Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『オーシャンズ13』

2007年08月22日 00時18分44秒 | 映画
2007年08月11日、川崎戦前に母親様とおふたり、
XYZシネマズ蘇我さんにて、10時35分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
飽きさせないために、いろんなお話詰め込み過ぎな今の映画と異なり、
ひとつのお話を焦らずゆったりとしたテンポで描いた二昔前の映画のようで、
ワイン片手に余裕を持って楽しむのが似合いそうな、大人の映画でした。

せっかち側から喩えれば、ルパン三世ならば30分で終わりそうなお話を、
2時間かけて、ひとつひとつゆったりと語っていくのですが。

その語り口が優雅なので、映画が本来持っていた楽しみ方である、
焦らず落ち着いてじっくり行間をなぞる面白さを思い出させてくれます。

本来異端であった急ぎ過ぎる今の映画に馴れてしまうと、
本来王道であった優雅さが、斬新でカッコ良くも感じられます。

受動的にただただ驚かされるのではなく、
能動的に読み進めて一緒に驚いているかのような。

昔の映画を知る大人はもちろん、
今の映画しか知らない若者もニヤニヤと楽しめる作品だと思います。


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