雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

鍔とアイヌ 6

2017-09-27 02:01:30 | 不思議...パワスポ寺社
......そんな北海道、浦河町。

前回記した理由もあって、
その地名を聞くだけでビビってしまう僕さんは、
信長さんの鍔をギュッと握りしめ、
おパンツを無意味にキュッ!と引き上げつつ、
物語は「6」へと続いて行くのです(*´ー`*) オハズカチィ......




浦河町は、
昆布や競走馬の育成で有名な日高町や新冠町(にいかっぷちょう)の先、
千歳から海沿いの道を襟裳岬(えりもみさき)へと走った辺り。
北海道の湘南と言われるくらい年間を通して暖かく、住みやすく、
美しい山海に囲まれる地。
古来より多くの人々が住んでいた場所。
故に、それなりの深い歴史もあります。



「サラブレッド銀座通り」なる名前の道も。
海岸には日高昆布が一面に並んでいます(^^)本当に豊かな地。



そんな浦河町への道すがら、
イキナリのハイライト!的立ち寄りポイントが......
静内川(しずうちがわ)。
旧名は「染退川(しべちゃりがわ)」。
江戸時代。
松前藩の人道を外れたアイヌへの搾取に対し立ち上がった英雄、
シャクシャインさんの拠点となっていた場所。







この川の辺り。
海に突き出た丘陵の上にあるシャクシャイン軍の砦
「シベチャリチャシ」。
「チャシ」とは「砦」のことで、
別名「シベチャリ砦」とも、「シャクシャイン砦」とも。
今思えば「鍔とアイヌ 2」で記した阿寒湖の話の辺りから、
さりげ無く神々からの「サイン」が出されていた
アイヌの英傑シャクシャインさん。



徳川幕府体制下、対アイヌ民族との交易権は「松前藩」が独占。
アイヌ民族は鉄製品や漆器、酒や鮭、鷹羽、昆布など、
北海道の豊かな産物を交易品としていました。
しかし、
幕府権力を後盾にした松前藩はこの交易を次第にアイヌに不利な形へと変化させ。
1665年には「搾取」と言ってもいい形となっていました。
この頃の記録では、子供を質に取るようなことまでしていたようです。
そんな横暴な松前藩の政策に対し、
全アイヌを統率し蜂起したのがこの地の酋長であったシャクシャインさん。
そこで、松前藩は和睦を訴え。
会合に招き寄せたシャクシャインを、その酒席で!殺害。
その他のアイヌの首長達も同じく、この酒席で惨殺。
信じられない程卑劣な手を使い、翌日には、
リーダー陣を失ったシベチャリの砦を襲い陥落させました。
そんな歴史を持つこの砦には、予想していたとはいえ、やはり、
今も血に染まったアイヌの皆さんの無念なる空気が色濃く漂っています。
信長さんの「鍔」のチカラがなければ、
アイヌの龍神さんと神々の支えがなければ、
僕は決してココには来れなかったと思います。







この地に立つ、英傑、シャクシャインさんの像。



哀悼の気持ちを示すべく......心ばかりのお酒を......
争いは......
もう、たくさん......ですよね......
権力者の嘘はもうたくさんですよ、ね......
この国は、少しは良くなっているのでしょうか?
シャクシャインさん。
あなたの命をかけた行動に、
示した勇気に、
僕らはちゃんと報いれているのでしょうか......



ホロリと、涙がこぼれました。
この砦の中で最も陰気が強かったこの城趾石碑にも......ギュッと、
胸が詰まります......



この石碑の前にいる時に、横浜のプリリンねーさんからまた奇跡の電話が......



「あ、もしもしー。。今、シャクシャインのとこでしょ!?」

「そー。なんか、切ないな。泣ける。
ズルイ人が多かったんだね。松前藩の役人は......」

「大変なの。。」

「ん?何が?」

「鼻血が出たの。さっき。突然。
汚血みたいな、ドロっとしたドス黒い血。
邪馬台国(いつか記します......)の時みたいな......」

「マジか!?やっぱり?
俺がシャクシャインさんと
城趾石碑にお酒と祝詞を捧げていた時じゃないかな......」

「そーだと思う。でも、今、とてもスッキリした。
良かったと思う。何か晴れた感じ」

「そう......だといいけど。。大丈夫?」

「大丈夫。もう止まったから。これから行くの?浦河?」

「行くよ。ここまできたら行くしかないし。
アイヌの神様の守護も強く感じるし。
邪馬台国の時と全く同じだな。
血は血で禊ぐんだろうな。
ねーさんの鼻血でダイブ禊げたようだね......だから大丈夫だよ」

「行ってらっしゃい」

「はいよー」



僕は何とも言えない胸の苦しさを抱えたまま、
シャクシャインさんの砦を後にして、
そのままアイヌの神々と信長さんの鍔に行くように言われた目的地
「浦河神社」へと向かいました。
浦河町に入ると、直ぐに僕の目に飛び込んできた気になるモノが......



「あ、アレ......か......佐藤愛子さんの別荘......間違いないな......」



マニアには!?有名な佐藤愛子さんの別荘。遠影。
やっぱり、一目瞭然......
本来建ててはいけない所に......
建っちゃってます......



「この地のためにも、行かないとな......
チーセーけど、出来ることやろう......」



僕はそんな決心を新たにして「浦河神社」へと向かいました。
その愛子さんの別荘が立っている丘の下を通り過ぎようかという時......
僕は車の急ブレーキを踏みました。
ソコには一つ、圧倒的に気になる神社があったのです。
僕はそれをスルーすることが出来ませんでした。
それは、愛子さんの別荘が立っている丘の麓。
国道沿いに立つ小さな村の神社。



「東栄神社(とうえいじんじゃ)」

ここも......大変なところ......だな.......と。

愛子さん......本当に大変だったんだな、と。

しかし、砦に伺った後から、
僕の背中にはシャクシャインさんの力が強力に宿っている様に
感じられてもいます。
砦には寄るべくして?寄ったのか......
この地は、回る順序が大事なところなのか......

......次回「7」へと続きます(^^)


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鍔とアイヌ 5

2017-09-23 00:06:54 | 不思議...パワスポ寺社
さて、安土城。



天下人、織田信長の日本統一への拠点でもあったこの城は、
信長臣下で「羽柴」性を名乗っていた頃の秀吉さんが住んでいた城でもあります。
お城ですから......
個人的には書いた様に八幡城同様、決死の覚悟で行くワケなんスけども......
城に着くと、目前には血だらけの、
様々な見えない人達が......たーーっくさん......で......
これ迄なら立ち入らず、

「また来るねー。。( ̄▽ ̄;)/」

とスルーする所を、
僕はまたまた秀吉さんの「鍔」をギュッ!と握りしめ、
山頂の天守閣跡へと向かいました。
そしてこの城で、
僕はまた新たな「モノ」と出会うこととなったのです——————



—————深まりゆく秋の中、
物語は「5」へと続いて行きますのですぅぅ。。(*´ー`*)




石垣がスゲーのです。ええ。ええ。
全国に名を轟かせる近江の石工、穴太衆(あのうしゅう)。
彼らあっての信長さんで。



秀吉さんの住居跡もあります。



頂上。天守閣跡。





琵琶湖を見晴らす景色。



この木が......っと。



心ばかりのお酒をお持ちしました。
信長さんと、秀吉さんと、それと......
利休さんをはじめ、この地に縁のある、
この地に棲まいます、全ての皆さんへ......っと。



でわわっ!降ります!(`_´)ゞビシッ!



