雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

筑波徒然

2023-04-29 00:11:21 | 面白い...パワスポ寺社
しゅっぱーーーーつ!
自転車こいでやせるのだぁーーーー!(*゚▽゚)ノ





なんて。
そんな感じで前回記事が終わってましたけど。
今回はその続き的に、上の写真にも映っている
筑波山(つくばさん)の気持ちの良い温泉のお話や、
ポンチキ話などを少々。





それにしても
「つくば霞ケ浦りんりんロード」は本当に快適っす。
景色としては畑ばかりで
景勝地系サイクリングなどには到底及びませんけど、
道路は延々と自転車専用道路で。
聞けば、
元は鉄道だったものを改修整備した道とのことで。
なるほど、主だった休憩所などは
駅のプラットフォームだったということも見て取れます。
「サイクルサポートステーション」
なんてものにもなってますし。
空気入れやメンテナンス道具なども常備されていて、
ツアーサイクル初心者でも安心して走れまする。
素晴らしいっす。







そんなこんなで気持ちよく走っていると、
気が付けば土浦駅から筑波山神社の大鳥居前に到着。



バスターミナルともなっている「筑波山口」の
名物ラーメン屋さん「松屋製麺所」さんから先の
登り坂道では流石に死にかけまちたけど。
ええ。
絶対にオススメしまちぇん。
神社に行くなら車とかバスで行くべしでちゅ。
ええ。ええ。



あまりにヘロッタので、
大鳥居前にある美味しい釜炊きご飯のおにぎり屋さん
「筑波山縁むすび」さんで昼食などを。(^^)
お味噌汁や唐揚げさん付きのセットが素晴らちいっす♪





ここまできたら、もう、
名勝「筑波山神社」さんにも参拝を。
今回は自転車でヘロっていたので頂上の方迄は遠慮して、
麓にある里宮の方でしっかりとご挨拶。













がんばってサイクリング&参拝したので、勿論!
のご褒美温泉に。
お宿では一番高い所にある「青木屋」さんの日帰り温泉。



最高なんす。
関東平野が北の端からすべて!
見渡せるんす。(●´∀`)







貸し切り状態でして。。
気持ちよく癒されたところでポンチキトークへと......
筑波って、
茨城って、
実は和歌山なんす。
ええ。ええ。
紀伊国(きいのくに)って、
本当はコチラなんす。
木の国なんす。
イソタケルさん(五十猛神、イソタケルノミコト)の旅の
終着地なんす。
一部マニア系の方々にわ衝撃!?
のトークでひょーか。
詳しくは以前に記してますが。
八王子」という過去記事ですけど。
やぱーり、本やネットをひっくり返しても
どこにも書いていないようなことではありますが。
ええ。ええ。
なにとぞー(^^)


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ホテル好き好き 4

2023-04-25 00:28:06 | 面白い
良いよー、良いよー、とは聞いていたのですが。
なかなかにくつろげちゃいました。
「BEB5土浦(ベブファイブつちうら)」



星野リゾートさんが運営しているホテルらしいのですが、
数年前にオープンしてから、
僕さんの周りでは自転車好きのヤカラを中心に
やたらと評判の良いホテルさんとなっておりまちて。
つい先日、タイミングがあったので、
皆でロケハン・パトロールに行ってみたのです。

「行くなら絶対に特急電車だから。マジで。
車とかじゃなく。
土浦は駅ビルが良いから。保証する」

というヤカラのお言葉にも素直に従って、
東京駅から特急で向かってみたのですが、
乗り込んでから茨城県の土浦駅まではわずか50分程度。
駅の改札を出てみると......

「ええええ!?
改札正面がホテルやんけ!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」







快適この上なし。
しかも、
エントランスロビーは居心地の良いカフェと化していて......









カフェスタンドは24時間営業。
ウォーターサーバーやビールやワイン、
スナックなどもお気軽に配置されていまする。





食べ物も持ち込み自由。
気がきくことに電子レンジなんかもあるのでつ。



僕さんは駅の改札口にあった「ビアードパパ」さんの
「季節限定ストロベリーチーズケーキ エクレアシュー」
なんてものを持ち込んだりして。
ええ。ええ。



本なども置いてありますし、
Wi-Fi完備でパソコン仕事なども難なくこなせまする。
色々な形で時間を過ごせて快適快適......





バイクでミキサーを回して、
自分でジュースを作るなんてシロモノも......



自転車好きのヤカラ友達が言うように、
とにかく土浦市はサイクリングロードが充実しているようでして。
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」
なんていう自転車専用道路を整備したり、と、
自転車初心者天国!?なのだそうです。
なので自転車好きの人は自分の愛車を持ち込んで走ったり、
レンタサイクルで走ったりするのが楽しいのだそうで......
駅に降りたってからホテルに至るまでの風景にしても、
どこもかしこも
♪サイクリング、サイクリング、ヤッホー、ヤッホー♪祭り。





ホテルの入っている駅ビルも、
それ自体がサイクルステーションとなっていて
「PLAY atre(プレイアトレ)」
というのだそうです。
1階には大きなレンタルサイクル屋さんもありまして。
行ってみたらマニア系オジサン店長さんが
ちょっとキビシメでコワカッたんすけど......



