぁ......
などと企んでいるのでございます。
この電車のチケットは、近頃はなんだか大人気のようで、
どーも争奪戦!的様相も呈しているようなのですが、
ワチキも気合い入れて!脱臭!でなく......奪取!(。・`ω´・。)/ しよーかと。ええ。ええ。

今年も頑張りマッス☆


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コメント (12)

6th Street

2016-03-20 20:15:35 | 素敵
どどーん......とね。
ビッグなハンバーガーをほおばってるわけでやんすよ。
おなか減っちゃって。お太り様で。本場テキサスのハンバーガーでやんす。
「Eureka!」ってお店さんの「テキサスバーガー」ってヤツで。
お太り様で( ̄ー ̄)ええ。ええ。



アメリカ、テキサス州、オースティン。
なーーんにもないんす。ここ。
海外ツアラー向けみたいなところは。マニアックすぎて。
遊びゴコロなんて微塵も湧かないのです。
ガイド本的なものも日本の本屋さんでは一切みつからなかったですし。
だからお仕事集中というわけなのです。
集中。しゅうちゅう。お仕事しゅうちゅう中。
残念。無念。。


でもいいトコなんすよ!(・ω・)ノ


気も散りませんし。ええ。
仕事で来るには絶好なところなのですな。


アメリカ人沢山いるし!(=゜ω゜)ノ


うちのあるスタッフさんなんか
「スチームライスとバターライス、どちらがいいですか?」
と聞かれた時に
「ミディアム!」
って答えてましたから。ええ。


イイトコなんすよ!(=゜ω゜)ノ


誤解なき様、もう一回記しておきますけど、
本当にとてーーーも良いところなのです。ホント。
犯罪発生率も全米で一番少ない街で、音楽と大学生の街。
皆が知ってる世界的企業の本社も目白押し。経済も自然も農産物も豊か。
そんなアメリカ的平穏と、ノビノビさんと、
湿気の少ない軽やかな空気さんとが、大きな丘とともに遠くまで連なっています。
夏の北海道、富良野あたりに突然高層ビル群がそびえているようなイメージですな。



まったくもってピースフルな地。


太るには絶好の場所ですな( ̄  ̄)b


......じゃなくて、
勉強と仕事向きなところなのですな。
アメリカの中南部に位置するのでメキシコ湾も近いし、
もともとはメキシコだった地だし。
朝晩冷え冷え、昼暑い。でも草木が茂ってコロラド川流れてる......みたいな。



それで牛さんもやたらと多いわけです。
アメリカンビーフさんが。あちこちに。
テキサスといったらカウボーイですし。ビッグなステーキですし。



じゅるり...( ̄¬ ̄*)



牛になっちゃうのですね。このままいくと。ええ。ええ。( ̄ー ̄)



さっきのスタッフさんなんか、
可愛らしいウェイトレスさんがわざわざヨーグルト用のスプーンをテーブルに残して
「食べ終わりましたか?お皿は下げますねー(^^)」
なんてやって来た時に、自分で皿と一緒にスプーンまで渡そうとしちゃって
「ヨーグルトはどーやって食べるのですか!?(^^)」
なんて言われて爆笑されてたし。
「こーやって食べるんです!!」
って苦し紛れに手を使わないで犬の様な食べ方して見せたら、さらに笑われたり。


ウケたんすよ!(=゜ω゜)ノ


でも、お仕事ですから。音楽もいっぱいで。
SXSW(South by Southwest = サウス・バイ・サウスウェスト)も開催中ですし。定番の。
広い街全部が音楽で埋もれまくってるのですな。ええ。ブクブクと。
ミナミホイール的に。(大阪人向け発言)
空港からしてギターでお出迎えなのでやんす。レスポール空港かっ!?てね。