現在も残るお寺さん......
摠見寺(そうけんじ=総見寺)と言うそうです。



どこと無く、強者どもが夢の跡......

僕は秀吉さんの鍔をギュッと、握りしめます......

ああああああああああっ!

テッペンにカラスでとーじょぉぉーーーっ!?

信長さぁぁーーーーん!(`・∀・´)/お疲れ様でしたぁぁーーっ!



と手を振りながら降りた安土城。お城ですから、
前回記事で記した様に僕さん的には決死の覚悟で来たわけなんスけども......
ココでも例によってちゃんと!?「オチ」が待っていまして。
目的は全て済ますことが出来て、城を降り、敷地を出ようかという時、
出口の所に有る小さなおみやげ屋さんで直立不動となってしまった......

こんなモノが!!!Σ(゚д゚lll)

売っていたのです......



織田信長の刀の鍔......


ま、また......


つば......


わ、わちき......


ちょっと、タチクラミ......クラクラ......


「あ、あ、あのぉぉぉぉ......こ、これって......売ってます?よね?」


「2100円ですぅぅ( ̄▽ ̄)お高めですけど良いものですよぉぉ。買ってけドロボー♪」


「か、買いますドロボー......」


気が付けば、刀の鍔(つば)が2つ。


僕さんのお手元に......( ̄▽ ̄;)


それも、アノ、秀吉さんと信長さんの鍔......


勿論ですが、ここからもう少し、


物語は続いていくわけです。


アイヌの神様から頂いた鍔は、
秀吉さんのモノから信長さんのモノに綺麗に!?バトンタッチ。
真新しい信長さんの鍔は、早速、僕に、


「この鍔を持ってもう一度アイヌの地、北海道へ行け!」


と。


「おめーさんわ!彼の地に未だやり残しがあるのだ!」


と。


「今度は厳しいトコだ。
が、俺様がこの鍔で守ってやるからトニカク行ってこいやぁぁ!」


と。


「その後わ、俺様の氏神 “〇神社” にも顔ダシィヤァァ!
用があるのじゃ!」


と。


この「鍔とアイヌ」の物語は、


アイヌ、秀吉、信長を貫く繋がりが未だ謎なまま、
この後も中々の長編となっていくのでございます。


しかも、まだ結構先になるであろうグランドファイナルは、
意外なことに......


前回記事の途中でも少し触れた、アノ!!!


富士山!


だったりも......


するわけなのです.......


次回は、信長さんの鍔に「厳しい所」と言われた、
北海道の地から話を始めます。
その地は「鍔」だけでなく、アノ、
直木賞作家の「佐藤愛子」さんも「えらい目にあった」と、
自らの著書「私の遺言」に書き記してもいる知る人ぞ知る場所......


浦河町。

ソノ道では神と言われるほどの昭和の大神人
「相曾誠治=あいそせいじ=相曽誠治」さんでも何かと手こずったという、
いわく付きの場所。
再び!因縁渦巻くアイヌの地。
「雲完ブログ」業務提携!?
ポンチキ預言者の「プリリンねーさん」に至っては、
そんな所と知っていながらも、


「◯◯の神が、襟裳の手前の浦河と言ってた(^ν^)」


「佐藤愛子さんの別荘近くの浦河神社と言ってる(^ν^)」


......なんて。


とてーもポップ♪におっしゃってこられます......


......そんな北海道、浦河町。


前回記した理由もあって、
その地名を聞くだけでビビってしまう僕さんは、
今度は信長さんの鍔をギュッと握りしめ、
おパンツを無意味にキュッ!と引き上げつつ、
物語は「6」へと続いて行くのです(*´ー`*) オハズカチィ......



壮麗なる在りし日の安土城、天守閣。
城主、織田信長さんの刀の鍔というのは、上に載せた写真の通り、
「永楽通宝(えいらくつうほう)」という当時の通貨がそのまま
あしらってあるというモノ。
通称「まけずの鍔=負けずの鍔」と言われているそうです。
最初見たときは、

「ホントにこんなだったの!?」

と、疑ってしまったほど奇抜なデザイン。
そんなデザインの由来は、
信長さんの天下統一への道を決定づけた「桶狭間の戦い」にある様で。
2万5000人とも言われた今川義元軍に対し、
信長軍は2500人あまりの兵で大勝したという
奇跡の戦いの裏にあった物語でした。
その辺りの詳細が「鍔」に同封されていた解説書に書かれていましたので、
以下に、読みやすいように、若干の文言整理をして記しておきます(^^)


===================================
戦国時代の歴史は信長の出現によって塗り更えられた。

東海の雄、今川義元をこの世から消し、
青年武将、織田信長をして京都へ上らせる好機を掴ましめた「桶狭間の戦い」
その出陣に先立ち信長は、日頃信仰する熱田神宮に詣で、戦勝の祈願を込めた。

時に神宮から流れ来る鈴の音と異様な響き。

信長は
「神様がお受けくださった」
とさらに声を張り上げ、
「神様。願わくば、我が軍必勝を目に物見せ給え」
と永楽通宝の一握りをパッと空高く投げ上ぐ。
「結果いかに?」
と目を見張れば、通宝全部表を向けて地上にあり、
「神感応あり。我が軍勝てり」
と呼ばはる。
三千の将兵、皆、天祐神助を信じ、勇気百倍。
遂に今川を滅ぼし、大戦果を仰ぐ。

これより信長は、
己が愛刀の鉄鍔の表裏に永楽通宝を銀象嵌(ぎんぞうがん)にて現したり。
信長の向かう所敵なく、
連戦連勝天下の名城、安土城を築き、覇業の基をつくる。
よって、世の人伝え「まけずの鍔」と云う。

この名鍔は重要文化財の指定を受け、滋賀県安土の総見寺に蔵す。
===================================


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鍔とアイヌ 4

2017-09-19 00:05:42 | 不思議...パワスポ寺社
なぜ?

アイヌから秀吉、信長......へと続くのか?