自転車専用ロッカーなんていうものも......



エレベーターにも自転車を乗せれて。
ご飯やらなんやら、
全てのお店や場所に自転車で行けて。置けて。



サイクリング前の諸々の準備も簡単にできるように
ビルの中にはコンビニやドラッグストアがあって。
あちこちにフリーのサイクルマップや
ガイド冊子などが沢山置いてあります。
コーヒーを飲みながら、
広々としたカフェテーブルでサイクリングコースのチェックや
打ち合わせなどをワイワイと楽しくできちゃいます。





しかし、駅ビルのカフェにまで電子レンジとか......
エスカレーターの横なんて......
お弁当屋さんもあるし......
ステキすぐる気遣い。



ホテルと同様に、
駅ビルカフェにもWi-Fiがあるのでお仕事も安心。



ワークステーションボックスまでありまする。
会議もできますのな。



にゃんと!
地下の駐輪場の横にわ!
コインシャワールームやロッカールームまで!
あるのでやんす!





手ぶらで来ても、
ホテルなんぞに泊まらなくても、
安心して簡単にサイクリングを楽しめる!
ってなスンポーなのですな。

快適快適......

それでもって、
そんな駅ビルと一体化しているホテルさんのお話に戻るのですが。
ホテルの朝食は、
この駅ビルに入っている飲食店さんを自由に選んで食べれる......
なんていうことにもなっておりまちて。
決して豪勢ではないのですが、合理的で面白いシステム。
僕さんが頼んだのはラーメン屋さんで出してくれる朝食セット。
卵とご飯と海苔がおかわり自由!なんす!



さらにわ!
ホテルのロビーでも自転車が借りれるのでございまつ!



しかも!
お部屋の中にまで自転車で入れる!
という......
ホテルのHP写真などもお借りしますが......



お部屋も自転車ギミックが効いていて。
特に自転車好きとかではない僕さんでも、
なんだか妙に落ち着いたり......



足をしっかり伸ばせて入れるお風呂さんとか。
さいこーすぐる。
こりわ快適じゃのぉぉ......



でわわわ.....
早速、
自転車をお借りして......



しゅっぱーーーーつ!
自転車こいでやせるのだぁーーーー!(*゚▽゚)ノ







そんな「BEB5」というホテルさん。
公式HPを見ると、
こんなコンセプトが記されていました。

==========================
いつもの顔ぶれで、飲み会よりも素敵に。
旅よりも気軽に。
遊びゴコロあふれる客室とラウンジに、
24時間営業のカフェ。
飲食物の持ち込み推奨で、
朝食とチェックアウトは遅れてもOK。
その日の気分で楽しむ「お出かけ」に寄り添います。
==========================

ふーーーーーんんんん。。。
軽井沢沖縄にも、あるってか。。
ふむふむ......kyoumi-shin-shin.......


☆シリーズ過去記事☆
ホテル好き好き
ホテル好き好き 2
ホテル好き好き 3


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夜話

2023-04-21 03:16:17 | 凄い
—————陳腐でアホな物語!?でしたけど......
次回は、物語の中でお地蔵さんが話していた本に関して、
少しばかり記し残しておこうかと思います。
ええ。ええ。(^^)



「二宮翁夜話(にのみやおうよばなし)」
福住正兄(ふくずみまさえ)原著。
佐々井典比古(ささいのりひろ)訳注。
江戸末期の偉人である
二宮尊徳(にのみやそんとく=二宮金次郎)さんの説話を、
弟子の福住さんがまとめたもの。
いわゆる、時代を越える名著作というものでしょうか。
写真のものは現代語訳になっていて、
他の本と比べるととても読みやすくなっていました。
個人的には心身に染み入る話も多く収められていて、
ここにもほんの一部分を備忘録程度に。
ええ。ええ。(^ν^)



==========================
——————およそ世の中に、
道を説いた書物は数え切れないほどあるが、
くせ・偏り(かたより)の無い、完全なものは一つもない。
どうしてかといえば、釈迦も孔子もみんな人なのだし、
経書といい経文といってもみんなひとの書いたものだからだ。
それゆえ私は、
書物に書いてあることのうち、不書の経——すなわち
「もの言わずして四時めぐり百物なる」
ところの天地の経文に引き当ててみて、
間違いのないものを採り、間違っているものは採らない。



——————肉眼で見えるものには限りがあるが、
心眼で見るものには限りがないからだ。



——————そもそも我が道は、
天地をもって経文とするのだから、
日輪に光明のあるうちは行われぬことがなく、
間違うことのない大道なのだ。



——————そのように、神儒仏をはじめ、
心学・性学など数えきれぬほどあるが、みんな、
大道の入口の名なのだ。
この入口が幾つあろうと、
行きつくところは必ず一つまことの道だ。
これを、別々に道があると思うのは迷いだし、
別々だと教えるのは邪説なのだ。



——————この本(とある神道家から届けられた書)
に書いてあるようなことは、
みんな神に仕える者の道であって、神の道ではないのだ。
このような書物が一万巻あろうと、国家の用をなさない。
いったい神道というものは、
国家のために常に今日の用をなすものでなければならない。