街のコンビニですら、
二階の窓からクールな打ち込みトラックにのせたマイルス・ライクな
生トランペット&サックスを聴かされちゃうし。めっちゃうまいし。



路上ライブも百花騒乱。









「世界のライブミュージックの中心!」なんてのたまう天下の「6th Street」ですし。







ユーチューブのライブハウスもあるし。





パンドラやスポティファイのステージも。





VRヘッドマウントとかも。



ステイ中のホテル近くには
テキサスが誇る全米一大きなステートキャピタル(State Capital)とか。







星がたくさん。。



路地もなかなか。。





お仕事ですのよ!(=゜ω゜)ノ


お電話わ塩コショーぐらいの量にしてねっ☆


ぐちゃぐちゃになっちゃうの。


なんだか遠くに逃げたくなるの!(=゜ω゜)ノ


ひゅぅぅるぅりぃぃーーーららぁーー♪



僕のこの街のイメージはこの鳥さんなのです。
美しい樹木が沢山立ち並ぶ街のあちこちで、まるで「人の口笛」か、
「大きな笛の音」の様な中域のたっぷり詰まった声で朗々と歌っているのでやんす。
とても軽やかで美しい、ピースフルな響き。
この街でこの鳥の鳴き声が聞こえない場所はないのです。

この鳥さんの存在が音楽が集まってくる要因の様な気もしたりして......

とても可愛らしく、でも尾の長いクールなスタイルを持った鳥さんです。
最高です。この鳥さん。(^^)大好き。
なんて名前なんだろ?
あとで調べてみよーっと。


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手紙

2015-11-29 00:19:26 | 素敵
MIKIさんは北関東で生まれ育ちました。
元気な男性で、若い時から一人東京に出てゆき、
もう20年ほど東京のエンターテイメント系の会社で働いています。
移り変わりの激しい世界と大都会の雑踏の中で、毎日、
なんとか一人、気を張って暮らしてきました。

故郷の実家には両親が健在で、時折帰省していたりもしています。
それはごく普通の、人並なことで、
帰省の理由も、故郷に残る両親への心配と気遣いと、それと、
「自分も元気にやっているよ......」
ということを伝える、そんな気持ちを携えた帰郷でもあります。



先日も所用があって、彼はそんな両親の元に顔を出しに帰っていました。



その時、彼が帰っていることを聞きつけて、
近所に住む両親の友人の女性が一人、お茶の間に尋ねてきました。
彼女は年頃の娘を持つお母さん。
田舎の家の居間らしい、
畳の上に素っ気なく置かれる大きなテーブルに温かい緑茶を出されると、
彼女は、MIKIさんにこんなことを話し始めました......



「......うちの娘はこんな田舎から一人で東京に出て行ってしまってまして......
もう年頃なんですけど、、テレビ番組とか?
を制作する会社でアシスタント?
みたいな仕事をしているみたいなのですが......
実は私はよくわからないのです。その辺りは。。
私は農家の嫁ですし、
聞きなれない言葉が多くて、
娘もそれを分かって欲しいなんて思ってないみたいですし。。

でも、なんだか最近、
電話越しに話す声を聞いているとちょっと元気が無くて。
もうそんな感じが何ヶ月か続いているものですから、
本人は何でもない、別に大丈夫だよ、、、とか、言うのですけど。
私は何だかとても心配で......

東京ってところもよくわからないし、
ただ、何だか不安になって、
でもあんまり仕事や生活の話はしない子なんです。
だから、余計心配で。

あの、
東京って、どんなところなんでしょう?
制作会社って、どんなところなんでしょう?
MlKlさんならよく知ってるかと思いまして......

うちの子は大丈夫でしょうか?
なんだか、お話を聞いてもらいたくて......すいません。
大した話ではないのですけど。
本当にすいません......」



「そーですか......
東京が何か特別ってこともないとは思いますけど......
それはちょっと心配ですよね。。
そーですか、、うーーんと、、、
僕が話せる様な話は......あるのかな......うーーんと、えーーっと......」



「、、、、あ、あの、、
これ、、よくわからないんですけど、、
わからないのですが、
娘に書いた手紙なんです。。
私は未だに古い携帯ですし、
コンピューターとかもよくわからない人間で、
なんだか、
これくらいしか出来ることが思い浮かばなくて。。
仕事の話はよくわからなくて、、
よければ、
ちょっと見てもらっても良いですか?
変なこと書いてるんじゃないかと、、それも心配で。。」



「え!?
あ、はぃ、はぃ、、そーですね、、いいんですか?
そんな手紙、僕が見ちゃったりなんかして、、」



「はい。大丈夫です。大したことは書いてないですし、
よければ何かアドバイスをもらえたらと。。」



「そ、そーですか。。ふーーん、ふーん、ふん。。。」



そこに書かれていたことは紛れもなく、母の娘に対する思いでしたーーーーーー



大丈夫ですか?
ちゃんと食べれてますか?
ちゃんと寝れてますか?
何か欲しいものはありますか?
東京は、大変ですか?
仕事は大丈夫ですか?
嫌な人はいませんか?
悪い人はいませんか?
お金はありますか?
東京行きましょうか?
お部屋は散らかってませんか?
掃除しましょうか?
そっちは寒くないですか?
母さんはあなたが元気がないのが心配です。
いつでも帰ってきてくださいね。
ここはあなたの家です。
心配です。。
心配です。。。