そんなことも少しだけ、

僕は神々から学ばせてもらうことができたのです。

......「4」へ続きます(^^)




アイヌの神様からお守りとして頂いた
豊臣秀吉の鍔(つば)のレプリカには、
みゆきちゃんと僕の中にあるイメージの通りに、
革紐を通して首からも下げれるようにしました。
僕はこの鍔をバッグの中に大切に忍ばせながら、
堺にある利休さんの生家や京都の大徳寺、
さらには秀吉さんの秀吉廟と回ったのでした。それは「喫茶去 2」に記した通りです。
この道中では、確かに、アイヌの伝承通り、
鍔から強力な魔除けの守護を頂いていたように思います。

そして、
そんな秀吉さんの鍔から次に伝わってきたビジョンというのが、
滋賀県、近江八幡市にある「日牟禮八幡宮=ひむれはちまんぐう」

しかし、おそらく、僕が本当に行くべきところは、
この神社の神体山でもある「八幡山」の方で、
その山にある八幡城の方。
別名「近江八幡城=おうみはちまんじょう」

山頂にあった城の天守閣は、
現在「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」というお寺になっていて。
ここを菩提寺として眠られている人物が......
秀吉の姉「日秀尼=にっしゅうに」さんと、
彼女の息子であり、
子供のいなかった秀吉さんに養子として迎えられた豊臣秀次(とよとみひでつぐ)。
秀吉に次ぐ二代目「関白」をも務めた
「秀吉の後継者となるハズ」
であった大名武将。

秀次さんは、現在の近江八幡市の発展の基礎を作り、
民衆にも慕われた優れた武人だったようなのですが、
秀吉に思わぬ実子が出来た時から様々な世継ぎ問題に巻き込まれ、
最後は養父である秀吉から切腹を命じられる......という、
非業の死に追い込まれた人物。
その理不尽さはやはり、利休さんの死とも似た形であり、
秀吉からしても、利休さんとともに死して尚、大きな後悔と詫び、
辛身の気持ちが残っていた人だったのかもしれません。

時代とはなんと残酷で、
人とはなんと強欲で、
権力とはなんと悲しいものなのでしょうか。



「鍔」に導かれた日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)。
「虚偽の心にて顔を水に写すと池に没す!?」
という鏡池。



ココで自らの姿を映し出した後、
横に見える本殿裏の御岩にも挨拶をして、
境内前から出ているロープウェイで八幡山の頂上へと向かいました。



山頂にある「瑞龍寺」
別名「村雲御所=むらくもごしょ」





ここには有料の見学ゾーンに豊臣秀次さんの実物大の銅像が置かれています。
上記もした歴史を考えると、とても怖いことでもあったのですが、
僕は秀吉さんの鍔を握りしめて、その像の元へと行きました。
今回に関しては、
利休さんの出来事を無事乗り越えられた後だったということと、
アイヌの神々から守護していただいている感覚も
常に強くあったので頑張れた感じで。
きっと秀次さんに関しても、利休さんと同様、
秀吉さんとの和解へのキッカケを作らないといけないのだろう、と。
それがこの地に来た意味なのだろうと。
そんな気持ちで、思い切って銅像の前まで行ってみました。

僕は秀吉さんの鍔を固く握りしめたまま、

決死の思いで英次さんの像の前に立ちました。

すると......

僕の中には様々な複雑な思いとともに懺悔の念が湧き上がり、

それで......

ワケも分からず自然と涙が溢れ出てきました。

すまなかった。すまなかった。すまなかった........

すまない、すまない、すまない......

涙が止まりません。

僕は像と正面から向き合ったまま、しばらくその場を動けませんでした。

......なんとなく、ですが、

秀吉さんと秀次さんが話しをしているような......

そんな感覚が溢れる自分の涙の中に強くあり、

僕は僅かにも動くことが出来ませんでした。

僕はその二人の姿を少し遠くから、

まるでテレビを見ているかの様な感覚で静かに見ている......

そんな感じなのです......



......ある瞬間。



そんな感覚がプツッと......



途切れます。



胸の奥に暖かい火種のようなモノが宿り、体が動けるようになります。



僕はホノ暖かい、
その小さな種を胸に宿しながら、次に鍔が
「行って欲しい」
と言っている場所へと向かうことにしました。
それは、この八幡城、瑞龍寺のスグ目前にあるもう一つのお城。
秀吉が仕えた師でもあり、
戦国を最初に統一した天下人「織田信長」の居城。



安土城。



秀吉さんも、利休さんも、
この信長さんが取り立てて世に送り出したとも言えます。
秀吉さんと利休さんの共通の師でもあった様なお方。
親方様。
アイヌの神様から頂いた秀吉さんの鍔は、どーも、
この地に強烈に行きたがっているのです。



ここで告白すると、そもそも僕はお城が大の苦手でした。
一部ヨーロッパの地域なども。
地図を見ているだけでも真っ赤っかの血みどろ!で、
地獄絵も付いちゃうヨ!
ってな感じに見えたりもして......!?
「メッチャ行きたくねーな......この辺......」
なんて。勿論、「古戦場跡」なんていう系もダメ。
寺社にしても、ホテルなどにしても、
少し前に記した、腹を決めて
「行く!」
ということにした網走刑務所ナドにしても、
過去記事に記した通りで。
何かと因縁深いところは持って生まれた天然パーマ的不可思議体質故に、
10年ほど前までは基本、避けていました。
とにかく、間違って、間違った場所に入ってしまうと、
個人的に大変なことになるのです。
人様に言えない、相談も出来ない、
こんなトコでもあまり書けない......様な事態になってしまうわけです。

ただ、数年前。
未だ記録される「富士山の最遠望記録!」が達成された日。
富士山の裾野にあるトアル家で、素敵で不可思議な女性「SZ」さんにお会いした以降、
不思議とその辺りにもポフーン......と、行ける様になりました。
SZさんには、お会いした、と言うより、説教された......
といってもいいかもしれませんが......(*´ω`*)......ぽふーん......

その時のことは「遠望」という、この記事でも記しています。

自覚している体の感覚としては、この日を境に「激変」です。
体質の強化感は勿論なのですが、そんな厄介な場所に彷徨い込んでも、
なんだか強烈な守護!?の様な不可思議な力も働く様になり、
僕は一気に「体感できる範囲」を広げられる様になりました。
SZさんとは、調子コイて一緒に小田原城とかにもいっちゃいましたし。
そんな日の、記録を叩き出した富士山は、
記録と同様、未だ忘れ得ぬ美しい御姿で僕の目に焼き付いています。



......さて、安土城。



天下人、織田信長の日本統一への拠点でもあったこの城は、
信長臣下で「羽柴」性を名乗っていた頃の秀吉さんが住んでいた城でもあります。
お城ですから......
個人的には書いた様に八幡城同様、決死の覚悟で行くワケなんスけども......
城に着くと、目前には血だらけの、
様々な見えない人達が......たーーっくさん......で......
これ迄なら立ち入らず、

「また来るねー。。( ̄▽ ̄;)/」

とスルーする所を、
僕はまたまた秀吉さんの「鍔」をギュッ!と握りしめ、
山頂の天守閣跡へと向かいました。
そしてこの城で、
僕はまた新たな「モノ」と出会うこととなったのです——————



—————深まりゆく秋の中、
物語は「5」へと続いて行きますのですぅぅ。。(*´ー`*)



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鍔とアイヌ 3

2017-09-15 19:34:17 | 不思議...パワスポ寺社
次に僕はヤイタイ島の写真を送りました。
そして、最後に刀の鍔の並んだ本のページ写真を送ると......

