波打ち際の考察

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波屋山人

リアル両津勘吉

2010-06-24 00:25:32 | Weblog

両津勘吉といえば人気マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称こち亀の主人公。
眉が太く腕が太い。ワイルドでおもしろい人気のキャラクターだ。

いつだったか、1982年小学館発行の藤村久和さん著『アイヌの霊の世界』を読んでいたら、『アイヌ―日本文化の基層』という鼎談コーナーで、藤村久和さん、梅原猛さんと意見を交えていた成田得平さん(当時北海道ウタリ協会教育文化部部長)の写真があまりにも両津勘吉に似ているので思わず笑顔になってしまったことがある。



今日、『イフンケ[子守歌] あるアイヌの死』という1991年発行の本を読んでいたら、そこにも凛々しい成田氏の写真が出ていて、また両津勘吉を思い出してしまった。



成田氏は、1977年に33歳だったということは、現在66歳くらいだろうか。
Wikipediaには最新の情報がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%BE%BA%E5%BE%97%E5%B9%B3
1976年、北海道ウタリ協会理事に就任。
1987年、釧路市に戻りアイヌ伝統文化の復興運動に取り組む。
1977年、参議院選挙全国区に立候補するが落選。
1990年、『釧路アイヌ民芸企業組合』代表理事に就任。釧路市教育委員会の教育相談員となり、ウタリ協会釧路支部長も兼務。『成田』姓を、母方の『秋辺』姓に改姓。
1992年、北海道ウタリ協会釧路地区支部連合会会長となる。
2001年、北海道ウタリ協会副理事長に選出。
2009年、「千島・道東アイヌ協会」を設立するが、北海道アイヌ協会内で分裂行為との批判が高まり、北海道アイヌ協会副理事長を辞任。北海道アイヌ協会の受託事業をめぐる経理処理の問題で、2010年2月1日、北海道アイヌ協会の理事を解任される。


あれ、この問題って砂澤陣さんが問題視していた話では。
やっぱりそうか。成田得平さんあらため秋辺得平さん、きびしい状態だ。
こち亀ファンを悲しませないように、堂々とふるまっていただければと思う。

・後進民族 アイヌ
http://koushinminzoku.blog117.fc2.com/blog-entry-106.html



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