Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

12月31日(火)のつぶやき

2014年01月01日 09時17分12秒 | 雑談

「音楽生感想:2013年12月まとめ」※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。 blog.goo.ne.jp/aliz/e/9a77436…


「映画生感想:2013年12月まとめ(19本)」※映画館で観賞したもののみ。 blog.goo.ne.jp/aliz/e/a506a0b…


ということで、2013年179本劇場で見た中で、好みな映画を10本…の前に、まず昨年と上半期のおさらい、そして下半期の10本をつぶやこう。毎年、下半期さんの扱いが不憫で不憫で…。


【おさらい:2012年好みな映画10本(168本劇場観賞中)1/2】『ヒューゴの不思議な発明』『ウルトラマンサーガ』『バトルシップ』『この空の花 長岡花火物語』『ダークナイト ライジング』(つづく) blog.goo.ne.jp/aliz/e/fe4deb5…


【おさらい:2012年好みな映画10本(168本劇場観賞中)2/2】『アベンジャーズ』『アイアン・スカイ』『レッド・ツェッペリン 祭典の日(奇跡のライブ)』『アルゴ』『ルビー・スパークス』(おわり) blog.goo.ne.jp/aliz/e/fe4deb5…


【おさらい:2013年上半期好みな映画10本(86本劇場観賞中)1/2】『クラウド アトラス』『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』『アイアンマン3』『ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ』(つづく) blog.goo.ne.jp/aliz/e/4855194…


【おさらい:2013年上半期好みな映画10本(86本劇場観賞中)2/2】『建築学概論』『箱入り息子の恋』『きっと、うまくいく』『オブリビオン』『百年の時計』『かしこい狗は、吠えずに笑う』(おわり) blog.goo.ne.jp/aliz/e/4855194…

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【2013年下半期好みな映画10本(93本劇場観賞中)1/2】『パシフィック・リム』『江ノ島プリズム』『ホワイトハウス・ダウン』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『恋の渦』(つづく) blog.goo.ne.jp/aliz/e/01310ad…


【2013年下半期好みな映画10本(93本劇場観賞中)2/2】『あの頃、君を追いかけた』『クロニクル』『ザ・ダブル/分身』『ゼロ・グラビティ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(おわり) blog.goo.ne.jp/aliz/e/01310ad…


【2013年好みな映画10本(179本劇場観賞中)1/2】『クラウド アトラス』『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』『アイアンマン3』『ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ』(つづく) blog.goo.ne.jp/aliz/e/1f735ac…


【2013年好みな映画10本(179本劇場観賞中)2/2】『箱入り息子の恋』『きっと、うまくいく』『パシフィック・リム』『あの頃、君を追いかけた』『クロニクル』『ゼロ・グラビティ』(おわり) blog.goo.ne.jp/aliz/e/1f735ac…

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自分は、作品に触れるときの感情や環境で評価が変わってしまう、ふわふわした性質なので、制作者に申し訳なく、いつも感想しかつぶやけず。ので絶対的に面白いとかベストとかでなく、好みの10本を観賞順に並べてみた、という自己紹介代わりな位置付けで。


映画館で上映すべきは映画だけと感情的に捉えたり、映画は物語を語ってないとダメと感性を固めたりしてしまうのは、自由な表現の場なのにもったいない、と、ごく個人的に思っており。過去を新しく蘇らせ、心躍らせた『ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ』は今年の10本に入れたくて。


映画や音楽、娯楽や芸術だけでなく、日常生活についても、どんな視点で見れば5段階評価の5となるか、それを考えながら触れたり、過ごしたりすることが、自分的には最も楽しい。こだわりを捨てることは出来ないけど、こだわり続けてははじまらないことも。触れる全てが面白いと思える人生こそが理想。



映画生感想:2013年好みな映画10本(179本中)

2014年01月01日 00時00分02秒 | 映画つぶやき

2013年179本劇場で見た中で、好みな映画を10本に絞るとこちら。

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『クラウド アトラス』を観賞。

素晴らしい!面白過ぎて涙が滲んでくるほどの映画体験!大好き!必然の流れを持っているかのように、過去、現在、未来、そしてジャンルをも超えたお話達が、絡み合いながら1本の物語を紡き行く心地よさ。断続的にクライマックスが並行展開していく高揚感がたまらない!

