雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

志賀高原徒然 2

2021-03-30 22:32:35 | 凄い...パワスポ寺社
「青星」さんから前回記事にコメントをいただきまして。



=================================
志賀ばかり行っていた若い頃、高天ヶ原も良く滑っていました、
当時はまだポンチキしてませんでしたが、
高天ヶ原の名前には何で高天ヶ原かと思ってはいました。
岩菅山がその様な場所で有ったとは超ビックリしました!
大滑降コースにならなくて良かったです!
=================================



僕さんのお返事はこんな感じで。



=================================
記した様に神社の由緒には
「西方の神々が集う場所」
とあるのと、地元の伝承には
「ここで日本の神々とカラの国の神々が戦った。
日本の神が勝利したが、血がくまなく流れて川になったので、
血隈川(千曲川)と呼ばれるようになった」
ともあるので、列島の西(九州)から
朝鮮半島や大陸系の血脈もある氏族が入植してきたのだと思われます。
その際に地元氏族との争いもあったのではないかと。
古事記の記述などに関しても分かっている方々でしたでしょうし。
それと、海人である安曇氏の本拠は北九州の「志賀島」なので、
名前もそこから持ってきて山の名前にしたのかもしれませんね。
志賀はシカ(鹿)かもしれません。
鹿の骨で吉凶や国勢を占っていたことなども関係しているかと感じます。
最奥の奥志賀高原エリアの施設デザインに鹿が使われているのが
とても興味深かったりします。
写真も二枚ほど追加させてもらいましたー(^^)
=================================



この会話にある志賀高原の地に伝承されているお話や、
前回記事にも出てくる安曇氏(あずみし)とか、他にも、
例えば「神武東征」神話における神武天皇さんとか、みな、

「列島の西から東へ有力者が国を広げにやってくる......」

的な神話や逸話がこの国のアチコチに残っています。
それらはどこまで本当なのか?
となると、個人的には、おそらく、
その記紀に記されている「神武東征」神話以前にも、
列島を西から東へと国を造らんと動いた方......神様!?
がいるのではないか?と思っていたりします。



「天照国照彦火明櫛玉饒速日命」

「あまてる くにてる ひこ ほあかり くしたま にぎはやひ の みこと」

別名「饒速日尊(にぎはやひのみこと)」



以前も記していたことですが、
記紀や民族史を語る際、
とかく「天津」「国津」と分けて話されがちな神々や民の系譜。
しかし、ニギハヤヒさんはその両方の名を冠している唯一の神でもあります。
その意味はとても深いと思うのです。
それは天津も国津もなく。
天も地もなく。
原住民も移住民もなく。
支配も被支配もなく。 
鶴と亀で表されるものの統合。
陰陽統合の神。

「初代国祖アマテラス」の可能性。

古代、富士王朝を打ち立てたスサノオ さんは、
その後、原初出雲と九州をも統合し。
今の日本国の原型を作りました。
そのスサノオさんの偉業を共に行なってきた愛息子さん達の一人であると共に、
統治地域をさらに拡大し、
古代大和における最初の王にもなった方ではないかと。

当初は大歳(オオトシ、大年)の名でスサノオさんにから九州の統治を任され。
その後、九州の地を旅立ち。
瀬戸内から大和に入り。
中部、関東、東北、北海道、と。
スサノオさんの意を継ぐように各地を統合し、一つの国としていった方。神。

神武天皇さん以前に「東征」なる偉業を成した神であるということは、
この神の動きこそが、
神武さん以降の全ての東征神話のモデルになっているということです。
時の権力者達によって、神武天皇の偉業というように改竄され、
伏され、隠され、見えなくされてしまった神ということです。

しかし、そんな隠された神の偉業は、
意外にも様々なモノから感じ取れたり、垣間見れたりもします。
一番わかりやすいのは全国に散らばる神社の祭神名や由緒、位置。場所など。
そして、もう一つ、
そんな神社に祀られる神々の名前をよぉーーーく見てみても、
ニギハヤヒさんの偉業の痕跡をそれとなく感じ取れたりもします。



名前に「みこと」「ミコト」「命」「尊」とつく神様。



これらの神々は時代や年代等はぐちゃぐちゃで。
神話を読み込んでみてもその実は霧闇の中であるとは思いますが、
「ミコト」とついている部分の起源としては、おそらく、
ニギハヤヒさんと一緒に動いた神々、
もしくはその神々の末裔や系譜にある神々ではないかと思われます。
記紀にはそれとなく、わかるように書かれてもいるようです。
全国を動いたニギハヤヒさん。
その彼に随行した個性的で、
それぞれ特有の能力を持ったエキスパートな神々。
志賀高原の高天ヶ原神社にまつわる伝承にも、
僕はその匂いを感じミテてしまうわけなのです。









志賀高原のゲレンデで一緒に遊んでいたメンバーが撮ってくれた写真。
終始出ていた日輪に最初は感嘆し、喜々としていたのですが、

「なんか、日輪が動いている気がするんだけど!?おかしくね?」

なんていうことになり。

そう言いながら押さえてくれたのが上にある何枚かの写真。

本当なのか、錯覚なのか。

どう見たらよいのか。

どう捉えて良いのか。

よくわかりませんが。

ただ、すごく綺麗で、

時空の歪みを感じられるくらい、

パワー感のある写真ではありますでしょうか。(^^)





この志賀高原に至るまでのちょっとした小話もあるのですが、
そのお話に関連する写真なども一緒に、少しだけ置いておこうかと。
先ずは、栃木県、那須塩原高原。
日光連山や会津の山々を見渡せるハンターマウンテン。