「わ!そう!このつばです!
本当にあった(*´v`*)
ありがとうございます!」

「アイヌの宝なんてわからんだろ。普通。
ええ。ええ。」

「カムイワッカの神が大切そうにuzmetさんを見て渡していたので、
宝だ!と思いました(*^ω^*)
フルーツポンチキですね!」

——————フルーツポンチキ!?......は、さておいて。
新たな展開に入るこの物語はもう少し続きます......(^^)




北海道、道東の旅から帰って早々、
こんなポンポンチキな会話をしていた僕とみゆきちゃんですが、その後僕は、
空き時間を見つけては街やネットでイメージの中にある刀の
「鍔(つば)」を探していました。
よく有るコトなのですが、
イメージと似たようなものが現実世界にあったりもするのです。
ソレを実際見つけたり、手にしてみたりすると、
イメージ世界との絆的なモノがより深まる様な気もするので、
可能なものであれば、僕は極力探す様にもしています。
特に今回はカタナの「鍔」ですし、ソックリそのままのモノで無いにしても、
きっと似たものはあるだろうと、そう思ってしばらくの間探していました。
探し出してみると、まぁ、趣味の品から時代劇の小道具用の用品に至るまで、
べらぼうに沢山の種類があるようで、そんな中、
僕の中にあるイメージと近いものが四つぐらい見つかって来て。
どれも少しづつ形や文様が違うので、
そこでもう一度みゆきちゃんに御登場を願い。
ソノ四つの中からみゆきちゃんのイメージに近いものを
選んでもらうことにしました。
二人で意見が合うものならば、きっとそれが正解であろうと。
そういう考えです。
自分のポンチキ力は常に疑っている僕さんとしては至極真っ当な方法。
それで、ある日、
彼女にその四つの「鍔(つば)」を見てもらうことにしました。



「ハロハロー。どももーー(^^)
この4っつの中でみゆきちゃんの見たイメージに近いのはどれだろうか?
そんなのある?」



僕はそんなラインを彼女に写真付きで送りました。
すると速攻で!返事が来て......



「2番目が気になります( ̄^ ̄)ゞ」

「おお!じゃ、それを買おう。
アイヌの神様からもらったものだからね〜。ありがとう」

「大切な宝ですね(*´ `*)届くのが楽しみですね!」



こうして買った鍔のレプリカというのが、
前々回記事の冒頭に載せた写真のものとなるのです......が......もう一度......



この鍔が手元に届いた早々に僕はみゆきちゃんに写真を送りました。
すると......



「鍔見て泣きそうになりました(TT)」



そして、



「素敵です!アイヌの神様来てます(*´ー`*)」



みゆきちゃんからこのラインが来たのは休日の昼、12時ぐらい。
同時に、この時、何やら空気の感じが神々しく変わったので、
僕は外に出て空を見上げてみました。
すると......
現物としての鍔を受け取れたことに対するいつものサイン!?
なのか......



アイヌの神様のサインにも思えたこの空の様子を僕は直ぐにスマホで撮影。
その場からみゆきちゃんに送りました。



「わからないんですけど、涙がでそうです( ˘ ˘°。)」



北海道、摩周湖から始まったこんな一連の出来事の最中、
やっぱり、プリリンねーさんの方にも
いつになく沢山の神々の言の葉が降りていたようで。
ココにも解りやすいものを幾つかまとめて記しておきます。
物語と合わせて、それぞれ自由に読み解いて頂けたらと(^_^)



=================================
◯◯◯◯◯神だ。
阿寒湖の龍神は、昔、私の使いだったが、しばらく封じられていたな。
uzmetには、ナセの神(国之常立之神)の使いの虹龍がいるからな。
プリリンねーさんには阿寒湖の龍神が憑いていることになったよ。
みゆきは、胆嚢に固まりがあったので私が取ったよ。
阿寒湖の龍神は白龍だから癒しの力が増すと思うよ。



三鷹のアメノウズメ(天宇受売=天鈿女命)です。
uzmetさんが昨日行っていた阿寒湖のツカですよ。
あれは、阿寒湖の龍神です。
ずっと封じられていました。
昨日、ウミの神も来ていたでしょう。
ウミの神はアイヌの産みの親の神です。
白老にいると思いますよ。
uzmetさんが龍神を起こしてくれたので見に行ったのです。
知多半島の荒熊の神も起こしてくれたし、
阿寒湖の龍神も起こしてくれたし、
本当に霊能が良い使い方になっていますね。

(中略)

阿寒湖の龍神が話したいと言っています。



阿寒湖の龍神だ。
昨日は、酒をありがとう。
私は600年寝ていたと思うよ。
かたじけないことだな。
トカラップの龍神と虹龍が来てくれた。
子供がいるのだな。驚いたよ。
私はしばらく寝ていたが、子供は久しぶりに見たよ。
かつて阿寒湖にいたウミの神が来てくれた。
ウミの神はフクロウになっていることが多いよ。
軽石の神でもあるのだよ。
マリモはウミの神の子供だからな。
北海道は零下になる時があるだろう。
マリモは種子島に出来たのだよ。
阿寒湖に連れてきたのがウミの神だよ。

(中略)

かつて、暖かかった時のことだな。



クナシリの神だ。
忘れていただろう。
ウミの神はフクロウになっていることが多いよ。
変わらないで、話が出来て嬉しいよ。
阿寒湖の龍神が起きたので白龍神社に帰れたらしいよ。
民達も喜んでいるよ。
アイヌの守り神のウミの神と阿寒湖の龍神はペアだったからな。
摩周湖の龍神も待っていたよ。
イルクの神(摩周湖の神)もいるからな。
次は北海道だと言われていただろう。
シネの神が起きてきたからスミが消えてきたようだな。
しいたらさやわだよ。

(中略)

(クナシリの神の系譜の神は)他にはいないよ。ひとりぼっちなのだよ。
だから、国後島にいるのだよ。
神社はないからいいのだよ。
知床の自然がそのままになるようにしてほしいよ。



ウミの神(アイヌの守り神)だ。
シャクシャインは戦って騙されてかわいそうだったな。
失意の中で死んでしまったよ。
人間は本来仲良く生まれているのにだんだんと欲にかられてしまうのだよ。
従わせることに快感を覚えてしまうのだな。
知多半島にも行っていたそうだな。
今度は北海道にも来てくれよ。
uzmetは摩周湖と屈斜路湖と阿寒湖に行っていたな。
私はずっと見ていたよ。
本当に目立つのだな。沢山の贈り物があるのだな。
変わらないでいてくれよ。
(アマテラス祝詞の)言葉がわかったそうだな。
知る人ぞ知ることだからな。
見つかっていないことだよ。

(中略)

私達は呪いを掛けられてしまったからな。

(中略)

白老にいることが多いよ。
二風谷(にぶたに)にいることもあるけどな。
知床(しれとこ)にいたり、稚内(わっかない)にいたりもするよ。



【アイヌ神話】
......おそらくは、
アイヌの守護神である「ウミの神=産みの神」の神話か?