ーーーーーーーーーこれ以上、何が必要なのでしょう。
これで十分。
この手紙以上の励ましなんてこの世界にあるわけない。
MlKlさんは、その手紙を読みながら泣いてしまいました。
親からこれほど愛されて、心配されて、
これ以上の幸せがあるわけない。
こんな親を持っているなんて、これ以上の励ましなんてあるわけない。



「だ、大丈夫っす(T . T)いってらっしゃいませ。郵便局に......」



この娘さんは幸せだと思います。
このお母さんも幸せだと思います。
これだけ世知辛い世の中で、
ちゃんと宝物を見つけられている。
それをちゃんと大切にできている。
こんな幸せ、なーーーんの心配もないです。
そんな風に、MlKlさんは思いました。



「世界にはまだまだ沢山の希望があるんだな。。俺も頑張らなきゃ。



そんなことも、
MlKlさんは思っていました。





空はいつも繋がっています(^^)







こんなおかーさん方に比べて、うちのよしこ(おかー様)は......
ケチャップで作ったパスタをトマトソースと言って出してくるからなぁ。。。
世界は悲しみに満ちてますなぁ。。(T . T)ぶぇ


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コンジャンクション

2015-07-04 18:05:29 | 素敵
光というのは途轍もなく早いスピードで空間を走り抜けます。
地球から月までだと1.3秒ほどで着いてしまうようです。
太陽までは8分とちょっと。

するってーと、
僕らの元に届く太陽さんの光というのは、
太陽さんからしたらいつも8分ちょっと前のモノであるわけです。

つまり、僕らが太陽を見上げたとき、
その見えている太陽さんの姿というのは8分ちょと前の太陽さんの姿。
実は「過去の太陽さん」ということになります。

するってーと、
夜空に煌めく幾多の星さん達の姿というのは、
「光年」と言われる「光が1年に進める距離」で表される時間の分だけ過去の姿......
ということになります。

アークトゥルス(Arcturus)という僕の大好きな星で言えば、
地球からの距離は約36万光年。
僕が見るアークトゥルスさんはいつも36万年前の!
アークトゥルスさんということになります。



北京原人やマンモスさんが闊歩していた時代。。



この星の地上でも、
多かれ少なかれ同じ原理が働いているわけで、
僕らの眼が「通常的感覚」で捉えているモノモノや風景というのは
光が反射されているゆえに見えるモノであって、
故にソレは僕らの眼が捉えた瞬間、既に過去のモノであるわけです。

そして、
遠くを見るということは、
過去を見るということです。

夜空に輝く沢山の星々を見るということは、
遠い遠い、遥かなる過去の歴史を見ているということです。

それは、遠い遠い過去の記憶......
宇宙の記憶を見ている......ということなのかもしれません。

僕らがどんな気持ちで、
どこから、
どんな風にやって来て、
どんな風に今日まで歩んできたか......
そんなことも、
もしかしたら夜空には刻まれているのかもしれません。

もし、
そんな「天」=「宇宙空間そのもの」の神様がいるとして、
その神様の役割や得意とするところというのを考えてみるに......ソレは、
「全ての過去の記憶」
であったりするのでしょうか。。

この国の神の名で言えば、ソレは、高天原(タカアマハラ)そのものを表す神......
「天之常立神=あめのとこたちのかみ」
でしょうか。。



つい先日、
お家への帰り道。
川の土手から見上げた夜空に、とても綺麗な金星と木星が輝いていました。
西の空で、
ピッタリと、寄り添うように、美しく。





僕はちょっと感激して、
しばしその場に佇んで、ボーーーーーっと、その2星を見上げていました。
ちょうど獅子座の足元ぐらい。
梅雨の合間、束の間に晴れた夜空の隙間。