長野県、諏訪市。
霧ヶ峰(きりがみね)の最高峰、車山(くるまやま)。
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプス
浅間山、軽井沢、飯綱、妙高、斑尾、、、
遠く富士山までも見渡せます。(^^)



山頂には諏訪大社の奥宮が。





「北信五岳(ほくしんごがく)」の一つ。
斑尾山(まだらおさん)。山頂。
この雪の下には不思議な伝承のある薬師如来さんの祠が埋まっております。







その薬師如来さんからいただいた!?
椿柄のクッション。
最初はマンダラ(曼陀羅)の描かれた布?
をもらったのかと思っていたのですが、少し!?違っていた様で。
プリリンねーさんのチカラも借りつつ、
感じ見えたイメージと似たものを探して買ってみました。



新潟県、舞子高原。





群馬県、草津温泉の光泉寺(こうせんじ)。
御本尊は......薬師如来。



長野県、八方尾根から見る白馬の山並みと日輪。





山頂の八大竜王さんの石碑と白馬、栂池(つがいけ)のトトロ。





志賀高原の麓、渋温泉(しぶおんせん)の中心にある
薬師如来を祀る渋薬師如庵(しぶやくしあん)と街中のトトロ。





また今度、
これらの写真にまつわるお話も記せればなぁ、と。
思っておりますのです。はい。(^^)


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志賀高原徒然

2021-03-26 21:09:40 | 不思議...パワスポ寺社
間違えてボディーシャンプーでアタマ洗っちゃったの!(=゚ω゚)ノ"

って感じでして。ええ。なう。
ミョーに髪の毛がゴワゴワしてるんす。
それでもって、そんな年度末のこの時期というのは、
数年前に施行された「働き方改革法案」なるものの影響もあって、

「法律どおりちゃんと休みをとってやぁー!」

というお知らせや、お願いやらが
アチコチから届いて来たりもするわけなのです。
なので既定のお休みをキチンと消化しにかかったりも
するわけでして。

「......と言いつつも、どこで休もーかなぁ、、」

などと思っていたところ、突然、なんとなく、
長野県の志賀高原あたりに行きたくなってしまい。
チロっと来てみちゃったりしているのでつ。





最初は

「温泉に入れればいいなぁ、、」

なんて気持ちで来てみたのですけど、
場所的には標高2000mもある高原なので、

「まだ雪もあるかなぁ......」

などという淡い期待も抱きつつ。
スキー板などもかついで来てみました。
着いてみると、もうダメだろう......と思っていた雪は、
高原の奥に大人な感じで佇む
「焼額山(やけびたいやま)」
にはまだしっかりと残っていてくれて。

「全コース滑走可能!」

という期待していた以上のゲレンデ状況。
なので、なかなかに癒される休日を過ごさせてもらっている
最中なのでございまつ。
とてもありがたいことなのです。
ゴキゲンで嬉しいのです。ええ。(o´ω`o)





北アルプスも綺麗に見えました。



それでもって、なぜ突然?
志賀高原になったのか?というと、
少々ポンチキな話となるのですが、以前、
石垣島で縁を頂いたシーサーさんが妙に
「志賀高原」という言葉に反応してくるもので。
それで決めたというワケなのですが、
高原ではシーサーさんはゴキゲンに飛び回っていまして。
その姿をぼんやりと感じミテいるに、どうも、
沖縄や南西の島々にいるシーサーさん達にとっては、
雪はとても珍しいもののようで。
面白いものでもあるらしいのです。

勿論!

全て!

右から左へ流していただくお話なのでちゅ!

ええ。
決してまともに捉えてはいけませんのです。
ちなみに、シーサーさんとのご縁の物語は、
僕さんはまだココで記していないお話ともなるのですが、
プリリンねーさんのブログなどには記されているようなので、
興味の湧いた人は探してみてください。(^^)
それで、ココに着いてからわかったことなのですが、
困ったことに、コロナ禍の影響で、
お泊まりしているホテルさんの温泉露天風呂が
閉めざるをえない状況となっていて。

「じゃぁ!」

ということで、
すぐ近くにある別のホテルさんの100%源泉掛け流し温泉を
お借りすることにしたのです、が......
その温泉の名前が結構インパクトのある名前で。
「高天ヶ原温泉(たかまがはらおんせん)」
シーさんさんがやけに喜んでもいるのです。ええ。
なぜか。(o゜ー゜o)?





僕が入った時は誰もいなくて。
ポツンと一人貸し切り状態。
それで湯船に入っている時にこんな張り紙を見つけまして......



「むむむむ!?
マジか?
神社さんが源泉とな!?
しかも、温泉同様、名前がえぐいやん......」

お風呂を出て早々、
僕さんはホテルの向かいにあるという、その
「高天ヶ原神社(たかまがはらじんじゃ、高天原神社)」
さんに温泉に入らせて頂いたお礼をしに寄ってみたのです。



雪の中に佇む素晴らしい雰囲気。
祭神は「西方から集う神々」となっています。
それと、この神社のある「岩菅山(いわすがやま)」の
「岩巣護大権現(いわすごだいごんげん)」さんとなっていました。
境内では、
ずっとはしゃいでいたシーサーさんも凛とした感じとなって。
狛犬さんの様にビシッ!と拝殿の前で佇んでいました。
なので、僕さんも心ばかりのお酒をお持ちして。
祝詞もあげさせてもらい......



あ!