——————モヤモヤとした氣が集まって
一柱の神(カムイ)が生まれ出た。
一方、炎の立つように高く昇ったという
清く明るい空の氣からも一柱の神が生まれ、
その神が五色の雲に乗って地上に降って来た。

この二柱の神達が五色の雲の中の青い雲を海の方に投げ入れ
「水になれ」
と言うと海ができた。

そして黄色の雲を投げて
「地上の島を土でおおいつくせ」
と言い、赤い雲をまかれて
「金銀珠玉の宝物になれ」
白い雲で
「草木、鳥、獣、魚、虫になれ」
と言うと、それぞれのモノができあがった。

その後、天神・地神の二柱の神達は、
「この国を統率する神がいなくては困るが、どうしたものだろう」
と考えていられるところへ、一羽のフクロウが飛んで来た。神達は
「何だろう」
と見ると、その鳥が目をパチパチして見せるので、
「これは面白い」
と二柱の神達が何かしらをされ、沢山の神々を産まれたという。

沢山の神々が生まれた中で、
ペケレチュプ(日の神)、クンネチュプ(月の神)という二柱の
光り輝く美しい神々は、
この国(タンシリ)の霧(ウララ)の深く暗い所を照らそうと、
ペケレチュプはマツネシリ(雌阿寒岳)から、
クンネチュプはピンネシリ(雄阿寒岳)から、
クンネニシ(黒雲)に乗って天に昇られたのである。
また、この濁ったものが固まってできたモシリ(島根)の始まりが、
今のシリベシの山(後方羊蹄山)である————————

......ちなみに、
阿寒湖は「雄阿寒岳」と「雌阿寒岳」に囲まれたカルデラ湖です。
=================================



さて、此処から。
僕は僕なりに神々からの言葉を読み解きながら、
前回記事でも少し書いた「新しい展開」という部分の話に入って行くのですが......
こんな流れの中で手元に来てくれたこの「鍔」のデザインというのは......実は、
ある歴史上の人物が使っていた刀の鍔の「レプリカ・モデル」だったのです。
勿論、みゆきちゃんはそんなことを知らずに選んだわけですが......
その人物というのが、あの......

豊臣秀吉。

......そうなのです。
この秀吉さんの鍔が手元に届いた後から僕は大阪城から堺の地へと導かれ、
利休さんと秀吉さんとの諸々の出来事の間で動くことになっていったのです。
その話というのが、この時記した

「喫茶去(きっさこ)2」

ということになるのです。

この「鍔とアイヌ」という話は、実は、
「喫茶去(きっさこ)2」のスタートの話なのです。

あの話の裏側には、常に、この刀の鍔が僕の手元にあった......
というワケなのです。
この鍔が逆風的なモノモノから守っていてくれたから?
動けたような気がしているのです。
もう少し言えば、その「喫茶去(きっさこ)2」の話にも続きがあって、
ソレは当然、この「鍔とアイヌ」の話の続きと重なってもいくわけで、
「同じ」ということでもあるのです。

カンが鋭く歴史に造詣の深い方であればもう、
この話の続きが何処に繋がって行くのか?
は既に察しがついているとは思いますが。
勿論、この話の次なる展開とは、
千利休さんと豊臣秀吉さんの双方が慕っていた親方様—————

——————織田信長......

「喫茶去 2」で記した、京都、大徳寺〜秀吉廟の旅から帰った僕は、
その後またしばらくたったある日に、
このアイヌの神様から頂いた秀吉さんの刀の「鍔」を持って、
信長さんの天下統一への本拠地であった
滋賀県の安土城へと向かうこととなりました。
その城は信長臣下時代の秀吉さんも住んでいた場所......

なぜ?

アイヌから秀吉、信長......へと続くのか?

そんなことも少しだけ、

僕は神々から学ばせてもらうことができたのです。

......「4」へ続きます(^^)


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鍔とアイヌ 2

2017-09-11 00:08:58 | 不思議...パワスポ寺社
その島の名は「ヤイタイ島」。
そこには小さな石の社(やしろ)が一つ、ポツンとあります。
先程の稲荷神社の奥宮である白龍神社さんの元となっている御宮。
言わばこの地の「元宮」。
アイヌさん達が長年守り通して来た小さな島の小さな社。
僕はこの日、その島に渡った時に、
ワケもわからないまま刀の「鍔=つば」のイメージを
強く見せられることになったのです———————

—————続く(^^)




阿寒湖には島が4っつほどあるようで。
その中で一番大きく、
観光船の湖めぐりのコースともなっているのがチュウルイ島。
島は天然記念物の「まりも」さんの生息地でもあって、
「マリモ展示観察センター」なるものもあります。
ヤイタイ島に行く前にチロッとパトロール......



観光船はこんな感じで......



船の乗り場にはソソられる「マリモソフト」なるものが♫
一休みがてら、ついつい......



と、ココで!
いつもの神様のサインが!

「うおおーいぃ!
これからヤイタイ島に渡りますねェェーーーっ!
なにとぞーっ!」



ヤイタイ島は地元の方々に手厚く守られている聖地であり、
浅瀬でもあるので、
大きな観光船のコースからは外されています。
なので島に行くには釣り船や漁船などをチャーターすることになります。
こちらの阿寒湖の漁業組合さんでもある
「フィッシングランド阿寒湖」
さんにお願いすると乗せてくれたりします(^^)



乗り心地はお尻バッキバキのスリリングゥーでございまつ。
ええ。ええ。
しかし、
埋まっていた龍神さんまで導いてくれたお礼をチャントせねば!
と......
見えてキマチタ......
こちらが阿寒湖の聖地、ヤイタイ島。
もう......全然、空気が違うっす......



ツキマチタ!(((o(*゚▽゚*)o)))上陸!



白龍神社さん。
決して汚すべからず!



鳥居前、祠の正面にある湖の石。
お酒はここかな......と......



