Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想:2012年09月まとめ(18本)

2012年10月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『最強のふたり』を観賞。

素晴らしい。気の置けないふたりのやりとりが心地良く、とっても微笑ましい。いつまでも見守っていたくなる。現実の苦さを受け入れた中で育まれる、甘さが温かく優しく感じられる。心臓障害のある自分から見ても、こうだよね、と思えるカラッとノリのいい描き方がステキ。

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『PIECE〜記憶の欠片〜』を観賞。

ライダーの次の一歩として、若い観客層を意識した、ほんのりの奇妙さと綺麗な薄汚れ方、行き過ぎないお話が、なんとも不可思議で面白い。オーズコンビの生身でのカッコ良さを別の面から引き出せており、同じスターシステムで作られる第2弾以降の基準になりそう。

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『コロンビアーナ』を観賞。

主人公と周囲のキャラ設定がとっても魅力的で、映画の中で描かれていない部分が観たくなった。少女期も成人期もしっかり体を動かして戦えるヒロインになっており、もっと怒りを貯め込ませ、もっと派手で爽快感のあるアクションを期待してしまうほど、両女優が輝いていた。

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『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』を観賞。

面白い。風刺とおバカのバランスが良く、頭を使う笑いと使わわない笑いが、脳全体に響き渡って、心地良く楽しませてくれる。思わず吹き出し、突っ込みたくなるほどの毒も多く。最後の最後までわかりやすい甘さを出さず、突き通してくれるのがいい。

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『放課後ミッドナイターズ』を観賞。

面白い。人体模型と骨格標本というキャラ以上に奇想天外な展開、そして爽快感のある映像と盛り上げる音楽とが、アニメならでは、を存分に味あわせてくれて、ワクワク楽しめた。定番の設定に対するいい裏切りがたっぷりあり、伏線回収もしっかりしているのがステキ。

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『夢売るふたり』を観賞。

面白い。人と人との間にある、文章の行間よりも読むことの出来ない、心と心の動き。手にしたい安らぎ、手段が目的になり熱意に生まれる虚しさ。実体のないものの実体のなさを、浮き彫りにしていく。肌のざらつきまでスクリーンを通して伝わってくるような、緊張感に包まれた。

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『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を観賞。

面白い。ずっと見たかった『踊る』をしっかり見せ切ってくれたのが、なにより嬉しい。現実的なこととドラマ的なことのバランスだったり、大真面目な場面に笑いを入れたり。このレベルでつくれるなら終わらなくても…とファン心理で思えた。

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『バーク アンド ヘア』を観賞。

面白い。もはや古典的と言えるくらいイギリスらしい、毒のキツめなブラックユーモアとキャラを立てたわかりやすい笑いとが合わさったスケッチの数々を、たっぷり楽しめた。笑えなさが笑えるお話自体はもちろん、少し昔をなぞるような笑いを今味わえるのが嬉しかった。

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『アイアン・スカイ』をジャパンプレミア観賞。

素晴らしい!自分の好きなものだけしか入っていない、求めていた以上の面白さ!男子心が喜びまくる設定に、愛すべきキャラ達。程良い皮肉に笑いまくり。マニアに寄り過ぎずしっかり娯楽してる、話の展開、見せ方、バランスもとってもいい。何度も観たい!

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『バイオハザードV:リトリビューション』をIMAX3D吹替観賞。

お馴染みのキャラ、アイテムの入手経路から使うタイミングのいかにもさなど、ゲームの映画化、からブレない演出がステキ。見せたいものを、迫力の映像と音響で魅せてくれる。エリアを限定してのステージクリア型的な構成もよかった。

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『白雪姫と鏡の女王』を観賞。

面白い。ターセム監督ならではの美意識に満ちた映像で、おとぎの国を、彩り豊かに、少し奇天烈に、描いており、その世界観だけでも心が躍るほど。お話自体も楽しく、常にユーモアを入れつつ、原作を気持ちよく改変して、新しい白雪姫をかわいらしく見せてくれるのがいい。

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『鍵泥棒のメソッド』を観賞。

素晴らしい。観賞後、温かい気持ちになり、大切な人を想いたくなる…そんな魔法がかけられているのがとってもステキ。人物造形、台詞やモノにまでこだわった脚本を活かすための映像、音楽、演技が綺麗にまとまっている。ドタバタしつつ伏線を回収していく流れが心地良い。

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『天地明察』を観賞。

面白い。暦に挑む十数年に渡る物語を、周囲の人たちとの繋がり、浮き沈みなど、余すことなくじっくりと見せてくれる。映画の尺の中で、長いドラマを見たような満足感が残った。主人公の好きなものに対する想いを、わかりやすく見せてくれるのが、とっても愛らしく、気持ちがいい。

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『ロック・オブ・エイジズ』を観賞。

心の準備が出来る前に、いきなり80年代ハードロックの力強い音楽、そしてその世界観に引っ張り込まれる。歌の持つ力で惹き付けて進んでいく、当時の音楽好きな方、大興奮なミュージカル映画。主人公達が霞んでしまうくらい、脇役達の個性が強く、いずれも面白い。

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『劇場版 TIGER&BUNNY -The Beginning-』を観賞。

1、2話のまとめと、その直後にあった新作となるお話を、タイバニらしさそのままに、2話時点でのヒーロー同士のギクシャク感を持って描かれており。楽しくテレビシリーズを見返したくなる。本編後のおまけもらしいとも。

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『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』を完成披露プレミア上映会観賞。

3歳当時の僕になって、驚いて、コワがって、笑って、痛がって、熱くなって、感情で楽しめた。80年代感も出しているのが瞳を潤ませる。初代のカッコ良さは流石ながら、最後には二代目でシリーズをつくってほしいとも思えた。

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『コッホ先生と僕らの革命』を観賞。

素晴らしい。観終わった後の心地良い爽快感がたまらない。少年達がサッカーを通して育んでいく、仲間意識、成長と自立、力を合わせる楽しさ。たくさんの前向きな感情が伝わってくる。サッカー自身の持つ人を惹きつける魅力も感じられるのがサッカー好き的に嬉しい。

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『ボーン・レガシー』を観賞。

面白い。ゆったりとした助走から、話が駆け出すと一気に突き進み、観ているだけで疲れるくらい、引き込んでいく。すっきりさスマートさよりも、守る強さに重きが置かれ。単体として楽しめる上で、これまでのボーンシリーズとの繫がりをしっかり組み込んでいるのもステキ。

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※映画館で観賞したもののみ。



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