きっと全て幻なのです。ええ。

気にしないでください。ええ。ええ。

ま、この神社さんから感じられることは、
志賀高原の地というのは安曇野(あずみの)と同じく、その昔、
「安曇氏(あずみし、阿曇氏)」
が治めていた地だったのではないかと。
「西方の神々が集まる」
という記述あたりにもこのことを匂わせる様な感じもあって。
その辺りのことは以前記した
上高地徒然
上高地徒然 2
あたりに記していること同じ話ともなるでしょうか。
参拝の後にはその記事にあるものと同じ様な日輪サイン!?
なども現れてきてくれましたし。



載せ忘れた写真さんも追加で......やべーっす。
空間が歪んでる?んす。





さてさて。
月明かりを柔らかく反射してくれる白い雪が敷き詰められた
夜のゲレンデを散歩して寝ようかと。
沢山の星々もキラキラと広がっていますし。







異世界。
そんな美しさ。(^^)
おやすみなさいなのです。


☆「志賀高原徒然 2


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ゲシュタルト崩壊

2021-03-22 00:20:22 | 面白い...パワスポ寺社
「ゲシュタルト(Gestaltzerfall)」とは、
ドイツ語で「形態」という意味です。
カタチ。フォーム。形象。カタ。
そんな感じ。



「ネコ!」



と言った時に、
多くの人の頭に浮かぶ平均的なカタチそのもののこと。
それがゲシュタルト。
そして、そのネコを実際に見て。
じーーーーーーーーっと、見て。
さらに見て。
もっと激しく見まくって。
見て見て見て見て見て見て.......
見てることがわからなくなるホドに見て。
その時に、フト、



「あれ?これ、なんだったっけ?
俺、何見てるんだっけ?
肉球?
ヒゲ?
毛皮、、?
つーか、これ、生き物?
だったっけ......」



......なんてことを思ってしまったら......



「おまえさん、ゲシュタルトが崩壊したねぇ。。( ̄∇ ̄)」



と言うのです。はい( ̄+ー ̄)ニヤリ



===============================
「ゲシュタルト崩壊」とは知覚における現象のひとつで、
全体性を持った、まとまりのある構造(ゲシュタルト)から
全体性が失われてしまい、
個々の構成部分をバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象。
幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、
聴覚や皮膚感覚においても生じうる。
===============================



Wikipediaあたりではそんな感じに書かれています。
書かれているように、他にもよく例として持ち出されるのが文字。
例えば「G」いうアルファベットをジッと見ているうちに、



「あれ?なんでこれがジーっていうんだっけ?
野球の帽子で見たことある様な......
つーか、何でこの形?
これ、ゼロが切れてるだけじゃね?
ゼロと何が違うんだろ?
あれ?これ数字だっけ?
文字だったっけ?」



みたいな。
「今」という漢字をじーっと見ていたら、



「あれ?これ、ゴルゴの命って字じゃなかった?
似てね?
つーか、なんでこれがイマなワケ?
イマという意味や言葉として誰が決めちゃったわけ?
なんでそう決めたのよ。
なんでそう読むのさ?
おかしくね?
そもそも、なんて読むんだっけこれ?
なんでこんな形してんのかな?」



みたいな。
もとの形態や意味がマッタクわからなくなる、
何事も考えすぎわいかんよー、みたいな。



ん?



なんの話かと?



ええ。ええ。
ごもっともです。ええ。



本日、関東の1都3県に出されていた
2回目の緊急事態宣言が解除となるようで。
そして、そんなタイミングで、また結構、
神様からのお誘い?ごとが増えて来ておりまして。
また近く記そうと思っていますが、
先日は神奈川県、相模原市にある
「亀ケ池八幡宮(かめがいけはちまんぐう)」さんや、
横浜市、栄区の「正安寺(しょうあんじ)」さんあたりに
ポンチキーズのメンバーと伺っていました。
ランチで食べた「びっくりドンキー」のハンバーグが最高でちたけど。
ええ。(*´ー`*)ウットリ





それでもって4月以降には、
数年前から言われ続けている、愛知県、
知多半島の荒熊神社さんにも久しぶりに伺わないとかなぁ、と。
このブログやプリリンねーさんブログなどでは最早お馴染み?
の神社さんと神様かもしれませんが、
その神社さんの裏の神体山の中にあると言われている
「とある石」
を引きあげに行かなければいけないようでして。
それと茨城県、水戸市のあたりにも。



まぁ、結構増えて来ています。



意味はわかりません。



今のところ。



ええ。



ただ、四国、剣山のヒヤ汗冒険旅以降は、
トップ階層の神々からはかなり下の方に降りて来てもいる感じで。
ある種の落ち着き感もありますし、
お寺さんとかも多くなって来ている感じでもあります。

そして、もう一つ。
つい最近降りて来たお話しが、山梨県、南巨摩郡の七面山。
七面山(しちめんさん)といえば、
日蓮宗(法華宗)の日蓮さんにまつわる聖地でもあって。
ここは、なかなかにタフなところかもしれません。

日蓮さんが創始した法華宗(ほっけしゅう)は
今に至るまで様々な宗派さんや団体さんなどを生んできている、
とても影響力の大きな宗派さんだと思いますが、
その元となっている法華経(ほっけきょう)とは、元は
「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)」
という言葉のようでして。
そこから「妙」と「蓮」が省略され、
「法華経」
と記される様になったのだそうです。