「今日はありがとうございましたぁぁ!」



御礼の祝詞(のりと)も捧げ、お祈りもして。
撤饌もして。

帰り道の船の上。
いよいよ登場!?の、長い髭を生やしたアイヌの神様......
カムイさん、が......
薄っすらと光る左目とか出ちゃうし......



伝承ではアイヌの神様は黒雲に乗って現れると言われています。
晴れ渡っていたこの日の青く広い空の中でも、
黒い雲はこの時のコレしか無くて......
そして、アイヌではフクロウが神であるとも言われていて......
黒雲はまさに......そんな形。



「阿寒湖アイヌコタン」のゲート上にある梟(フクロウ)の像。



こんなフクロウの姿というのは、
長い髭を生やしたアイヌの酋長さんの形にも似ていて......
髭は威厳を表すとともに、
知恵の神でもあるフクロウを模した様な部分もあったのでしょうか......



船の真上に突然出てきてくれた黒雲さんは
どちらにも見える様な感じで......と、その時、
僕の中に何か!?まあるいモノのイメージが降りてきて......

「これは......なんだろう、か......
メダル?かな......」

黒雲のアイヌの神様から降りてくるイメージはそんな感じで。
この時はまだ、
その丸いオリンピックのメダルのようなモノが何であるのか?
僕にはよくわかりませんでした。

やがてボートは元の湖畔の小屋につき。
僕は船を降りて、
東京に帰るためそのまま空港へと向かいました。
帰りのボートでは、途中、
頑強な体をした男性の船頭さんから色々な話を聞かれたのですが、
どうも、船で僕の帰りを待っている時に
祝詞が聞こえてしまっていたようで。

「お客さんはどっから来たの?
え?わざわざ!?1人で?
そう。ふーん。。
たまに色んな人来るけどね。女性が多いね。
祝詞が聞こえて来たからさ、驚いたよ。
お客さんそんな感じに見えないしな。
イヤさ、俺らもね、
毎日、朝一番でこの島に渡った時に祝詞をあげるんだよ。
その時に神社の周りの掃除もするんだ。
もう何年も昔からだけどね。
俺達のはさ、龍神祝詞っていうんだけどね。
ノリトじゃ無くてノット。ね。もっと長いの。
ま、神さんの島だよ。ここは。
今日はいつになく波が高いんだ。風ないのにさ。
お尻痛いだろ!?大丈夫?」

「大丈夫っす。
僕の祝詞はちょっと違うので、、、
すいませんでした。
ええ。ええ。」

「また来てくれよ。な。」

空港を飛び立った飛行機の窓からは、
またもや......鮮烈で奇跡的な神様のシルシが......



北海道の地から離れる時に出たこのサインには、
やっぱり、とても感動してしまいました。

「お疲れ様......」

と、気のせいか!?アイヌの神様から......
そんな言葉が聞こえて来るのです。

信じられないけど、信じるしかない。

飛行機の窓の外の美しい光の輪に神様の姿を重ね見ながら、
その日の出来事を僕はそんなふうに思っていました。

そして東京に着き。
自宅近くの駅から家へと向かう帰り道。
この物語は新しい章へと展開されていきました。
それは、荷物を抱え、足早に家路を急いでいた僕が通り過ぎようとした
地元の大きな本屋さんの店頭がキッカケでした。
その本屋の店頭で平台に山積みになっていた雑誌が、
フト、僕の目にとまったのです。
そのタイトルを見て、僕は思わず、
その山積みの本の前に立ち止まり、
呆然と立ちつくしてしまいました......



「今こそ知りたいアイヌ」
タイミングにもほどがあるな......と、
僕は少し興奮しながらその本を即買い。
家に着くと、旅の疲れも忘れ、早々にページをめくりました。
すると、その中にこんな写真と記事が載っていました......







記事を読むと、
アイヌの皆さんは重要な儀式の際には
丸い金属の首飾りを下げていた様なのです。
普段はその祭祀用の首飾りの代用的な意味と、
魔除けや心身守護の御守りということで、
の鍔(つば)に紐を通し、
首飾りとして大切に身につけていた......とのこと。

「あ、、、これ、か、な......たぶん。
コレだ......湖で見えたものって......」

神様からの贈り物の様にも思えたその本を読み耽りつつ、
この後日、更に驚かされることが起こりました。
それは友達から届いた一通のラインメール。
そのメールはこのブログにも時折登場する、
千葉に住む「みゆきちゃん」からのもので。
いつもにも増して異様なまでに!?ポンチキ力に溢れたメール。
みゆきちゃんに許諾をいただいたので、
その時のやり取りをそのまま転記しますと......

「uzmetさん、アイヌの宝?に丸くて平たい様な...
真ん中が開いているようなのってありますか?」

アイヌの旅の話など全くしていなかったみゆきちゃんから来たそのメールに
僕はかなり驚きつつ、
手元にあったアイヌ本のページを撮った写真と一緒に返事をしました。
上の写真は、実はその時のものです。

「あるね。
カタナの鍔をアイヌは宝にしていたみたいだ。
それが鏡になっていたところもある。
頭痛くならないようにね。
強い気持ちで見てね。
君の場合。この写真は。」

僕は最初、祭祀用に使われていた
アイヌの首飾りが載っているページの写真を送りました。

「あ!これ!お風呂に入る前にすごい眠気に襲われて、
少し寝たらカムイワッカの神がuzmetさんに渡していて、
それを私達に見せてくれたという夢を見たのです。
それで聞きました(^^)頭大丈夫そうです!」

「ここで貰ったのだな」

次に僕はヤイタイ島の写真を送りました。
そして最後に、
刀の鍔の並んだ本のページ写真を送ると......

「わ!そう!このつばです!
本当にあった(*´v`*)
ありがとうございます!」

「アイヌの宝なんてわからんだろ。普通。
ええ。ええ。」

「カムイワッカの神が大切そうにuzmetさんを見て渡していたので、
宝だ!と思いました(*^ω^*)
フルーツポンチキですね!」



——————フルーツポンチキ!?......は、さておいて。
新たな展開に入るこの物語は、もう少し続きます......(^^)


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鍔とアイヌ

2017-09-07 00:08:15 | 不思議...パワスポ寺社
「鍔=つば」と呼ばれるものです。これ。
レプリカですけど。



刀の刃と柄(つか)との間についている鉄製の平らなパーツ。
剣闘の際に刃から握り手を守るためにつけられたもの。
なので真ん中にはカタナの刃を通すための刃形の穴が空いていたりします。
こんなものが最近になって我が家の片隅にポツリ......と、
置かれているのです。

なぜ?

こんなものが?

と。

僕もそう思うのですが......