——————人道というものは人造のものだ。
だから、自然に行われるところの天理とは別のものなのだ。
天理とは、春は生じ、秋は枯れ、
火はかわいた方に燃え、
水は低い方に流れるというように、
昼も夜もまわり動いて万古から変わらないものをいうのだ。
ところが人道は、日々夜々に尽力を尽くし、
保護をして成り立つものだ。
だから天道の自然にまかせれば、たちまちすたれて行われない。
それゆえ、情欲のままにしていては、人道は立たないのだ。



——————天道は自然に行われる道で、
人道は人の立てるところの道だ。
もとより区別が判然としているものを、混同するのは間違いだ。
人道は努めて人力をもって保持し、
自然に流動する天道のために押し流されぬようにするべきなのだ。
天道にまかせておけば、堤は崩れ、川は埋まり、橋は朽ち、
家は立ち腐れとなる。
人道はこれに対して、堤を築き、川をさらえ、橋を修理し、
屋根をふいて雨のもらぬようにするのだ。
身の行いも同様であって、
天道は寝たければ寝、
遊びたければ遊び、
悔いたければ食い、
飲みたければ飲むという類だ。
人道は眠たいのを努めて働き、
遊びたいのを励まして戒め、
食いたい美食をこらえ、
飲みたい酒をひかえて明日のために物をたくわえる。
これが人道なのだ。
よく考えるが良い。



——————木の葉の落ちるのは天道だ。
人道をもって、毎日一度は掃くが良い。
あとまた落ちてきても捨てておいて、
無心の落葉に使役されぬがよい。
しかしまた、人道をゆるがせにして、
積りほうだいにしてはならない。
これが人道なのだ。



——————学者は書物を実にくわしく講義するが、
活用することを知らないで、
いたずらに仁はうんぬん、義はうんぬんといっている。
だから世の中の役に立たない。
ただの本読みで、
こじき坊主が経をよむのと同じことだ。



——————こういうのはばくちの類であって
運とは違うのだ。



——————これしきのことは、とか、
これくらいのことは、とかいいながら自ら許すところから、
人は過つものだ。
はじめは害がなくても、年をへる間に、
思わず知らずいつか敵となって、
悔いても及ばぬ場合に立ちいたることがある。



——————下流におるとは、
心の劣った者と一緒にいることをいう。



——————道徳の本理は
才知では理解できないものだからだろう。



——————私の死ぬのも近いうちだろう。
私を葬るのに、分を超えるでない。
墓石を立てるでない。



<福住正兄(ふくずみまさえ)補足文>
——————内に天賦の良心を養成することと、
外に天地の化育を賛成すること、この二つです。
概していえば道徳と経済です。
そこで道徳をもって体とし、経済をもって用とし、
この二つを至誠の一つで貫くのを道とします。
==========================





神奈川県、小田原市、小田原城の一角にある、
報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)さん。
「報徳思想」の祖神として、
偉人、二宮尊徳さんを祀っています。
僕は尊徳さんには地蔵菩薩の力やイメージを感じたりしますが......
この神社では、境内の片隅にあるこの石さんが......



かなーりのポイントと思われまして。
ええ。ええ。
コチラに伺った際には篤く手を合わさせてもらってます。
そんな神社のHPには、
こんな言葉が掲げられていました。

「経済なき道徳は戯言であり、
道徳なき経済は犯罪である」


☆関連過去記事☆
三界の城
三界の城 2


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三界の城 2

2023-04-17 00:01:29 | 面白い
「ヌシは地蔵の意味をわかっておるかの?」



さいわい辺りに人はいない。
これなら少しであれば大丈夫かもしれない......
僕はその非現実的な世界に身を置く意思を固めることにした。
自分の意識をお地蔵さんのものと思しき声に
合わせてみることにしたのだ—————

————————続く。




「地蔵とは大地の功徳(くどく)のことじゃ」

「は?はぁ、い、、」

「ヌシは知らぬであろう。
ここで少し学ぶが良い」

「......」

「太陽が東に昇るときの功徳を薬師といい、
南天で照らすときの功徳を大日といい、
西に落ちるときの功徳を阿弥陀というのだ」

「......」

「そして、
大地の功徳を地蔵といい、
空中の功徳を虚空蔵という。
世に響きわたる音の功徳は観世音というのだ。
観世音の観とは心眼で見るということじゃの。
それ故に目で見るという字ではなかろう。
音は心で聞くものじゃ」

「......」

「ほっほっほっ。
知らぬであろう?
ワシらのことをよくわかっていた
二宮尊徳(にのみやそんとく)という御仁の書にも
そのまま記されていたと思うがの。
今のヌシには良い書かもしれぬ。
ヌシの漠たる悩みが目についての、
ついつい話しかけてしもうたが、
今一度、ヌシも少しばかり学ぶのが良いかと思うての。
そんな話じゃ。
まぁ、また、ゆるりと話そうかの。
湯あみをしてくるがよいぞ。
ここは昔から良き湯が沸き出でておる。
ヌシはの、
大昔にもここに来たことがあるのじゃ。
よう来たの」