更には、その「妙法蓮華経」にも元があり。それが
「正しい教えである白い蓮の花の経典」
という、サンスクリット語を漢訳したもの。
この漢訳された「正しい教えである白い蓮の花の経典」を
元のサンスクリット語にすると、
「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(Saddharma Puṇḍarīka Sūtra)
となるようで。
元の言語であるサンスクリット語=梵字(ぼんじ)で記せば

「सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र」

となります。
そしてそして、この梵字で有名な!?
「サンスクリット語」というのは、
その起源を「ヴェーダ語」に求められ。
その「ヴェーダ語」は「アヴェスター語」を起源としているようで。
「アヴェスター」とは「ゾロアスター」のことであり、
ゾロアスターとは世界最古級の宗教の一つである
「ゾロアスター教」のゾロアスター。
燃え上がる炎を崇拝する「拝火教」のこと。
古代ペルシア発祥の宗教であり、
現在でいえばイランの辺りで生まれ、広まった宗教。



れれれれれ!?



ゲシュタルト!



崩壊しました!?



そんな時は、また原点に戻りまして......
法華経とは、
シンプルに、
泥水の中でも生き生きと、
美しく咲く蓮(はす)や睡蓮(すいれん)の花のことのようで。
泥の中に生まれても、
泥に染まらず、
清浄な花を咲かせる蓮華(れんげ=蓮と睡蓮の総称)を見習おう!
と、そんな教えのようなのです。
そんな蓮華(れんげ)さん達こそ、
この惨憺たる世界で「生きる」ということを体現しているのではないかと。
皆で、そんな蓮華のように生きようではないかと。
そんな簡潔で分かりやすいコトだと思われます。
そして、それだけ知っていればいいのではないか?
とも思える時が僕にはあったりもするのです。
そうでないと、
僕さんの中のゲシュタルトが崩壊しそうになるのでつ。
ええ。
たぶん。
きっと。
蓮の花の様な教えも、
組織という得体の知れないモノに飲み込まれてしまうと、
大切にするものが変わってしまったり、
本質が歪んでしまったりすることも多くなったりもしそうですし......



それでもって、
そんな法華経なる仏法も、
元を辿っていくと古代ペルシャに行き着くなんていう......



スサノオさんの故郷!?



これいかに!?



的な。



ええ。



ゲシュタルト崩壊。(*`・ω・´)ゞデシ!☆



以前も「涙をこぼす理由」という記事で記したことのある本。
パタンジャリさんがまとめたと伝わる「ヨーガ・スートラ」
スートラとは本来「縦糸」のことですが、
ヨガの極意を一子相伝的に伝えんとする
「経典」的な意ともなるのでしょうか。
表紙には蓮華の写真らしきものも......
このパタンジャリさんの記したスートラは、
元はヴェーダ語であったらしく、
それをサンスクリット語にしてまとめたものと言われています。
この時、ヴェーダ語の文法がサンスクリット語に置換され、
整理もされた様で。
その後、日本も含め世界へと広く知れ渡っていくことになりました。
この本はもしかしたら!?
法華経の元となるようなものなのかももも!?
って、ね。( ̄ー+ ̄)ニヤリ


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続、10年

2021-03-18 00:01:36 | 願い
これまで、ホンの幾人かの親しい友人とは話したり、
幾重の議論もして来た様なものではありますが、
今年、森戸海岸に佇んでいた時に、
このブログにも少しだけ残しておこうか......
という気持ちが湧いて来て、固まりました。

このお話は、もう1話だけ、
この時彼女に送ったメールの話へと続かせてもらいます。






上の写真は前回記した森戸海岸のもですが......
その記事にも記したように彼女はアーティストであり、
音楽作家でもあり、
とても不思議な力を持っている人の一人でした。
なので当時から気兼ねなく
色々な話ができる友達としても特別の信頼を
寄せてもいました。
一つだけ印象的な話を記せば、
東京の都心で生まれ育った彼女は、
子供のころから大手町の地下の秘密に気付いていて。
そのことを、
折り入って僕に聞いて来たようなことがありました。



「uzmetさん。
私、昔からずっと謎に思っていたことがあるのですけど......
あの、
地下鉄の半蔵門線に乗っていて、大手町の駅に入ると、
もう、いつも、体がぐったりとしてしまって、、
気持ちもなんだかおかしくなって......
あそこって、何かあるのでしょうか?
これ、、、でも、半蔵門線だけなのですよ。
同じ大手町でも他の地下鉄だとこうならないのです。
だから半蔵門線に乗って大手町の駅を通るのが
いつも怖くて怖くて......」



この質問に対する答えは
青き炎 首塚編
という、全4話の過去記事に記している通りなのですが、
そんな人でもあったので、なので、
この日も彼女は一緒に取り掛かっていた
楽曲制作仕事の合間に、
僕にこんな質問をして来ていたのです。



「霧島の噴火とか九州がひどい気がして......
どうして、このところ九州ばかりなのでしょうか?
ちょっと胸騒ぎもするのです......」



これには伏線もあって。
彼女の言う通り、
この頃の僕は九州、霧島新燃岳の噴火と、
それと、富士山の脈動と、
伊豆から先の大地の脈動に不穏なエナジーを感じていたため、
ほぼ毎週、富士山や伊豆、
九州の地にまで出かけて行っていたのです。
この頃とてもタイトであった仕事スケジュールの最中に、
ほぼ寝ないでアチコチ飛び回っている僕の行動を
横から見ていた周りのスタッフや、
仕事仲間の一人でもあった彼女はとても不思議に思っていたらしく。
そのこともあってこんな質問を投げかけて来たのでした。
この時僕が彼女に返したメールはとても長く、
最後の部分だけをキャプチャーしたものが以下の画像となります。
2011年2月26日の深夜3時29分に彼女に返したメール。
順列としては、
前回記事にある2つのメールの間に挟まれるものです。