実は、コレ、

アイヌの神様の「お守り」でもあるそうなのです。

アイヌ民族の、
という言い方のほうが正しいかもしれません。
昔、アイヌの皆さんは、
この「刀の鍔」を魔除けやお守りがわりに首に下げたり、
持ち歩いていたりしたそうで。
そんなこと、当然、
僕など全く知らないことだったのですが。
それを少し前にアイヌの神々から教えて頂きつつ、
北海道の東の方の地で「見えない贈り物」として有難く頂戴もして......
その僕の中にあるイメージと同じようなモノを
最近探し出して買ってみた......
というのが冒頭の鍔のレプリカ......
ということなのです。



久々のポンチキ話のスタート!



です。(●´ω`●)ええ。ええ。



気分が優れない方は、どうか、
お飛ばし遊ばしますよぉーにぃぃ......
何とぞー......
と。
それで、少し前のお話となるのですが。
アイヌの神様のコトが
妙に気になってしまう時期というのがありまして。
それがあまりに強く、長く気になってしまうので、
「コリわ例によって何かあるんだろーなぁ、、、」
と。自らの心の内に響くカンと対話をしながら、
ある日、僕は北海道の東方にある湖へと向かったのです。



先ず辿り着いたのはコチラ!
摩周湖!(^^)



ましゅうこ。
霧で有名ですけど。
だいぶ晴れ晴れとした感じで。
ええ。ええ。
神々から頼まれていたお酒もシッカリと持って行きまちて......
北海道の東の山奥にこんなもの持ってくる奴なんて、まぁ、
頭おかしいだろーなぁ......と。
でも、祝詞と共に捧げた瞬間、スゲーっす......
湖面に映るアマテラスさん......



スタートはやっぱり太陽の神様から......
なのでしょうか。
人形してるし......
感激のウルウルで立ちすくんじゃいましたの(T 。T)ぶぇ



続いてコチラ!
屈斜路湖(くっしゃろこ)。
噂のクッシーさんを探さねば!と。



「おおおオーーーイ!! (*゚ノO゚)<!
クッシーーーさぁーーーーんん!」



この辺の湖は全て火山の噴火口に水が溜まって出来る
典型的なカルデラ湖なので、
湖の近くには今も噴煙が立ち昇る、
こんな「硫黄山」というところがあったり。



そんな場所ですから、
近くには川場温泉という有名な温泉があったり。
その辺を流れている小川がそのまま温泉だったり、と。
湖の畔り(ほとり)でも、もう、
どこを掘っても簡単に温泉が湧いてきちゃいます。
簡単すぎて、
砂浜を掘ってもすぐ温泉になっちゃったりして。
こちらは有名な「砂湯」と呼ばれるところですが。



足湯ぐらいは誰でも簡単にできちゃいまする。
プライベート足湯ですな。
ええ。ええ。
サイコーで(^^)



こちらは「コタン温泉」
女性が見当たらず!残念!



そして!
和琴半島というところにある......





屈斜路神社(くっしゃろじんじゃ)さん。



村の鎮守さん的な質素で簡素な佇まい。
でも、気は鋭いっす。(@ 。@)隙無し!
この不思議な空気感を漂わすクッシー!?みたいな石塔が......
実は今回、とても大事なキーとなるのです。ええ。
口元に!?シッカリとお酒を注がせてもらいました。





神社の入り口には天然の露天風呂、
和琴温泉がありまする(^^)
写真をよーく見れば!
ヌードなオヤジがいるのです。
またもやレディースがいないのです。無念!



有名な美幌峠(みほろとうげ)からの景色も
クッシーが出そうなくらい神秘的で。



ということで、次の目的地というか、
今回の最重要ターゲット地!
阿寒湖(あかんこ)へと向かいまする。
どーも今回は屈斜路湖とコチラに呼ばれているのですね......
ヒシヒシと。
ヒシヒシ......



着いたけどーーー......先ずはこちらにご挨拶ですな。
阿寒岳神社(あかんだけじんじゃ)。
この後のヒントを何か貰えるかもしれないし......





ふーむ、ふむふむ.......
なるほど......
もう一つあるのですな。
重要な神社さんが......
ここなのね!(゚ω゚)稲荷神社。



ツーか、ここ......タダの稲荷さんではないのですな。
奥に、龍神さんがいる感じで......
そんな境内に登ってみたら!
なんと!
お祭りの日!
毎度毎度のタイミングに驚かされもしますが......



なるほどー......ここなのかなぁ......
でも宮司さん達が慌ただしく準備に追われている感じで、
奥宮にはちょっと行きづらいですなぁ......空気的に。
でも......この奥なんだよなぁ......

ああっ!(*゚0゚)

コッチだ!コッチ!

行ってみるのだ!



「ボッケ」と呼ばれる
現役バリバリの泥火山があるトコロみたいですが......



硫黄(いおう)の匂いが立ち込める中、
その更に奥の方へと進んで行くと......

「イタァァァァ!!!
ココだ!
ずっと呼ばれてたのわ!」



「(°◇°;)んんん!?!?
な、なんだ!?
.りゅ、龍さんの頭が......体が......埋まってる......
な、こりゃ......」

辿り着いてみると、
そこはお祭りをやっていた稲荷神社と
白龍神社のある山の真裏ぐらいに位置する場所。
「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」
なる建物の横の散歩道を奥へ奥へと歩いて行った先にあって、
湖に突き出た半島の鬱蒼とした森の中。
龍さんが埋まっていたのはその森の中で、
一部視界が開けて湖も見渡せる小高い場所。
ボッケから先、この辺りまでは人は殆どやって来ません。
一帯は火山の地熱で熱気が立ち込めています。
その熱気が蒸気となって立ち昇る場所の一角に
「危険!立ち入り禁止!」という柵で覆われた場所があり。
その柵で囲われた所の真ん中にポコっと突き出た岩があり。

それが......

この龍神さんの頭!?なのです。

地中に埋まった龍神さんがいるのです。

龍神さんはジッと身動きもせず......
いや、ワケあって動けない様子でしたが。
そのままの姿で湖を眺め、この地を守ってもいました。
その岩を目にした瞬間、
僕には辺りの景色がそんなふうに感じられ。
下の写真は龍神さんの頭の後ろから撮った写真なのですが、
龍神さんが長い間ずっと、
地中から湖を見守って来た風景に見えて......
なんか、泣ける......(´ω`。)グスン



僕がココに辿り着いた時は、
辺りの噴煙活動は既に大分落ち着いて来ている様で、
「立ち入り禁止」の柵も古くなり、
一部朽ちて、壊れてもいて。



ソコから危険地帯に入れる様にもなっていました。
もちろん辺りにはダーーーーーレもいません。
つーか、来ません......

そこに!

アホか!

のタイミングで!

横浜のプリリンねーさんから奇跡の電話!が!......