端から見れば、
エレベーターの前に少しボーーーッとした男が
ジッと突っ立っているような状況であり、
僕はそんな奇妙な風景の一部として数分間そこに存在していた。
そうして、少しすると、
フロントの方から浴衣を着た2人の女性が
楽しそうに話をしながら歩いてくるのが見えた。
その二人の声でフト我に返った僕は、
突然電気が通ったおもちゃの人形のように
カクカクとしたぎこちない動きで再び廊下を歩き出した。
歩き出すと、
ついさっきまで聞こえていたお地蔵さんの声と気配は、
スッと、霧のように消えていった。

夕暮れ時のお風呂場に着くと自分の他に人は見当たらず。
たった一人、
貸し切り状態の心地よい露天温泉に入ることができた。
するとまた、
さっきの不思議なお地蔵さんの声が聞こえて来た。
この宿にそんなお地蔵さんが棲んでいることを
既に知っていた僕は、さっきとは違い、
特にボーッとするでもなく。
慌てるでもなく。
いたって平静に、
とてもゆったりとした心でお地蔵さんの話を聞いていた。
勿論それは、
心地よい温泉の効力のおかげでもあると思うのだが......



「迷うでない。
ヌシは神の道と人の道を混同しているところがある。
それ故に迷うのだ」

「確かに......
そういう部分はあるかも......」

「庭や畑の草は取るであろう。
蚊が飛んでくればヌシは迷わずピシャリとやる。
ゴキブリなる虫も害虫として駆除もするじゃろ。
しかし、太陽はどうじゃ。
アマテラスさんや大日の如来さんはどうじゃ。
ただひたすらに、草にも蚊にも、
ヌシらの言う害虫にも分け隔てなくそのチカラを注ぎ、
慈しみ、育てておる。
そこに人の道における善悪や正誤などはない。
全ての存在を照らし、支え、育んでおる」

「......」

「人の道と神の道は違うでの。
ヒトである限り、神になれるはずもない。
神もまた、神である限り人になれるものでもない。
道はそれぞれにある。
神の道の前に、まず人の道を磨くことが先であろう。
人として生きているのであるから当然じゃの。
そのために生まれたのかもしれぬしの。
人としての正しき道を見つけ、歩まねばならぬ。
仏や神を目指してなんとなる。
迷うでない。
三界は三界じゃ。
迷うものでも、
永劫に住む城とするようなものでもなかろう」



そんな三国峠にある温泉宿から東京の自宅に帰った僕は、
帰るなり、早速、近所の大きい本屋に駆け込んだ。
勿論、お地蔵さんが話していた本を見つけるためだ。
お店に無ければ、即、Amazon。
そんな感じで、
先ずは本屋の棚を探してみることにしたのだ——————



—————次回は、陳腐でおバカな物語!?の中で、
お地蔵さんが話していた本に関して、
少しばかり記し残しておこうかと思います。
ええ。ええ。(^^)



☆アホで陳腐な小説風の!?過去記事さん達☆
マグリット
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大丈夫


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三界の城

2023-04-13 00:00:31 | 面白い
その温泉宿は群馬県と新潟県にまたがる
三国峠という所にあった。
二千メートル級の山々の間を縫うようにして抜けていく峠道の端で、
世間一般では、イワユル
苗場(なえば)
として認識されているであろう場所だ。

季節は春の入りの頃で、
周囲の山の峰々には未だ白い雪がたくさん残っていた。
僕はそんな場所で野暮用をこなしていたのだが、
思いの外、その用事が長引いてしまい。
やむなく当日の午後遅く、
滑り込むようにして古風で鄙びた(ひなびた)
温泉宿を押さえることにしたのだ。

その適当に押さえた温泉宿の向かいには、
長年に渡り峠の客を奪い合ってきたであろう、
ライバルと思われる日本有数規模の巨大リゾートホテルもあったのだが、
僕が押さえたその温泉宿には、
そんな合理化された巨大ホテルとの競争にも耐え勝ってきた
風格みたいなものが漂っていた。
しかし、何よりも、
かなり疲れていた僕は小綺麗でモダンな建物や部屋よりも
良質な温泉を求めていたのだ。



宿の名前は
「本陣(ほんじん)」
温泉は三国峠温泉といい、幾つかある風呂の内、
メインとなる露天風呂は24時間いつでも入れるらしい。



部屋を押さえるときに見たホームページによれば、
「本陣(ほんじん)」というのは、
江戸の昔より天皇の使者である勅使や公家、大名、
公用で旅をする幕府の役人などが泊るための宿を
指していう言葉のようだった。
そんな「本陣」として創業されたという歴史を持つ宿の外観には、
その成り立ちに対する誇りや気概みたいなものが漂っていて、
老舗的な重みもたたえていた。
長きに渡り頑張って来たであろう
運営の努力も苦労も疲れみたいなものも良く見てとれた。
きっと、時代という恐ろしく早く流れる化け物に、
なんとか食らいついていこうと、
必死の増改築や変化を繰り返してきたのだろう。
当然、それは、中で働いている人々にしても同じはずで。
しかし、そんな数々の変化や判断は正常進化といえるものでもあり、
それらが決して誤ったものではなかったということも、また、
建物がまとうオーラは物語っていた。