「縁ある変態友人達と僕のカンでは、
危険だった地脈のエナジーは
現在富士山を抜けて東北に移動した感じがします。
だから今ちょっと心配なのは東北地方です」



これはそのまま、
彼女をはじめとする近しい友人達や、
仕事仲間やアーティスト、スタッフさん達にひっそりと伝え、
話していたことでもありました。



「ここ一ヶ月は東北に行くのは気をつけてもらえたらと、、
先に伸ばせる仕事は伸ばしてみてほしい、、」

「俺はとにかく、できるだけ伊豆と富士山に行ってくる。
アーティストやマネージャーさん達には言っとくから、
何かあればいつでも連絡ちょうだい。よろしく、、」

「未来は神にさえ不確定だけど、、」



そして、このメールの12日後。
東日本大震災は起こりました。



このブログに時折登場する、
九州の地で神職を務めながら、
悩める人の相談にのったり、支えたり、
神々に対し、その稀なる霊能を使い続けて来てもいるMさんは、
この震災の後、プツっと、一年近く、
音信不通になってしまいました。
それは今もよく覚えています。
この震災までずっと何年も続けていた彼のブログも、
突然、更新が途絶えてしまいました。
彼もまたこの震災を予見してはいたようなのですが......
とうてい受け入れることのできない被災地の状況。
人々の現実。
痛み。苦しみ。悲しみ。叫び。
自らのチカラの意味や意義。
自身の存在理由や生きる目的、生きているワケ.......



神とはなんなのか......



様々なことを深く思い悩んでしまったのだと、
後に僕はMさんから聞きました。
彼の霊能におけるお師匠さんであり、
日本でもトップのチカラを持つ人々を束ねてもいた「OT」さんも、
この時、深く傷つき、全てを投げ出してしまった......
とも聞きました。
そんなOTさんも、今はもうこの世界にはいません。
僕は、今も、OTさんが世を去る間際にくれた貴重な
「お筆書き」を折に触れて読み込んでいたりします。



「神とは、なんだろうか」



人が生きるとは、いったい、どんな意味があるのだろうか



実は、今回のブログ記事をもって、
僕はこのブログを一度閉じようと思っていました。
そんな文章を用意していましたし、
タイトルも相応なものにしていたつもりです。
そもそも、このブログは東日本大震災が起こった後、
一年半ほど経った頃から静かに記し始めたものですし、
静かに終えるべきではないかと。
そこには僅かながらの私的な考えも意味もあります。
ただ、そんなことを知ってか知らずか、
前回記事をアップした直後、
Mさん同様、稀なる才能を持つ「プリリンねーさん」が、
自身のブログに



「今年もよろしく頼むよ。
死が別つまでuzmetと一緒に私達の話を伝えてくれよ」



という、アル神様の言葉をアップしていました。
それを見た僕は、今日の記事を書き上げる前に、一旦、
ブログを閉じることを彼女に相談することにしました。



「やめないほうがいいよぉー。
この前、カウンセリングに北海道から来た人がいて、その人も、
四国の話はいつ書いてくれるのでしょうかね!?
って聞いてたしーーーーっ。
そんな人、他にもたくさんいるよー。
だめだよーー!
きゃはははーーーーーっつ。。(^^)」



—————————もう少し、
続けてみようかと、
そう思い直しました。





北九州、福岡県の地で優れた能力者達をまとめ、
動かしていた偉大なる霊能者のOTさん。
そのお墓参りにMさんと二人で伺ったことがありました。
とても暑い夏の日でした。
生前から自ら用意していたというお墓は、
生涯をかけて護り通して来た、
玄界灘を見渡せる「糸島」の地にありました。





死してなお、この地を見護っていきたい。
この国の空や海や風となりたい。
そんなOTさんの思いが伝わってくるような美しい場所。

「西の岩戸」

と、OTさんはおっしゃっていました。
この言葉には色々な意味が含まれている様に、僕は感じてもいます。
近く、またMさんと伺ってみようかと思っています。
お茶目なOTさんは、伺うと、
こんな感じでひょっこりと出て来てくれたりもするのです。
好々爺な感じで、とても似ていたりして。ええ。(^^)



☆関連過去記事☆
中断


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10年

2021-03-14 00:08:10 | 願い
3月10日の日の夜。
翌日の早朝から友達と出かける予定を組んでいた僕は、
早めにベッドにもぐり込んで寝ていました。
時刻は深夜3時を過ぎたくらいだったでしょうか。
ふと目が覚めた僕に、天から......龍神さんから?
.......こんな言葉が降りて来ました。



「......その予定を変えなさい」



ベッドで横になりながら、
少しぼやけた頭でしばらくそのことについて考えていると、
ふと、おぼろげに、
綺麗な風景が見えて来ました。



......海か......