「あー、もしもしぃぃ。
このタイミングで......かけるかね。しかし。あなた。
ええ。ええ。」

「あれ?そう?ダイジョーブ?
今龍神さんとこでしょ?違うの?」

「そーでございまつ。
ええ。ええ。
さすがでんな」

「その岩でいいみたいよ。
そこに埋まってるんだって」

「そーですか。そーですか。よーーく分かりまするよ。
今、目の前に埋まってますよって......
これからヒト仕事するでやんす」

「そう。よかった。頼むって。
◯◯◯の神様も、虹龍さんもみんな集まってるみたいよ」

「ええ。ええ。
上空はえらい騒ぎになってるでやんすから。
大丈夫っす。安心す。頑張るっす」

と、そんなポンチキトークを交わした後、
僕は電話を切り、イザ!
壊れた柵を乗り越え、まだ火山の硫黄臭が立ち込める
暖かい地面の一帯に入って行きました。

「今噴火したら死んじゃうんだろーなー。。」

この時、僕はそんなことを考えていました。
僕はこの龍神さんの為に
屈斜路湖の石塔から繋いで来たお酒を用意して。
その龍神さんの頭の形をした岩に同じ様に注ぎ、捧げ。
アイヌの神様から言われていた祈りと
アマテラス祝詞を奏上しました。
すると、辺り一帯が強烈な渦を巻き出し。
地面が......大きく......揺れました......
おそらく......僕の感覚の中だけ?かもしれませんが......
僕は倒れない様に足を踏ん張って、
懸命に頑張っていました。

「出れた......のか......な......」

この時、
僕の心にはなんだかとても嬉しい気持ちがこみ上げて来て。
その感覚でもって、やっと、
アイヌの神様からお願いされていたコトが果たせた!?
ような気もして。

「よかったのか?な?」

と。
一通りの出来事が静まった後、僕はそんなふうに思いました。
心にはなんだかとても満たされた
温かい気持ちが湧き上がって来ます。

そして、最後にもう一つ。
業務終了!の御挨拶をしに、
この地域のアイヌの神様の本拠地であろう、
阿寒湖(あかんこ)の真ん中に浮かぶ小さな島へと
向かうことにしました。
その島の名は「ヤイタイ島」
そこには小さな石の社(やしろ)が一つだけ、
ポツンとあります。
先程の稲荷神社の奥宮である白龍神社さんの元となっている御宮。
言わばこの地の「元宮」。
アイヌさん達が長年守り通して来た小さな島の小さな社。
僕はこの日、その島に渡った時に、
ワケもわからないまま刀の「鍔=つば」のイメージを
強く見せられることになったのです———————

—————続く(^^)


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ある夜のペンギン

2017-09-03 00:14:23 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「すげーイイなぁ......」

なんて思って聞いていた曲がまたまた野田洋次郎さん絡みの曲で。
RADWINPS(ラッドウィンプス)の、野田さん。
いつも素晴らしいなぁ......と。
曲名は「ユメマカセ」
アーティストクレジットは
「SOIL & "PIMP" SESSIONS feat. Yojiro Noda」
完全に大人向けの一曲という感じで。
そんなに売れないのかも?しれませんが......



イイっす。
かなり好きっす。
僕さんはCDまで買っちゃったし。



ソイルさんのセッション曲といえば、ヤパーリ!
キング・オブ・ステージ!
RHYMESTER(ライムスター)!
さんとの一曲「ジャズィ・カンヴァセイション」でしょうか。
PCスピーカーなどだと
4ビートのクールなベースが聞こえて来ないと思いますが。
超ヒップっす。
やっぱりライムスはジャパニーズヒップホップの雄ですの。
トラックの乗りこなし方が常にヤバイっす。



GYAOさんにフルバージョンもあった!(^^)すげー。。
この辺の曲を聞いてたら、
また感傷が空間にフラフラと漂いだして、
幾つか思い浮かんできた曲が頭で鳴り出して......
その中の一曲が、なんとなく......
「くるり」さんだったりして。
特に、何故か?
「JUBILEE(ジュビリー)」
髪型を気にしないようにして聞いてしまう癖がついてしまった!?
ビデオはコチラにありまちた☆



ベストアルバムを引っ張り出して聞いていたら、
今度は同じアルバムの中にある
「言葉はさんかく、こころは四角」
もドップリと聞いちゃって。
ホロリと涙こぼるる(T 。T)ぶぇ......
やっぱええ曲や......



You Tubeにあるオーケストラバージョンも良い感じで。
フルVer.はネット上にはこれしか見当たりませんですなぁ......



......って見てたら、
今度は山崎まさよしさんの名曲
「One more time , One more chance
(ワンモアタイム,ワンモアチャンス)」
のソロギターバージョンなんかも見つけちゃって......
ツイツイ聞いて、見ちゃったりして。



久々にゆっくりと音楽を聴ける夜があって。
それは穏やかな時間で。
何かを洗い流せるような夜で。
幸せなことなのではないかと。
もう秋の気配も強くて。
テレビもさして必要のない夜で。
封を切れば音楽はいつも饒舌で。
宵闇を芳醇なものともしてくれて。
忘れてしまいがちな何かを揺り起こし、
奏でてもくれて......っと、また浮かんじゃった......
「奏(かなで)」スキマスイッチ さん。



こんな自立したポップミュージックさん達を聞いていると、
いつもはコーヒーですけど、
たまにはお酒でもイイかなぁ......なんて思いつつ。
常に家に置いてある数少ないお酒の一つ
「ズブロッカ」
あたりを冷凍庫から取り出して。
シングル分ぐらいの量をトニック・ウォーターで割って。
大好きなズブロッカ・トニックなんぞを。
ライムがあれば言うことなし!で。
まさにライムスター。。(〃ω〃)
コリンズグラスもゆずれないっす!



シンプル!
超お安い!
けどホントに美味しい!
「ズブトニ」ってやつで。
チータラとグリコのチーザとミックスナッツとかも。
ええ。ええ。(´ω`*)♪



このお酒は瓶の中に細い草が一本入っていて、
その草の名前がズブロッカ。
最近はボトルデザインも変わって、
名前もネイティブな発音に寄って
「ジュブルフカ」とも呼ばれているそうなのですが、
お店とかでは依然「ズブロッカ」の方が通じると思います。





この草はバイソンが好んで食べる草らしく、
ボトルのラベルにもそのバイソンが印刷されています。
英語ではバイソン・グラス(Bison Grass)とも言うらしいのですが、
なんと、世界遺産の「ビャウォヴィエジャの森」
で採れるものを使っているのだそうで......
この草をウォッカに漬け込むと独特の香りと味が出て、
この芳香が僕には不思議と飽きの来ない美味しさに感じられていますのです。
バーテンダーをやっていた頃からもう何十年と常に家に置いている、
選びに選んだ3種類のお酒の内の一つとなっていたりします。

ま、たまに、

こんな夜があってもいいのかなぁ、と。

この動画もケッコー好きっす。

「サントリービール CM ペンギン編」(^^)



松田聖子さんの「Sweet Memories」が名曲スギまする。
ナレの感じもたまらん(^^)


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