「嫌いじゃないな。ここ」



その宿屋に入る時、
僕はそんなことをつぶやいた。



フロントでチェックインをして、
僕が案内されたのは二階にある部屋だった。
フロントの横には鈍い銀色に光るエレベーターがあって、
僕はそれに乗り込むことになった。
エレベーターは古い建物の雰囲気とは少しばかり混じりが悪いもので、
そこだけがまったく違う時空にあるようにも思えた。

部屋に入ると一息ついて、
少しばかりゆっくりとした時を過ごし、
そして、目的でもあった由緒ある温泉に入ってみようかと、
僕は浴衣に着替えてまた部屋を出ることにした。

温泉は一階にあるらしく、
受付をしたカウンターの前を通り過ぎた更に奥にあるようだった。
部屋を出た僕は再び時空の違う銀色のエレベーターに乗り、
一階へと降りていった。

一階でエレベーターを降りると、ふと、
エレベーターホールの脇にある古い木製の飾り棚が目についた。
それは、ついさっき、
チェックインをした後に乗った時には
気にも留めなかったものだったのだが、
今度は手荷物などの注意を奪われるものがなかったせいか、
その棚の上に飾り置かれていたモノに妙に目が行って、
しばらく目が離せなくなってしまった。



「お地蔵さん、だ、、」



それは、高さ20センチ程の小さめの鋳物の像で。
なんとも言えないかわいらしさと、
どこか癒される笑みを湛えたお地蔵さんだった。



なんともなしに、
僕はそのお地蔵さんと向き合うこととなってしまった。
それは偶然であるのに必然で。
はるか以前から決められていたことだったかのように、
何故か確信に満ちて、引き寄せられもした時間だった。



「これ、これ」



ふと、耳の奥の方で声が聞こえた。
いや、バカな。
そんなはずはない。
ココには今、自分以外には誰もいないじゃないか。



「これ、これ、、」



また、聞こえた。



「ようきたの」



その声は、どうしても、
小さなお地蔵さんの像から聞こえてきていた。
僕は幾度か首を振り、
周りと上下を見回し、
なんとか自分を取り戻すように思考を整え。
一つ息を飲み込んで。
そうして、もう一度お地蔵さんを見てみた......のだが.......
それでも、どうしても、否定をしても、
その不思議な声はお地蔵さんから響いてくるようだった。



「ヌシは地蔵の意味をわかっておるかの?」



さいわい辺りに人はいない。
これなら少しであれば大丈夫かもしれない......
僕はその非現実的な世界に身を置く意思を固めることにした。
自分の意識をお地蔵さんのものと思しき声に
合わせてみることにしたのだ—————

————————続く。



少し前に泊まった三国峠にある温泉宿のお風呂は
ナカナカに良い湯でした♪(^^)



敬愛する村上春樹さんによれば、

「作家とは、言わばプロの嘘の紡ぎ手」

とのことで。

「物語を通じて人々の魂がかけがえのないものであることを
示し続けることが作家の義務であることを信じて疑いません」

「これこそが、我々が日々、
大真面目にフィクションをでっち上げている理由なのです」

などとも言っていました。
確かに小説とは時にメタファーであって。
真実を虚構のように、
虚構を真実のように、
そんな風にして描かれているのだろうと思います。
なんだかチョット面白くも思えます。(^^)


☆アホで陳腐な小説風の!?過去記事さん達☆
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BLUE NOTE

2023-04-09 00:22:21 | 凄い...映画/音楽/珈琲
少し前に公開されたアニメーション映画
「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」



とてーーーーーーーーも!



よかったのです♪(^^)



原作は「岳」の石塚真一さんの傑作漫画で、
監督は立川譲(たちかわゆずる)さん。
ポイントとなる音楽の方は
ジャズピアニストの上原ひろみさんを筆頭に、
サックスを馬場智章(ばばともあき)さん、
ドラムを石若駿(いしわかしゅん)さんが担当していて、
万全の出来。
アニメーション・クオリティーに関しても素晴らしく。
所々ミュージックビデオ的な演出や作画も折り込まれていて、
その辺が他のアニメーション映画とは一味違った空気感を
創り出してもいました。
ちょっと新鮮な印象。



原作を読んでいた僕さんでもとても楽しめましたし、
感動もしました。
となると、読んでいない方などは間違いなくその倍くらいは!
感動できるでしょうし、楽しめるのではないかと。
ええ。ええ。
とても良き作品でした。

タイトルになっている「BLUE GIANT」とは、
劇中においては
「一際輝く凄いジャズプレーヤー!」
のことを指していう言葉とされていますが、
その実は、あまりに高温で、
赤色を通り越して青色に輝く星のことを指す言葉でもあり。

本来は天体の「青色の恒星」「青色巨星」のことでもあります。

ジャズ(JAZZ)においては、当然、
誰もが知る「ブルーノート(Blue Note)」というスケールや、
その名を冠したメジャーレーベルやクラブなどがありますので、
それらと掛け合わされもした「BLUE」なのではないかと。



物語の主人公は「宮本大(みやもとだい)」という名前で、
サックスのプレーヤー。
彼は世界一のジャズプレーヤーを目指して故郷の仙台から
東京に移り住むことにするのですが、確か、
映画には描かれていなかったシーン?
として、大が故郷で最初にジャズという音楽に出会う......
という場面があります。
漫画におけるそのシーンでは、大が

「で......どんな音楽なの?」

と友達に聞いていて、それで、
友達は大に3枚のアルバムを貸します。
そのアルバム達の中で最も印象的に描かれていた1枚がこちら......