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『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』を観賞。

素晴らしい!ドキドキするほどの前向きさに、笑顔が溢れ出た。各々悩みながらも走り続ける、母子三代の輝く姿。アニメならではのコミカルさと、心の機微も伝わる繊細さのバランスもよく、誰もが抱く普遍的な想いを楽しみ共感できた。

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『アイアンマン3』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!超面白い!自分はアイアンマンのなにが好きなのかに気付かせてくれる、とっても気持ち良く、更に好きになれる最終回。強さのインフレに走らず、出会いと成長、創意工夫にこだわり、魅せ場はとことん派手に。戦い方もMk42も、みんな大好き!

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『ポール・マッカートニー&ウイングス ロックショウ』を観賞。

素晴らしい!クリアな音と風味を残した画で、当時にタイムスリップしたような興奮と感動が。充実感に満ちたバンドの輝き、会場全体の熱気といったフィルムの向こう側にあるものが伝わってきて。心の中で何度も大好きだと叫び続けていた。

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『箱入り息子の恋』を完成披露プレミア試写会観賞。

面白い。主人公の生真面目で不器用なキャラ的にも、お話の流れ的にも、とっても日本人らしいラブコメでよかった。会場全体が笑いに包まれる中で、しっかり見せ所もあり、要所要所で感動も誘いながら、それでもまた笑いに昇華していく、愛らしい作品。

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『きっと、うまくいく』を観賞。

素晴らしい!たくさんの奇跡が散りばめられた、観ているだけで幸せになれて、そして観てよかったと心から思える、とってもステキな、これぞ喜劇!深刻な社会問題を、軽やかに人間賛歌に昇華して。登場人物達が喜び、認め合う姿が本当に嬉しくて、何度も胸が熱くなった。

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『パシフィック・リム』をIMAX3D字幕、IMAX3D吹替、2D字幕観賞。

素晴らしい!大好き!大満足!怪獣モノの怖さと重さに、ロボットモノのメカのカッコ良さ。更にヒーローモノの応援したくなる気持ちまで引き出してくれて、全てが期待以上!出撃の時点でシビれて、観賞後にはごっこ遊びがしたくなったくらい入り込んでいた。

素晴らしい!作品であることは字幕版で体感済みながら、大迫力の映像に没入出来るという面では、やはり字幕なしの方が良く、観賞後の充実感がより強く。更に声の演技が個性を強く出すアニメ寄りな演出になっていて、キャラにより愛着が湧いて楽しめた。

素晴らしい!作品なので3回目のIMAX観賞。川崎で字幕、湘南で吹替、そして成田で字幕。繰り返し観て、飽きるどころか好きな場面が一層好きになっている。怪獣モノ、ロボットモノのお約束を、アメリカンな言動で味付けしているところもたまらない!

素晴らしい。4度目にして初めてIMAX3D以外の環境だったけれど、やはり映画館のスクリーンと音響で観るべき作品だな、としみじみ。子供の頃にでも怪獣、ロボットに夢中になった時期があれば、そしてアメリカンな映画が好きなら、ぜひ観てください、とも。

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『あの頃、君を追いかけた』を観賞。

素晴らしい!いつしか自分の思い出と重なっていた、主人公の想いに胸が締め付けられて。あまりの余韻に手が震え続けるほど。くだらないことの積み重ねが青春であり、恋が世界をつくる、それらはいつしか輝く思い出になり。笑いながら泣いている、幸せなたからもの。

素晴らしい!劇場で2回目を観ないままいたことを後悔していたくらい、心に響いた作品で。再び観てその想いに間違いはなかったとしみじみ、うるうる。最低にくだらないことほど輝く思い出になる、学生時代の不器用な恋愛を男子のロマンチックで描いていて。大好き。