金星=ヴィーナスは愛や和合を表します。
木星=ジュピターは繁栄や成功、幸運。そんな高貴なる力を意味します。

獅子座は「王」を表します。

日本神界では「スサノオ=須佐之男=素戔鳴」さん......
その一番の眷属(けんぞく)でしょうか。

この時から数日後、7月1日。
ソレはほんのつい最近。
木星と金星は獅子座の領域で地球から見てピッタリと重なるように輝いていました。
占星術で言えば「合=ごう」と呼ばれる形。
ホロスコープ上2つの星の間の角度(アスペクト)が「ゼロ度」となる
「コンジャンクション=Conjunction」

2つの星の力が更に強く強く、強調される形。

そして、この時は、
世界的に「閏秒=うるうびょう」と呼ばれる時間調整のための1秒を
1日=24時間に加えるということも行われた日。
そんな色々なことが「コンジャンクション」した日。



そんな素晴らしく美しい天体ショーに僕はしばらく見入っていました。
正確には「魅入って」しまいました。



「アメノトコタチノカミ=天之常立神」からの贈り物?でしょうか。
メッセージ?でしょうか。



それとも......



世界は騒がしく、
色々なことが起きていて。。



みんなは、この空にどんな意味を見出すのだろうか。。



それとも......



星の輝く夜空を見るのは、
いつも、なんだか、
僕にはとても良いものなのです(^_^)





こんな時期に公開されているディズニー映画
「トゥモローランド=TOMORROWLAND」。ブラッド・バード監督。ジョージ・クルーニー主演。
とかくタイミングの不思議さと力、メッセージを感じさせるディズニー映画。
みんなはこの映画にどんなコトを感じるのでしょうか。。( ̄ー ̄).。o◯


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果無 ―はてなし―

2014-11-02 11:29:51 | 素敵
数年前、本屋さんで「世界遺産」関連の本をパラパラと立ち読みしていた時にフト、
この写真が目にとまりました。
同じモノをネットで探してみたのですが、この小さいモノしか見つからず。。
悪しからず(TωT)

写真には......
人の気配を感じられない奥深い山々が連なっていて。
そんな山々を背に「分水嶺」の様に見える細長い山の峰には、
ソレに沿って敷かれた細い道があって。
そんな道の突き当たり......行き止まりのような、崖のような......
そんな所にポツンと見える家や畑。
そんな風景には何故か?あまり現実感を感じられなくて。
でもよく見ると、奥に映る家に向かって電線が伸びていたりもして。
その電線にだけは「なんとなく」の現実感が漂ってもいて。
そして、そんな浮世離れ?
した場所に佇むお婆ちゃんと風景との不思議なマッチング。
お婆ちゃんの存在感と安心感。
トドメは

「でもさ、こう見えてココは特別な場所なんだよ。チミわかってんの?ん?( ̄ー ̄)」

と言われているような、味の有る「世界遺産」の石碑。
なぜ?この写真が気になったのか?
魅かれたのか?
その時は自分でも良く解りませんでしたが、
その写真に関する文章をジッと読んでみると、
どうやらその場所は世界遺産「熊野古道」にある「果無集落=はてなししゅうらく」
と呼ばれる所だということがわかりました。



「村」にも満たない「集落」と呼ばれる地。



果て無し......果てしのない場所.....



その「果無=はてなし」という名前にさらに魅かれてしまった僕。



「こんな場所があったんだ。。いつか行ってみよう。。」



その時はそんな風に思いました。



神社好き」な僕はそれまでも紀州、和歌山、熊野には幾度となく訪れていましたが、
その「果無集落」なるところにはまだ一度も訪れたことが無く、
ソレもそのはずで、その集落が有る場所は「果無山脈」と呼ばれる山中にあり、
「日本で一番アクセスしにくい」と言われる熊野古道、熊野三山の最奥地
「十津川村=とつかわむら」のそのまたさらに奥の奥!!とも言えるところでした。
簡単に記せば

「紀伊半島」のド真ん中!

紀州、和歌山県と奈良県の県境の辺り!

ってなところで、十津川村の公式ホームページ等には

「果無集落は十津川村にあある世界遺産の古道の一つ」
「果てしなく山々が続くこの土地の特徴を名前にした」

と記されています。

「日本初の “道” の世界遺産」
「2004年7月、紀伊山地の霊場と参詣道 “熊野参詣道小辺路(こへち)” として登録」
「スペイン、キリスト教の聖地 “サンティアゴ・デ・コンポステーラ” の巡礼路と
世界でただ二つだけの世界遺産の “道” 」

......などとも記されていました。



先日、「紀伊半島のド真ん中!」にほど近い「熊野本宮大社」に行く機会があったので、
「ならば!今回わっ!!ヾ(*゜Д゜*)」
......っと、憧れていたその「果無集落」に行ってみることにしました。



実際に行ってみるとヤッパリ山奥の山奥
熊野古道の終着地でもある「熊野本宮大社」でさえ熊野最奥の地でもあるのに、
「果無」はそのまた更に奥のほう。
まさに!?地の果て!?のような所。
でも不思議と......あたたかい。
懐かしい......