勿論!
の歴史的名盤!
マイルス・デイビス(Miles Davis)さんの
「Kind Of Blue(カインド・オブ・ブルー)」



ビバップやハード・バップの限界から生まれた
モードジャズ(モーダルジャズ)を世に知らしめた一枚!
最高峰!
なんていう作品ではないでしょうか。
アチキにしても何度聞かせてもらったことか......
特にアルバム冒頭の曲
「So What(ソー・ホワット)」
にはやられ放題。

「他と違うけど、それが?何か?」

というトランペッター、マイルスさんの強烈なメッセージ。
タイトル。
コードなんて2つしかない。
Dm11とE♭m11だけ。
ビバップ系への強烈なパンチ。
今聴いてもやばいやばい。



そんな「今聴いてもヤバイヤバイ」中で、
「今聴いてもやばいやばいジャズアルバム個人チャート」
の暫定1位となる作品さんがこちら。
同じく、マイルスさんの
「ビッチェズ・ブリュー(Bitches Brew)」



特に、この中の2曲目。
アルバム同名曲などわ、
心して向かい合わねばならなくなる27分間!
が待ち受けておりまちゅのでつ......



この曲や、
このアルバムを最初に聞いた時の僕さんの衝撃と言ったら......



「いったい、
自分は何を聞かされているのだ!?
これは、いったい何なのだ?
ジャズなのか?
音楽なのか?」



という感じ。
それは今聴いても変わらず。
本当に凄すぎて、クールすぎて、表現に苦しむ音楽。
録音。エンジニアリング。
でも、確かに神様?天?地?
から鳴り響いて来る福音のような煌めきもあって。
すげーすげーすげーを連発してしまう鳥肌系。
思うに、マイルスさんの音楽というのは......



「いいか!
おまいら!
先ずはそのたぎる思いや情熱を、
静かに、だんだんと、高めに高めて、
燃えに燃えさせ、
そして!
抑えろ。
抑えて、溜めて、抑えて、溜めて、
静かに滾れ(たぎれ)。
熱さを忘れずに抑えて、抑えて、滾らせるんだ。

いいか!

その熱く滾らせたものを爆発させるのは一瞬でいい。
それは火山の噴火のようでもあるが、
決してマグマの噴火ではない。
煮えたぎる、熱い、
大量のマグマの上にある間欠泉のような形が最高だ。
あくまで鋭く、美しく、
天に真っ直ぐに立ち昇る熱水だ。
力強い大地から空高く吹き上がる水の柱だ。
世界一高くて大きい間欠泉だ。

それは、、

俺がやる( ̄ー ̄)ニヤリ......so cool♪」





良い映画を見させてもらって、
久々に引っ張り出して聞いたマイルスさんは、やはり、
なにを聞いてるのかわからん!(@_@;)くるくる......♪


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桜松徒然

2023-04-05 00:27:43 | 凄い...パワスポ寺社
上のEriさんのお話にも出て来た岩手県、
八幡平市(はちまんたいし)にある桜松神社(櫻松神社)。
話の流れで、
次回は僕がこの神社に伺った時のことを
少しだけ記し残しておこうかと思います。
ゆるゆると次回に続こうかと。
ええ。ええ。(^^)






迫力のある岩手山を間近に見ながら進む道。
神社のほど近くには
スキーヤーには有名な「安比高原スキー場」なども。
日本屈指のスケールを誇るスキー場。
よく見えますのぉー。。(^^)



神社の手前で渡る印象的な踏切。
道は神域へと続きます。



神社の入口はこんな感じ。
「桜松公園」という公園ともなっています。





最奥にある「不動の滝」の予告!的石碑なども。
「日本の滝百選」なのだそうで。
ええ。ええ。
この公園自体が境内であり、
参道はこんな感じで奥へと続いています。
いざ!参詣(さんもう)♪(^^)



厳しさと優しさ。
冷たさと暖かさ。
陰陽が入り混じる境内の雰囲気。
その先に見えてくる、そんな空気感そのものの本殿。



今回の記事に使用している写真は、実は、
和菓子の差し入れなどをお持ちしていた時のものでして。
こちらにいらっしゃいます姫神様が

「たまには甘いものが......」

とかなんとか。
なので、
綺麗な「練り切り」の和菓子をお持ちすることにしまして。
勿論、直ぐに下げて持ち帰りますです。



しっかりと参拝させていただき、
さらに先へと進みます。
すると、ここからが本番ですよ......
的に現れる雰囲気のある山門。
この地が修験道の地であったことを感じさせてくれます。
陰陽入り混じる一帯の空気が一層強まります。
この地を護る修験の皆様に失礼など無きように、
丁寧かつ真摯な気持ちでくぐる門。




その先に現れる存在感のある狛犬さんズ。
こちらも失礼など無きよう一礼をして通りまする。



右の狛犬さんの横には「縁結びの木」という神木さんが。
この写真だけは地元のEriさんプレゼンツですけど。
39なのです。(^^)



狛犬さんの先に見えてくる不動堂。
切り立った岩崖の中に埋まる様にしてあります。
昔は洞窟で、
修行僧の皆さんの主たる居所だったのではないかと。



こちらにも美しき「練り切り」を。
どぞどぞ。(*´ω`)



不動堂の前には恵比寿さんや大黒さんの石像も。



不動堂の岩壁の上方を見上げると、
異質な力を放っている祠らしきものが......