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『クロニクル』を観賞。

素晴らしい!青春の輝き、そして暴走という普遍的なお話に、超能力が加わることで、こんなにも魅せてくれるのか、という。自分も主人公達と一緒に、イタズラを楽しみ、成功を喜び、辛さや悲しさを共有したような。本当に、面白い、以外の言葉が見つからないくらいに面白かった。

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『ゼロ・グラビティ』を3D字幕TCX DOLBY ATMOS観賞。

素晴らしい!観賞を遥かに超えた体験に、終演後まともに歩けなくなるほど。全てに真実味を持たせた映像と音響とで、絶望下での生への渇望を劇的に彩る。苦難を受け入れ、乗り越える、再生のドラマは、シンプルだからこそ心に響く。

素晴らしい。2回目であっても引き込まれる、圧巻の映像と音響の調和に、またも上映後まともに立てなくなるほどの宇宙体験。緊張感からくる疲労感。意味を重ねる台詞の上手さもじっくりと味わうことが出来て、再生の物語の力強さが、より心に響き渡った。

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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、別の話。ダメな部分も含めて好きだったりする。ので、オススメ出来ない映画もあるし、挙げたものより面白い映画ももちろんある。形を変えた自己紹介とも?


映画生感想:2013年下半期好みな映画10本(93本中)

2014年01月01日 00時00分01秒 | 映画つぶやき

2013年下半期93本劇場で見た中で、好みな映画を10本に絞るとこちら。

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『パシフィック・リム』をIMAX3D字幕、IMAX3D吹替、2D字幕観賞。

素晴らしい!大好き!大満足!怪獣モノの怖さと重さに、ロボットモノのメカのカッコ良さ。更にヒーローモノの応援したくなる気持ちまで引き出してくれて、全てが期待以上!出撃の時点でシビれて、観賞後にはごっこ遊びがしたくなったくらい入り込んでいた。

素晴らしい!作品であることは字幕版で体感済みながら、大迫力の映像に没入出来るという面では、やはり字幕なしの方が良く、観賞後の充実感がより強く。更に声の演技が個性を強く出すアニメ寄りな演出になっていて、キャラにより愛着が湧いて楽しめた。

素晴らしい!作品なので3回目のIMAX観賞。川崎で字幕、湘南で吹替、そして成田で字幕。繰り返し観て、飽きるどころか好きな場面が一層好きになっている。怪獣モノ、ロボットモノのお約束を、アメリカンな言動で味付けしているところもたまらない!

素晴らしい。4度目にして初めてIMAX3D以外の環境だったけれど、やはり映画館のスクリーンと音響で観るべき作品だな、としみじみ。子供の頃にでも怪獣、ロボットに夢中になった時期があれば、そしてアメリカンな映画が好きなら、ぜひ観てください、とも。

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『江ノ島プリズム』を観賞。

面白い。キラキラと輝く演者達の今しかない一瞬を、しっかり撮っているのがいい。だからこそ青春映画の楽しさと切なさが、より胸に染みて感じられた。江ノ島によく似合う。すこしふしぎ好き的にも、起きる出来事が等身大で3人の確かな思い出になっていくのがステキだった。

面白い。2度目の観賞であっても、主人公たちのキラキラとした輝きはまぶしいくらいで。それはこの作品に求めるものが、確かに描かれている素晴らしさとも。そしてその輝きこそが、過去へのタイムスリップを題材にした物語の楽しさ、そして切なさをより強いものにしている。

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『ホワイトハウス・ダウン』を観賞。

素晴らしい。登場人物達が大真面目に、有り得ないハチャメチャなことをしてくれる面白さたるや。緊迫している場面であっても吹き出してしまうほど。更に要所要所で狙って入れた小ネタまで笑えるのがスゴい。ハラハラドキドキ楽しくて、あっという間に感じられた。

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『スター・トレック イントゥ・ダークネス』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。作品世界に引き込まれて、上映時間があっと言う間に感じられた。足早に駆け抜けていきながらも、キャラを立たせてしっかりとドラマも味わえる。続編としてはもちろん、単体で楽しめる質があるのがいい。3Dも効果的。

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『恋の渦』を舞台挨拶付観賞。

素晴らしい!これぞ今の日本の恋愛映画!というくらいのチャラさ、ゲスさ、エロさが、本当に面白くて!出てくる男女、誰もがどうしようもないけれど、恋にガツガツしてた頃に重なる部分も多々あり。吹き出し笑いしながらも、胸が締め付けられる、恋のリアルを味わえた!