僕の中のDNAに刻まれている様な何かが?ここにはあるのでしょうか。。





写真に映っていたお婆ちゃんもいらっしゃって、
僕が訪れた時には斜面に広がる畑の先の方で何やら農作業をしていました。
ニコやかに、ゆったりと。。
本屋で見た写真の奥、道の果て!?
らしき所に映っていた家はそのお婆ちゃんのお家だった様で、名前は岩本さん。
岩本さんはココに訪れる僕のような物好き!?な人や、
真摯に熊野古道を歩く人々、
修行僧や修験道を歩む人々などが厳しい熊野古道詣での途中、一息つける様に......と、
自分の家の縁側や庭を解放してくれていました。



名水!と謳われる家の庭に湧き出る美味しい「果無湧水」も、
訪れた人々が気軽に飲める様にしてくれていて......
気遣いの美しい花も差してあります。



美味しすぎるのぉ♪ヽ(*´∀`)ノ ゴクゴクチャンデ!
熊野古道らしい雰囲気のある石畳や、





飾りも出してくれていたり、



とても小さな箱庭のような場所だったのですが、
なんだか「優しさに満ちあふれている」場所でした。

もし、世界が壊れて、
文明と言われるものが崩壊して、
この集落に香る唯一の利器である送電線が切れ、途絶えたとしても、
きっとこの集落と此処に住む方々は淡々と、津々と、
毎日を過ごしていけるんだろうな。
過ごしちゃうんだろーな。と。
そんな風にも思いました。

果てしなく広がる山の峰々と樹々と花々と鳥と蝶と。
麓(ふもと)に流れる美しい川と美味しい水と。
木の家と畑と石畳と坂道と。空気と空と大地と。

都市や遊びや刺激や人、
美味しいものやキラキラしたお店、看板や街が好きな人、
マリンスポーツが大好き!というような人から見たら退屈で、
なぁーーーーーんにも無いような所だけど。
ぜぇぇーーーーーーんぶあるような気もします。



「いつかまた、ここにも帰って来るよ......」



果て無しの地で、
僕の中のDNAはそんなことを囁いて(ささやいて)いました(^^)


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琵琶湖徒然

2014-07-17 22:29:08 | 素敵
不思議と歳を重ねる毎に好きになっていく、
魅かれていく場所、というのがあって。
それが琵琶湖北方にある「長浜」という街。
他には鹿児島市や仙台市といった辺りでしょうか......
僕にとっては、ですが。
血の気の多かった昔は

アメリカスゲー!LAサイコー!日本なんて、、ぷぷぷっ!

とか

大人になったら東京に住んでやる!

「北海道か沖縄に住みてーーーっ!

ハワイが憧れよっ!

とか

「なんかスキー場の近くに住みたいな。。」

京都もいいなぁ。。

横浜いいんじゃね!?

なんて、憧れとノリだけのポンチキ田舎者嗜好を発揮していたように思いますが、
その後、コノ日本に関しては北海道の東方以外はほぼ全て散策し、
その個人的な話しの範疇ではありますが、
自分の中で年々魅力が増して来る地というのは、
実はかなり少ないというコトにも気付いてきました。
今ではかなり絞られてしまったそんな

「本気で住みたい!」

と思える場所というのは不思議と?
「ポンチキ時代」には気にもとまらなかった場所になっていたりもして。
苦かったビールが美味しいと気づいてきた時の感覚のような......