「そうか......今日は3月11日......か」



僕は慌てて、確実に寝ていたであろう、
翌日の約束をしていた友達に真夜中のラインをし。
明日、というより今日の、
急で迷惑な予定変更のお願いをして。
さいわいの許しを頂き。
そこからまた少し寝て。
翌朝起きると海へと向かいました。
三浦半島、葉山町にある森戸海岸。
自宅から気軽に行けるところでは最も好きな海。
これまで、もう、何度来たか分からないほどの場所。
行く途中、
僕は花屋さんに寄って花を買いました。

「今日は赤い花だけは欠かせないな、、

と、そんな思いで買った花。
それと、コンビニでお酒のミニボトルを1本。

森戸海岸に着くと富士山もよく見えていて。
先ずはその地を守護する森戸神社さんに参拝し。
その後、僕は神社裏手の海岸へと降りて行きました。
すると、今朝メッセージをくれた龍神さんのツノ!?
の様な流木が......一本、ポツン......と、
海岸に打ち上げられていました。
僕はその折れ木を海から拾い上げ、
そのままその場の岩に立てました。
木の側には持って来た花と、お酒を注いだ猪口を置き。
そして、スマホを取り出し、
時計の画面にして自分の足元近くの岩に置きました。
画面を見ると、
時刻は14時40分。



そして、14時46分。
全国の皆さんが行っているであろう黙祷に合わせ、
僕は目を閉じ、一生懸命、祈りを捧げました。



しばらく静かな時間が過ぎて。
目を開けると、
目前に置いておいたスマホの時計は14時49分でした。



あの東日本大震災から10年の時がたっていました。



10年で、



何が変わったのだろうか......



もしかしたら、



何も変わってないのではないか......



様々な思いが胸に押し寄せてきます。



海は、



寡黙に、



キラキラと輝いていました。









2011年2月26日の深夜3時29分に、
アーティストであり、音楽作家の女性に返信で送ったメール。
この頃の僕は、毎日、
ほぼ寝ないで仕事をしていたように思います。



以下は、
その僕の送った返信メールの内容に対し、
もう一度返ってきたメール。
2011年2月26日4時54分とあります。



————地の龍がうねりうねり東北へ、、

決して、悩むというようなことはありませんでしたが、
考えに考えた上で、
このブログに、
10年前の、
この「ごく私的なメール」を載せることにしました。
Gmailというのはメールの保存もできますし、
無制限でログを残すこともできます。
そんなふうにしてアーカイブしていた10年前のメールを、
スマホのキャプチャー画面となりますが、
「少しの部分だけ」
記し残しておこうと思います。
これまで、ホンの幾人かの親しい友人とは話したり、
幾重の議論もして来た様なものではありますが、
今年、森戸海岸に佇んでいた時に、
このブログにも少しだけ残しておこうか......
という気持ちが湧いて来て、固まりました。

このお話は、もう1話だけ、
この時彼女に送ったメールの話へと続かせてもらいます。


☆関連過去記事☆
ポプラさんと桜さん
Door
3月11日
TPPと西尾さん
中央構造線の憂い
パン
少しでも
鹿島徒然
1月17日
遠望
オカマじゃないのよ
強く強く
火消しのG野
マイルストーン
リオ会議の宝石
アテルイ
アテルイ 2
日本中央
日本中央 2
日本中央 3
日本中央 4
Tough

中断


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Junk Talk

2021-03-10 00:16:19 | 凄い...映画/音楽/珈琲
むしょーに食べたくなりまちて。
買ってきてしまいまちた。。(*´ω`*)アーハン♡



マクドナルドのフライドポテト♪
この格別なる美味しさに敬意を表して、僕さんは
「ぽてこ」
と呼んでおります。ええ。いつも。
「マックは体に良くないよ!食べ過ぎはダメよ!」
とか、なんとか、あちこちで言われつつも、
このポテコさんだけは、
なにはなくとも手放せないのでやんす。
ま、マクドナルド(McDonald's)さんは、
元々、稀代のマーケッターさんが大きくしていった会社ですし。
故に、食材や品質に大きな期待などはありませんが、しかし、
このポテコさんにだけは常に期待をしているのです。ええ。
して、そんなポテコを見るとついつい思い出してしまうのが!
このポテコを鼻に突っ込みながら4、5時間ほどでノリで作った!
という!ジャンクな名曲!?
ドージャ・キャットさんの
「もーーーー!」
だったりもしまして。ええ。
「もーもーもーもー♡ビッチ!私は牛よ。猫じゃないわよ♪もーもー♡」
なんて歌ってるのでやんす。
鼻ポテコといい、バッチリのジャンク感。
もーーー、サイコーっす。(●´艸`)
「Mooo!/Doja Cat」



今更ながらヤベーっす。( ̄▽ ̄)
「Say So(セイ・ソー)」
あたりはヒット・クオリティーもモリモリで。
とてもキラーなチューン。



......と、話を戻して。
「マクドナルド」さんというのは、元々、
アメリカの田舎町にポツンとあった人気ドライブ・イン
「マクドナルド兄弟のお店」
の権利を買取ったセールスマンのレイ・クロック(Ray Kroc)さんが
チェーン化して広げて行ったものだということは広く知られているお話でして。
その、結構複雑で、壮絶で、
善悪愛憎が入り乱れる物語は既に色々な番組や映画などにもなってますし、
目にしている方も多いかと。
そして、そんなレイさんの残した有名な言葉が



「競争相手のことが知りたければ、ゴミ箱の中を調べればよい。
知りたいことは全て転がっている」



本人の体験に基づく、リアルで力のある言葉。



「成功はゴミ箱の中にある」



なんていう言葉で語られたりもしていますが。
「成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝」
なんていう本なども出てますし。
アチキも読んでみましたし。