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『あの頃、君を追いかけた』を観賞。

素晴らしい!いつしか自分の思い出と重なっていた、主人公の想いに胸が締め付けられて。あまりの余韻に手が震え続けるほど。くだらないことの積み重ねが青春であり、恋が世界をつくる、それらはいつしか輝く思い出になり。笑いながら泣いている、幸せなたからもの。

素晴らしい!劇場で2回目を観ないままいたことを後悔していたくらい、心に響いた作品で。再び観てその想いに間違いはなかったとしみじみ、うるうる。最低にくだらないことほど輝く思い出になる、学生時代の不器用な恋愛を男子のロマンチックで描いていて。大好き。

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『クロニクル』を観賞。

素晴らしい!青春の輝き、そして暴走という普遍的なお話に、超能力が加わることで、こんなにも魅せてくれるのか、という。自分も主人公達と一緒に、イタズラを楽しみ、成功を喜び、辛さや悲しさを共有したような。本当に、面白い、以外の言葉が見つからないくらいに面白かった。

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『ザ・ダブル/分身』をTIFF観賞。

素晴らしい。訪れなかったレトロな近未来、閉塞感漂う管理社会の中で、主人公が感じる違和感が、やがて姿を見せる、もうひとりの自分として…。物語を映画として感じられるように、美意識を貫いた映像と音楽で、多くを語らずに描き切る。この風味はとっても好き。

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『ゼロ・グラビティ』を3D字幕TCX DOLBY ATMOS、IMAX3D字幕観賞。

素晴らしい!観賞を遥かに超えた体験に、終演後まともに歩けなくなるほど。全てに真実味を持たせた映像と音響とで、絶望下での生への渇望を劇的に彩る。苦難を受け入れ、乗り越える、再生のドラマは、シンプルだからこそ心に響く。

素晴らしい。2回目であっても引き込まれる、圧巻の映像と音響の調和に、またも上映後まともに立てなくなるほどの宇宙体験。緊張感からくる疲労感。意味を重ねる台詞の上手さもじっくりと味わうことが出来て、再生の物語の力強さが、より心に響き渡った。

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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を観賞。

素晴らしい。ゆったりとした描写で、音と歌、を際立たせており、恋愛と音楽の両面を楽しめる。ヒロインの染まらない無垢さと惹き付ける歌声は、身近な安心と才能の開花を同時に感じさせてくれる、役通りの魅力に溢れていて。次の活動が心配になるほど輝いてる。

素晴らしい。…ので同日に2回目観賞。恋愛と音楽、ふたつの要素が両立しているのがステキ。音が心に響く丁寧な演出で、女性と男性どちらのロマンチックも満たしていく。新人ヒロインを引き立て、引き出すための演技は、心地良いアンサンブルを奏でているよう。

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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、別の話。ダメな部分も含めて好きだったりする。ので、オススメ出来ない映画もあるし、挙げたものより面白い映画ももちろんある。形を変えた自己紹介とも?