祠の前まで登れる階段のところには
龍神さん(蛇、巳)
と書かれていました。
そうですね......龍神さんでは無いです。
蛇さんでしょうか。ね。
ええ。ええ。
なんていうことで、さらに先へと進みますと、
道の真ん中にこんな結界的な石が出てきます。
ここから先はまた一つ世界が変わるわけですな。



つきまちた!
聖地!
不動の滝!







美しい赤い橋もかかっています。
この橋のところで最後の仕上げのお菓子と、
お酒とお茶などを。
この地にいらっしゃる全ての神々の皆様と眷属の皆様と
精霊の皆様と不動明王さんに。
どぞどぞ。
皆様でお召し上がりくださいませ。
今日はこちらに入らせていただきありがとうございまする。
とても気持ちよかとです。
感謝なのです。





おわわわ!?
届いたのきゃ!?
この地の精霊さんや眷属さん達が沢山......
よかったのぉぉ......(*´ω`*)





お帰りは違う道から......っと。
滝から続く精錬な湧水の流れに沿って歩くわけです。









美しきせせらぎと沢山の命が育まれる湿地帯。
そうです。
こちらの神社は瀬織津姫(せおりつひめ)さんが降りられる社(やしろ)。
瀬を降りる清らかな水の如き姫神様。
人々が背負うケガレを洗い流してくれる祓いの姫神様。
勿論、かの!?
ニギハヤヒ(饒速日)さんの奥様でございます。
詳しくは、以前記した「青き炎 大和編」や
鳩の巣徒然
スイマセン、スイマセン
という記事あたりを見ていただければと。
ええ。ええ。(^^)



神社にまつわる伝承としては————————



————————その昔、
二人の老夫婦が水を汲みに川の上流まで来ると、
桜の花が咲いている松の木を見つけました。
不思議に思い上流まで進むと、
川底にきれいな姫が映って見えて、
そちらに進むと今度は滝が見えました。
その滝を見て、
おじいさんは荘厳な滝の力強さに不動明王の姿を、
おばあさんは白糸の機を織る姫の姿を感じて、
不動明王と瀬織津姫を祀りました—————————



とのこと。
「桜の花の咲く松」
マジっすか!?(@゜o゜)
ちなみに、プリリンねーさんによると、
瀬織津姫さんはけっこうビールが好き♡だとのことです。
特にこの地ではエビスビール!がよいとか、なんとか。
写真にあるように恵比寿像があるからなのかな!?
わかりませんが。
ま、僕さんは知らなかった話ですが。ご参考までに。
ポンポンチキっすけど。
ええ。ええ。
しかし、この地は紛れもなく
「パワースポット」
というやつですのね。(^^)


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毎日、何かと

2023-04-01 00:09:35 | 不思議
おもさげながんす」や「邪馬台国徒然」に
チロリと登場してくれるEriさんから少し前にLINEが届きました。
御本人から許諾もいただいたので以下に転載しますが、
この時は、何かと思うように進まない毎日が続き、
少し悩んでいたようでもありまして......



============================
「こんにちは。
ちょっと気になっていた事があるので質問させてください。
蝦夷(えみし)の時からお世話になっている
リワタの龍神さんがいる、
弓弭の泉(ゆはずのいずみ)のある
御堂観音さんのお札なのですが、
お寺のお札を神棚に一緒にあげていいものでしょうか?
今まで何も気にしていなかったのですが。。。
(ちなみに左は、桜松神社のお不動さんのお札)
お忙しいところ申し訳ないですが、
教えて頂けたらと (^^;)」
============================



僕さんのお返事はこんな感じで。



============================
「神社とお寺の札は必ず分けると良いですよ。
ちなみに、不動さんの札であれば、
神社でもらったものでも元々はお寺の札なので、
お寺と一緒にしてください」
============================



さらに会話は続きます......



============================
「そうなんですか!?
お仏壇に?でよいのでしょうか?」



「不動さんの札のことですか?」



「不動さんと御堂観音さん、どちらもです」



「仏壇であればご先祖様の位牌とかもありますよね?」



「はい」



「ご先祖様の位牌たちより上に飾るようにしてくださいませ。
それがご先祖様にとっても大切なことです」



「分かりました!
聞いてよかったです。。。
知りませんでした。
ありがとうございます!」



「神社で不動さんとか、
お寺の札を配っているところは神仏習合時代の名残です。
元々は別れていたものが、
一時期一緒にされていた時代がありました。
特に人口の少ない地域では、
分けてしまうと神仏家業に入る収入も別れて減ってしまうため、
間違っていることはわかっているけど、
生活や寺社の運営のために目を瞑ってそういう運営をしていました。
南知多の荒熊神社さんなどもそうですね。
本来は別であって、当然、
不動さんは空海さんがもたらした仏ですから、
正確には真言宗のものです。