本当にその通りだと思うのでやんす。
自分のことを知りたければ自宅のゴミ箱を、
人類のことを知りたければゴミ処理場や、
ゴミ捨て場を見て調べれば全てがわかる!ってなモノでしょうか。
こんな偉大な言葉を使える社長さんに率いられた会社さんですから、
そりゃ、マーケティング力に関しては強力であろうかと。
断然のモスバーガー派!なんていうワタクシめも
一目置いてしまう部分はココにあるのではないかと。ええ。
とてもボスでビッチな感じでしょうか。
これまたヒップなドージャ・キャットさんなわけです。ええ。
「ボス・ビッチ(Boss Bitch)」



すげーっす。
「私はビッチでボスなのよ!グロスのように輝いてるの!」
って......マジ痺れるっす。なんなんすか。このセリフ。
このリズム。グルーヴ。
カーディB(Cardi B)さんもびっくりこんで。
ヤラレちゃうんす。大好きっす。(●´3`)アイヤー♪
グッチ・メイン(Gucci Mane)さんとコラボした
「ライク・ザット(Like That)」とか。



タイガ(Tyga)さんとコラボした「ジューシー(Juicy)」とか。



流石に今どきのアーティストさんらしく、
これまで配信のみでCDは全く出していなかったのですが、
昨年末にアルバム「ホット・ピンク(Hot Pink)」を初CD化。



「一般的」ということに対するこのカウンター感は、日本の場合、
内向的で言語的な発露となることが多く、
そこにアニメーション辺りを一枚フィルターにかまして
出していく形が多い感じでしょうか。
最近では「Ado(アド)」さんの「うっせぇわ」あたりに
その辺のエッセンスがまとまってあるのかなぁ、とか......



「あなたが思うより健康です!」
みたいな。ええ。
そんな適当なことを挟みつつも、
やはり個人的にお好みなのはドージャさんのエアリーなボイスと、
ループ感のあるヒップなトラック・メイクあたりで。
アグレッシブさの中に心地良さも漂うこの感覚は、往年の
「ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)」
さんあたりを彷彿させられるところもあるわけなのです。
なんとなく、

・マドンナ → レディ・ガガ
・マライア・キャリー → アリアナ・グランデ
ビヨンセ → カーディB
・ホイットニー・ヒューストン → テイラー・スウィフト
・シンディー・ローパー → ケイティ・ペリー
・ジャネット・ジャクソン → しばらく空席 → ドージャ・キャット。

的な図式となるのでしょうか......
あくまで「雰囲気的に」ですけど。



「急がせないで(Let's Wait Awhile)/ジャネット・ジャクソン」
ポテコと音楽が入り乱れた今回のジャンクなお話は、
このスイートな一曲にて落着なのでつ♪(^ν^)


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いける

2021-03-06 00:08:01 | 面白い
とてもありがたいことに、
このブログの読者さん達からはよくいろいろなモノを
いただいたりもしまして。
以前、公開前の映画のDVDを頂いたようなこともありましたが、
最近では企画中の映画の脚本がPDFで届いたり、と、
けっこう面白いものがあったりもします。
他にも音楽とか漫画とか、
そんなモノも頂いたり、レコメンドを受けたりもしていて。
少し前には、時折コメントを頂く「こもりく」さんから
メールで本のオススメを受けまして。
表紙を見ているうちについつい買ってしまいました。
いわゆる「ジャケ買い」というやつでしょうか。



「神の木 いける・たずねる」
川瀬敏郎(かわせとしろう)、光田和伸(みつたかずのぶ)著。

光田さんは国文学者さんのようで、
本の中では日本特有の美しき木々を、
その分野の切り口から解説していました。

一方、川瀬さんは、
いわゆる「花人」であって、花道(華道)の大家。
どの流派にも属さず、独自の創作活動を続けてきている方だそうで、
日本固有の文化の中に身を置きつつも、海外留学などの経験も豊富。
価値観も広く豊かで、京都府の文化賞功労賞なども受賞しているようです。
この本では、書中で取り上げられる様々な木を......花でなく「木」を......
川瀬さんが思う様にいけてみる、という内容でしたが、
この川瀬さんが木をいけてみた時の感想というのがとても面白く。
僕にとっては結構思うことが多いものでもありました。



================================
<椿(つばき)をいけてみて>
——————あれこれいけてみたのですが、
けっきょく、最初にいれた一枝にもどしました。
このごろ、手をかければかけるほど、
なにかから遠ざかる様な気がしてならないのです。



<樟(くす)をいけてみて>
——————私は花をいけるときは、
草木をとわず、どの枝も人に見えるのですが、
樟の大枝は人間ばなれしていて、手におえなかった。
この花に決まるまで数ヶ月かかりました。
寺社の境内に立つ樟の姿を脳裏からとりさって、
ようやく、この木の「声」を聞くことができました。



<柳(やなぎ)をいけてみて>
——————柳も松や椿とおなじく、
数えきれないくらいたくさんいけてきましたが、
いつまでもたのしく、あきることのないものです。
柳の枝には、人の手をさそう表情があります。
むこうから話しかけてくるのです。

(中略)

柳の枝には腰があるので、
わりと自由にまげてかたちをつくれます。
いけばなでは大事な技法ですが、
やりすぎると俗になる。
この花はなんにもしませんでした。
そのまま、ふわりとした姿のほうが、
神がやどるにはふさわしいと思いました。



<欅(けやき)をいけてみて>
——————欅もむつかしかった。
これもはじめてです。
いけばなの歴史上もないでしょう。

(中略)

そういえば私は、
欅を日本の木と感じていないかもしれません。
重厚で壮大な、ドイツ、ロマン派の音楽の様な木。
================================