映画生感想:2013年12月まとめ(19本)

2014年01月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『REDリターンズ』を字幕観賞。

面白い。味のあるキャラ達が、時にゆるく、時に激しく、スパイアクションの定番をこなしながら世界を駆け巡って行く、そのコミカルな様子だけで楽しい。ブツ切り感のある唐突な繋ぎは不思議ながら、たくさんの出来事が起きても、わかりやすくサクサクと進むのがいい。

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『大脱出』をジャパンプレミア観賞。

面白い。現代風の緻密なつくりで彩りつつも、80年代アクション映画の肉弾戦や銃撃戦を繰り広げ、観客が見たいもの、スタローンとシュワルツェネッガーに期待するものを、しっかりと見せてくれるのがステキ。生身のヒーローの活躍に興奮した当時の心に少し戻れた。

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『愛しのフリーダ』を観賞。

面白い。ビートルズさんとの出会いと別れ、デビュー直前から解散までを、すぐ傍で体験した思い出として追体験できる。謙虚で誠実な人柄も、ファン目線での秘書対応も、とってもステキで愛しく感じられた。成功の裏にはたくさんの素晴らしい人材が揃うものだな、としみじみ。

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『かぐや姫の物語』を観賞。

面白い。竹取物語をかぐや姫の心情に沿って読み進めていくような。登場人物達が現代的な心持ちなので、共感できる部分も多くあり。男性の弱さ故の強さへの憧れ、女性の押しつけられた弱さの中にある芯の強さ、その陰陽が、情念溢れる手書きの画を通し、上手く描かれている。

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『47RONIN』を2D字幕観賞。

素晴らしい。外国人が抱くジパング像を魅せながら、侍文化独特の美学を誰もが理解できるよう描き、忠臣蔵の物語のキモになる部分を確かに語り継ぐ。更に派手なアクションで緊張感も与えてくれて。素材を活かした至高の料理ぶりに、感謝したくなるくらい面白かった。

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『ゼロ・グラビティ』を3D字幕TCX DOLBY ATMOS観賞。

素晴らしい!観賞を遥かに超えた体験に、終演後まともに歩けなくなるほど。全てに真実味を持たせた映像と音響とで、絶望下での生への渇望を劇的に彩る。苦難を受け入れ、乗り越える、再生のドラマは、シンプルだからこそ心に響く。

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『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』を観賞。

本編からの続きで恥ずかしくなるほど真っ直ぐラブコメし切ったウィザードに、他作品の要素をごった煮的に盛り込んでノリで乗り切る鎧武。遊びも入れたファン向けのお祭り作品としての役目を全うしている。

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『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』を観賞。

面白い。各々の作品はもちろん、前作であるTVスペシャルで生まれた、お約束、をしっかりと取り込み、更に積み上げ、新しいキャラの組み合わせで発展させて。2作品がしっかりと並び立った、誰もが楽しめる、お正月映画に仕上がっている。

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『ウォーキング with ダイナソー』を2D吹替観賞。

人間的な感情を抱き、言葉を話すことに違和感を感じてしまうくらい、現時点で人が思い描いているリアルな恐竜像、当時の地球を観ることが出来るのが、なによりステキ。わかりやすい物語を通して、生態系を学んでいける、アトラクションっぽい。

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『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』を観賞。

面白い。退廃的なカッコ良さ、妖艶とも言える美しさ、実験的な音楽に、知識を試す台詞。全てがセンスに満ちており。現代社会との断絶とも感じられ。その抑制した生き方自体が、人間と相容れない吸血鬼のような、そんな面白味があったのがよかった。

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『鑑定士と顔のない依頼人』を観賞。

素晴らしい。どこまでが真実でどこまでが嘘なのか。そして誰が信じられる人物なのか。老齢で出会った初めての恋に浮かれ、思考が絡まり、判断がつかなくなってしまう。そんなもの悲しさが淋しく残る。仕掛けのある物語を敵役の視点で見たような印象もあって面白い。

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『武士の献立』を観賞。

面白い。現代劇にも通じる、頑張る女性のお話の中に、当時の情勢も盛り込み、侍ならでは、の部分もしっかり見せてくれる。素材となる演者さんの良さが出ているところはもちろん、ほのぼのとした甘さだけでなく確かな苦さがあるところもまた、料理らしい、といえばその通りとも。

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『すべては君に逢えたから』を観賞。

面白い。それぞれの物語も、演者さん達の感情表現も、わかりやすくベタに王道にしているところが、とってもステキ。照れず隠さずに、喜怒哀楽を見せてくれるからこそ、感情をそのまま受け取ることが出来て、クリスマスのいいお話として、純粋に楽しむことが出来る。