「きゃーっ!(><)/」

なんてなっていたワサビが欠かせないものになって来た感覚というのか......
そんな感覚に似ているとでも言いましょうか。
そんなお気に入りの「長浜」の街には
つい最近もプラッとお出掛けしたことがあったのですが、
やっぱり僕にはとてーーーーーーーーも居心地が良い街で。もうただただ

「ぼーーっ......」

と、関西一の霊峰「伊吹山」と琵琶湖の湖面を眺めていたり、
街のカフェでくつろいでみたり、と。
なんだかとても落ちついてしまいます。
なんだかとても自分と向き合ってしまいます。







こーーーーーーーんな雰囲気の街です(^^)







本屋さんもこんな感じで。



この辺りは「黒壁スクエア」と呼ばれる一角。







「黒壁」は日本一のガラス細工職人さんが集まる一角なのです(。゜ω゜)/





豪華系も沢山!(=゜ω゜=;)





ステンド・ガラスでも昔から有名な街なのです。



陶芸の窯元も沢山。こちらは北国釜(ほっこくがま)さん!



工房散歩でお腹がへったらですね、
ここ「鳥喜多=とりきた」さんの親子丼がですね......
もう感涙の美味しさで (T_T)





近江牛カレーパンはなんかタケー!( ゜д゜)ンマッ!!



街の外れには「日本蕎麦の発祥の地」とも言われている、
息吹蕎麦の名店「伊吹野」さんも。



伊吹山盛り!(=゜ω゜)ノ でいただきまっすっ!



満腹後もまだまだ色々な工房があってですね......
有名ドコロではフィギュア・ファンでは知らない人はいないという
「海洋堂」さんの本社と博物館(ミュージアム)も。



お箸の専門店さんも。京都ちっく。



オルゴールも有名。長濱オルゴール堂!





街のカフェにも並ぶオルゴールさん達!(*´ー`)ステキ



こんな路地裏では......



よくオヤジが昼から酔っぱらってますし。
左端ね。ひだりはし( ̄ー ̄;カラマレンノヨ..



長浜市というのは織田信長と豊臣秀吉の時代に花開いた
安土桃山文化の舞台地の一つなのです。
当時「戦国統一!」を果たした豊臣秀吉の茶亭門跡なんかもあったりして。



今ではこーーーーんな、「季織の小径」なんていうカフェ広場♪( ´▽`)





イヤー、紹介しだすとちょっとキリがないですな。
どこも独特の空気が流れている街で。
フト見上げる隣の伊吹山さんも......



夕暮れの琵琶湖さんも......



美しい( ´ ▽ ` )ノ



昼の湖畔にはニャンコニャンコ....(・Д・)/ こっちさこい、こーい......



電話もこんなだったり。
ソモソモ最初にこの街に

「行ってみようかな、、」

と思ったキッカケは、実は白洲正子さんの
「かくれ里」という本を読んでからなのですが......コレ......です。



正子さんと言えば、
終戦直後の激動の日本政財界を、
有名な夫、白洲次郎さんと共に走り抜けた人。

今で言う帰国子女で、
日本だけでなく海外文化にも造詣が深く。
戦後日本を代表する希代の「目利き」でもあり、
文化人、文筆家のとしても有名な方。
マッカーサーを初めとする当時の諸外国要人さん達の間でも一目をおかれた品と教養と
崇高なる精神までも持ち合わせていた凄い女性だったと、今に語られています。
そんな正子さんが生涯愛してやまなかったのが僕の好きな長浜よりさらに北上した
北琵琶湖一帯の村々で。

「正子さんの愛した場所というのはいったいどんな所なんだろうか......」

という思いで訪れてみたのが長浜という街との最初の出会いでした。
以来、なんだか僕もドップリと北琵琶湖の魅力にハマってしまい。
特に長浜は、正子さんの「隠れ里趣味」とはちょっと違うのですが、
日本でも最高に好きな街の一つとなってしまいました。
訪れる毎に好きになってしまうこの街の魅力はとても一言では言い表せないのですが、
上の写真にある様に奥の深い自然と文化と工芸と、
それらの絶妙な調和感にあって。
その調和感は何とも言えないスローな空気を産み出してもいます。
そしてそのスローな空気にはどこ迄も深い「味」みたいなものが
溶け込んでる様な気がするのです。
琵琶湖と伊吹山を中心とする豊かな水と自然に恩恵を受ける農業、漁業、工芸。
そしてリゾートな感覚との絶妙な調和。
それはスローライフ的調和。
しかも、その立地は大阪名古屋伊勢、京都、奈良......
更には金沢や若狭などの日本海側都市とも絶妙な距離感でもって存在しているので、
その距離感が、
後に「近江商人」と呼ばれる人々をこの地から育むことになったのだとも思います。

商業的にも完璧な拠点。

そして、工芸はあくまで「芸」であって。
工房にしても「場」を「工」する工場では無いので、
豊かな自然との相性もバッチリ。
環境との調和も美しく成されてしまう。
人と自然との美しい関係も感じられる街。
そんな街が長浜なのです。

その大好きな長浜の街から眺める琵琶湖の上には小さな島が一つ見えます。

有史以前より「神の住む島」と伝わる竹生島(ちくぶじま)。
湘南の江ノ島、広島の宮島とならび「日本三大弁財天」と称される弁天社もある島。
次回の記事では......
あの島に渡ってみましょうか......