「いけばな」というのは「生花」と書く様です。
基本は野に咲く花々の生きる力や芽吹く生命力をそのまま表現し、
再現もしていくような、
そんなものとして磨かれてきたものらしいのですが、
その形は、その後、立花(たちばな、立華)などをはじめ、
いろいろな広がりとスタイルを生んできてもいるようです。
当然?かもしれませんが、茶の湯を確立させた
「千利休」さんもその流れには大きな影響を与えてきたようで。
茶道の中からは「茶花(ちゃばな)」
などというものも生まれているようです。
利休さんは茶の湯の心得のなかで

「花は野にあるように」

と説いていますが、
川瀬さんの言葉を紐解く時には
そんなコトゴトが浮かんできたりもします。
なんとなく、僕は、
川瀬さんの中に利休さんのココロをみたりもしてしまうのですが、
それは、かなり心地の良いものであったりもするのです。

「やりすぎると俗になる」

「手をかければかけるほど、
何かから遠ざかる気がしてならないのです」

絶賛!自己嫌悪中のアチキには響くのですなぁ......
むぅぅーーーーんんん......(*´ω`)


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道知らず

2021-03-02 00:28:33 | セツナイ
「いいトシこいて何やってんだ!?......オレ......」



という、
いわゆる「自己嫌悪」ちうなのです。
じこけんお。
ヒッドイやつ。
今週はそれに厚く包まれて過ごしております。はい。
かなり落ち込んでおります。
UFJ銀行のATMで、
VISAカードの暗証番号を2回入れてしまうほど落ち込んでおりまする。
ええ。
よし子(アチキのおかーさま)レベルでつ。



原因としては、ちょっと前に、
とてもつまらない、
くだらな過ぎることをやらかしてしまい。
それで左顔面を強く強打。
軽い脳震盪を起こし、
20分ほど?記憶も抜け落ちていて。
軽い首のムチ打ちと、
左目の下から左アゴのあたりが擦りむけ、腫れあがってもいて。
そりわもう、ひっどい顔なのです。ええ。
試合後のボクシング選手みたいっす。なう。
いつも行っているドトール・コーヒーショップのおねいさんにも



「わ!でたな!妖怪!∑(゚ω゚ノ)ノ」



なんて目で見られてしまう始末。



「もともとこんな顔やねん!(´゚m゚`)ノ」



とか言いつつも、
パーカーのフードも頭からかぶっている状態。
リモート会議もカメラを切っている状況。
ヤラカシタ時に一緒にいた人にも余計な心配や労力をかけてしまったし、
楽しい時間にシミをつけてしまったうような感じで。
こんな妖怪顔面を見たら恐怖心も入っちゃうでしょうし......
身近な人達にも余計な気を使わせてしまっていて。
今朝に至っては神様にも厳しく戒められてしまいましたし......
ただ、自身の甘い部分や自己嫌悪ということ関しては、
また深く考えることになっているのは確かでして。
何かまた新しいコトを掴めそうな感じもありつつ、それは、また、
これまで思い及ばなかった領域に入っている様な感じもあり。
そんな良い面もある様な......いやいや、
そもそもそんな思索など本来まったく要らないことのような......



こっぴどい自己嫌悪っす。(´ω`。)。。



最初から、
自分ではある程度予測ができている、わかっている、
そんなコトにどうして?
わざわざ突っ込んでいってしまうのか。
わかっているのになぜ?イッテしまうのか。
防げることを防げないのか?
守れることを守れないのか?
判断できるコトを判断しないのか?
既に理解出来ていることを、
それを承知で踏み越えてしまうのか?
そんな自分を止められないのか。



自己嫌悪っす。



僕さんは、
なかなか目的地に辿り着けません。
車は走れど、我、今、何処に。
今走っているこの道は正しい道なのか?
あの交差点は右だったのか?
あの曲がり角は左だったのか?
通り過ぎたあの道は、
もしかしたら曲がるべき道で。
見逃してしまったあの看板は、
もしかしたら目的地が記してあったのかもしれない。
目的地はナカナカ見えず。
いや、最初から目的地などなかったのではないか?
目的地など定める必要は無いのではないか?
もしかしたら、ずーーとこのまま、
自分が何処にいるのかもわからないまま、
ぐるぐるぐるぐる......
一つの所を回り続けるのかもしれない。
自分はいったい、今、何処にいるのか。
何をやっているのか。
進めど、進めど、後ずさり。
見えないのものは目的地なのか?
はたまた、自分なのか?
僕さんよ、何処に行く。
僕さんよ、何を見る。
ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる.......
はてさて、
僕は何処に向かえば良いのだろうか。
何を切り抜けたら良いのだろうか。
未だ、道、見えず。
未だ、道、知らず。
傷は黙って、顔に張り付いているのです......



今までも幾度か記して来ている大好きな映画
スターウォーズ(STAR WARS)
様々な見方や捉えられ方がある裾野の広い傑作中の傑作シリーズ!
だと思いますが。
物語の根本に流れているテーマは、

「個人の中におけるダークサイドとライトサイドの戦い」

なのではないか、と。
僕はそんなふうに捉えています。
今週の僕さんは、とにかく、
自分のくだらないダメダメプーな点は沈思黙考、原因追求をして。
反省をして。
その過程ではできるだけ平静に。普通に明るく。
ダークサイドの感情にだけは目を向けず、
ソコに落ち込まないようにして頑張ろうかと。
ええ。
常に自分を書き替え続けていくのです。
上書きを続けるのです。
妖怪さんと言われても、笑われても、
頑張るのですぅぅ!( ノз`*)


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