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『永遠の0』を観賞。

太平洋戦争の史実下、時代がつくる思想、個人の感情を絡めた多種多様な視点で、主人公の生き方と信念が、資料的な空戦映像と共に語られており。生きる喜びや愛も時には蔑まれ、映る全てが美しいものとして描かれていないのがいい。押し出す視点の居心地の悪さも今を考えるに至る。

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『劇場版 SPEC~結~ 漸ノ篇』を観賞。

面白い。変なテンションの笑いを貫きながら、謎を撒き散らし、そして戦う理由を明確に見せる。前編としての役割をきっちり全うしてるのがいい。各キャラが濃いので、人となりや関係性を想像しやすく、ドラマ版をあらすじのみ予習で観ても、十分に楽しめた。

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『劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇』を観賞。

結2本だけで見ると、助走が少ないままにえらいとこまで飛んだ印象もあるものの、全シリーズを経た終着点としては納得であり、他作と繋がるのも上手い。動きの多い画から、舞台劇のような動きの少ない画になったことも、人、を信じる主題を示しているよう。

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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を観賞。

素晴らしい。ゆったりとした描写で、音と歌、を際立たせており、恋愛と音楽の両面を楽しめる。ヒロインの染まらない無垢さと惹き付ける歌声は、身近な安心と才能の開花を同時に感じさせてくれる、役通りの魅力に溢れていて。次の活動が心配になるほど輝いてる。

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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を観賞。

素晴らしい。…ので同日に2回目観賞。恋愛と音楽、ふたつの要素が両立しているのがステキ。音が心に響く丁寧な演出で、女性と男性どちらのロマンチックも満たしていく。新人ヒロインを引き立て、引き出すための演技は、心地良いアンサンブルを奏でているよう。

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『ハンガー・ゲーム2』を吹替観賞。

面白い。強要される勝者の生き方と、若者らしい恋愛模様、そして…。前作の構成に倣って進んでいくも、描かれる内容に重さが加わり、ゲームの仕掛けも展開も楽しく。前作の勝利が自分だけではなく周囲にも大きな変化を生み出し、戦いの意味が変容しているのがいい。

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『劇場版HUNTER×HUNTER-The LAST MISSION-』を観賞。

面白い。閉鎖空間での派手なバトルを中心に描いたシンプルなお話で、映画版らしい特別感、を楽しめる。仲間、を押し出したわかりやすさもいい。ゆずさんの主題歌「表裏一体」を聴き込んで行くと、より楽しめるかも。

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『あの頃、君を追いかけた』を観賞。

素晴らしい!劇場で2回目を観ないままいたことを後悔していたくらい、心に響いた作品で。再び観てその想いに間違いはなかったとしみじみ、うるうる。最低にくだらないことほど輝く思い出になる、学生時代の不器用な恋愛を男子のロマンチックで描いていて。大好き。

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 『ゼロ・グラビティ』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。2回目であっても引き込まれる、圧巻の映像と音響の調和に、またも上映後まともに立てなくなるほどの宇宙体験。緊張感からくる疲労感。意味を重ねる台詞の上手さもじっくりと味わうことが出来て、再生の物語の力強さが、より心に響き渡った。

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※映画館で観賞したもののみ。


音楽生感想:2013年12月まとめ

2014年01月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

スフィアさん「Sticking Places」を聴く。(シングル)

特長ある4人の歌声で彩られた、聴くほどに心に染み込んで力が沸いてくる歌詞。ノリのいい音も、止めどころを失うほど楽しいPVも、そしてカップリングまで含めて、シングル全てがこれまでを踏まえた上での、一緒に歩む1歩として感じられる。

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One Directionさん「Midnight Memories」を聴く。(アルバム)

ファンから求められているものに対して真っ直ぐに、より高く深く、厚みを増した音を響かせる。歌い合って成長しそうなライブ映えする楽曲も多く。今、この瞬間の勢いや空気を楽しく共有できる、まさにPOPなアルバム。