伊吹山の見えるフェリー乗り場に向かって......



いつものリュックに津南の水を入れて、
大好きなカプチーノも買い込んで......

さぁ、
琵琶湖を渡ろう(^_^)♪



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今更、、の花

2014-02-07 19:17:42 | 素敵
いつかの記事で
「華というのは、もしかしたら “感謝” で咲いているのかもしれません......」
などと記したことがありましたが、実はホンの数年前から、
「華」「花」というものの存在がとても素敵なものに思えるようになって来ました。



「今更、、何を言うてんの!?コイツ!?」



......なんて感じですが、僕のような武骨感満載な「野郎」人間ですと、
子供の頃から「花」というものに対して特別な感情を抱くようなことも無く。
おそらく、一般的な女性や花好きの男性が思ったり、
感じたりしているような「ソレ」などとはまったく違う感覚や次元でもって
お花さん達と接して来た様に思います。

プレゼントなどで花を貰ったりする時も、
勿論ソレはとても嬉しい気持ちに成るのは間違いの無いことではあるのですが、
他の人が喜んでいる姿などを見るにつけ、
自分の中にある花というものに対する「感謝」や「感激」などといったものは、
そんな人達の喜んでいる感覚とはマッタク違う次元にある感覚のように思えていました。

いま一つ、花に「ピン!」と来る?来れる?ような人間では無かった様に思います。

それが最近は、何故か?
そんな「花」というものに対してケッコウな慈しみや親しみ、
愛情や感激なども強く感じられる様にもなってきていて。
そんな自分に少々の驚きを感じつつも、
街を歩いていてフト気がついた時に花を買ってみたり、お部屋に飾ってみたり......と、
そんなことが自然に、普通に出来るような人になってしまいました。

なんでだろ?(・∩・)?

野心より癒しを求める様な年齢になったからだろか?

それとも......!?

少なくとも、最近の僕は
「華」という存在にとても深い「尊敬」や「感謝」の気持ちを抱いていたりもします。
本当に自分でもかなり「不思議」なことなのですが......
そして、そんな中で改めて気付く面白いコトも結構沢山あったりなんかもして。それは

「花って俺が持って無いものを全て持ってるやんか。。」

ということだったり、

「あぁ......花がうらやましい。。(T.T)」

みたいなことだったり。
更にこれは、知人の「Yさん」が最近語っていたことでもあるのですが、
自分の気持ちや主張を人に伝える......という時の話しとして

「花のように自分の思いを伝えるのがいい......」

というようなこともあって。

「——————花はその色合いと香りでもってさりげなく自分の主張を周りに伝えています。
それはあくまで自然で押しつけがましいことはなく、
周りの人達をいい気分にさせるだけです。
誰にと言う事では無くて、
花の様に無償の愛を込めつつ
自分の主張を少しずつ出していくようにすればいいのです——————」

花のように自分を主張してみる。

それは出来そうでナカナカ出来なくて。

「なぜそんなことを考えたりしているのか?」

と問われれば、

それは自分が分かっていそうで分かっていないことだったからでもあります。

なので、最近はそんなコトを、

毎日の中でちょっと意識して過ごしてみたりしています。

色々な事を花の様に......ということ。

ちょっと意識をしています。

やってみると、

花と比べて!?

自分の甘さを思い知らされたりも......しています。。(o´_`o)ハァ......



ピンクの薔薇さん♪
今一番のお気に入り。
薔薇さんは色々な色を買ってみたりしたのですが、
その中では突出して強い「力!?」を持っているような気がしています。
赤や黄色......他の色と違って飾るとお部屋の空気が「シュッ」......っと
クリアになっていくような感じ。
なんとなく元気が出なかったり、お部屋の空気がヨドンでいるような時は、
窓を開け、空気を入れ替え、コレを買って来て......
ナカナカよい感じ(^^)


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