ま、そういうことです。

で、神仏よりご先祖様の札が上にあったりすると、
ご先祖様も畏れ多くていたたまれなくなるのと、
神仏も下から上には加護を与えにくくもなるので、
そうしてあげてくださいませ」



「こういう事ですかね。
無知でしたー (゚ω゚;A)」
============================



......と、Eriさんから修正後の仏壇の中の写真が到着。
それを見ながら僕さんは、
引き続きこんな話を返していきました。



============================
「不動さんを向かって右。
左が観音様。
空気が変わるはずです。
やりながら感じでみてください」



「はい!
ありがとうございます(^^)
実は最初こうしたんです。
父の位牌がでかくて、観音さん隠れちゃうなー、、、とか、
いらぬ思考が入ってきて。
直感大事すね」



「ご先祖さまの位牌は二つ?かな。
真ん中寄りに仲良く置いてあげてください。
観音像さんを頂点に三角形のイメージのなるように。
仏さんの力を受けやすくなります。

今はご先祖同士が離れすぎて別れている状態。
言わば右脳と左脳が分かれて機能している状態。
ちゃんと仲良く、
近づけて左右を繋げてあげましょう。

神仏の力も等しく届く配置に。

ちなみに、
上の段の棚の真ん中のお猪口はお酒だよね?
左のコップが水で。
確認まで」



「そうです」



「なるべく真ん中にはお酒を。
お酒飲みたがってるよ。
それだけで何かとな良くなるかと。
位牌の配置はかなりよくなったね。
もっと近づけても良いよ。バランス的には。
美しくあれば大丈夫。

よく見えないのだけど、3段構造?
で、2段目があるならば、
2段目にご先祖様をおくのが良いかと。
一番下は供物だからさ。
線香とか蝋燭とか、ご飯とかお茶とか、
もし3段ならそういう感じで。
2段ならそのままで、
何かを差し上げたり、線香を立てたりする時は、
その仏壇前のスペースでやると良いよ」
============================



そんなこんなで、
調整し終わった仏壇の綺麗な写真が送られて来ました。



============================
「おお!
素晴らしい。
やっぱり3段だったのね。
上に記した通りです。
お茶でも差し上げてください。
飲みたがってるよ。
なるべく線香は頑張って置いてあげてね。
ちなみに俺は毎朝線香差し上げてるよ」



「はい!
お酒とお水!

斬新な仏壇になった。。。

お線香は毎朝です。
5時に (〃^∇^)

なんか突然に、
ありがとうございました!
スッキリしました(^^)」



「お仏壇も水は常に置いてあげてね。
自分がお茶やコーヒーやお酒を飲む時に分けてあげるとか。
そんな気軽なお付き合いができるようにしておくのが大切だよ。

仏様→ご先祖様→自分

という順番で流れてくるから。
一番身近な存在は、身近に接してあげるのが最善です」



「(;_;)(;_;)
心がけます(^人^)」
============================



そんな会話のあった日から数日後。
Eriさんから届いたライン......



============================
「お疲れさまです!
あれから毎日お水とお酒をおあげしたりしていたら、
○○○○にも出会えましたし、
ご縁があってぱたぱたと数日で話が進んで、
急展開で昨日、就職が決まりました。
○○○○○○です。
護って下さっている方々のお力添えでしょうか(;_;)
ありがたいです。
uzmetさんにも感謝です!
ありがとうございました(^^)
============================



そして、また数日して。
Eriさんから......



============================
「今日は1日ですが、
なんせ雪が大量なので、
土地の四隅に塩が置けないのが冬の困りどころです(o´д`o)
北国は、どうしたらよいですか?」



塩を撒くところだけ、小さな穴で十分なので、
スコップとかで小さな穴を掘って、
その穴の中に塩を入れ落とすのがベスト。

土地に触れた方が良い、ということです。

それすらも難しいようでしたら、
雪をペタペタと平らにして、
その平らな雪の上に木の板とか、小皿とか、
なんでもいいので塩を乗せられるものを置いて、
それを四隅に置けば良いですよ。
近所から変な目で見られないか?が心配ですが」



「(´・艸・`;)近隣からの目より、
雪との戦いですね(꒪⌓꒪)
あれを掘るのかー (;ω; )
そうかー (;ω; )
行ってきまーす (;ω; )
ありがとうございます (;ω; )」



「横穴掘るのは簡単かと。
の下の方を1箇所だけ。
横から入れると簡単ではないかなぁ、、と。
無理なしで。
皿に置いておくのも全然、魔除けにはなるので」



「なるほど!
上から掘る気まんまんでしたw
苦労して頑張るのが良し!
というのがまだ抜けてないです (;ω; )
では、サクッと (*´∀`)ノ」
============================



毎日、何かと、みんなガンバッテいるのですね。
ええ。ええ。(^^)



上のEriさんのお話にも出て来た岩手県、
八幡平市(はちまんたいし)にある桜松神社(櫻松神社)。
話の流れで、
次回は僕がこの神社に伺った時のことを
少しだけ記し残しておこうかと思います。
ゆるゆると次回に続こうかと。
ええ。ええ。(^^)


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