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Robbie Williamsさん「Swings Both Ways」を聴く。(アルバム)

エンターテインメントのいきを理解し切った、艶のある歌声と音がとってもステキ。ビッグバンドの上質な演奏に彩られ、誰もが楽しめるPOPさを持ちながら、オリジナル楽曲を含めた全てが、スタンダードのように響く。

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Britney Spearsさん「Britney Jean」を聴く。(アルバム)

きらびやかな電子音が強く打ち出されている楽曲が多いからこそ、その中でも輝きを放てる、今につくられるのではなく今をつくるPOPアイコンとしての自信、充実ぶりが感じられる。カッコ良さとかわいさの程好い調和が心地いい。

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Billie Joe + Norahさん「Foreverly」を聴く。(アルバム)

ふたりの穏やかな歌声が有機的に溶け合う心地好さ。温故知新の中にある、今に繋がる根深さと、温かみを肌で感じられるのが、とってもステキ。音の配置が絶妙で、西部の小さなバーで、間近で演奏を聴いているように思えるほど。

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高垣彩陽さん「melodia 2」を聴く。(アルバム)

語らず聴いてほしい素晴らしさ!スポットライトを浴びる存在であることを受け入れ、確かな自信と責任を持ったような。上手に歌いこなす先にある、感情を歌声にのせた、心震えるほどの表現。そこに更なる伸び白も感じられる。編曲のさじ加減も絶妙でステキ。

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The Royal Conceptさん「Royal EP」を聴く。(アルバム)

前作EPと楽曲が被っている構成ながら、新曲も心地好くノれて、バンドの本物ぶりがより強く感じられる1枚。サマソニで体感したライブの楽しさ、盛り上がりは、まず前提として楽曲のPOPさ、質の高さがあるからこそとしみじみ。

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RADWIMPSさん「×と○と罪と」を聴く。(アルバム)

らしさを突き詰めたら、新しさ、に辿り着いていたような、彩り豊かでPOPな音の数々。抽象と具象を行き来する、心に引っ掛かる言葉だらけな日本語歌詞。両者が人の演奏と声により絡み合いながら届く、歌、という表現の面白味まで感じられる会心の1枚。

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Leona Lewisさん「Christmas, With Love」を聴く。(アルバム)

一家に一枚レベルの素晴らしいクリスマスアルバム。正統派の音で奏でられる楽しく温かい楽曲達を、POPやスタンダード、それぞれに合った歌唱法で彩っていく。その歌声、表現の美しさに心が洗われ、透き通っていく。

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RIP SLYMEさん「GOLDEN TIME」を聴く。(アルバム)

大人の男子達、と呼びたくなるような、わかった上での、色気ある音の遊びが散りばめられていて、とってもステキ。シングル曲もソロ曲も引き立てつつ流れに取り込んでいて、アルバムとしての完成度も高い。カッコ良く歩んでいく、5人らしさ。

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Bostonさん「Life, Love & Hope」を聴く。(アルバム)

聴き始めて1分で漂う安定感。これぞBostonさんという音しかないように思えるくらい、アルバム全体の純度が高い。自らの世界に没入して生まれる様式美を貫くカッコ良さ。待ち望んでた側には、果てしなく続く音の地平線が見える。

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ゆずさん「表裏一体」を聴く。(シングル)

生音と電子音の調和、押す部分と引く部分が上手く調整された丁寧な大胆さは、互いを知ったコラボ2作目の良さ、とも。ライブでの圧倒的なスケール感を体感したこともあり、畳み掛ける音の洪水に、手を止めて聴き入ってしまうほど。カップリングの等身大ならしさもステキ。

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Beyonceさん「Beyonce」を聴く。(アルバム)

自らの名を冠し、革新的な販売方法とパッケージで発表した作品に対する自信が、過信ではなく確信だったと強く感じさせる、圧倒的な質の高さ。今の流れの先にある音で、自らの像を打ち立てる力強さ。聴きやすく聴き込ませる楽曲が、体中に響き渡っていく。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。